どんな家に住みたい?

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好きな花は百合。



香りも佇まいも

本当に素敵。



大ぶりなグラスに

ざっくりと活ける

こんな雰囲気が

とても好きです。













このお仕事をしているとお客様によく訊ねられることがあります。

「どんな家に住みたいの?」

「ご自身の家ならどうしますか?」



その度お答えしたことは、色々だったと思いますが

私自身はまだ理想の家にめぐりあえていません。



ただ、私の「家」に対する想いは幼少期からの筋金入りです。

小学校4年のときに、家の事情で、生まれ育った家を離れてから

もう帰ることの出来ない大好きな家を失った喪失感を持って育ったせいでしょうか。。



生まれ育った家の記憶。



裏庭の高い杉木立。幹にはりつく飴色の樹液。

真夏に奥座敷の縁側から吹く風の心地よさ。

吹抜けをぐるりと囲む廊下を走る猫。

薪ストーブの燃える乾いた音と暖かさ。



大人になってもずっと五感が覚えています。



私がお客様にご提案させていただく家に、吹抜けが多いのも

この家が遠因かもしれません(笑)。



今の私が、何の条件もなく、どんな家に住みたいかといえば



窓から緑がみえること。

ジャムに出来る実がつく樹が庭にあること。

小ざっぱりと掃除が行き届く小さくてかわいい家。

飽きのこないシンプルな家。

経年変化を愉しめる素材を使った家。

猫と犬が飼える家。



大人かわいいテイストの家。



ですね。



しかし、これは理想の家。

以前このブログで住み替えたいと書きました。

あれから、住み替えに向け色々と動いています。

私たち夫婦の住み替えがこの理想の家にどこまで近づくのでしょうか?

まさに理想と現実の間での取捨選択。。。

またお伝えしたいと思います。



皆さんは、どんな家に住みたいですか?(出美)

Comments [4]

>小学校4年のときに、家の事情で、生まれ育った家
>を離れてから

子供の頃の家の記憶はとても大きいものですよね。僕は6歳の頃に親が建てた家で育ったのですが、たまに帰るとあれ?こんなに小さかったのか。。という思いを時々覚えます。でも僕もはっきりと生まれ育った家の子供の時の感覚を今でも持っています。

僕は住めば都という言葉のように結構
どこでも満足しちゃうんですよね。。
ただひとつ望めば静かな環境であるということは
捨て難いです。高速道路の前とか、電車の走る近く、
隣の部屋からの音楽などの騒音がなければ
あとは結構順応するほうですねー。
矛盾しているんですが、自分は結構がんがん
大きな音で音楽を楽しみたいんですが。。。(^^;

banyan さん、コメントありがとうございます!

そうですよね。子供の頃、五感で得た感覚ってずっと
覚えているものですよね~。
やはりその後の人生の在り方にも影響与えてしまうのかなと、常々思っています。それ位、「住」って大切ですよね~。。。食育ならぬ住育。

banyanさんの住まいの条件は「音」なんですね。
ひとつでも、自分が住まいに対してこだわるポイントを
分かっていることって大事だと思います!

前に建てたお客様で、奥様と趣味が別で、ご主人の自室を防音室で仕上げたことがありました。
(奥様には内緒で、、こっそり追加を払っていただいて・・・実際バレバレなんでしょうけどね。笑)
完成してからしばらくして、お邪魔したときに、
大ボリュームでシンディローパーを聞かせてくれたのが
印象的でした。とってもシアワセそうでしたよ♪

何があれば、自分が満たされた暮らしを過ごせるのか知るって家づくりには何よりも必要なことだと思います。
「順応する+自分が満たされる」が居心地のいい家なのでしょうね。

はじめまして。お邪魔します。
中学生女子です。
「西の魔女」のロケ地の間取りを見てやってきました。

「窓から緑」と、
「ジャムの出来る木」は、私の家はあります!
父が園芸系の仕事をしているので、家に大きな桂の木があります。
ジャムの出来る木は、ブルーベリー、ラズベリー(というか木いちご)、ジューンベリー、ネクタリン、コウメ、毎年は出来ないけどブドウもあります。あと、ジャムにはできないんですが、カリンもありますね。カリンハチミツにして飲んでます。
母が料理上手なんで、マーマレードとかも作ってもらいます。ブルーベリーなんかは日当りと水はけがよければ大きくなんないんで、小さいスペースで育てられますよ!

私にも理想の家の条件が有ります。
程よく本棚に埋められて、大きな窓があって、寝転んで本を読める部屋があるのが憧れます。
屋根裏部屋も憧れます。屋根に大きな窓があって、空を寝転がってみれるとなおベスト。
大きい窓があるといいです。完全には開けられないというか、ハンドル回したら少し空く、くらいの大きな窓。空が好きなんで、空見ながらごろごろしたいです(笑)

ながながと失礼しましたm(_ _)m

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プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
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