'建築-新しい仕事のかたち'_生活者目線でリノベーションの可能性を。


学びの記録。

週初めの月曜日に、、
南雄三先生主宰のBB研究会、、
今年度最後のセミナーがありました。

- 新築が減るから断熱リフォームの時代?-
「 新築呆けの箱づくりとリノベのワクワク 」

というタイトル。( ↑ 講座案内PDFにリンク )

これは絶対行きたかった。
何故なら、東大 松村秀一先生のお話も聞けたから!

松村先生のテーマは、、リノベーション。
「 建築・新しい仕事のかたち 」
という興味深いもの...

実は、近山スクール東京で、2回、講座を聴いていて、、

一回目は、サラリーマンを辞めてすぐ...2006年頃。
これからの道をどうしたら良いか迷っていた時。。

それまで8年間設計施工の会社で働かせてもらって、色んなコトを経験。
けれど、住宅業界に疑問を感じモヤモヤしていて。。。

誰も教えてくれなかったこと、、を知れた講座でもありました。。

どんな講座だったかというと、、

なぜ、日本の住宅が、このような流通形態で、、
作られていくことになったのか?

というような、、住宅が出来る仕組み...

とりわけ工務店の家づくりを、
実に分かりやすく話をしてくださり、目からウロコ。

そして、' シアワセな工務店 ' として生きていくには?など、、
これから独立して、住宅業界を生きるヒントを、
私に与えてくれたことを強く覚えています。。

ほぉーーーっ!!!と、膝を打ちながら(笑) 夢中で聞いて、
色んなコトが腑に落ちて、モヤモヤが晴れて、
自分も前に進もうって思えた講座だったのです。。

詳しくは、、以前 書いた記事 でどうぞ。^^

2回目は、2009年。

近山スクール東京の運営委員会のお手伝いもさせてもらって、
企画段階から関わらせてもらい、
ぜひ、松村先生のお話をもう一度聞きたい!!と、
リクエストして実現した講座でした。( 職権乱用??(^_^;) )

それが、「 近未来(2025年)の住宅 」 という講座。

今回聞いた講座に繋がるヒントを、
既にお話してくださっていたのですョ!

以下、こちらは 当時の記事 抜粋です^^

- その後、3年ぶりの松村先生の講座。
- 長期優良住宅に絡めて、今までとこれからの時代背景を考えた時
- どんな視点が必要なのか?もぉ~!そんなヒント満載!!!
- どちらかというと今の長期の制度には疑問視があって・・・
- ウン!やっぱりね~!と納得。
- 蟹澤先生とのお話ともリンクしていて、総括で当日の講義を捉えると
- 日常を過ごし目の前のことで精一杯になりがちな実務者に
- 時代をサキヨミできるヒントを与えてくださいました。。

と、書いていました。

で、三回目の今回も、、
期待を裏切られることなくオモシロイ講座でした!

新築呆け...
という南先生の辛口な切り口も軽快で。(苦笑)

建てて壊してまた建ててを繰り返してきた、
世界でも特異なほどに、
'新築' が建てられてきたこの日本でも、

 人口減少
 空き家問題

の問題は避けて通れなくて。。

オリンピック以後の建築業界は、
歴史的な転換期
 パラダイムシフト を迎えるだろう。
 (↑ Wikiにリンク )

という切り口から、
「 建築 」 の新しい仕事のかたちを探る というテーマへ。

 ブルースタジオ、、
 中谷ノボル氏のアーツアンドクラフツ、、
 ひつじ不動産、、
 東京R不動産、、

中古リノベーション や シェアハウス、、
生活者的目線で有ったらいいなぁと発想し、
自分たちでカタチに現わし、
消費者からの絶大な支持を得て、成功している会社の事例。

つくらない建築の時代...
リノベーションは、地方や町を再生するチカラとなる。。

と、地方の町おこしに繋がるような活動事例。

今回のお話は、後者が多かったかなぁ。

とにかく、講座のなかで、色んな事例が沢山紹介され、
またまた今後の住宅業界を生きていくヒントを与えてくださいました!

 と、云っても、あっという間の短い時間でしたので、
この日の講座のベースとなる松村先生の著書を読んで、
もう少し、考えを深めたいなぁと思いました。

ここで、皆さんにもシェアいたしますね~(^_-)

建築―新しい仕事のかたち―箱の産業から場の産業へ 建築―新しい仕事のかたち―箱の産業から場の産業へ
松村 秀一

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↑ を読んだ方達から、
もっと深く知りたいとリクエストを請けて、
↓ を書かれたそうです。

場の産業実践論―「建築‐新しい仕事のかたち」をめぐって 場の産業実践論―「建築‐新しい仕事のかたち」をめぐって
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ワタシも早速amazonで購入。

今日は、青梅の家と大宮の家と周って、
留守だったので、再配達を依頼。。

今、本の到着を待っているトコロです^^

今、世田谷のマンションリフォームを手掛けているのですが、
その中でイロイロ気付きもあります。

 新築...
 リフォーム...

 リノベーション...

私が関わることは、
全て、一軒一軒の施主さんの家と向き合うコト。

今回の講座で聞いた、大きなセカイとはまた違いますが、
自分の実務に照らし合わせて、
噛み砕き、腑に落としたいと思っています。


また、サラリーマン時代からリフォームやメンテナンスで、
ホント多くの家を見させていただいてきたので、
南先生が話す、
「 既存の眼で新築を観ていく大切さ 」 も、
実に実に納得ナノデス。。

懇親会の後、同業の友人達と、ワイン屋さんへ。
赤泡ワインボトル2本空けながら、、(^_^;)
久しぶりにゆっくり話せたことも、本当に楽しかった!!

 イロイロアルケレド、
 マエムキニイキテイコウ。。
 ヒトリジャナインダカラ。。
( ↑ なんのこっちゃ?ですね~(^_^;) )

と思えた夜でした!

スピカさん、Boisさん、元気をいただきました。
愉しい時間を本当にありがとう(*^_^*)

青梅の家は、初めて使う内装漆喰の本塗の立会い。
大宮の家は、造園工事がスタートしているのでそのチェック。

また、イロイロご紹介していこうと思います(*^_^*)



  読んで下さった皆さまにとって
  素敵な 'いいひ' が訪れますよう...   

  家での暮らしが心地よいことが
  住む人の幸せに繋がります!!
 
  心を込めて♪ (出美)
 

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プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
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