CASBEEってナアニ?


おととい、NCN主催の「CASBEE戸建評価員養成認定講習」に参加してきました!

casbee-2.JPG 講師は、南雄三 先生
講義の最初に仰った!

「ボクの講義は
堅苦しくないです。
理解して楽しんで
帰ってもらいます」

と。。。(確か)

CASBEEという存在は知っていましたが
そのホントの意味は、私め、恥ずかしながら理解しておらず
「??何の意味があるのだろう??」と、正直斜めのキモチでしたが、、、

南先生のこの講義。。。。参加してホント!!良かった~~!!
このCASBEE(キャスビー)というツールの真の意味が、腑におちました!
先生のお言葉通り、理解できて楽しめた講義でした。

このCASBEE(キャスビー)というのは、
家の環境性能を測るモノサシとしてつくられたもの。

→ 住まいのエコ度 を図るモノサシ といったほうが分かりやすいのかな?

でも、環境・エコの目線からだけじゃなく
家を建てる上で必要な設計上の意図を
建主さんも設計者も両方が確認しあえるツールになるんです!

casbee.JPG ・夏の暑さを防ぐ
・冬の寒さを防ぐ
・犯罪に備える
・静かさ
・自然災害に耐える
・広さと間取り
・維持管理のしやすさ
・使用材料の情報提供
・地球温暖化への配慮
・既存の自然環境の保全
・地域の資源の活用と住文化の継承
などなど。。。

といった、計41項目!全てについて、
こと細かに評価する基準を教えてもらってきました。
(多分、教科書だけ読んでも、ココまで腑に落ちなかったなぁ、、南先生に感謝!)

モチロン設計は、ソコ(41項目)まで配慮して、しかるべきものなのでしょうが
決めることが多いなか、ひとつひとつの問題を掘り下げて
お客様と共有していくことは、結構タイヘンなこと。。。
よしんば語ったとしても、何を基準に考えたものなのか分からないこともある。。。

家を建てた方に、
「あなたの家のスペックは?
          何年持つの?この材料どこの?30年後どうなっている?」
なんて問うても、多分こたえられない。。。

コレを用いることによって(CASBEツールじゃなくてもいいけど)
住まい手にもつくり手にも「建てる家」に対して共通意識が持てる。
要はお客様と一緒に「家」を測る、コミュニケーションツールになるようなのです。

建築基準法にのっとった家が「普通の家」。
それにプラス何を配慮したのか、、、点数をつけられるので
「普通の家」に比べて、「我が家」の点数は?と、、
お客様が知りたいことを、示してくれる良きツールになるのです。
オマケに、難しいことを平らに伝えるというプレゼン術のヒントも
見せていただいたので、早速実践したいな~!!

私も改めて、いいひスタイルの家 を見直してみるために
CASBEEくんを活用しようと思いました~!(出美)

→ → もっと詳しく知りたい方  CASBEE とは? 

Comments [2]

へー!なんかブログ見てるだけで
セミナーの楽しさが伝わってきましたよ(^^
やっぱり本だけじゃ意図が伝わりきれないことが
あって、そういうのって、やっぱ直接顔を見ながら
声を聴くとすごい楽しいですよね♪

banyanさーん!お久しぶりです~!
コメントありがとう~~!!
そうなのね、本だけじゃ分からない。
ホント楽しかった~。
出不精にならずドンドン色んなこと吸収したいよね。
ちなみにセミナー会場麹町でした。何だか懐かしい~(笑)!!

コメントする

※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。

公開されません

プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
03-3648-5712

事務所プロフィール

カテゴリ

サイト内検索

最近の写真

  • Blank 5 Grids Collage.jpg
  • rinnaifanmi2024331.jpg
  • Blank 3 Grids Collage (1).jpg
  • 20170621-R6211155.jpg
  • 20170620-R6200625.jpg
  • IMG_2462ss.jpg
  • 20240206iihiblog.jpg
  • IMG_2306s.jpg

最近のコメント

このページの上部へ

このページの上部へ