景観を壊す家



今日も暑い一日。

梅雨も明けて夏本番ですね。

汗だくで、外出から戻ってきてテレビをつけたら

夕方のニュースで「まことちゃんハウス」が報じられていました。



みなさんどう感じていらっしゃいますか?



朝もチラリとやっていたので、その後どうなったのか

興味があってみていましたけど。。。



画面上の社名入りの養生シートを見てビックリ!

大手ハウスメーカーさんではありませんか。。。



建て主さんのトレードマークである赤白ストライプの外壁。

漫画のなかのキャラクターであるマスコット?を

モチーフにした塔がついているそうです。



建築基準法には違反していなく、

景観の規制もないため、

建築地の武蔵野市役所は行政として指導することは出来ないそうです。



でも、法律に違反していなかったら何をしてもいいのかしら?

常識的なことの範疇の解釈は難しいし

色んな意見があると思いますが、、、



広大な敷地に建つ家ならともかく

住宅地では街並みを守ることも大切なのではないかと思いました。



建て主さんいわく

「住んで元気の出る家にしたかった」と、、、



確かに「家」は自分自身の個性や想いをあらわし

自らが育むことで、安らぎを得られる大きな大きな存在です。

でも、

自分の土地だから、、、

自分の家だから、、、

何をしてもそれは自由なのでしょうか?



街並みを大切にするイギリスやフランスなどでは

考えられないことだそうです。多分、昔の日本でも。。。

外観は景観の一部。

個人のものではなく、街の財産だという捉え方をするからでしょうね。



海外旅行から帰ってきて、一番疲れが増すのは

日本の街並みを見たときだと話される方も多いですよね。

わかる!わかる!と、色んな方と話が弾むことも多いです。



少し残念だったのは、日本的なものも、洋風なものも

素敵な外観のお宅を多く建てるイメージが強かった

ハウスメーカーさんが、建築していること。。。

うーん。。。(出美)

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プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
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