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家はこんなに変えられる|辰巳渚 著


2007-10-06 (Sat)

おすすめの本


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 ← 最近読んだ本。

 辰巳 渚さん。
 私、初めて読んでみました。

 代表的な著書は
 「捨てる!」技術 
 有名なようですね。






~快適な住まいをつくるコツ~と副題がついた本。
テクニックが満載というより、家に対する考え方に啓示を与えてくれる本でしょうか。
家づくり最中に、色んな情報に惑わされてパニックになったときに、読むといいかも。。
精神安定剤?みたいな効用がある。。。と思います。(笑)

ざっと内容をまとめると、、、

中古住宅が好き!という著者が茅ヶ崎の中古住宅を購入し
自分らしく心地よく住みこなす実践的なポイントを紹介してくれています。
リフォームや、家づくりにあたって、
何を優先順位にして考えたらいいのか、、、
本来の「家」との付き合い方を思い出させてくれます。

あ~なるほど。。。と感じたところを、以下、本文から抜粋させていただきます。

ちょうどよい狭さに住むと、家が自分の身体と有機的につながり
住みこなせるようになる。小さな家では、どの部屋にも、どの隅にも
どの収納にも―家のどの部分にも目がいきとどき、家と語り合うこと
ができるようになる。心をこめて住むことが出来るようになる。


「広くなる間取りの工夫を!」
「少しでも住みやすい工夫を凝らして!」
「収納をできるだけ取って!」
と、日々考える私たちだけど、、
「ちょうどよい狭さ」って表現もいいですね~。
家づくりの最中だと、つい、もっと!もっと!と望んでしまいますけど、
詰まるところ、広すぎる家って住みにくいのも事実ですからね。。

以下、狭小住宅が流行っていることに対して、辛口なコメントが。。。
最近の流行の家は建築家の「作品」のようになっていることが多い。
住み手よりも、つくり手の腕やデザインセンスを見せびらかす作品。

心をこめた工夫とうっとうしい小細工とは紙一重。
それを工夫として活かすのは
住み手が自分で考え、家を自分の分身としていとおしみ、
自分の住み心地を大切にしようとする姿勢ではないだろうか。

要するに、同じ工夫があっても、住み手が自分で考えたものなら工夫でも
建築家や業者がつくると小細工になるということだ。

狭小住宅を「ここちよい小さな家」にするには、
家に対して深い愛情を持てる住み手であることが、まず必要なのだ。
そして、同時に、その家に住まう自分自身に愛情を注げる住み手であることも。


小賢しいつくり手側の自分を戒められるようでもあり、
どんなに工夫を凝らした家でも、
住み手の愛情がないと「いい家」にはならないよ、
と改めて教えられたのでした。

「いい家」は、つくり手の愛情だけじゃ決して良くはならない。

ならば、私も自らの暮らしに愛情をかけよう。
そして同じように住まいや暮らしに愛情をかけるお客様と出会い
共感する引き出しを沢山持てるようにしよう。
お客様の暮らしや想いを汲みあげて、実際にカタチにするつくり手として
愛される家をお客様と共につくっていくんだから。。。
↑ くさい読書感想文みたいデス(苦笑)

でも、機会があったら読んでみてくださいネ。私はイイ本だと思いました。(出美)

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プロフィール

一級建築士
坪木出美
(ツボキイズミ)

8年間、住宅会社の設計士として多くのお客様の家づくりに関わる。 その後「いいひ住まいの設計舎」として独立。 東京・神奈川・埼玉・千葉など首都圏を中心に設計・リフォームなど奔走中!