シンプルな暮らし_機械設備の寿命とメンテの時期

simplelife2-2013march.jpg

心地よさ…
人によって違うと思うけれど、、
私にとって必要な要素は、、

 経年を愉しめる素材づかいの部屋に、
 お気に入りの家具やファブリックがあるインテリア。。
 朝の光、窓のレースを揺らす風。。
 暖かい色の灯り。。
 美味しい料理と珈琲を淹れられるキッチン。。
 雨風と冬の寒さと夏の暑さを凌げる家。。
 木陰ができる程度の木が植えられる小さな庭。。

こんな感じ。他、余計なモノは要らないな。。

と、最近、いつか建てる家のことに想いを馳せることもあります^^

さて、前置きはいつものように長いですが、、(^_^;)
今日は、家づくりに必ず必要なメンテナンスのお話、、設備機器の寿命のことを。。
よろしかったらお付き合いくださいね!

simplelife1-2013march.jpg

↑↓ 写真は、以前旅した沖縄の海辺の簡素なコテージ。

simplelife3-2013march.jpg

すぐ目の前に、海が在って、、
清潔なベッドとシャワー、、
自炊できるキッチンセットと、、
小さな丸テーブルと籐椅子。。
遊びに来てくれる猫と犬さんたち。。

元家具職人だったオーナーの手づくりのその小屋は、、
ラフでシンプルだけど、、センスがよくって可愛くって、、
最低限、、旅のなかの暮らしに必要な心地よさは十分に在って、、
冬だったので寒いし不便なトコロも無きにしも非ずでしたが、、
とても大好きな場所になりました☆

余談になりますが、、
その旅の最後の晩、分不相応にも、、後学のため…と、、
( ※後学のため…:いろんな建物空間を経験したいという意デス )
ラグジュアリーな最新設備付のコテージにも泊まりました。

不便さは何もなく快適で、、モチロン素敵。。
でも、、そこでの時間が、何とも白々しく、、
地に足がついていないような違和感を覚えたのです。。(><)

そのコテージが、ワタシたちの価値観には合っていなかっただけですが、、
ソウイウコトナノダナ…と、実に腑に落として納得したのです。。

ホントに何もない簡素な海辺のコテージでの時間。
自分にとって心地よさに必要なモノは何か…を、、
学ばせてもらった場所のひとつです。

さてさて、やっと本題に。。。(^_^;)

新しい家に住むことは、、
快適さ…便利さ…を享受して然るべきですが、
時を経た家で、過去に流行った機械設備モノが壊れて、、
取り置かれたままの様子を見ることがよくあります。。

エアコンや給湯器といった、毎日の生活に欠かせないモノは、
入れ替えないわけにいかないですが、、
セントラルクリーナー、、ビルトイン食洗機などの、
在ったらいいな的なモノは取り置かれている率がホント高い。。

あと、古い太陽熱給湯機も屋根上に取り残されていることが多く、、
新しく普通の壁掛給湯機に付け変えている方が殆ど…
リフォームの現場や建替える前の古い家で何度も遭遇しています!

設備の寿命時期とほぼ同時期に、
屋根・外壁・防水のメンテのタイミングとも重なるので、
ホントに必要なものにしかお金がかけられないことも十分に理解できます。。

だって、100万円単位での費用がかかるようになること、、
誰だって、、お財布が痛いですもの。。(><;)

でも、、その場面に遭遇するたびに、
本当に必要なモノだけで、シンプルに暮らすことのできる家が、、
一番大切なんだなぁと思うことがあります。

機械設備品は必ず寿命があり、
7~15年に一度は交換するタイミングが訪れるもの。。
( モノによっては、もっと早く壊れてしまうモノも有ります… ) 

家づくりの時には大きなお金が動くので、、
10万円単位の金額がマヒしてしまう感覚になりますが^^;
日々の暮らしでの何十万円は大きいものですよね。。

私が初めて設計した1997年新築の家も、、
昨年、外部のメンテナンス工事を行いました。

屋根・破風周り塗装、バルコニー防水、ウッドデッキ交換。
外壁は乾式タイルだったので、窓廻りのコーキングの点検補修のみ。

( 当時、消費税UPの駆け込みでサイディングが市場から消え、、
  仕方なく乾式タイルを採用したのですが、当時費用をかけた分、、
  この時になっての出費が少なくて良かったですねと笑い合いました )

そして、今年に入って、寒いさなか床暖房給湯器が壊れました。。

修理も可能なのですが、既に16年目。

そろそろ寿命が来てもおかしくないということで交換することにしたのですが、
床暖房という便利さを享受させてもらっているので仕方のないことですが、
いやはや、、痛い出費だと思います。。

でも、そのお宅では、そうやって手を入れてもらって愛してもらっている。。
家での日々の暮らしを愉しんでいてくださって、ホントに嬉しいです^^

家を所有したら、、
「維持管理…メンテナンス」 という責任も、、
もれなくついてくること。。

憧れの木製サッシもメンテ&交換が必須。。
断熱リフォームの現場を見学させてもらった時、
憧れだけじゃ採用できない…長いスパンでの経済力も必須だと、、
実感したこともあります。。

全館ダクト式の換気設備や空調もいずれ修理の時期が来ます。。
設備って有難いですけど、、交換のことを必ず忘れないこと。。

家づくりでは、夢見がちにもなりますが、、
必ずそんな視点も大切にしないと、、維持管理しきれずに、
放りっぱなしの侘しい愛されない家になってしまいます。。

それを忘れなければ、家づくりの時に選ぶモノの見方ひとつが、、
違うモノになってくると思います^^

とかく家づくりの渦中には、目の前に並べられる、
最新のモノたちに目を奪われがちですが、、
望まれる暮らしに必要なモノは一体何なのか…
施主さんの暮らしに寄り添いながら、
シッカリ見極めて行きたいと思います!!


  読んでくださった皆さまにとって

  素敵な ’いいひ’ が訪れますよう… 

  家での暮らしが心地よいことが
  住む人の幸せに繋がります!!

  心を込めて♪ (出美)
 

↓ ↓ にほんブログ村に参加しております
あたたかい応援クリックに感謝です♪

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ

≪ 過去ブログもよろしかったらどうぞ♪ ≫
「 愛されていない家のその後 」
「 木の家リフォームを勉強する本_出版記念セミナーでの学び 」
「 改めて家の不具合「瑕疵」のことを学ぶ 」

Comments [2]

はじめまして。
特にこの写真が目に留まりました。
このコテージは どこでしょうか。
泊まりに行きたくなりました。教えていただけると嬉しいです。

簡潔な目線で暮らし方を考えている内容が参考になっています。

コメントする

※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。

公開されません

プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
03-3648-5712

事務所プロフィール

カテゴリ

サイト内検索

最近の写真

  • 20180808-DSC04443s.jpg
  • 20180813-P8130019s.jpg
  • IMG_2768s.jpg
  • stnicholasgarden2017s.jpg
  • nhousesummer2018s.jpg
  • DSC_8191ss.jpg
  • Englishbreakfast2018s.jpg
  • 20170615-20170615-R6151252s.jpg

アーカイブ

  1. 2018年8月
  2. 2018年7月
  3. 2018年6月
  4. 2018年5月
  5. 2018年4月
  6. 2018年3月
  7. 2018年2月
  8. 2018年1月
  9. 2017年12月
  10. 2017年11月
  11. 2017年10月
  12. 2017年9月
  13. 2017年8月
  14. 2017年7月
  15. 2017年6月
  16. 2017年5月
  17. 2017年4月
  18. 2017年3月
  19. 2017年2月
  20. 2017年1月
  21. 2016年12月
  22. 2016年11月
  23. 2016年10月
  24. 2016年9月
  25. 2016年8月
  26. 2016年7月
  27. 2016年6月
  28. 2016年5月
  29. 2016年4月
  30. 2016年3月
  31. 2016年2月
  32. 2016年1月
  33. 2015年12月
  34. 2015年11月
  35. 2015年10月
  36. 2015年9月
  37. 2015年8月
  38. 2015年7月
  39. 2015年6月
  40. 2015年5月
  41. 2015年4月
  42. 2015年3月
  43. 2015年2月
  44. 2015年1月
  45. 2014年12月
  46. 2014年11月
  47. 2014年10月
  48. 2014年9月
  49. 2014年8月
  50. 2014年7月
  51. 2014年6月
  52. 2014年5月
  53. 2014年4月
  54. 2014年3月
  55. 2014年2月
  56. 2014年1月
  57. 2013年12月
  58. 2013年11月
  59. 2013年10月
  60. 2013年9月
  61. 2013年8月
  62. 2013年7月
  63. 2013年6月
  64. 2013年5月
  65. 2013年4月
  66. 2013年3月
  67. 2013年2月
  68. 2013年1月
  69. 2012年12月
  70. 2012年11月
  71. 2012年10月
  72. 2012年9月
  73. 2012年8月
  74. 2012年7月
  75. 2012年6月
  76. 2012年5月
  77. 2012年4月
  78. 2012年3月
  79. 2012年2月
  80. 2012年1月
  81. 2011年12月
  82. 2011年11月
  83. 2011年10月
  84. 2011年9月
  85. 2011年8月
  86. 2011年7月
  87. 2011年6月
  88. 2011年5月
  89. 2011年4月
  90. 2011年3月
  91. 2011年2月
  92. 2011年1月
  93. 2010年12月
  94. 2010年11月
  95. 2010年10月
  96. 2010年9月
  97. 2010年8月
  98. 2010年7月
  99. 2010年6月
  100. 2010年5月
  101. 2010年4月
  102. 2010年3月
  103. 2010年2月
  104. 2010年1月
  105. 2009年12月
  106. 2009年11月
  107. 2009年10月
  108. 2009年9月
  109. 2009年8月
  110. 2009年7月
  111. 2009年6月
  112. 2009年5月
  113. 2009年4月
  114. 2009年3月
  115. 2009年2月
  116. 2009年1月
  117. 2008年12月
  118. 2008年11月
  119. 2008年10月
  120. 2008年9月
  121. 2008年8月
  122. 2008年7月
  123. 2008年6月
  124. 2008年5月
  125. 2008年4月
  126. 2008年3月
  127. 2008年2月
  128. 2008年1月
  129. 2007年12月
  130. 2007年11月
  131. 2007年10月
  132. 2007年9月
  133. 2007年8月
  134. 2007年7月
  135. 2007年6月
  136. 2007年5月

このページの上部へ

このページの上部へ