カテゴリー:家づくりのこと

2011年11月29日


ホワイトタイルの表情_青梅の家タイル探し

nuance-of-a-white-tile_stei_2.jpg すべすべした白いモザイクタイル。。
朝日が入る窓辺のキッチンで見せる表情が何ともいえず、、
日々キッチンに立つ楽しさを与えてくれます♪
( ↑ 写真は目黒の家 キッチンです♪ )

いいひのSOHOキッチンも同じなので、、
打合せにいらしてくださったお客さまが気に入られて採用になることもあります。
( 目黒の家 Sさまもそうでした☆ 
  住んでからも、気に入ってくださっていたので、嬉しかったなぁ )

そして、、今、工事中の青梅の家のキッチンも、、
このタイルカウンターを採用していただきました!

青梅の家は、1階のパウダーコーナーにある洗面も素敵になる予感。
100角のホワイトタイルを貼ったカウンターに、
KOHLER(コーラー社)の洗面ボウル、、
GROHE(グローエ)の2ハンドルの水栓を使います♪

その100角タイル、、
INAX新宿ショールームで一目惚れした、
表面に微妙な凸凹感があるINAXのF.O.Bタイルを採用予定でした。
が、、無情にも廃番。。。

モザイクタイルと同じ質感の100角で…とも思ったのですが、、
モザイクタイルだと、と~っても愛らしいのに、、
100角だと途端に、平凡な表情になってしまうのが残念で、、
あの微妙なラフ感をもったニュアンスのタイルを、
施主さま共に、諦めきれなかった。。

どこかに在庫は無いかと探してみましたが、見つからず、、悶々。。
輸入モノから国産まで色々と探し、、
似たような表情のタイルを見つけました!!!

↓ 名古屋モザイクタイル株式会社さん
webで目途をつけ、、イギリスへの旅行直前に、、
代々木のショールームで現物を確認してきました☆

nagoyamosaic.jpg  お目当てのタイルは、、
その名も、「コッツウォルド」
イギリスのタイル♪

でもこちらも残念ながら在庫切れ。。
人気があるらしいのですが、、再入荷の目途もないとのこと。。

ここで見つからなかったら、
せっかくイギリス行くのだから、、いっそのこと、、
ハムステッドで以前見つけたタイル屋さんで、、
個人輸入してこようかと思った位でした。。(笑)

でも、、これに似たニュアンスのモノを…と見せていただいたものが、、
オッ!これならば~!!と、思えたモノだったので、良かったです♪

それが、、↓ ↓ 写真手前のタイル。。

nuance-of-a-white-tile_1.jpg
見本の一枚を、我が家のキッチンカウンター上に載せて、パチリ。
写真だと分かりにくいかな、、
かすかに波打った表面の微妙なニュアンスが、素敵だと思うのです。。
( 写真奥は、モザイクタイルと同じシリーズの100角 )

先日の打ち合わせでYさまは、色をご心配されていたようなので、
気に入っていただいているモザイクタイルの上に載せてみました!

↑ こう、色を比べてみると違和感ありませんでした。
( ただ、波打ち具合が入ってきたロットでどんな表情を見せるか? )
( でも、きっと素敵になると思うのです。。うん!← 自ら納得させてます 笑 )
( このタイルも人気らしいので、、技拓さん、早めに押さえてくださいませ )

青梅の家のテーマカラーは、「白」。
インテリアでも、、造作材や扉には、
木目の表情を残しつつ、、ウッドワックスの白を施し、、
甘すぎず、、モダンでもない、、大人可愛い白い家を目指します。
北欧な家具が、とっても似合う空間になりそう☆

ytei20111126.jpg 青梅の家は、擁壁工事があったため、
上棟まで普通の家より時間がかかりましたが、
いよいよ上棟です。

見下ろす街と山並みの美しさ。。
打合せ後、この、、本当に素晴らしいロケーションに立ち、、
Yさまご夫婦の家への想いに心を合わせ、、
改めて完成に向けて頑張りたいと思いました!!


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2011年11月27日


イギリス人の住まい観と不動産事情_リノベーションセンター①


今日は、英国の不動産事情とイギリス人の住まい観についてのお話を。。

― イギリス人は、家の話が大好き ―

今回参加した視察ツアーのバスの中で、
ロンドン在住のガイドさんが、話してくれた興味深い話題に、
思わず、耳がダンボになったワタシ(笑)。
( わーい!参加して良かった~♪ と、メモメモ …笑 )

家にかける情熱は世界一と、、本では読んでいたが、、
やっぱりそうなのか。。で、、なぜ???
なぜなら、、イギリスでは 「家」=「資産」だから。。

当たり前じゃない!、、と、笑わないでくださいね。
そこには話の続きがあって、、、
「家」 が自分の資産を増やしてくれる
「 資産運用 」 としての役割もあるから。。
なのだそうです。

houseproudukhouse2010summer.jpg
( ↑ 写真は、2010年夏、、コッツウォルズでの一枚。)
( 庭の佇まいもと~っても素敵なはちみつ色の家に売り家の看板が…! )
( こんな家を見るたびに、、イギリスのお家事情が知りたくて、ウズウズしていた私 )

▼ イギリスの中古市場とイギリス人的理想の住まい遍歴 ▼

ただ、そう簡単に新築できるようなお国柄ではないので、
当然、中古市場が活発。
その市場、、日本が16万戸に対し、、イギリスは80万戸。

家の評価価値も、、
日本:25年に対して、、

米:50年(日本の2倍)
英:75年(日本の3倍)

と、違うそうです。

またイギリスは、古くから、国民に貸家より持ち家に住むことを推奨していて、、
借りるより、、所有していた方がお得になるようなシステムになっているとか。。

若者も、働きはじめるとすぐに親元を離れ、、自活。
そして、、自分が手の届く範囲の ‘フラット’(マンション)購入。
結婚、、子供誕生、、という人生の転機に、 「家」 を住み替えていく。。

子供が巣立つと、夫婦ふたりでは広くなった家をまた売却して、、
最終的には、、カントリーサイドに小さなコテージを持ち、
売却益で得た資金をもとに、のんびりと暮らすというのが、、
イギリス人的な理想の住まい遍歴。。

▼ イギリスの住宅ローン と イギリス的住まい観  ▼ 

( ↓ 写真、ヒッドコットマナーガーデン近くの、可愛らしいコテージ )
( こんな、美しいカントリーサイドの古くて小さな家ほど人気が高い! )
ukhouse2010summer2.jpg
― 住いというものは、そう急速に変化するものではない。
― 同じ屋根の下で何世代もが生活し続けるのである。
― もしイギリスを象徴するものが何かと問われれば、
― 人はただちにこう答えるに違いない
― それは古いイギリスの民家だ。

( 上記、 イギリスの田園生活誌 デイヴィッド・スーデン著 
                  山森芳郎・山森喜久子訳 より抜粋 )

上記の文章に現れているように、
家は世代を超えて住み継がれて当たり前なもの。
その感覚は、現代においても、同じらしいので、、
日本人の家に対しての感覚とは、大きく違うことを実感します。

そして、日本のように、人生をかけてのローンを組み、
一世一代の大仕事として、家づくりをするようなお国柄ではないよう。。

住宅ローンも、
イギリスは、「 土地+家 =不動産としての価値 」 に対しての融資。
対して日本は、「 人としての信用=返済能力 」 を評価して融資。

言い替えると、、返済能力を人に背負わせないというのでしょうか。。
今は、不動産の価値に対して3倍の融資をつけてくれるそうです。

だから、借りやすく、家に対しての評価も崩れないので、
長期の展望が立てやすい、、という特徴があるそうです。

▼ 古い家ほど価値が高い訳_ヴィクトリアン様式が人気 ▼

あと、、
イギリスでは、、家を持つなら古い家!
古い家に投資するのが利口!
そう、云われているそうです。

なぜなら、、
古いものは、無くなっていく運命で、決して数は増えないこと。
そして古いものには、時を重ねたモノにしかない味わい、、美しさがあり、
そこに、イギリス人は価値を見出すから。。。

なので、新しい家が古い家より価値が上ということは決してなく、
イギリスでは新築の家より、
お金がかかっても住みにくくても、、
古い家の方が、断然、、依然、、人気が高いそうなのです。。

なかでも特に人気なのが、ヴィクトリアン様式の家。

ただ古ければ良いと云う訳ではなく、、
素晴らしい変身を遂げるには、、
元々の土台が良いものであることが、
云うまでもなく、物件を選ぶ大切な選ぶ基準というのは、日本と一緒。

( ちなみに、住宅ローンの融資を受ける際に、
 ‘サーベイヤー’という家の調査をする職業の人に、
 徹底的にその素生を調べてもらうことが必須条件。。
 このあたりのことは、また別な機会に詳しく書きますね )

ヴィクトリア時代は、英国が地球の1/4を征服した時代。

富…豊かさが凝縮された時代だったので、
建物もシッカリつくられ、、素材も上質、、
間取り空間もよく、、天井が高いのが特徴。

いわゆる素生が良いというのでしょうか…
古くてもリノベーションしやすく人気が高いらしいです。

▼ イギリス的 住宅バブル_ 誰もがディベロッパー?! ▼ 

近年、イギリスにおこったバブル期には、、
それこそ人生すごろくゲームのように、、
一見、廃屋のようなヴィクトリアン時代の住まいを購入し、
そこをDIYリノベーションして価値ある家に変貌させ、、
驚くような高値がつき売却。。

その後も、、‘ 住み替え ’で 着実にステップアップし、、、
なんと!!最終的には、南仏にワイナリー付の邸宅を持った。。
と、いう一般人が居たとか。。
しかも、そんなに珍しい話ではない!というから驚き☆

そう、イギリスでも、バブル期には不動産価値はどんどん上昇。
そのバブルの10年間、、誰もがディベロッパーで、、
とにかく、家を転売すれば倍になって売れていったそうです。。

バブルがはじけた今でも、、
ロンドン五輪が終わるまでは、家の値段は確実に下がらないとされ、
まだ、不動産投資は活発。。。
と、ガイドさんは、近年のイギリスの不動産事情を語ってくれました。

▼ 家を愛するイギリス人_家は資産!趣味と実益のDIY ▼ 

ただ、バブルに乗じた投資 としてではなくても、、
家にこだわって手を加える人はホントに多い!!

家を愛すること、、家での暮らしを愉しむことに関しては、、
イギリス人は、ホ~ントに素晴らしく上手。。

まず、家や庭を愛する心があり、、暮らしを愉しむ基盤がある。。
インテリアを飾り、、庭を手入れし、、メンテナンスを施し、、
誰もが憧れるような家に、価値を高めていく。。
そして、自分に必要な次のステージが来たら、、
価値の上がったその家を手放し、ステップアップしていく。。

と、いうスタイルは、定着しているお国柄のようです。

私が憧れてやまない姿は、こちらですねー♪
イギリスに来るたび、、、いいなぁ~と片想い。。
そのエッセンスを日本の家にも!!と、、、
密かに発奮して帰国するのが常。。(笑)

脱線しましたが、
イギリスでは、人生のステージに合わせて、
住み替えていくのが、当たり前という感じなので、、
当然、次の売却のコトを常に考え、
お金を生み出してくれる‘資産’である‘家’を、
大切に大切に、維持するそうです。。

イギリス人は、家は住み継ぐものとして捉えているようですし、、
普段の家の住まい方が、イコール、家の価値にも直結するので、、
当然、家の手入れ、、メンテナンスには積極的。
( 実利と趣味を兼ねての家好きな人が多いのも納得! )

なので、日本よりも、ずっとDIYが盛んで、
DIYの指南書も、、ビックリするくらい、本格的。
( ↓ 写真、イギリスのDIY参考書☆ 床貼、壁紙貼はモチロン、電気配線まで! )
ukdiybook1.jpg ukdiybook.jpg
▼住まい丸ごと学べる! リノベーションセンター という施設 ▼

だからなのでしょうか。。。
こんなスゴイ施設があるのは…!

「 The National Self build & Rinovation Centre 」
( ↓ ↓ 写真 ザ・ナショナルセルフビルド&リノベーションセンター! )

UKrenovationcentre.jpg 家を修繕する、、リノベーションする、、家を建てる、、
そんな人々が、建築そのものを学べるセンターがあるのです。

ビックサイトのような展示場に、、
地盤、、基礎、、床、、壁、、屋根、、配管、、外装、、インテリア、、
全てに、実物大の模型や実物展示、、
材料・素材の商品としての情報があり、、
ひと通り見ていくと、どんなふうに家が作られているのかが一目瞭然!
教科書と現場が一体になったような、、羨ましい施設。。

一般の人が、ここで情報を集めて、、技術を学んで、、
DIY、、セルフビルドを実践していける施設なのです!!

このリノベーションセンターの中がどんなふうなのか、、
英国建築病理学の第一人者、レディング大学マイカ先生の講義内容、、
イギリスにおける住まいと健康の密接な関係、、
そんなことも、またご紹介したいと思います!!

(  ふぅ…ことイギリスの家のこととなると、、
  書きたいこと山ほど有りすぎて、、
  まとめるのに、時間がかかります~ 
  まとまりきらず読みにくいのは ご勘弁くださいね。。  汗 )


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2011年11月17日


スイス漆喰を外壁に使う_家づくりに必要なメンテナンス観

swiss-sikui.jpg
これから設計を始めさせていただくお宅で、
スイス漆喰を採り入れる予定です。

内装用は、これまでも幾度か検討に挙がったことがありますが、、
今回は外装用を採用したいと考えています。

 先月のジャパンホームショーのブース展示で、
実際に試し塗りをさせてもらったり、、その質感を体感。
先週には、営業の方が色々な資料を持って、説明に来てくださいました。

そもそも、漆喰とは?

≪ 漆喰のこと ≫
  
 ☑ 消石灰(が主成分、海藻やすさをつなぎに入れた塗り材料。
 ( つなぎに化学物質を使わなくてもいい )
 ( メーカーによっては、化学糊をつかうこともあるようです )
 ☑ 空気中の2酸化炭素と反応し、自然に固くなる性質を持っているため、
   経年変化で硬さが増し、経年劣化が非常に少ない。
 ☑ 多孔質で結露対策に優れている。
 ☑ 耐火性・耐水性に優れている。
 ☑ 強いアルカリ性を持つため、カビが生えにくい。

 上記のような特性が有。

 また、スイス漆喰(カルクウォール)の特性を付け加えると、、

 ☑ つなぎに海藻をつかっていないので、日本漆喰とは、「白」の色が違う
 → より真っ白な壁が可能
 ( スイス漆喰は ブナセルロースファイバーとでんぷんが使われている )
 ☑ 遮熱効果がある
 → 多孔質という特性から、外壁に取り込まれた水蒸気の気化熱で
  外壁の表面温度が下がるとのこと
  ( 真夏外壁表面温度:サイディングと比較して 15度も違うとか… )

swisshouse.jpg ( ↑ 去年の視察旅行、スイスクール街角での一枚。。)
( おそらく漆喰の壁だと思われます。。)
2010swiss.jpg
( ↑ズントー氏設計のルツイ邸 )

( 街では漆喰の外壁が多かったけれど、、郊外で新しい家は板張りが多い )
( よりサスティナブルな視点からの選択 )

さて、、話が脱線してしまいましたが、、
私が、この素材で、一番良いなぁと感じたのは、、
経年劣化が少ないこと。。。

スイス漆喰(カルクウォール)のパンレットで、
真っ白の外壁、、素焼きの瓦、、木製サッシをつかった、、
関西の、と、ある分譲住宅が紹介されていました。

そこは、、
白い外壁が、7年経った今でも変わらず美しく存在していて、
資産価値を高めているそうです。。

そう、家は建てて終わりではなく、建ててからが始まり。。
当たり前だけれど、手をかけてあげれば、長持ちする。。
長持ちするということは、、資産価値を高めることにもつながる。。
日本にも、そんな事例があるんですね☆

家は、必ず 「 メンテナンス 」をしていく 費用が 必要です。

外壁材を決める時、メリットデメリットをお施主さまと相談します。
塗り壁、、サイディング壁、、板壁、、
どんなメンテナンスが、、どの時期に、、必要になるか?
また、おおよその費用の目安も示させていただきます。

カルクウォールは、経年劣化が少ないと云う特性から、
将来、、メンテナンスの面において有利ですが、
最初にかかる費用が、他の外壁材に比べると、やはり高価です。
( 何に重きを置くか…価値観によって取捨選択が必要となります )

それに、家のカタチによっても、向き不向きがあります。

都内近郊だと土地の条件で、軒の出せない家も多く、
そんな場合には、雨仕舞いのことを重要視する必要があるので、
今回のような、、カルクウォールをお勧めする度胸はありません。。

カルクウォールをつかうなら、、、
それに合ったデザインを熟考して、ご提案していこう!
営業の方から、色んな本音も聞けて、、
当たり前ですが、そんな心持ちが出来ました☆


私が初めて個人住宅を手掛けさせていただいたお宅、、
Hさんの家も、14年目の今年、初めて外部のメンテナンス中。
外壁が乾式タイルだったため、主に屋根と防水の工事です。

当初、乾式タイルにかかった費用は大きかったですが、、
14年経った今でも、
外壁は当時の良さを残したまま、、時を重ねていてくれました。
( もちろん、乾式タイルならではのメンテも必要 )

家は、時間と共に確実に劣化します。。
家は、維持していくのにお金がかかります。。
デザインやロマンだけじゃ済まない。。正直、これが、実感。。

「劣化」 や それに対するメンテナンスと、
どう付き合っていけるかをイメージしておくこと。。

- 日々の自分の暮らしに、、
  その家がホントに合っているかをジャッジする!-

↑ このことが本当に大切だと実感します。

新築時は、夢見がちだったり、、
予算調整で苦しかったり、、
色んなことがあって大変ですが、
施主さまとシッカリ共有して家づくりを進めたいと思いました。


ちなみに、イギリス人は、家のメンテナンスが得意な方が多い。
それは、単にDIY好きとかではなく、、
実に理にかなった行為だから。。

家を資産価値として見てくれない日本と違って、、
彼の地では、「家」はまさに「資産」。
お金を生みだしてくれるもの。。。

そう、、「古いものほど価値がある」 というお国柄だけではない、
実質的な不動産的価値観があるのです!

次回、、イギリス視察旅で見学してきた、
家づくりやリフォーム&リノベーションの際の生きた参考書のような、、
もの凄い規模で、、ものスゴクためになる、、
「 リノベーションセンター 」と、イギリス人の住宅観をご紹介します!!

( と、ブログさぼり気味だった自分を鼓舞して、つづく …笑 )


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2011年09月24日


「丘の家」契約_間取りとご要望

murasakishikibu_sep2011.jpg 雨上がりの色づき始めた紫式部。。
青く澄み渡った空、、涼やかな風、、空気の匂い、、
大好きな秋の訪れを感じさせてくれ、、
しみじみと嬉しいここ数日。。

( 標準ズームなのでボケが美しくないけど、、空気感はこんな感じ。。 )

台風が過ぎた翌日(9/22)、、
「丘の家」、、工務店さんとの請負契約が無事に終わりました。

また、施主さまには、、
お家ネタ中心の内容でブログへの掲載を
ご了承いただいております。(  ありがとうございます!! )

やはり、工務店さんが決まるまでは、
キモチとして、なかなかブログにUPできませんね。。

晴れて請負契約も結べたので、、
少しだけ、、「 丘の家 」の設計経緯を書かせていただきます。
( 間取りもUPするので、良かったらご覧くださいね )

埼玉県の、とある里山の丘の上。。

約100坪の宅地と100坪余りの農地を購入され、
野菜づくり & ガーデニング 好きなご夫婦が、
板張りの小さな家 を建てることになりました。

こちらの施主さまとも、いいひブログを通じて、
お問い合わせいただき、ご縁が繋がりました。。

お会いして、お話してみると、、
奥さまとは、びっくりする程!
「 好きっ♪ 」な、 心の琴線に触れるものが似ています。。
( 西の魔女、、カバードポーチ、、木かげの家の小人たち、、etc )

私が、常憧れてやまない暮らしを、
既に実践されていて、、
猫好きで、、
緑の手を持っていて、、
穏やかな素敵な方☆

少々難しい土地 (がけ地、開発がらみ) だったため、
土地購入の時点から、アドバイスさせていただきました。

購入するかどうかの判断材料にしていただくため、
まず、ラフプランを入れて、どの位建つのかをご提示。

土地のアレコレで、
不動産屋さんとのやりとりも色々ありましたが、
ご納得いくカタチで無事に土地も購入され、、
昨年末から、本格的に設計をスタート。。

がけ条例がかかる土地で、、
面積的には100坪あるのですが、
高低差×2の距離を、隣地から離れなくてはいけないので、
建てられるのは、かなり限られた範囲。。

そして、、ファーストプランを考える時にいただいたご要望がコチラ。↓↓ 

≪ 初回プランにあたり 施主さまからの家に対してのご要望 ≫

■ 外観
・ 周囲に溶け込む自然な佇まい
・ シンプルで美しい形
・ 間取りを優先して、変な形になるのは×
・ 庇はできれば深めがよい
・ 外観は木

■ 家の全体的なイメージ
・ 明るく風通しがよい
・ 庭・畑とつながる
・ 冬、暖かい
・ 猫も快適
・ 自然素材
・ 回遊性
・ シンプル 

■ 玄関
・ 明るい
・ あまり狭くないように
・ 上着などの収納
・ 斜め入り

■ リビング
・ 片流れ天井
・ ダイニングと直線的に繋がらない法が○( 緩やかなつながり )
・ 今つかっているソファが置けるように ( 220×80 )

■ ダイニング
・ コンパクト
・ 一段低く、テラスへつながると○→ ( リビングでも )

■ キッチン
・ 明るく清潔感がある
・ きれいに保ちやすい
・ 作業中、眺めがよいと○
・ 漬け物の桶、収穫物などが置けるパントリー

■ トイレ
・ 横長
・ 外からも入りやすい場所のほうが○

■ バス
・ シンプルで余計なモノがない

■ 洗面室
・ タオル、下着類は収納スペースが必要
・ 洗面台は造作で

■ 1階個室
・ 6畳は必要
・ 戸をあければリビングとつながるように
・ 和室でなくてよい
・ 仏壇置場
・ 猫トイレ設置

■ 寝室
・ 最低限の広さでよい ( むしろ狭い方がよい )
・ ベッド ( 190×200 )
・ 衣類、寝具置場

■ 仕事部屋
・ テレビの音が聞こえないように
・ 机 ( 120×70は 必要 )
・ デスクトップPC、プリンタ、シュレッダー
・ 収納は 三段カラーボックス2個分くらい
・ 猫トイレ設置

■ その他
・ 内雨戸
・ 雨水タンク
・ ペレットストーブ
・ バルコニー
・ 物干しデッキ(1階・屋根付き)

と、家に対してのご要望を挙げていただき、
プランした家が、↓ ↓ こちらです。
( 画像をクリックするとPDFがひらきます♪ )
okanoiemadori.jpg 私が描いた全体のコンセプトは、、

 淀みなく、、明るく、、風通しの良い空間を。。
 回遊性がありながらも、無駄の少ないシンプルでコンパクトな家。。
 木、、左官壁など自然素材をつかった素材感のある家。。
 人も猫も居心地良く暮らせる家。。

細かな設計意図は図面に書込みました☆
ご要望の全てを叶えているわけではありませんが、
施主さまにとって、ビンゴな間取り&外観だったよう。。(ホッ・・・笑)

ご提示の時には、ドキドキでしたが、
なぜか確信感はありました。

初回プランを提示させていただく時、
毎回ではありませんが、
時折そんな感覚を覚えることがあります。

余談になりますが、、
何も無いところに、カタチを描くのが設計。。
ですが、完成すべき家のカタチは、
既に施主さんの心に描かれていて、、
私の手を通じて、、
この世にカタチとして生み出しただけなのでは??
と、思えるのです。。。

これを基本として、打ち合わせを重ね、、
このファーストプラン (ラフからは2回目) にプラスして、
少々洋室廻りを変えて、、ソファレイアウトなども再考して、、
カバードポーチやパーゴラ屋根をつけたカタチが最終形。。

そう、、いつかつくってみたいと思い描いていた、
憧れのカバードポーチがついたお家になるのです!!

また、そのことや、、
今回初めて採用する、、
米杉外壁板、、キッチンやバス、、床材等のこと、
いずれ、ブログでご紹介しようと思います☆

開発が絡む土地でしたので、そちらにも時間がかかり、
諸々の事情もあって、11月初旬に建築の着工の運びとなります。
それまでに、細かな仕様打ち合わせ、実施図面のまとめ等を行います。

ご縁が繋がった、施主さんと工務店さんと共に、
今回も、ヨロコビが連鎖していく家づくりを叶えるべくガンバリマス!!



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2011年09月16日


家づくりの取捨選択と「人の眼」

lilysep2011blog.jpg
生きてると、
色んなコトが
日々あるけど、、

こうやって、、
窓辺のニッチに、
花を活けることが
できるシアワセに
心から感謝☆









今日は、家づくりの取捨選択のことを少しだけ書かせていただきます。。

色んなモノを同時に選び決めていくこと、、
家づくりは、取捨選択の連続。。。
人生のなかでも、、
こんなに同時に色んなモノを選びとる機会って滅多に無い大変なこと。

そんな時に、以外と気にしてしまうのが、、
「 人の眼 」 だったりします。

  カッコいいと思われたい…
  素敵ねと云われたい…

時に、自分の「好き」よりも、
そのことが、判断基準になってしまうこともあるのが人間。。。

でも、、でも、、
そんな風にして手に入れたモノって、多分、脆い。

  人の好みって色々。
  価値観って色々。
  好き嫌いも色々。

評価は人それぞれ。
そう考えると、、、
そんな一定に定まらない 「人の眼」を気にすることは
多分、あんまり意味ないことなのだと、思い当たるはず。。

やっぱり、自分自身の 「 好き~!! 」という、、
ピュアな想いで選びとったモノが、
実は 「人の眼」 から見ても、
魅力的だったりするのだと思う。

  ホンモノのモノ。

誰に何と云われても、好きなもの。
それが、あなたを満たす、、本物のもの。。。

どんなふうに思われようと、
自分がくつろげる術を知っている人は強いです。

カッコつけて 家づくり なんかしない方が絶対にいい。

自分の満足度が 「何」 を基準にした時に決まるのか。

色んなコトを考えなければならない家づくりだけど、
ぜひ、一度そんな視点で、自分自身を見つめると、
「 な~んだ… そんな小さなコトに囚われていたのか…ワタシ 」 
って、ふ~っと肩のチカラが抜けて、
楽になる場面も出てくるかもしれません。

偉そうに書いてますが、、
でも、、これ、、自分自身の経験から、
実感を伴って云えることなのですよ。。(苦笑)

もしかしたら、最初は、自分が
「 何が好きか 」 ってことも分からないかもしれない。。

あと、、、、
知らないということで、後から後悔することもツライ。。

何が好きなのか知るために、、
後から知って、後悔することが無いように、、
情報収集、、色んなものを見ること、知ること、
特に、、体験した人から話を聞くことは、
きっと大切なことだと思います。

今、家づくりをしている方には、
そんな過ちが無いことを心から祈って、、
この記事をUPしました☆



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2011年09月13日


キッチンの景_実例写真@稲毛の家


先週末、稲毛の家のお引越が無事終わりました。

また、お引き渡しのあとでしたが、
Sさまのご厚意で、オープンハウスと写真撮影も無事完了。
お天気にも恵まれたこと、本当に感謝☆

S様、そして、オープンハウスにいらしてくださった皆様、、
本当にありがとうございました!!( 遅くなってしまいましたが… )

都合がつかず、お出でになれなかった方や、
先日のキッチンの間取りをUP後、いいひブログの読者の方からも、
稲毛の家の写真をUPしてほしいとリクエストをいただきましたので、
私の下手っぴ写真ですが、、キッチン中心に、UPしたいと思います。

キッチン廻りの間取りはこちらをクリックくださーい!
( 別ウインドウにPDFがひらきますので 写真を観ながらどうぞ♪ )

↓ ↓ まずは、、玄関ホール♪
2階へ続く鉄骨スケルトン階段。。
ささやかですが、、ゲストをおもてなしするキモチをこめたニッチ。。

1inagenoiehallblog_1.jpg
正面の半透明スケルトンの引戸でLDKとの空間を仕切っています。。

そして、引戸をガラリと開けると、、
↓ ↓ 明るいアイランド型キッチンが広がります。。

2hall_kitchen2inage.jpg  ただし、玄関ホールからリビングへ続く動線は、2WAY回遊の間取り。
右に折れると、リビング&ウォークインクローゼットへ続く扉があります。。
( 右への動線は、主にゲストや 奥さま以外のご家族が使うことを想定 )
( ゲストに、キッチンを見られたくないキモチってありますよね。。 )

↓ そして、、キッチンに入ると、こんな感じ。

3inagenoiekitchenblog.jpg キッチンの床はタイル貼。
夏はひやりと涼しく、、
冬対策は、ガス床暖房でぽかぽか。

オープンなL型アイランドキッチンは、当初からのご希望。
TOTOのシステムキッチンを採用しました。

当初はIHの予定でしたが、、
震災後の停電を経験されてガスコンロに変更。

レンジフードは、TOTOを採用する決め手となることも多い、ゼロフィルターフード!
選択肢はホワイトもあり、、そちらも素敵でしたが、
S様は、汚れの目立たなさに配慮。実用性を優先されました☆

そして、、少し角度を変えてみると、、
↓ ↓ こんな感じ。。

4inagenoiekblog.jpg 背面部分には、冷蔵庫置場と、作業カウンターをレイアウト。

アイランドカウンター下は、、ゴミ箱収納と、、炊飯器置場。。
IKEA既成品をカスタマイズして造作しました。
コンロ脇は、電子レンジ置場。
( このレイアウトはTOTOで特注対応 )

と、普通のお家なら、ここまでのキッチンですが、、
稲毛の家には、更に広々としたパントリーがバックに控えています。

↓ ↓ ウッドデッキに続く勝手口。。
( 裏庭では、、キッチンガーデンなど作庭してもらいたいなぁ )
( 野菜を洗ったりできるスロップシンクも設置 )

6Pantry_inageblog.jpg  勝手口に面して、多目的に使えるカウンター収納。
小分け出来る引出が沢山ついています。
キッチン用品だけではなく、DIY用品や工具なども収納予定。
( これもIKEAキッチンモノをカスタマイズ )

そして、、そのパントリーは、シューズインクローゼットから、
真直ぐに繋がる動線になっています。

ちなみに、キッチンの照明の明るさの好みは人それぞれなので、、
ライティングレールを配することが多いです☆

↓ 勝手口から、シューズインクローゼットに続くパントリーを見る。

5kitchen_Pantry_inageblog.jpg 右側、半透明の引戸のなかは、可動棚。
買い置きの食品ストック、、季節モノの鍋や食器など、、たっぷり収納出来ます。

ここで一度扉が閉まるようになっていて、
シューズインクローゼットとは、空間が仕切られます。

シューズインクローゼットは、土間部分と床部分が半々。
床部分のスペースは厳密にモノの居場所を想定せず、、
フレキシブルに使えるように想定。。
宅配の箱やら、、の一時置きスペース、、
掃除機などもこちらに収納するのかな。。

そして、、キッチンに立つと、、こんな感じの眺め ↓ ↓ 
家中の気配が感じられる空間になりました☆

6kitchen_ld_inageblog.jpg LDには、階段下を利用したファミリーカウンター、、
リビングと繋がるコーナー和室も配しているのが分かると思います。。
この写真は午後なので、少し日が陰ってきた時間。
朝は、、もっと光に溢れたキッチン☆
↓ ↓違う角度でキッチン側からLDを臨むと、、
8inagenoieldkwa-blog.jpg
コーナー和室は、客間としての役割が大きいですが、、
茶の間っぽく使えたりフレキシブルに使えるのが嬉しい。。
畳の上でコロコロお昼寝したりも出来るし、、(笑)
奥さまがキッチンに居ても、
遊んだりするそんなお子さんの様子にも目が届きますね♪

リビング収納は、IKEA BESTA 。
施主支給で、工務店さんに組立てていただきました。

↓ ↓ 最後に、、LDからキッチン側を臨む。。
7inageldkblog.jpg アイランドキッチンのLD側は、引出収納になっています。
細々したものや食器などを収納するのに便利ですねー
まだ家具の入っていない空間。。
インテリアはこれからじっくりと。。

ウッドデッキに続くテラス窓には、布製のバーチカルブラインド。
ダイニングテーブルは、無垢のテーブルを飛騨産業でオーダー。
ダイニングチェアも、同じく飛騨産業のCRESCENT(クレセント) 。

写真撮影に間に合わず、、残念でしたが、、
また暮らしてからのご様子も、ご紹介出来たら嬉しいなぁと思っています。
( S様、どうぞ宜しくお願いいたします。。 )


     ≪ 稲毛の家S邸 キッチン仕様 ≫

■ キッチン 本体 :TOTO システムキッチンクラッソ 
■ 扉: パナシェホワイト 
■ カウンター: 人工大理石 グランストーンホワイト
■ シンク: 人工大理石シンク(すべり台シンク )
■ 水栓: 水ほうき水栓
■ フード: ゼロフィルターフードシルバー色
■ 他、深型食器洗い乾燥機・浄水栓など入れました
------------------- 上記までがTOTO。
■ 造り付収納部分 : IKEAキッチン FAKTUM (扉: ADEL)
■ 家具カウンター・棚 : タモ集成材現場塗装
■ 収納引戸扉 : 三協立山アルミ スプレッツァ

♪ キッチン選びのコンセプト ♪
  憧れのキッチンを叶えたい…
  オーダーキッチンは採用しなくても 
  国産キッチンメーカーで優れたモノ、、
  カスタマイズしやすいIKEAなどをつかい
  既製品と大工造作工事を組み合わせて
  アレンジしてまとめました☆




家づくりが終わる…
Sさまも、大きな大きなコトを終えて、、
多分とってもお疲れだと思います。。。脱力感もあるかしら。。

でも、家づくりを終えても、、
家での暮らしを愉しむという、、
一番のメイン…醍醐味が待っています♪

あくまでも、S様が心地よく暮らせるベースとなる、、
大きな器をつくるお手伝いをさせていただいた私たち。
これからは、このお家での暮らしを愉しんでいただきたい。。
息子さんのSちゃんにも、この家を好きになってもらいたい。。

この家でSさまが心地よく暮らせます。。

と、、心から願って。。



  家での日々の暮らしが心地よく、、
  住む人の幸せに繋がります。。
  心を込めて ♪ (出美)


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2011年08月21日


憧れのアイランドキッチンを成功させる裏動線の間取り@稲毛の家

 
稲毛の家、完成に向け工事も最終段階に入りました!

土曜日に打ち合わせの時、
キッチンが据えてあるのを前に、、
「 毎日キッチンに立つのが嬉しくなりますね――♪ 」と、
奥さまと一緒に、テンションがあがってしまいました。(笑)

カテゴリタイトルの通り、稲毛の家の大きな特徴は、
広々パントリー付のアイランドキッチン。

今日は、そのキッチンの間取りプランをご紹介したいと思います☆

奥さまのご要望は、手元が隠れないタイプのアイランドキッチン。

開放感があり、、調理中も疎外感のないつくり。。
その家の主婦だけではなく、、家族やゲスト、、
誰もがキッチンに立ちやすい雰囲気に、
憧れる方も多くいらっしゃると思います。

でも、このオープンスタイルのアイランドキッチンは、
主婦にとって、プレッシャーのあるつくりでもあります。

使う人のスタイルのよって、向き不向きも当然有り、、
そこを冷静にジャッジすることが、まず最初のステップ。

片付けることが得意でない方にとっては、
インテリアとも一体になるキッチンを、
美しく保つことが出来ないことが日々のストレスになり、
折角のキッチンを使いきれないことだって想定できます。

なので、アイランドキッチンを採用するお話が出た時は、
‘憧れ’だけではない、、日々の生活に即した場面のシミュレーションが必須。

それでも採用したい!!となった時のみ採用するので、
独立してから採用に至ったのは、これまで1回だけでした。

オープンスタイルアイランドキッチン1件目の Y邸リフォーム は大成功♪
お友達の多い料理好きなYさん母娘にとって、
仕切りなくゲストや家族と繋がれるキッチンが、BESTな選択。
今年の秋で、リフォームから丸5年になりますが、
Y家に伺うたび、その良さを実感させてもらっております☆
( 詳しくは、ケーススタディ を ご覧くださーい )

オープンスタイルアイランドキッチンは、稲毛の家で2件目の採用。
折角採用できるなら、、その良さを、
ご家族みんなで満喫していただきたい!!
そう願ってプランをしました。

こちらがキッチンの間取りプランになります♪
( 画像をクリックしていただくと、PDFが開きます )
( 手描きで恐縮ですが、設計意図を入れてあります )

steikitchenmadori20110821.jpg
Sさまは、子育て真っ最中。
キッチンだけに時間を集中することは、多分難しい。

収納が少なかったり、、
家事動線が考えられていなかったりすると、
当たり前ですが使いづらく、、、
片付けること&綺麗に保つことを考えると、、
キッチンに立つことが億劫になったり、、と、
かなりストレスフルなキッチンになる可能性も有ります。。

実は、サラリーマン建築士の頃、
こだわったアイランドキッチンをつくったお宅で、
キッチンを美しく保つために、殆ど料理しなくなったと、
本末転倒なお宅に遭遇した、ショックな経験も有。。

なので、、、そうならないような、、
設計側で出来うる配慮をさせていただきました。

憧れのアイランドキッチンを成功させるために、
大切なポイントは、
--- 裏の部分を充実させること、、---
裏動線の充実は、表舞台を惹きたてます。

ずっと前、、かなり前、、
渡辺篤史の建もの探訪を観ていた時、、(好きな番組です…笑)
玄関に併設されたシューズインクローゼットから、
キッチンのパントリーに続く動線の家があり、
とっても使いやすそうだなぁと、心にメモしていました。

稲毛の家の基本設計のとき、
心のメモ帳からその使いやすいイメージを引き出し、
間取りにその動線を入れ込むと、ピッタリ♪

と、いうことで、
玄関~シューズインクローゼット~パントリー~キッチンと、
裏動線がシッカリと確保された間取りプランを採用。

家電、、食器、、食品ストック、、調理用具、、掃除用品、、
ゴミ箱、、生ゴミ処理機、、DIY道具etc
居場所のゾーニングを、じっくりと打ち合わせをして進めました。

その‘裏動線部分’を入れると、かなり広いキッチンになります。
裏動線を少なくし、LD部分を広くした方が良かったかも…等、
Sさまにも迷いがあった部分かもしれません。。

でもモノ達の居場所が定まらないLDKほど落ち着かないことはない。。
と、数々の家をつくってきて実感すること。

‘ 裏動線部分 ’ ここをおろそかにしなかったことが良かった…と、
思っていただく日が来ると密かに思っているのですが。。(笑)

実は、、三件目となるオープンなアイランドキッチンのある家を、現在設計中。
次は、井の頭公園前の家で採用いたします。(二の字型レイアウトです♪)
現在、見積に出すように図面を鋭意作成中!!

今週は、
青梅の家 工務店さんとの請負契約、、
丘の家 契約前打ち合わせ、、採用予定のUBの下見、、
葛飾高砂の家 地鎮祭 と、大きな予定ばかり。

気を引き締めて頑張りたいと思います。


≪ 稲毛の家 オープンハウスのお知らせ ≫

Sさまのご厚意で、
オープンハウスをさせていただくことになりました。
予約制で、9月3日(土)、4日(日)。
ご興味のある方は、こちらから、お問合せください。



他にも工夫が沢山のS邸。。
またご紹介したいと思います♪


  家での日々の暮らしが心地よく、、
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2011年07月23日


旗竿状敷地の庭_目黒の家一年後♪


約一年前に、お引き渡しをした、目黒のS邸。
今月の初めに、点検とプチ改造の相談を兼ねて伺ってきました。

S邸は、旗竿状敷地。
竿状の部分が、アプローチなのですが、
引き渡し当初は、ポストと門扉と敷石を敷いただけ。。
植栽は、暮らし始めてから徐々に入れられるということでした。

どんな風に変わったのか、とっ~ても楽しみだったのですが、
一年前とはガラリと変わったその景に、嬉しい驚き!!
↓ こちらです!!

steigarden_4-20110702.jpg シンボルツリーとなるハナミズキを配し、、
ダイコンドラの下草が青々と敷石を縁取り、、
と~ってもいい感じのアプローチ庭になっていました♪

ご主人お手製の自動水やり機まであって、、ホントビックリ!!
( だからか、植栽がイキイキしていました☆)
長女のKちゃんもこのアプローチ庭を満喫♪
玄関ドアとお揃いな水色の自転車で行ったり来たり。。
と~っても楽しそうでした!!これぞ、旗竿状敷地の醍醐味ですね☆

また、、S邸は、2階リビングなのですが、
FRPグレーチングのテラスがあります。
ここも、もうひとつのS邸のお庭。 ↓ こちらです♪

steigarden_6-20110702.jpg 隣家に面しては、セランガンバツのルーバーで目隠し。
三方向は自分のお家なので、、プライベート感たっぷり!

誰に気兼ねすることなく、、お家に居ながら、お外ご飯☆
週末になると、卓上BBQコンロで、炭火焼を愉しまれているそうです♪
キッチンもすぐなので、後片付けも楽ちんだし、、動線の勝利!(と、自画自賛…笑)

そう、、奥さまが更新されている、、
おうちのブログを教えてもらいました。
( ↓ そちらより、水遊びされている画像をコピーさせていただきました )
( ね ♪ 楽しそうーー! )

ssama_blog_2.jpg このテラスでは、暑い日にプールを出して、
近所のお友達と水遊びもするみたい。。
もうひとつの庭、、リビングテラス大活躍です!!

それにこの陽あたりの良さ、、4方向囲まれている条件の敷地とは思えませんよね。。

お引き渡し時には三人+ミニチュアダックスPちゃん1匹が、
長男K君が今年3月に誕生して、、4人+1匹に。。
家での暮らしの様子を綴られている記事を読むと、
思わず、笑顔になります♪ 

ホントにお家での暮らしを愉しんでくださっていて、、
設計者として、シアワセ ☆


- 何かを得て、何かを諦めること -
当たり前なことですが、、
家づくりには、当然そんな場面も多いです。

S様も、家づくりにおいて望んだこと全て、、
パーフェクトに叶えられたわけではなく、、
優先順位をつけて、、
その時、出来うる最良の取捨選択をされました☆

・ SE構法で間仕切りの少ない開放的な空間を実現
・ 旗竿状敷地でも、採光がとれて明るく!風通し良く!
・ リビングに面したテラス
・ 中庭バスコート

結果は大正解!
おうちに居ながら、アウトドアな感覚も楽しめる都会の庭。
個人的にも、かな~り、いいなぁ。。と感じます。。(笑)

プチ改造のことは、またいずれ。。
でも、家での暮らしを益々楽しもうという!?S様ならではの改造。
どうなるのかな??



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2011年06月29日


風通る家の心地よさ_三鷹の家施主検査で…1

R8181720bbb.jpg
暮れかけた庭の紫陽花。
梅雨がもうすぐ終わろうとしている6月の終わり。。

hydrangea-_edited-1bb.jpg
北側の日陰から緑ある南の庭に吹き抜ける風の心地よさ。。
風通る家が好きです♪

先週土曜日、三鷹の家の施主検査がありました。
3.11の地震で、現場がストップするかとも思いましたが、
当初の予定からも、大幅にずれ込むことなく、完成。
工務店さんに感謝です!!

三鷹の家は二世帯住宅。

家づくりの最初の打合せの頃、、
ご両親からのリクエストが、「 風の通る家 」。
昭和の家をまめに手を入れメンテナンスしながら、
断熱性も殆どない昔の家の夏の暑さも冬の寒さにも、
工夫して住まれてきたご両親でした。
 
断熱性がよく、機械で空調を制御する家。
性能重視な家を、展示場などで多く見てこられていたようですが、
何か腑に落ちていないご様子だったのを覚えています。

施主検査の最中、、、
北側から南の庭へと家を吹き抜ける風に、、
「 本当に、いい風が吹くね~ !!」 と、
ご両親が驚きながらにっこり。。とても喜んでいただけました。

私自身も風の通らない家が大嫌い。
気が滞るような感じもするので、行き止まりのある家も好みません。
風の通り道を、施主さんからのリクエストが無くても、、
必ず考えて設計します。。

が、、施主さんにとっては、ホントに風が通るかは、
図面上で大丈夫ですと、設計者が太鼓判押しても、
建ち上がってみないと、実感できないものなのですね。。(苦笑)

でも施主検査のこの日、
皆さんの満足された表情を見ることが出来て、
私自身も、本当にホッとしたのです。。。。

窓と風と光。。

性能が高い家であることが前提だと思うけれど、
性能に頼りすぎないことって大切に思う。
特に、この夏のように、電力に頼ることのできない状況には、
やはり自然の風が頼りなりますよね。。

↓ 猫好きな私が大好きなCM。
YKKさんの 「窓・風・光を考えることはエコを考えること」
( YOUTUBEからリンクさせていただきました )



私自身の暮らしも去年とは違います。
今日は真夏日、、東京でも35℃をマークしましたが、
エアコンには、なるべく手を伸ばさず過ごしました。。。
我が家はマンションなので、、かなりヘビイな我慢大会ですが、
健康的に汗をかくことに慣れようと、努力中です。

人間は何でも制御してしまおうとするけれど、
自然と寄り添う知恵も持ち合わせているはず。

地震以来、もやもやもやもやと色々モノ想う日々が続き、
福島の相馬で被災地を見てから、だらしないですが、、
どこか喪失感・無力感が消えない自分も居ました。

価値観が変わりつつある今、
少しづつ自分の出来る範囲しかできないけど、、
これから設計を進めつくる家で、、
向き合っていくモチベーションが沸いてきました!

新しい家の設計も、迷いも出て停滞しがちでしたが、、
吹っ切れて頑張れそうです。
お待たせしていたお客さま、申し訳ございませんでした。


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2011年05月21日


本好きな家の間取りのヒント_本棚で廊下を活かす工夫


久々に間取りのヒント!

先日、お客さまが打合せにいらしてくださった時、
我が家の廊下を、、「 こんな使い方も有なのですね~」と、
仰ってくださいました。( I様、ありがとうございます♪ )

Bookshelf_edited-1.jpg ← こちらが、中古マンションリノベをした室内、、我が家の廊下です。
マンションならではの暗い廊下に本棚を設けてあります。
写真は雑然としていますが、、(汗)
きちんと整理してお使いになれば、飾り棚としても機能します。

ただ通るだけの廊下に、本棚をつける。。
それだけで、「廊下」というスペースが、グンっ!と活きてきます。

いいひのお客様には、本好きな方が多いです。
リビングに造り付け本棚、、子供室の間仕切りに造り付け本棚。。
本棚は、家の間取りに組み込んで考えた方が、絶対にスッキリと納まります。

なので、今日は、本好きな方が住まう家向け、、
「 本好きな家の間取りのヒント_本棚で廊下やホールを活かす工夫 」
そんなテーマでまとめました☆
( 以前にも廊下をテーマにまとめたことがありましたが… 今日は本が主役です )
 
まず、、いくつかの事例をまとめたPDFと実例写真をUPいたします。
( 下の画像をクリックすると、大きくPDFが開きます )

madorinohinto20110521.jpg


本好きのお客さまには、間取りを考える時に、
造り付けの本棚をおススメしています。

壁面いっぱいにリビングなどに配するのも素敵♪
あとは、動線上必要な通路やホールの一角に設けることも、
空間が活きてきて、とってもおススメな工夫になります♪

↓ PDF左下事例、練馬の家ライブラリーホール。

Library-hall-nerimanoie.jpg 1階リビング上部が吹抜け。
その吹抜けをグルリと囲むホールに、
パソコンカウンターと、手摺を兼ねた文庫本用本棚を設置しました。
部屋と部屋を繋ぐ通路、、ホールを有効活用した事例です。

↓ 下の写真は、練馬の家、、暮らしてからの様子です。

LibraryhalLnerimanoie4.jpg ↑ 手摺兼本棚も、ピッタリとキチンと文庫本が収納、、
カウンターには、予定通りパソコン関連のモノを収納。。
家族みんなで使える書斎として活用されていらっしゃいます。

右側の間取り事例は、建築中の稲毛の家と、これから建てる葛飾高砂の家。
どちらのお施主様も子育て世代で本好きなご主人。
玄関ホールからリビングへの動線上通路に、
飾り棚 兼 本棚 として配置しました。
完成したら、また写真をUPして、ご紹介できたらいいなぁと思っています。

最後に、、本棚をつくるための基本的なデータをまとめました。
本棚を考える時に、ご参照くださ~い!
 ( ※ 寸法は、実測なので多少の誤差あります )


■ 本棚をつくるための基本データ

≪ 本のサイズを知ろう! ≫

文庫本 ;105㎜×150㎜
単行本 ;130㎜×190㎜
新書版 ;105㎜×185㎜
A5版 (学術書、教科書など) ;150㎜×210㎜
A4版 (全集、雑誌…住む、BISEなど);210~235㎜×300㎜
B5版 (週刊誌…週刊文春など);180㎜×260㎜
※ アルバムサイズは各家庭マチマチなので、
  実寸を測定するようにするとよいです

≪ 本の収納に必要なスペース寸法 ≫

上記サイズを包括して、、少し余裕を見ても、、
奥行:250㎜ × 高さ:330㎜ 程度あれば
オールマイティなスペースだと考えられます。

≪ 棚板をどうつくる? ≫

本棚の棚は、可動棚 (かどうだな) が基本。
材種は、ランバーコア合板や無垢集成材など。
棚板厚みは、幅とデザインにもよりますが、
厚み21㎜程度で、幅800~900㎜は十分持ちます。

≪ 棚受け金物について知ろう! ≫

棚受をどうするか?
収納する本によって、調整が効きやすいのが、
「 ダボレール 」 と云うモノ。
どんなモノかは、以下のリンクが参考になります。。
楽天市場:DIY・日曜大工で「便利・安心・快適」生活♪「ダボレール」

リビングなどには、レール式ではなく、、
いわゆる差し込みダボ金物がおススメすることが多いです。
楽天市場:DIY・日曜大工で「便利・安心・快適」生活♪ 「棚ダボ」

≪ 扉の有無と 落下防止のこと ≫

本も、堂々と見せることが出来る本と、、
( ウチなら建築関係の本 )
出来たら隠して仕舞って置きたい本、、
( ウチなら、キャンディやガラカメなど少女時代からの漫画本 )
があると思います。

見せてもいいところはオープンに。
隠したいところは、クローズして扉をつけて。。
という具合にしておくと、使い勝手が良いかもしれません。

扉をつける時は、耐震ラッチもお忘れなく。。
オープンの場合の落下防止について、、
ぎっちり詰まっていると、多少の揺れでは落ちてきませんが、
本を大切にきれいに飾る方は、、、
棚板と底板を斜めにするなどの工夫をするといいと思います。
( スペースも費用もかかるのがネックですが… )




以上、間取りのヒントでした。
電子ブックも普及してきていますが、、
本が100%無くなることは考え難いです。

本好きな方には、、ぜひ、家づくりを機会に、
愛する本達へ居心地の良い場所を・・・
素敵な本棚をつくってもらいたいなぁと思います♪


  家での日々の暮らしが心地よく、、
  住む人の幸せに繋がりますように、、
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「 間取りのヒント_玄関と2WAYシューズインクローゼット_K邸での実例 」
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2011年03月30日


オンドさん月島の家_狭小地の伸びやかな空間利用_箱階段_チェッカーガラス


青空が広がる先の日曜日、、
「暮らしと家」共同主宰者のアトリエオンドさんが
手掛けた新築住宅 月島の家オープンハウスへ、
暮らしと家の打合せを兼ねてスピカさんと行ってきました!!

月島は、、もんじゃ焼きの街として、あまりにも有名。
東京の真ん中、ホント風情ある下町。

狭い路地の途中、、敷地面積8坪の狭小地に建つ家。
コンパクトな敷地だと、、必然的に空間利用力が問われます。

しかも、防火地域のため、、
3階建以上は耐火構造にしなくてはいけない法規制。
( 一般的な 木造三階建ては建てられないのです )
平面的な間取りだけではない、、
縦方向の空間を如何に効果的に使えるか…が勝負。


≪ 縦方向の空間利用に活きる設計手法 ≫
 ☑ 下階の面積1/2までの天井裏空間
 ☑ スキップフロア
 ☑ 1階に光を呼び込む効果的な吹抜けや天窓
 ☑ 建築面積1/8までの屋上塔屋


等々、、
考え尽くされた空間が無駄なくコンパクトにまとまり、、
なお且つ、伸びやかさを感じさせる空間利用。

そして、、オンドさんらしい、お洒落な空間♪
ご夫婦とお子さんと猫ちゃん2匹が住む家だそうです。
お宅拝見させていただき、参考になるポイントを。

ondsankaidan.jpg ← 屋上へ続く
箱階段。

子供的にも、、
猫ちゃん的にも、、
最高に楽しそう!














 ■ 箱階段とは、、
 階段が、「箱」、、、家具として作られているもの。
 ☑ コンパクトに上階へアクセスしたい、、
 ☑ 収納力を増やしたい、、
 そんな時につかわれる場合が多いです。


間取り空間の工夫、、
段差を活かした、、ちゃぶ台でくつろぐリビングとキッチンの繋がり。。
家族の成長と共に増えていくだろうモノたちの収納場所の確保。。
お洒落なだけではなく、、
そこに 「家族の暮らし」 に、きちんと向き合った工夫がされていたのが流石!

それに、、素材づかいも素敵!
キッチン前と洗面台前のタイルも、これまた、こちらのお家にぴったり。
スピカさんのブログ に掲載されていたので、、リンクをご参照くださいね♪

もうひとつ、素敵ね~~~ と、感じたのは、、こちら。
↓ チェッカーガラスをトイレ扉の上部に使用。

Checkers-glass.jpg 灯りを透かし、、壁に映るガラスの陰影がたまらなくいい感じ。好きです!!


■チェッカーガラスとは、、
アンティーク家具等によく使われている格子状の型ガラスのこと
一般的に、、ヨーロッパ製で、ガラスの厚みは4㎜。
こんな風にランマ部分につかうのも素敵ですね♪
(ちなみに、こちらは施主さんからの支給品だそうです)



オンドさんは、ご主人とふたりで、、
札幌と新宿を拠点に設計事務所を本格始動。
この時初めてご主人とお会いしたのですが、とっても優しそう。

設計事務所を夫婦でやっていて、、
ふたりでひとつの家に向き合うと、、
夫婦でも意見の違いに悩むことも時にはあり、、
腹が立ったり喧嘩することもありますが。。
( あ!コレは我が家のことです~苦笑 )

ひとりより、、ふたりのチカラは、
1+1=2 数式以上のチカラを生むといわれます♪

でも、、オンドさん夫婦は、そんな心配は全然ない感じ。
おふたり、息がぴったりの素敵なご夫婦。
これからも仲良く頑張ってくださいね~♪


≪ アトリエオンドさんの情報 ≫
■ オンドさんが更新されているブログです!
→ オンド日記
■ オンドさんがご友人と共同運営されているお洒落なインテリアのネットショップ
→ ROUND ROBIN


  心から、愛と感謝を。
  私たちを取り巻く全ての存在に。 (出美)


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「茶の間主義の家・・もちろんパッシブ」見学会記&スケッチ
「 ほのかな暖かさの家_断熱の大切さ 」

2011年03月28日


桐の無垢床_素材のチカラ@目黒駒場の家

kiriishimoku.jpg 無垢の床板のあたたかさ、、
夏は汗でべたつかない心地よさ、、
経年変化でついた傷も味となる素材感。。

日々、無垢の床の持つチカラを有り難く享受して、家づくりに採り入れています。

ただし、、反面、、住むひとによっては、、
そのメリットを感じない方もいらっしゃいます。

傷は必ずつく、、乾燥収縮で縮む反る、、
そんな特性を理解しないと、、
無垢床の採用が、ストレスになる場面になってしまう可能性も有です。。

素材選びの時、、雰囲気や感覚的なことだけではなく、、
生活感が伴ったメリットデメリットを、、
きちんと腑に落とすようにしてもらうことが大切だと思っております!

ちなみに、いいひでよく使う床は、いわゆるハードタイプ。

床暖房対応で、、
無塗装仕上でお手入れが楽で、、
犬猫が爪を立て走り回ろうと、、
子供がおもちゃを投げようと、、
荒っぽく椅子を引こうと、、
珈琲をこぼそうと、、
ストレスなく使える床を採用することが多いです。
( すごく荒っぽい表現ですが 暮らしってそんなものですよね 笑 )
( あ、潔癖症の方は難しいかな… )

でも、、今回、目黒駒場の家で、
初めて 「 桐 」 の無垢床を採用します♪
いいひの家では、室内ドアに 「桐」 をつかうことが多いのですが、、
初めての床への採用になりますので、、採用にあたり、色々と調べました。

kiriishimoku1.jpg ↑ 工事中の目黒駒場の家で採用する桐の無垢フローリングのサンプル。

イシモクさんという新潟の会社のモノをつかいます!
全てオイルを染み込ませた塗装品。

いくつか桐床のサンプルをとったのですが、、
イシモクさんのが、一番、質が良いもので、、
永く住まう家に採用しても大丈夫そうだと、、感じました。

kiriishimoku02.jpg
桐を床につかうことが、実は、少々怖かったのですが、、
ココのを見てこれなら、、と納得。
お値段もかなりしますが、、他と比べてみると質が明らかに違う。。
価格差は納得の差だと感じます。。

桐の特性、、
温かくて、柔らかくて、水に強い、、腐りにくい、軽い。。

桐は火にも強いから、、大事な着物は桐ダンスに仕舞っておく。。
昔からの知恵ですよね。。

火に強い、、温かいということは、、
感覚的や迷信的なことではなく、、
きちんと科学的データが裏付けされていることです。

桐は、顕微鏡で、桐を見ると、気泡が独立していて、
そこに空気が含まれているので、、外からの熱の影響を受けにくい。
熱伝導率が低いというデータがあります。

 熱伝導率が小さい →  簡単にいうと、
                 素材自体で暖かさを感じられて
                 夏の日差しを受けても熱くなりにくい

例えるなら、 発泡スチロールが温かい感じ、、わかります? 

人が素材に触れたとき、、
温かいな~とか、素材自体が人の体温を奪わないため。
冬は温かく感じ、夏はヒンヤリ感じるのです。
  kiriishimoku3.jpg
温かさに加え、魅力なのは、柔らかさ。
転んだ時のクッション性の良さで、
老人の方の施設や、、幼稚園に採用される事例も多いと聞きます。

ただ、柔らかいので、傷が心配な面はありますが、、
あまりヒドイ凹み傷でない限り、、
水で濡らしてアイロンで3秒ほど熱を加えると、、
ほぼ元通りになるという特性も有。。
( アイロンの当て過ぎは注意が必要なことだとか… )

ある程度、お子さんが大きくなったご家庭。
スリッパを履かず、素足でペタペタ過ごす、、
床にコロコロと寝転んだりしてくつろぐ、、
ちゃぶ台で坐スタイルでくつろぐリビング、、

そんな感じで、床暖房を入れなくても、
ふっと温かさを感じたい場面の床材には最高なのかな。

ただ素材自体の持つチカラ…は色々で、、
生活する場面、、住む人のつかい方、、何に価値を置くかによって、
そのメリット感は、大きく異なると思うのです。

それに、、この地震を受けて、、色々思うことのひとつに、
ライフライン(電気・ガス)を断たれた時に、、
どれくらい自立して、人を助けてくれる家で居られるかということ。。

正直、、地震以降、
これから始まるお客さまとの家づくりに、迷うこと多々でした。

でも自分が気付くことを、出来る範囲で、採り入れながら、
この災害で気付いた目線での素材や仕様選びも、今後は視野に入れていき、、
よりよい取捨選択をお客さまにしていただき、いい家をつくっていきたい。。
そんなふうに前向きになれた今日この頃です。

新しい週のスタートです!
前を向いて、、家づくりに役立つこと、、
また、綴っていきたいと思っています♪


  心から、愛と感謝を。
  私たちを取り巻く全ての存在に。 (出美)


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2011年03月20日


杉並の家_珪藻土パターン打合せと完成時期


東京での家づくり。
色々、先行きの見えない状況から変化はありませんが、
いいひでは、いつもと変わらず家づくりのお仕事を進めています。
現場も、動ける今は、
とにかく工務店さんと協力しながら、粛々と動いています!!

木曜日には、、杉並の家へ。
室内の珪藻土試し塗りの打合せに行ってきました。

今回の素材もコレ!
↓ ↓ 日本ケイソウド建材のエコクイーン。

ktei20110317keisoudoblog.jpg さて、塗りパターンですが、、奥さまいわく、、
ホールサイズの苺のショートケーキの生クリームのコテむらのように。。
そのニュアンス分かります!!絶妙に巧い表現です(笑)

でも、、職人さんにそれだけ伝えるだけでは、
そのニュアンスがくみ取ってもらえない可能性も有。

なので、いいひの家づくりでは、、
塗りパターンを現場でお客さまに再確認していただくことが多いです。

こんなかな?あんなかな?と、、
アレコレ塗り試してみてパターンを決定。

珪藻土は、昼間の光では、塗りムラが大人しく見えますが、、
夜の灯りの下だと、強調されて見えることもあるので、、
この光の感じのとき、派手すぎる模様にすると、、NGかもしれません。

ktei20110317kabetameshinuri.jpg
コテの引き残しがあり、、あまりうるさすぎない、、
温かみのある生クリームのコテむらテイストの、、
杉並の家K邸バージョン!と、、工務店さんによって命名されました。
ここ、杉並の家は、吹抜けもあり、大変ですが、、
職人さんやる気ムンムンでした♪ 頼もしいね!!

珪藻土、、漆喰、、シラス壁、、etc。。
塗り壁の素材は様々な選択肢がありますが、、
実績の多い、このエコクイーンを採用する方が多いです。

珪藻土は、壁の表情を色々工夫できます。
塗りむらをつけない漆喰風にすることもできますし、、
フランスやイギリスの田舎家のように、、
ポッテリ厚く塗りこめることもできます。
ご自身のインテリアテイストに合わせて、愉しめる素材です。

それに、、
↑ ↑ らせん階段のある吹抜けを通じて入ってくるこの陽の光。。
旗竿状敷地で、東側・南側・西側境界すぐに家が在るなんて、、、
想像できない明るさを得た1階の午前11時過ぎ。。
太陽のチカラに感謝です♪

そして、Kさまは、コロニアルチェックのファブリックを採用予定♪

ktei20110317rinenblog.jpg 光に透かせながら、、ファブリックも検討されていました。
ナチュラルな雰囲気がとてもこの家に合います。

+ 無垢のフローリングと、珪藻土の壁の空気感。。
玄関ドアの塗装、、オリーブグリーンも実にいい感じなので、
完成が楽しみです!!

と、順調なのですが、、
実は、杉並の家、現時点でのお引き渡しの目途が立ちません。。

理由は、、、
住設品(キッチン・トイレ・洗面ボウル)の納期が確定されないため。
東電の申込みができないため。
段取り済みの引越し日を延期していただくことになってしまいました。
 
こればかりは、誰のせいでもなく、仕方ないこと。
被災地を思えば、、こうして日常を生きて居られるだけで有り難い。。

でも、もし私が施主さんの立場だったなら、、
引越しの目途がたたないことに、凹むでしょう。。きっと。。
賃貸の家賃とか、、色々、、いろいろ、、あるから。。

でも、工期のことを話すと、、
「 無理をしないで完成させてくださいね。ウチは大丈夫ですから… 」
と、笑顔。。

何だかホントその笑顔に救われた想いでした。。

進行中のお客さまには皆さんに、
家づくりの状況と見通しをお伝えしているのですが、、
皆さん、冷静に、協力的に受け容れてくださいます。。

あたりまえなのかもしれませんが、
そのやりとりをさせていただきながら、
それぞれのお客さまの事情が在りながらも、
皆さんの冷静さと優しい想いに、胸があつくなりました。。

被災地のこと。。
余震のことや放射能のこと。。
情報だけを追っかけていると、、
あたりまえに仕事をすることが良いのかしら?と、
感じる空気感も、ここ東京にもあります。

けれど、協力してくれるそんな施主の皆さんを前に、
つくり手側の私たちは、、、
普通に家づくりを進めていくことが、
在るべき姿、、自然なのだと思います。

昨日出先でiphone見ていたら、、
Twitterでの、ある落語家さんのツイート。
 
 いまは、みんながみんな、なんだか使命感みたいなのを
 しょいこんじゃったように錯覚してるけど、ぜんぜんそんなんじゃない。
 落語家だから落語やってる。ただそれだけ。

シンプルですね。
いいひもそう。
腹据えて、、自然体で居ようと思います。

 建築屋だから、いえをつくっている。それだけ。

こんなときだけど、普通に、、、
できることを真摯に頑張っていきます♪

  心から、感謝を!!
  私たちを取り巻く全ての存在に。。 (出美)

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2011年02月18日


夢叶えるスクラップブック_住んでから見学♪

steihousestory2011.jpg 千葉稲毛の家がスタートしております!!

子育て真っ最中のご夫婦が建てる家。
S様にも、いいひブログへの記事UPを快くご了承いただきました。
逆に、いつ、ウチがUPされるのかなぁと思っていてくださったとのこと。。
S様、ありがとうございました!!!!
(  カテゴリタイトル、、もう少し考えさせてくださーい!! )

S様と、最初お会いしたのは、7月。
その時に見せていただいたのは、
家づくりのためにまとめられた一冊のスクラップブック。

 どんな家にしようか、、
 どんな暮らしを叶えたいか、、
 ご夫婦のそれぞれの好みのテイストの切り抜き、、
 部屋ごとのイメージ、、
 検討しているつくり手さんの実例、、
 具体的な間取りのスケッチ。。etc.♪

色んな方向性をご自身達で検討し、、まとめられた一冊。
見せていただいた時、、、その想いがズドンと!
直球で伝わってきた素晴らしいモノでした☆

まるで、夢を実現する 「宝地図」や「夢ノート」 そのもの!
S様ご夫婦が何を望んでいるのか、、
そのスクラップブックを読んでいると、、
ご夫婦が建てられる未来の家のカタチがあぶり出されてくるよう。。

少々仕事が詰まってきた時期だったので、、
工期を聞いて、最初はお断りしようと思っていたのですが、、
お会いして、見せていただいたそのスクラップブックに心動き、、
描かれたS様の夢に共感し、、ご縁が繋がりました。

そこから、ラフプランを描き、予算を考え、、
具体的にどんな家が叶いそうかをご提示。。
正式にご依頼をいただき、今に至ります。
地元でシッカリと根差すつくり手さんとも出合えて、、
徐々に工事が進んでいます☆


- これから家づくりをするお客さまが問合せてくださる -

家づくりは、夢を叶える素敵なこと。。
でもきっと、期待やワクワク感以上に、不安も大きいはず。。

どんな可能性があるのか知りたくて、、
自分たちが頼むに値するところか知りたくて、、
お問合せくださるのも、、ラフプランをご依頼くださるのも、、
きっと勇気が要りますよね。。

その想いに応えるため、、、
私たち設計事務所に出来ることは、何だろう。。
私たちに出来るコトをお伝えするためにはどうしたら良いのだろう。。

まず、、プランをすること。
でも図面上やプレゼンだけではお伝えしきれないことが多々。
私たちの家づくりを実際に観ていただくことが一番だなぁと思います。

お客さまには、実際に いいひで手掛けた家 を見学していただきます。
そう、、 「 住んでから見学 」を、OBのお客様にお願いしております。
Sさまも、、テイストとスケール感が似ている越谷の家M邸へ。。

mteikengakussama2010.jpg ↑ SさまがMさまの家を見学された時の写真。
S家長男、Sちゃんが、M家Kちゃん&Gちゃんに遊んでもらっているところです♪
Kちゃん、Gちゃん、すっかりお姉さん、お兄さんに成長していて、、
でもシッカリ私たちのこと覚えてくれていて、、
つぼきさんは何だかビックリで嬉しかったですよーー!(笑)

無垢の床でも、、全く気にせず、、のびのびと玩具で遊び回るお子さんたち。

そんなM家の暮らしぶりを口頭でお伝えしていましたが、、
やはり実際にお住まいのなった暮らしを伴った家を、
見せていただくのが一番参考になるようです♪

M様はじめ、ご協力くださるいいひOBのお客様、、
いつも本当にありがとうございます!!!!!

OBの皆さんが、 「コレ」 というモノを選んで建てた家。
その背景には、、予算調整の壁 や 迷い や 葛藤が多々。。
その家とご自身の暮らしをを見せてくださり、、
どんなところで悩んだのか、、どんなところが成功したのか、、
逆に、失敗してしまったところなども、包み隠さず教えてくださるから、
これから建てる方にとって、ものすご~く参考になると思うのです。

change-of-the-agingmtei.jpg
M邸の木部。
白かったメイプルの無垢床も、、タモ造作材も、、桐の建具も、、
いい感じに経年変化しています♪

「 住んでから見学 」は、私たちにとっても実は楽しみです。。
久しぶりに会えるお客さま、、変化していく家の様子。。
ホント、シアワセな時間なのです♪

いいひが よい 「ご縁」 に恵まれるのも、、
建ててくださったOBのお客様が居てくださるからこそ。

共感し、、繋がって、、
ひとつのモノ(家)をつくりあげた結果、、
生まれるヨロコビの連鎖。。
それってかけがえのない宝物。

うん!やはりぶれることなく、
自分の価値観を大切にしていきたいと感じます♪


  家での日々の暮らしが心地よく、、
  住む人の幸せに繋がりますように、、
  心を込めて ♪ (出美)


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2011年02月11日


2WAY動線_回遊性ある間取りのメリット_水廻り編

comfortablespace20110211.jpg
家のことをほぼ毎日考え、
色んな家に住まう方々に会ってお話することも多い私達。

久しぶりの間取りのヒント♪
「 2WAY動線_回遊性ある間取りのメリット_水廻り編 」です!

心地よい水廻りって、、
洗濯洗剤などのテレビCMを観ていると感じますが、、
必ずといっていいほど、、
光と風が通っている心地よさそうな空間が映し出されます。

でも、日本の家の水廻りの現実は、、
北側で暗くって狭くって・・・と、、カナシイ状態なことが多い。

でも、、CMのようなイメージの、、心地よさを兼ね備え、、
家事動線がスムーズな間取りを叶えること。。
家づくりをするならば、、是非、、考えてみていただきたいなぁと思います。

また、、キッチンや洗面脱衣室の間取り、、レイアウトによって、
日々の家事動線に大きく影響を与えるので、、よ~く考えて検討したいところ。

この夏に着工する葛飾高砂の家の事例で、、
シミュレーションさせていただきます。
( T様、ブログへの記事UPのご了承、本当に有難うございます!!)
( カテゴリタイトル、もう少し考えさせてください ☆ )

手描きで水廻り付近の間取りを抜粋したので、
みえにくいですが、、ご容赦ください。。。
↓ 画像をクリックすると、PDFがひらきます。

madorinohinto20110211.jpg  
実際には、左の回遊性がある間取りで設計が進んでいます。

≪右≫
南側に平行にキッチンセット、背面の壁に収納を設ける、、
マンションなどでもよく見かける一般的な間取りです。

この場合のメリットは、、
LDに平行に、キッチンが配されるため、視界が広がります。
対して、デメリットは、、
玄関~LDに行く通路上にキッチンがあるため、、
覗きこまれるようで、、来客時の視線が気になります。
あと、、動線が繋がらないのもデメリットかもしれません。。

リフォームではない、新築のプランを考える前にも、
必ず、、今の住まいの不満を伺うようにして、
次の住まいの設計に活かすようにしています。

右タイプの対面キッチンへのご不満も、
お客様から、よくお聞きすることがあるので、、
なるべく、、玄関ホール~LDへの動線上に、
キッチンを配置しないように心掛けます。。

でも、、どうしても、そこにレイアウトせざるを得ない場合も有ります。。
その場合には、目隠しする壁を入れたりして、、
住む方のストレスにならないようにしています。

個人的に、基本、行き止まりが好きではないので、
いいひの家では、、家事動線が途切れない、、
回遊性ある間取りをおススメすることが多いです。

キッチンと洗面脱衣~浴室がワンフロアにある場合、
炊事~洗濯の動線が繋がっているととても便利です。
ただ、家事が楽になるだけではなく、、
行き止まりが無いことで、空気が滞ることなく、淀みません!

また、、、女性は、「 ながら仕事 」 が得意。
例えば、、

  洗濯をしながら、、
  ミシンをしながら、、
  パソコンをしながら、、
  子供の宿題を観てあげながら、、
  モチロン、自分自身のコトを愉しみながら、、(笑)

キッチンに立ちながら、、他のコトをするには、、
回遊性があった方が断然便利です。

そんなコトを思い描きながら、、辿り着いた間取りが、、左。

≪左≫ の場合、、
キッチンがLDに対して直角に配置することによって、
洗面脱衣室との繋がり、、そして、、
主婦机やファミリーカウンターとの繋がりが生まれ、
2WAY動線、、回遊性のある間取りになります。

そのメリットは、、

 料理をしていても、、家中に目が配れる。。
 同時進行家事(ながら仕事)がスムーズにできる。。
 風が通る。。

水廻りの収納、、リネン庫や食品庫スペースなど、
限られたスペースですが、要所要所、、収納も配置。

大きな収納をドーンと設けるより、、
適所にちょっとした奥行の浅い収納がある方が便利です。
奥行の大きい収納は、余程の収納上手な方でないと、使い方が難しい。。
( 私も収納下手なので、、自分の失敗を糧にしています。。笑。。 )

また、、収納は、仕舞う場所を増やすより、、
在ったところに戻すことが大切だと云われますよね。。

そんな目線も、、この事例には採り入れられていますので、、
間取りを検討していただくときのヒントにしていただけたらと思います!!

「 いやいや、、2WAY動線なんて要らないから、、
        通路のスペースを収納に充てたい… 」

などの、ご希望が出るコトもあります。

モチロン、色んな暮らし方があり、、
色んな考え方があるので、、ケースバイケースだと思っております。

また、行き止まりであっても、
窓や出入り口のレイアウトによって、
空気が淀ませない工夫も出来ますので、、
ご自身の暮らし方をシミュレーションして、
しっくりと来る方を選択されると良いと思います!!

水廻りの心地よさは、、色んな意味で良いものです。

風通しが悪くって、、モノが整理しきれなくって、、暗くって、、
という水廻りより、、
風が通って、、モノが制御されていて、、光も感じられる、、
そんな心地よい空間がある家を、、ぜひ叶えてくださいね~♪

「 間取り 」 でしっくりこない、、とお悩みの方も多いですが、、
私たち設計者は、「 間取り 」 も、ある意味デザインの一部だと捉えます。
住まい手の使い勝手のみ、、を重視して、
他との整合性がグチャグチャになるのはNGだと思うのです。。

「 木を見て森を見ず 」 にならないよう、、
バランスをみながら、巧くレイアウトしていけたら、、
コレっ!という間取りが生まれてきてくれるハズ♪

2WAY動線_回遊性ある間取り_水廻り編については、以上。

次回の間取りのヒントは、、
2WAYウォークインクローゼットについてUPしたいと思います☆

なかなか時間がとれなくって、、、役に立つブログ記事が書けず、、
でも、ずっと 「間取りのヒント」 の記事を書きたいと思っていたので、、
今日は何だかとってもスッキリしました♪ (笑)

最後まで、読んでくださってありがとうございました!!!!


  家での日々の暮らしが心地よく、、
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「 子育て世代Mさんが選んだ 家づくりのコンセプトと間取り 」
「 間取りのヒント「家事動線のいい家 洗濯編」 ≪事例 インナーバルコニーのある家≫」

2011年02月04日


玄関ドアの色選び♪

BLUEDOOR20110114B.jpg 外から帰ってきて、、
我が家の玄関ドアが見えてくると、、
‘ ほっ ’としますよね♪

どんなに疲れていても、、
扉を開けた瞬間、、
張りつめていた神経が緩むような感じ。。

自分だけの空間があって、、
自分の好きなものがあって、、
安心できる匂いがして、、
そんなくつろげる家があることが、どんなに幸せなことか。。。

家づくりをされる方々には、、
そんな安心感ある、、愛着ある家をつくっていただきたいなぁと、、
常思うワタシです。。

いいひの家の玄関ドアは、、スチールか木製のどちらかが多いです。
家の雰囲気によって、、、防火の法規制によって、、、選ぶようにしています。
既製品の玄関ドアは、片引き扉以外は、あまり使うことがありません。

木製の場合は、 水に強い 「ひば」 を、
竪羽目貼(たてはめばり)にして使うことが多いです。

スチールの場合は、シンプルなフラッシュドアに、ペイントで色をつけますが、、
お客さまの好みの色を入れて、色を愉しんでいます♪

doorcolor20110204.jpg
新宿の家は、、深い赤、、
葛飾の家は、、少し渋めのオレンジ、、
目黒の家は、、ウェッジウッドのパッケージのような水色、、
( 当初イメージしていたかもめ食堂の空色とは違いますが、、可愛い水色になっています )

↑ 上の写真のような色見本帳から、何色か好きな色を選び出し、、
A4サイズくらいの色見本をつくり、、必ず現場の光で、色を確認して決めます。

色見本にはない微妙な色のニュアンス、、
例えば、、この本のこの帯の色が素敵、、といった色選びもOK。
葛飾の家のオレンジは、そうやって、これっ!とハマる 「色」 を探しました。

今、進んでいる杉並の家、千葉稲毛の家も、スチールドア。
悩ましくも楽しい、、「 色選び 」 が待っています♪

杉並の家の色候補は、既にあって、、明日、その打合せをする予定です。
いくつか目星はつけていますが、、
私的には、、お客さまが選んだ候補のなかにある、オリーブグリーン。。
これが合いそうだな~とイメージしているのですが、、どうなるでしょうか?
楽しみです!!

以前、新宿の家で赤いドアを入れて、、その写真をブログに掲載したのですが、、
コメント以外にもお問合せを数件いただきました。

「 どこに売っていますか?」
「 幾らぐらいですか?」
「 色を教えてください!」 等々。

既製品ではなく制作モノであること、、
実際につかった色番号をお伝えしたこともあります。

お伝えした方々からお返事は、、

「 以外とリーズナブルなのですね~。。。」
「 色を自由に選べるなんて知りませんでした!」
「 既製品以外の選択肢があるんですね 」

と、こんな感じでした。

何故、玄関ドアに既製品を使わないのですか?と、
打合せのとき、お客さまに聞かれることも多いです。
私の考えを少しだけ…

既製品の玄関ドアも素敵なものが沢山ありますが、、
ひとつだけのドア、、我が家だけのドア、、
愛着ある家、、そのお顔のドアに、、
住まい手の個性を ‘さりげな~く’ 現わすのって、
何だか素敵なことだと、個人的には思っているのです。。
( モチロン、既製品の素晴らしさもあるので、ケースバイケースです )

実は、我が家も玄関ドアの色を変えようと思っています。
この住まいも4年目。少し気分を変えたくなりました。
マンションなので、、内側だけの塗替えですが、、どんな色を入れようか思案中。

西側なので、、風水的には黄色なのかな~、、黄色だったら、
ゆでたまごの黄身色を優しくしたようなニュアンスが良さそう。。とか、、
玄関入ってすぐが事務所なので、、仕事運をUPさせるブルー系かしらとか、、
カラーサンプルを観ながらイメージングするのも最近の楽しみ。
色選びって楽しいですよね~!!!

でも、我が家のことはいつも後回し。。
狼少年的ダメダメさ加減に、我ながら呆れますが、、
風水的に良いとされる11月には塗りたいな~と、
呑気なスケジュールで構えているのできっと実現すると思います。。(笑)



  家での日々の暮らしが心地よく、、
  住む人の幸せに繋がりますように、、
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「 内覧会終えた夕暮れ空 」
「 「かもめ食堂」の空色インテリア 」

2011年01月27日


階段で上れる小屋裏収納_窓廻りの防水


東京 杉並区の住宅地の旗竿状敷地に建つ、、
「 らせん階段で繋がる 小さくても広々暮らせる家_杉並の家 」
着々と工事が進んでおります!!

都心に近く、、最寄り駅から徒歩圏内の人気の住宅地に位置するK邸。

コンパクトな旗竿状敷地、、、与えられた法規制のなかで、
余すところなく空間を利用したいと考えるのが人情。。(笑)。。
光を採り込むための吹抜けを兼ねて、螺旋階段を設け、
ほぼワンフロアの各階を繋いでいます。

kteikoyaurakaidan220110122.jpg
このらせん階段は、小屋裏階まで繋がっています。。
( ↑ スケール感を感じていただくため牛尾が下りているところをパチリ。)

都会で家を建てる際、、スペースの有効活用をするため、、
階段で上れる小屋裏があると、とても使い勝手が良いです。
( いいひの家、階段でアクセス可の小屋裏ロフトがある家 率、、高し☆ )

kteikoyaurakaidan20110122.jpg 下階面積の1/2以下、天井高1.4M以下の屋根裏のスペース。

本来の目的… 「収納」としての役割を果たすため、、
もうひとつの目的…「隠れ家スペース」としても、、、
都会の家では、遊びココロも入れたくなる大切な空間になります。
( 法的な解釈では収納以外はNGですが、、
     収納を兼ね、、皆さん愉しみの空間として使っていらっしゃいます  )

でも、、自治体によっては、小屋裏に繋がる固定階段の設置を、
不可!としているところもあるので、、注意が必要です。。
( でも、、正直、その解釈も解せないところがありますが。。 )

モチロン、、前提条件として、小屋裏は、あくまでオマケの空間ですが、、
収納として使うために、仕舞うモノを運ぶにしても、
固定階段の方が安全性も高いのに、、
何故ハシゴと指導するの?と、感じることも有るのですが。。。( うーん )

さて、今週のK邸ですが、、、
先週JIO構造体検査も合格し、、防水廻りの工事が進んでいます。

ktei2fbousuicheck20110122.jpg   
バルコニーのFRP防水はモチロン、、
窓まわりの防水処理も非常に大切。
今月号の日経ホームビルダーの記事でも、特集されていて、、
ちょうど良いタイミングで現場を確認することができました。

kteiwindowbousuicheck201101.jpg
窓廻りの先張りシート、、防水テープの施工、、タイベックシートの施工、、
現場での、ほんのひと手間が、事故を防ぐ大切な要素になります。

施工者の桜井ハウジングさんも、、
かなりその辺りのコトには、気を遣われて施工しているところですが、
私達も、現場に行ってチェックすべき大切なところになります。

ktei1fbousuicheck20110122.jpg
次の工程は、、断熱工事。。
床下に入れる断熱材も、シッカリ納入されていました。

日に日にカタチを現わしてくる家。
桜が咲きほころび葉桜もみえる頃、、完成予定です♪
また、進捗をご報告したいと思います!!

   
  家での日々の暮らしが心地よく、、
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2011年01月24日


木の家リフォームを勉強する本_出版記念セミナーでの学び

2011012124.jpg 東京早稲田にある、赤レンガ組石造の建物、、スコットホール。

ヴォーリズの設計原案によって、1921年に建設された建物。
多くの人の寄付や協力によって、耐震補強や外観の全面改修保存が行われ、、
当時の美しい佇まいが現在に残っているそうです。

先週の金曜日、ここで開催された
「木の家リフォームを勉強する本」の出版セミナーに参加してきました。

この本での「 木の家リフォーム 」 とは、
一戸建て、集合住宅に関わらない、木を使ったリフォームを指します。

一般の方々向けに出版された本ですが、分かりやすく書かれていて、
プロでも、大変参考になる本でした。

多分、ここまで分かりやすく、
色んな事例と共に、どう実践したらいいかを掲載されている本は、
今までなかったのではないでしょうか。。。

そう!「暮らしと家」 共同主宰者の、オンドさんも、
全国の木の家リフォームの達人達として紹介されているんですよ♪
このセミナーも、オンドさん、スピカさんに誘われて行ってきました☆

2011012123.jpg
この本ができたきっかけの背景になっているのが、、
英国の建築病理学の存在。

建築病理学とは、、
「建物の劣化を診断し、評価する、、、その技術を体系化すること」

イギリスでは、古い家に住むことが当たり前で、、
新しい建物を一般庶民が建てるようなことはまず無いそうです。

人が住まいを得るためには、、、
新築ではなく、リフォームが、基本。
その際、どうリフォームするかの指針がきちんと整備されている。。。

加えてイギリスには、良質な住宅を提供することを目的とし
住環境の改善を目指す 法制度の取組みが あります。
( 以前、いいひブログでも紹介しましたが…)

【 BRE:HHSRS 】 
「 Housing Health and Safety Rating System 」の略。
「健康」から バックキャスティングして 施策を決め 制度をつくること。

段差、寒さ、湿気、カビ、防犯、設備、火災、、、
もろもろ家を取り巻く危険性を排除すること。

この施策は、、
国民の健康にも繋がり、医療費の増大も防げるという目論みがあること、、
らしいのですが、
このコトを知ってから、建築と健康という繋がりを意識すること、、
あたりまえなことだけど、まだまだ認識されていない日本でも、
今後必須なことになってくるだろうなぁ…と心に留めていました。。

20110121.jpg この本のプロジェクトチームも、
日本でも、その建築病理学を採り入れ、、
「住宅医」 の育成を目指し活動している方々です。

住宅医とは??聞き慣れない言葉なので、少し説明をさせていただきますね。

人間でいえば、具合が悪くなること = 建物が劣化して修繕が必要になること

悪いところを治し健康になるために、医者にかかり治療をすること
    =悪いところを修繕し、住みよく改修することがリフォームにあたること

住まいも、リフォームをする前に、どんな状態になっているか、、
いわば健康診断をする必要があること。。
住まいのお医者さん的存在が 「住宅医」という感じらしいです☆

セミナーでは、
建築病理学から住宅医ネットワークへの繋がり。。
この本が出版されるきっかけ。。
この本に事例紹介されている、、つくり手の方々の、
リフォームへ取り組む際の姿勢と想い。。

目一杯な2時間。
とっても勉強になった2時間でした。

中古住宅を買って、リフォームして住まうこと。
その判断基準をキチンと示せるプロの存在。。
不動産屋さんでもなく、、リフォーム屋さんでもなく、、
診断できる建築の専門家の存在が、「住宅医」にあたるのだと思います。

 ☑ 地震に対しての安全性 (耐震面)
 ☑ 劣化に対しての対処方法 (耐久性)
 ☑ 暑さ・寒さへの対処方法 (温熱環境)
 ☑ 加齢への対応 (バリアフリー)
 ☑ その下に、、設備の入替、、内装の美装など、、

毎週のように入ってくるチラシには、、
リノベーション済マンション公開中!!と謳われています。
新築同様、、でも、ビニルクロス、、ピカピカの床、、最新設備入替!!
それだけじゃない選択肢、、

例えば、、
木のぬくもりや塗り壁といった、、素材感のある住まい、、
素材のチカラで、結露がしなくなる室内、、
ヒートショックがなくなり、温熱環境がよくなること、、
これを叶えることが、古い家では、はなから無理だと思っている方も少なくありません。

こうしたリフォームの方法論が、世に示されたことは、
住まい手にとって、選択肢が広がることに繋がって、、
とても素晴らしいことだと感じました。

いわゆるリフォームを言葉を変えていうと、
「住み継ぐ」、、「再築」、、
言葉的にも美しく、素晴らしいことに聞こえます。

ただ、古い家ならではのリスクがあることを理解することも必須!!

実際に、キチンと不具合をあぶりだし、
検討を重ねたうえで、どうするかを決めて、手を施さないと、、
結果、中途半端になってしまい、、
我慢して住む … 美学 のようになってしまいます。
( それだけ、古い家を維持していくことは大変!!! )

そうならないため、、判断する時の助けに、
設計事務所の存在が活きてくればいいなぁと感じます☆

新しく建てる家も、リフォームを知っていると、
どんな風に建てなければいけないのかが、自ずと判ってくる。
ここのところ、ずっと考えてきたループに、意味が見出せたセミナーでした!

どんどん世の中が、これまでとは違う価値観を大切にして、、
良い方向に目を向けていくように感じるこの頃です!

  
  家での日々の暮らしが心地よく、、
  住む人の幸せに繋がりますように、、
  心を込めて ♪ (出美)



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2011年01月17日


忘れない日_駆け出しの頃

sunrise20110117.jpg
16年前の朝、テレビから映し出される映像に目を疑いました。

阪神大震災が起こった日。
当時私は21歳。
小さなゼネコンの設計部に勤め始めて1年にも満たない頃。

朝、出社すると、事務所内の映りの悪い小さなテレビに、上司達がかじりつき、
惨状の状況を食い入るように観ていました。。

設計部は、事務所の一番奥の空間。
まだ事務所に馴染めなかった私は (当時から変わらず人見知りが激しかった…)
みんながテレビを見ている中、ひとり製図板に向かい図面を書いていると、
部長から、「 おーい 、ちょっと来いや 」と、テレビの方に呼ばれました。
「 これは観ておいた方がいい 」 と、一緒に観た記憶があります。

最初に勤めたところは、良い意味でお役所体質な固い会社。
小さな建設会社の設計部。
地元商店街のオーナー住居店舗付賃貸住宅や、
地主さんのビル、マンション、アパートを多く手掛けていました。

当時私の上司だった57歳の設計部長の信条は、、
( 直接的に語りはしませんが、一緒に仕事をしていて感じたことです )
 

 無駄なデザインはしない…
 デザイン優先の設計はしない…
 納まり的に少しでも心配があることはしない…
 構造は安全側に配慮する…


設計部のことを、設計事務所案件の仕事もする工事部からは、、
つまらない設計しかしない設計部と揶揄されることもしばしば。

でも、部長は自分の立場、、
建設会社の設計部として大切な事は何かを見極めて、
それを貫いていらしたんだろうなぁと、今なら思えます。

そんな部長からは、私が図面を書いていて迷うところがあって質問すると、
必ず、、、
「 迷ったら、安全側に考えろ 」 と、
いつも云われていました。
あと、、、自己満足だけのために、無駄なことをするなと、怒られもしました。


若い頃に刷り込まれたことは、忘れません。。。


その会社は、結局それから三年後に倒産してしまいましたが、、
そこで学んだ刷り込まれた建築へ向き合う姿勢が、、
その後就職した超多忙の、ある意味イケイケの会社で、
日々の実務でぶつかる建築業界の矛盾や、、色々…
ホント色々なことで迷ったり悩んだりする自分を支えてくれたと、今、感じ入ります。

トップダウンでモノゴトが決まる…
上が、「 安く 」 と云えば、その言葉だけが残り、
下で動く人達の云い訳になって、
「 安かろう悪かろう 」 が、当然の仕方のないことになってしまう。

また、本来、「 丈夫 ・ 安全 ・ 強さ 」 というコトは、
家を建てる上で、満たされていて然るべき要素。
多分、家を建てる方は全てそう感じていると思います。

その上で、住みやすさやデザイン性を求められるわけですが、
ここでも、トップダウンの怖さがあって、
施主さんの何気なくご要望される一言が、、

デザイン優先の雨仕舞の悪さや、、
間取り優先の構造的な弱点や、、
はかなく朽ちやすい素材の選定、、

に繋がってしまうこともある。。

人間がやることにはそんな弱さがあります。そんな怖さがあります。
でも、それは、在ってはいけないことだと、強く強く思います。

何がベストかは、、色々な考え方があり、、正解は判りません。。

全てをパーフェクトにできないコトもあり、日々迷いますが、
駆け出しの頃に、刷り込まれた、、
「 安全側に考えろ 」 
と、いうことだけは忘れないように心掛けて、この仕事に向き合っています。


毎年、この日になると、心が引き締まります。

同じように感じる方が沢山いらして、、そんな想いが繋がっていき、、
きっと良い方向へ進んでいくと信じています☆ 

追悼式のニュースを見て、、 私も心から… 合掌 。

  
  家での日々の暮らしが心地よく、、
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2011年01月12日


昭和の家にありがとう!!


東京は雲ひとつない冬晴れ♪
新しく始まる現場の解体工事がスタートしました!

昨年から設計させていただいた新築の家、、
カテゴリータイトルは、、
「 二世帯が集う軒の深いシンプルナチュラルな家_三鷹の家  」

取り壊してしまう家は、戦後すぐに建てられた昭和の家。
60年以上、まめなメンテナンスをし続け住んでこられたので、
傷みも少なく、、住む人に愛されてきた家だけが醸し出す雰囲気のある家。
この昭和な風情…ワタシ的に、たまらなく好きです♪


20110112-2.jpg
← 玄関室内。



















既製品など、なかった時代の家なので、、
大工さんや建具職人さんや左官屋さんの手間ひまがかかった家。
材料の乏しかった時代だったのでしょうが、、簡素にセンス良く設えてありました。
打合せの度に訪れると、な~んだかとっても心地よく、、好きな家でした☆

20110112.jpg


← こちらは、、
玄関を外観。。















赤いポストが可愛いのです!!コレ、施主さんのお手製。
マメなお父様で、物置も、おひとりでつくってしまう程、DIYもお得意!
この家がいい状態で、今も残っているのは、、、
このご主人と日々の手入れをキチンとしてこられた奥さまのお蔭だと感じます。

今の時代、、この風情の板張りの家を東京で建てようとすると、、、
かなり贅沢なことになってしまうのがもどかしいですね。
新しい家は、モチロン今の建材やアルミサッシをつかいますが、、
シンプルで風情のよい家を完成させたいと願って設計しました。

20110112-3.jpg ↑ 縁側の4間通しの桁丸太。
40年~80年生位の丸太を磨いて使ったと思われます。

4間分の窓、、毎日開け閉めする雨戸、、さぞ大変だったことでしょう!!
でも、、板戸の雨戸だからこその風情。。木製窓だからこその風情。。
アルミ雨戸にリフォームしてしまう方も多い中、、
よくぞこの佇まいを残してくださったなぁ…と、、
初めて、打合せでお宅に伺った時、ホント嬉しくなったのを覚えています。
( でも、、その手間は現代では受け容れられないことも理解できます )

どんどん便利に、、どんどん手間をかけず、、ピカピカメンテナンスフリー、、
快適を求めることは、決して悪くないんですが、、
ともすれば、どこかはき違えてしまいそうな家づくりの価値観。。

設計中感じたのですが、この家のお父様は、メンテナンスという面で、
しっかり、素材や材料をご覧になり選ぶ眼を持っていらっしゃいました。
新しい便利そうなモノでも、、本質を見抜きながら、選ばれていて、
う~ん!!さすがだな~!!と、感じることが多かったです。

練馬の家を設計しているときも、同じような意味で、、
80代のお父様のご意見が的を得ていて、、
とても参考になったことを思い出しました。。

どんな便利なモノが出てきても、、
家を建てることは、その日から維持管理が始まるということになります。
メンテナンスしてこそ価値の上がる家になる。。

家づくりには色んな要素が詰まっていて、、
同時に色んな選択肢を選んでいくことになりますが、、
三鷹の家、、練馬の家のお父様方のような目線を忘れずに、
しっかりと家づくりをコーディネートしていきたいなと思いました☆

三鷹の家は、2世帯の家です。
ボリュームが大きいので、コスト調整も難しいところもありましたが、、
住みよく回遊性のある間取りで、、いいひの家らしい素材づかいで、、
進めさせていただくことができて、とっても嬉しく思っているのです♪

こちらの家づくりの様子も、お施主様に了承を頂戴し、
いいひブログに記事を掲載させていただくことになりました。
( A様、この場を借りてお礼申し上げます!! )
また、徐々にUPしていきたいと思います♪

60年以上、、三鷹の家のご家族を支えてくれたこの昭和の家に感謝!!

  
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2010年12月18日


軽やかに暮らすきっかけ♪

20101218-_2.jpg まだギュッと縮こまっている蕾。。。
でも、、確実に春の香を閉じ込め、、花ひらくときを待っている、、
ヒヤシンスの鉢植え。。
暖かい朝の光が射し込む窓辺にて、、
心地よさそうに佇んでいます♪

整体帰り、、中野駅前の花屋さんで出合いました。
クリスマスっぽい鮮やかなポインセチアの鉢の隣に、
ひっそり佇んでいるのを見つけ、嬉しくなって連れてかえってきました☆

軽やかに暮らすきっかけ、、今日はそんなことをお伝えしたいと思います。

昨日、昨年マンションリフォームをしたOさまが、お友達と遊びにいらっしゃいました。
一年ぶりにお会いしたのですが、、お顔が生き生き!!
開口一番、、
「 リフォームして良かったよ~♪ 私、家が大好きになったもの 」
「 あんなに片付け下手だったけど、、スッキリしたら、、
               家に居ても、全然 飽きないものね  」
と、ニッコリ。

Oさまがリフォームに踏み切られたのは、、
とにかくスッキリ暮らしたいと思われたから。。
リフォーム前の住まいには、ご自身だけの荷物だけではなく、、
亡くなられたご両親の荷物もギッチリ詰まっていました。

リフォームをきっかけに、ご自身の身の回りを整理して軽やかになる・・・
住まいが変わると、、心持ちまで変わり、、日々が愉しくなる・・・

住まいを変えると、、(新築でもリフォームでも、、)そんな効果が現れますが、、
Oさまにも、その効用がバッチリ効いたようで、、とてもとても嬉しく思いました!

oteikansei.jpg ↑ Oさまのリフォーム後のお住まいです。
女性一人暮らしのマンションを、自然素材でリフォーム。
桜の無垢フローリングと珪藻土をつかった優しい住まいです。

ご一緒されたお友達も、、今年定年退職をされて、、
今の住まいをスッキリさせたいと思っていらっしゃるそうですが、
色々なところにご相談されているうちに、迷ってしまわれたそうです。
Oさまの住まいを見て、、色々とお話を聞くうちに、、
自然素材でのリフォームに興味を持ち、、、
Oさまの家を設計した私のところも、参考になれば、、と、いらしてくださいました。

リフォームをするときの苦労や楽しさ・・・新しい暮らしを語るOさまのお話。
私も、なるほど~と、、聞き入ってしまうくらい、、熱く語ってくださいました~。
ご友人にとっては、おそらく一番参考になっただろうと思います。

猫ちゃんが2匹居ること。。
同じ江東区民なこと。。
モノが多くて悩んでいること。。(私も経験あり)
そして、、なんとなく波長が合ったこと。。

そんなこんなで、Oさまのお友達にも、すっかり親近感を覚え、、
私も仕事を忘れて、、何がその方にとってベストなのかを語ってしまいました。
ホント、ウチに頼む頼まないは、全く抜きにして、
ご友人のリフォームの成功を心から願いたいと思います♪

ブログで、迷いも多いと書いたリフォームですが、、
Oさまのお蔭で、、
在るものを活かし新しく住まえる・・・とても素敵なことだと改めて実感。
そして、都会のコンクリートの箱住まいこそ、、、
自然素材のチカラが大きく働くことをOさまの暮らしを通しても実感。。。

まるで、私が迷っていたのを励まし応援してくださるかのようなOさまの訪問☆
心から感謝です。。

迷いにも向き合い、、問答しながら、、

自分の出来ることを精一杯すること・・・
  = 設計を通してお客さまの住まいを豊かにすること・・・
    = 住まいでの暮らしの愉しんで幸せに繋げていただくこと・・・

私自身は小さな力ですが、、
住まいを通して、シアワセ・ヨロコビの連鎖を繋げていく。
学ぶべきこと・やるべきことが判ったので、、後は頑張るだけ。
( 風邪が長引き、何だか弱気だった自分が恥ずかしくなります 苦笑 )

モチベーションが復活!Oさま、ありがとうございました☆

あと、、
モノを整理すると、人生の流れが変わるといいますが、、
それは本当かもしれません。
生き生き暮らしていらっしゃる いいひのお客さまが実証してくださっています。

新築での住み替えや リフォームやリノベーションが、
軽やかに暮らすきっかけのひとつにはなりますが、、
工事をしなくても、、、住まいをスッキリさせ、、軽やかに暮らすことは可能です!!

いいひにご相談にいらしたお客さまで、、色々とお話させていただき、、
ご自身の暮らしを見つめなおされ、、長年の荷物を整理したら、、
スッキリ軽やかに変わられて、リフォームに至らなかったこともありましたので。。
私にとっては残念という気持ちより、このエピソードは、とても嬉しいことでした☆

私も、要らないモノを整理して、新しいモノが入ってくる居場所をつくって
新しい年を迎えたいと思います♪
大掃除に向けてのモチベーションも俄然UPしてきました(笑)


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2010年12月17日


お掃除楽々レンジフード♪_ゼロフィルターフード


今年も残り半月を切り、、いよいよ押し迫ってきましたね~。。
大掃除の季節、、普段、あえて目を向けないようにしていたトコロも、
スッキリきれいにして新しい年を迎えたいですよね♪

今日は、以前から良いなぁと、紹介しようと思っていた、、
お掃除がとても楽なレンジフードをご紹介いたします!

秋に、大手住宅設備メーカーが合併したりして、、、
新しい商品シリーズが発売されました。。
設計中のお客さまと、色々なショールームに足を運びましたが、、
そのなかでもダントツに暮らし手目線に立ち、使い勝手が良くなったのがTOTOさん。


家づくりのどこに費用をかけていくのか、、?
その取捨選択の成功が、家づくりの満足度にも繋がるといって過言ではありません。
無垢の床や塗り壁といった素材を採用すると、
どうしてもコストを抑えざる得ないトコロも発生してきます。

いいひの家づくりでは、工事費を抑えるために、
お客さまに特に強いご要望がある場合以外は、敢えてメーカー指定をせず、
お願いする工務店さんの得意なメーカーを入れることが多かったのですが、
最近、少し高くっても、TOTOさんを選ぶ方が増えてきました。

ショールームを、ハシゴするとそれはとても顕著。
だって、なんだか痒いところに手が届く、、そんな配慮が沢山なのです☆
TOTOショールームのアドバイザーの方々も、
今回のリニューアルでは、かなり自信を持って勧めているのが伺えます。
それに、、日常使う雑多なモノ達をこう収納したらいいのか~と、、
参考になるような展示の仕方が好感が持てます。。
( いかにも…な、、オシャレ小物で誤魔化していないんです )
暮らし手目線をホント大切にした商品だってことが実感できます。

色々とおススメポイントはありますが、、、
なかでもワタシ的にすごくいいなぁと思うのが、、このゼロフィルターフード!
( ↓ 下記、画像は、TOTOさんHPより抜粋させていただきました )

totofu-fu-do.jpg あの、、お掃除が大変なホコリがたまるフィルターが無いのです!!

我が家は、アリアフィーナのレンジフードをつかっていますが、、
外部カバーがあり、フィルターがあり、シロッコファン部分を覆う一般的な構造。

普段のお手入れは、オイルパックと云われる部品とフィルターとカバーなのですが、、
フィルターがやっぱりくせ者です。。。
他の部分は拭くだけできれいになりますが、フィルターはダメ。
モチロン、マメにやれば何てことないのに、、
つい、、目につかないからと、、、フィルターを放置しておくと、
ホコリと油が混ざり合い、、ビッチリとへばりつき、、
もう、、、なんともしがたい状態に陥ることが多々。。

油で汚れただけのフィルターならば、、
マメに食洗機で洗うといいと以前知って、お客さまにもおススメしていますが、
いざ自分となると、、、うっかりしてしまい、、
食洗機ではいかんともし難い汚れになってしまうのです。。。。。

ホコリと油が一緒になると、、下手にお湯で洗うと油が乳化して、、
フィルターの目地にビッシリ詰まってしまうので注意が必要です。
( 過去にソレをやってしまい、
    歯ブラシ片手に半日格闘した経験有のダメ主婦です 笑 )

お客さまとショールームに行くと、以外にも、男性陣がこのフードを絶賛します。
やっぱり、大掃除などで、レンジフードなど、大物は、男性の担当なのでしょうか。。
それまで、一長一短で、迷われていたお客さまも、
このフードが決め手のひとつとなり、TOTOさんに変更されています。

S社のフードもお手入れが楽になったと説明をうけましたが、
TOTOよりひと手間余計にかかります。
こちらを見てしまうと、やっぱり…となりますね。

家づくりは一種の小宇宙。。。
数々の選択肢の中から、ただひとつを選びとること。
割り切ってしまえば、従来のレンジフードでも良しともなるし、、
いや、、やはり。。。と、選びなおすのもまたひとつの道。。

ただ、お客さまの絶対予算があるので、、
良いと判っていても、おススメしていいのか迷いますが、
もし自分だったら、一回の旅行を我慢してでも、
コレを入れておけばよかったという後悔もあるから、、
間に合う段階であれば、、一応は、お耳に入れるようにしています。

ただ、、家電、、例えばカメラも新商品が出る度、、いいなぁと惹かれますが、、、
少し前まではそれが最新スペックで、、それに憧れていたわけですよね。。
一年前のワタシはそれでも十分すぎたのに、新しいモノが出るとそちらに目が行く。。
人間の欲望って、、キリがないです。

家づくりの費用だって、なんでもかんでも、良いモノを選べば青天井!
新しいモノに踊らされず、、その時自分に必要なモノを見極める。。。
そんなクールな目線も必要だと思います。


実は、今、新しい家のプランに煮詰まっています。。
ブログ更新している場合じゃないのかもしれないのに…(苦笑)
そうこうしている間に、夜明けももうすぐだぁ。。

昨夜一回眠くなるも、、プランを夢に見て、2時頃ムクリと起きて、再開。
もうずっと、エスキースを繰り返し、、格闘すること10日以上。
でもプランに悩む、、この生みの苦しみ、、
この時間が、我が仕事のなかでも一番好きな時なので、、
も少しガンバリマス。。そう、きっともう少しで現れてくるはずです♪



  家での日々の暮らしが心地よく、、
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2010年12月14日


リフォームに向き合う時の迷い_快適さと健康と家

race2010nob.jpg
日々の暮らしを心地よくしたいと思うこと。
至極当たり前な、欲求。

↑ 写真は、トスカーナのレース編み。。
偶然、この夏トスカーナのアグリ巡りをした友人Kさんからのお土産をパチリ♪
( 旅行記、なかなか進まなくて…スミマセン 今日も違う記事です )

お客さまのご紹介で、リフォームの相談を請けることも多々あり、
今年もリフォームを数件手掛けさせていただいて、、思うこと、、
先日、リフォーム産業新聞さんの取材を受け、色々と感じたこと。。

あまりにも、頭の中でグルグルと想いが錯綜するので、
今日はそれを整理したくて、ブログを書かせていただくことにしました。。
長いつぶやきになってしまいますが、宜しかったらおつきあいくださいね(笑)。


リフォームというのは、既にあるものの不具合に対して、対処策を施すこと。

  古くなった設備の入替。
  汚れ剥がれたクロス壁などの内装美装。
  寒さ・暑さへの対策。
  段差の解消。
  等々。。

予算もあることなので、、、
全てを叶えるリフォームはナカナカ難しいのは重々承知。
けれど、せっかく手を入れるリフォームの時に、、
改めて今の住まいの不満が、なぜ起きていることなのか…
それを知ることって、とても大切なことだと感じます。

例えば、、どうして、こんなに結露がひどいのか…

原因のひとつに、建物自体の構造があるかもしれない。

 無断熱のRC(鉄筋コンクリート)躯体。
 シングルガラスのアルミサッシ。
 下手に気密の高い室内。

確かに、そう。。それが大きな原因。。
だから、エコポイントがあるうちに、弱点の開口部に内窓をつけて、
窓の断熱性を高めることも意味はあるのかもしれない。
しないよりした方が勿論マシ。。

でも、、、快適に住みたいと思って、工夫していること、、
例えば、ガスストーブで暖をとることだったり、
寒いからといって換気をしないことだったり、
それらが、結露に拍車をかけて、、
室内のカビ、内装材の劣化に繋がっていることを認識されていても、
仕方がないと思う方が多い。。。

色んな要素が影響し合って、住環境として現れること。
安易な対策だけで、問題が全解決しないことを認識していただくこと。

このことを、つくり手として、真摯に説明することがとても大切だと感じます。

そこを怠ると、良かれと思ってリフォームをしても、
部分的には良くなっても、全体の解決には繋がらず、、
仕方ないよね。。構造がそうなんだから、、と、
諦めてしまわれる結果になることもある。( とてもとても残念だけど… )

でも、、リフォームの内容を決める時、住み方で工夫することを加味して、
今出来るコトをやりましょうと一言添えてリフォームすることで、
施主さんの住まいに対しての意識も違うものになり、
住まいから得られる快適さを得てもらえることに繋がると思うのです。

入浴時のヒートショックで死亡事故が起こること。
それって、ホントはとてもショッキングなことですよね。

健康に気をつけて、食べるものに気をつかっても、
死をもひき起こしかねない住まいの欠点に目を向ける人は以外と少ない。。
健康に悪いことを、誰もしたがらないけれど、
こと、住まいが健康に影響を与えていることを、
重要視している方って少ないようとも感じます。

(  注; 人の健康は、色々な要素から成り立っているから、
      必ずしも、住環境=健康と結びつかないことは、
                 重々承知での、つぶやきです。。   )

建物の断熱改修を推進しているスイスも、
目先だけの付け焼刃で無駄なリフォームをさせないために、
きちんとしたリフォームの指針を指し示す能力のある
専門家の育成が重要視されていると聞きました。

イギリスでも、健康と家との関連性を国が認め、
健康に害を与える住まいの改修を国を挙げて取り組んでいることを
以前このブログでも紹介しました。

「住まい」 が人に及ぼす影響って多大だと思います。

前にも書いたことがありましたが、
「 日々の暮らしを愉しめたら、、人生の半分は幸せ 」
その日々の暮らしの大半を営むのが、「住まい」なわけでなので…
住まいでの暮らしが快適で愉しめたら、、
人生の半分は幸せなんじゃないかって思うのです。
( 半分とはいかなくても…多少は… )


「 木を見て、森を見ず 」
こうならないために、学ばないといけないことが
ホント沢山あるなぁと思う今日この頃です。

家と健康の関係。そこをもう少し踏み込んで学びたい。
最近心からそう思います。

それに、、健康という視点だけではなく、、
心地よく住まうということは、、
インテリアとしての居心地のよさにも通じるわけですし、、
色々な想いが頭のなかを、グルグル回ります。。。


新建材の家をつくっていたときに、、
賃貸に住んでいたときに、、
強く強く感じていた矛盾や理不尽さや可笑しさ。

目先だけのデザインって必要??
タイル貼のマンションで素晴らしいエントランスで、、
分譲並みの設備を入れた高級賃貸マンションのサッシが
何故シングルガラスなの??
パッと見はよくて、入居者が入っても、
その後の住み心地が悪ければ、永くは住まない。。
退去時のリフォーム等の立ち合いで、
不動産部門の担当者がポロリと漏らした一言に、
思わずウンウンと強く頷いたこともあったっけ。

そう、入居者ってもっと、本質を観ているのに…
って、感じるコトありませんか?

そんなゴテゴテ飾り立てなくていい。
結露やカビ…がない室内。
ヒートショックの少ない室内。
高級じゃなくてもいいから本物の素材。
デザインは、上品であればシンプルで良し。
そんな住まいがあれば、それが一番競争力になりそうなのにねと、思っていた頃。

だから、まず、自分でそれをつくってみようと、
独立当時、新築分譲マンションから
古くって条件の悪いマンションに買い替えてリノベーションした私達。

無断熱でも、アルミのシングルガラスでも、
全く結露しない心地よさをつくることができるんだよ~ってこと。
都会のいわゆる箱住まいだからこそ、
自然素材をつかう良さってあるんだよ~ってこと。
もっと声を大きくして伝えてもいいのかも…と思ったのでした。

リフォームの相談を請けることは、、、実は、、新築より大変な想いをします。
誤解をしないでいただきたいのですが、、
リフォームではなく、リノベーションなら色々施しようもあるところを
不快な原因が分かっていながら、、
全部に手を施せないリフォームのもどかしさに悩むから。。。

予算も限られている中で、、しかも短期間の中で、、
本質を、施主さんに伝えることができて、きちんと取捨選択できるのか??
結果どんなことをすべきだったのかを、いつもいつも迷い、、苦しむからです。。

でも、こちらも迷いながらですが、
色々なご提案をする中で、施主さんも本質を理解してくださって、
出来るコト出来ないコトを見極めて取捨選択してくださることができたら、、
良い結果を生み出せることも分かっているので、、頑張れるわけで…
弱音は吐けませんが。。(苦笑)

そう、、例え全てにおいてパーフェクトには出来なかったとしても、
リフォーム前に比べて、家での暮らしがホントに愉しくなったと、
仰ってくださるお客さまがいてくださるから頑張れるんですよね(笑)。

色んな価値観があるので、そうじゃないところを求める人も勿論いるので、
同じ価値観を持つ方の住まいを、心地よくしてさしあげたい。。

何の答もない、長~いつぶやき、お付き合いいただきありがとうございました!!



  家での日々の暮らしが心地よく、、
  住む人の幸せに繋がりますように、、
  心を込めて ♪ (出美)


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2010年11月10日


着工前挨拶の大切さ_地縄張り_ 杉並の家


スカーンと抜けるように青い空が広がっていた土曜日の朝、
杉並の家で、地縄張りと近隣への挨拶廻りをしてきました。

今日は、、そのことに関連して、、
施主さん向け着工前チェックリストを最後に載せました。
前置きが長いかもしれませんが、、お付き合いくださ~い♪

着工前、、特に地鎮祭をやられたその後には、、
必ず挨拶廻りに行くようにしています。
新しく土地を購入してそこに住まうなら尚更のこと。。。
ご近所さんは、、、
どんな家が建つのかしら??
どんなご家族が越していらっしゃるのかしら??
と、興味津々です。

工務店さん任せにせず、、、
共にご挨拶に伺うことで、心証が良くなることは間違いありません!!

なかには、シビアな苦言を呈されるご近所さんもいらっしゃることがありますが、、
クレームがトラブルに発展するよりいいですよね。

大抵は、ご丁寧にありがとうございます…とか。。。
お互い様ですからね…と、和やかに終わることの方が多く、
親切な方は、、、ご近所の様子をお話くださったりすることもあり、、
現場を進める上でとても役に立ちます。

特に地鎮祭までして、挨拶もせずに帰ってしまうということは絶対に無いように!!

工事中はどうやったってご近所には迷惑をかけてしまいますので。。
引越した後、永くご近所づきあいが始まるのですから、、
その第一歩が着工前のご挨拶廻りだと思ってくださると良いと思います。
挨拶廻りの大切さ…………
現場監督も兼ねていたサラリーマン時代に骨身に沁みて実感していることです。。

また、、、
地縄張り。。( 土地に建物の位置をロープなどを張り示すこと )
土地に対しての建物配置を確認すること、、、
施主さんも時間が取れたら立ち会うようにしましょう。

jinawa2120101107.jpg もしかしたら、この窓、、もう少し高い位置がいいかしら??とか
微妙な調整が可能なところも見えてくるかもしれません。。

そんな時はまず設計者に相談を…。
確認申請上問題ないところであれば、調整が可能です。

同時に、土地のレベルも確認します。
( 下の写真は、建物が建ったときの床高さなどを示しご説明しているところです )
jinawa320101107.jpg
杉並の家K邸のように旗竿敷地の場合、アプローチの心配はありませんが、、
道路からすぐに建つような場合、
アプローチがきちんと確保できているかを念のため確認した方がいいです。
設計上で計画はしていますが、、私達は必ず確認するようにしています。

外構工事を建築工事範囲外で考えているような場合、
つくり手側がアプローチのことを考えずに作ってしまって、
結果、とても不便な使い勝手になってしまうということもあるようですので。。
( 残土の量を減らすために、土地のレベルを上げるなんてこともあるんです )

最後に、着工前のチェックリストをUPしておきます。。
以前に書いたブログとダブっているところもあるかもしれませんが、、
よかったら参考にしてください☆




≪  着工前チェックリスト 施主さんが行うこと  ≫

☑ 地鎮祭をどうするか決める
( やるかやらないかは 施主さんのお気持ちの問題 )
やる場合は、工務店さんや設計事務所に相談し
段取りをお願いしましょう

☑ 挨拶廻りの準備
近隣へのご挨拶 工務店任せにせずに伺った方が絶対に良い
手土産も添えて… (ほんのキモチでも合った方がbetter)
工務店さんと共に伺った方が何かと良い場面が多い
敷地に面している近隣はモチロン、、
ご自身の近所づきあいも配慮し、廻る件数を相談しましょう

☑ 配置の確認
地縄(ロープやテープ)を張り
建物位置を土地に出して位置を確認する作業

☑ 土地のレベルの確認
地縄張りの時に、地盤面の高さを確認
→ 道路に対してどれくらい土地があがるのか…
→ 1階の床の高さ、ポーチ高さ…
→ アプローチが確保できるか…
( 設計が入っていれば、、そのあたりは確認し報告します )

 



以上、、簡単なことですが、直面していくと、以外と大変だなぁと思うこと。
これから家づくりをする方も、参考にしていただければシアワセです♪

もう11月。。。
アッと云う間ですね。。
でも振り返ると一年しか経っていないと感じるほど濃密。。でも早すぎです(焦)

練馬の家K邸も引き渡してから、、そろそろ1年。
越谷の家M邸は今月末で2年。目黒の家S邸は初めての冬。。
新宿の家H邸も、2回目の冬、、葛飾の家N邸は初めての年末。。
リフォームをされたY様、、K様、、
季節が変わる頃になると、、、
これまでのお客さまがどうされているかを想います。

どの家も、、帰ってきて安心してホッとできる家でありますように。。
お引き渡してからは、せめてそう願うことしかできませんが(笑)。。
そして過去は変えられないから今できることを頑張るしかない。。

今日は、飯能の現場、、そして埼玉県鳩山町の土地を見に行きます。
晴れていて嬉しい♪ 

 
  家での日々の暮らしが心地よく、、
  住む人の幸せに繋がりますように、、
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2010年10月26日


家づくりの過程で大切なふたつのこと_前向きなアロマ♪

Sage_2.jpg 青いセージ。。

花言葉は家族愛、、幸福な家庭、、尊敬、、など。

疲労や落ち込みを感じたとき、、おススメなアロマ、、
セージには、気持ちを前向きにしてくれる効果があるそうです。

ただ、少し匂いにくせがあるので、単独で使うより、、
レモンなどと併せて香りを楽しむのがおススメ。
疲れていたり、、気分をリフレッシュしたいときに最適です♪

それに、、レモンのアロマオイルにも、香りを愉しむだけでなく
精神的に作用する効果もあるそうです。
感情的な混乱と疑惑を一掃させてくれ、、
自分のなかに大きな信頼と安心を持つように助けてくれるとか。。

いつでもポジティブな自分を維持するのって難しいので、、
凹んだりしたとき、アロマなどで、元気をもらいましょう♪

前置きが長くなってしまいましたが、、、
この間からどーしても伝えたいなぁと思うことがありましたので、
今日はそのことを書きたいな~と思います。

家づくりのスケジュール・・工期について。

  急がば回れ…の大切さ。。。

そして、、

家づくりという大きな大きなコト、、
家という大切なモノをつくるとき、、
一番大切にしなければならない尺度は何か。。

それは、「納得感」ナシにして決めてはいけないこと。

このふたつが、家づくりの過程で、とてもとても大切なことになってきます。

そりゃそうだよ。。当たり前でしょいいひさん。。
と、思われた方もいらっしゃるかと思いますが、、
自分がその渦中に居る時って、なかなか気付けないものなんですよね~。

なので、、、
サラリーマン時代で、一番辛かった経験。
その時に身を以て得たことをお伝えできればいいなと思います☆


担当していたあるお客様との家づくりで、
急ぎすぎたスケジュールが原因で、お客様と信頼関係を結べずに、
大きなトラブルを招いてしまったことがありました。

なぜ、そんなに急いだスケジュールにしたのか?というと、、

そのご家族は、 「暦による年廻りの占い」 で家づくりの時期を決められていて、、
いついつまでに上棟しないとダメという条件を提示されていたため。。

最初にお会いしたとき、既に上棟まで、半年強 位で、
設計施工の住宅会社で標準仕様もあるとはいえ、、
打合せ~上棟までというと、かなりタイトなスケジュールでした。


上棟日から逆算して、、、契約前に、スケジュールも提示。

 いつまでに間取り決定
 いつまでに仕様決定
 ------( ここまでがお客様が悩むところ )
 ------( 以下が会社側の段取りで時間が必要なところ )
 見積
 契約
 確認申請
 資材発注、着工段取
 地鎮祭
 着工
 上棟

かなり無理なスケジュールを、説明しながらも、、
お客様は、、
「 大丈夫です。それでこの日までに上棟出来るなら… 頑張ります 」
この一言でスタートしたのですが、、内心とても心配でした。

やはり打合せを始めてから迷われること多々。
でも、、占いの通り上棟するということで、焦り、、
いつも時間に追われながらの打合せだったように思い返されます。

どのお客様もモチロンなのですが、、
家づくりに対して、
温めてこられたアイデアや採り入れたい希望が沢山あり、
間取りの打合せにしても、、
仕様の打合せにしても、、
どれも、かなり迷われて、なかなかコレっ!というカタチで
決められないことが多いです。。

悩む時間ってあって当然で、、、
行ったり来たりとする迷いがあって当たり前なのですが
全てにおいて、時間が無いから、、妥協する。。という感じでした。

そんな姿を見て、何度か、
スケジュールを伸ばした方がいいとアドバイスもしたのですが、
占いで決めてもらった上棟日を逃すと、、
数年先まで家づくりをするチャンスがない。。とのお答。。

高齢のご両親のためにも、、、絶対にその日に上棟。。
と、いうことが最優先になり、、
その上棟日に向けて段取りを進めていってしまったのです。。

そして着工するのですが、、
着工と同時に、それまでの不消化感から、色々なこと、、
例えば…急ぎ気味の工程のこと、、見積内容のこと、、
標準仕様のこと、、間取りのこと、、
諸々に対して不満が爆発。。。

納得感を得ていただかなかったので、
今、冷静に考えるとその爆発は起こって然るべきだったのでしょうが…
当時私も若かった。。。上手にナビゲートする器が足りなかった。。。。

これ以上のやりとりに関する細かなコトは書けませんが、、
結果、ご満足した結果で、家づくりを終えることが出来なかったのです。

このことは今でも本当に本当に悔やまれます。。。。。。
でも、とても大切なことを身を以て学ばせてもらえ、
貴重な経験をさせていただいたと、心から思います。

サラリーマン時代から多くのお客さまと家づくりをしてきた私。。。
色々なご家族がいらっしゃいました。。

一生に一度あるかないかの家づくり。
そこで満足できるのか出来ないのかで、
大袈裟に云うと、そのご家族の人生まで変わってきてしまうと感じます。

裏を返すと、、
古い家でも、、賃貸でも、、
安く建てた家でも、、お金をかけた家でも、、
どんな家でも、お客さまが 「納得」 していれば、、
きっと幸せなのだと思うのです。

家づくりを終えて、満足されている方々の共通点は、、

  急がないこと。
  納得感があること。
  
自ら迷って悩んで決めた過程があったからこそ、
完成した家に満足されて住んでいらっしゃる。。

はじめての家づくりでは、、きっとお客様は分からないことだらけ。

だからこそ、、設計事務所である私達が、
納得感を得てもらいながらの家づくりの大切さを肝に銘じ、
ナビゲートすることが大切。。
なかなか難しいことなのでしょうが、、それに尽きると感じ入りました。

家づくりの背景には、、みなさん色んな事情があると思います。。。
暦のことや、、
お子さんの入学や、、
住む部屋の更新や、、
それで急ぐことは仕方ないことかもしれません。。

でも 「何か」 引っかかることがあったら、一度立ち止まって考えてみること。。

一生のうちでは、ほんの僅かな時間。。
そこで立ち止まることで、真から納得して家が出来る方が
ずっとずっ~と良い結果になると思うのです☆

急がば回れ…というコトの大切さ。。

 どんなに急いでいたとしても、
 急いてはコトを仕損じる。。
 急ぐときほど、早道や危険な方法を選ばずに、
 むしろ回り道で確実で安全な道を通った方が
 結局は早く着けるものだという教え。

土地選びの段階や、、つくり手を選ぶ段階や、、
基本設計がまとまり、、次のステップ、、見積~契約に至る過程の段階は、、
お客さまにとって、一番辛く苦しい時期かもしれません。

でも、そこでの時間をおろそかにせず、
迷って悩んだ末の 「納得感」 を 胸に、、、
進んで行ってもらいたいなぁと心から願っています☆



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2010年10月17日


ショーハウスの窓辺_簡素な家の美しさ

shouhousemadobe_1.jpg ↑ 軽井沢にあるショーハウス記念館の室内。。
紅葉しかけた木々を切取る窓辺の美しさにしばしうっとり。。

宣教師のアレキサンダー・クロフト・ショーが
故郷のスコットランドを思わせる軽井沢に建てた別荘。
この建物は復元されたものですが、、
当時も、地の材(たぶん唐松)をつかって建てられたシンプルな家。。
この家の風情が大好きです。

shouhousemadobe1.jpg 切り取られた森の緑が一枚の絵のようで、、
こんな窓辺をピクチャーウインドウというのでしょうね。

贅沢なものをそぎおとした空間。
潔い簡素な家がこんなに美しいなんて、、
幾度訪れてもそう思えます。

別荘だからこそのシンプルさだからなのかな。。
いざ毎日を過ごす家となると、、色んなアレコレが付属して
ついデコラティブになってしまう。。
日々暮らす家にはそのデコラティブさも必要なこともある。

でも便利さを享受することも否定したくないし、現代の暮らしには必要。
自分の家でもそうすると思うけど…
何だか、ホントそこまで必要かと…
たまに違和感のような感覚に捕らわれることもあります。
( 突き動かされるような衝動までいかないですけど 何なのでしょうね? )

懐古主義に浸るわけではなく、、
現代の便利さに逆行するわけではなく、、
アレコレを削ぎ落とした、、
でもホントに必要なモノだけ吟味された、、
シンプルな家っていいなぁ。。と感じます。そこを目指せたらいい。。

現代では、、こんなふうにつくることこそ、
簡素と表現しましたが、、逆に贅沢なコト?
でも、、いつかこんな木づかいをして、こんな窓辺のある家をつくってみたい。。
別荘かなぁ。。やっぱり。。

shouhousemadobe2_1.jpg 軽井沢は私にとって想い出深い土地。
中学の卒業旅行で初めて訪れたとき感じた、、
西洋人や文化人に愛されたこの地に残るこの雰囲気がたまらなく好き♪

開発されていたり、、新しい家々が建ったり、、
好きだった風情のいいお店が潰れていて廃屋になっていたり、、
行くたびに変化もありますけど、、
初めて訪れたときに感じた、、
変わらないこの空気感に出合える場所もある。

湿った森の匂い。。
そこに佇む簡素な木の家に流れる静謐な空気感。。
やっぱりいいなぁ。。

この、、心がシン……と静まる心地よさを感じられたこと。。
そのことを心からシアワセに思えた久しぶりの軽井沢訪問でした☆
( 結婚記念日だったので、、平日にふらり時間をつくって行ってきました )
( 大喧嘩後、ワーカホリック気味なライフスタイルを反省中なのです 笑 )

モチロン食いしん坊な私たちは、
軽井沢的美味しいモノも満喫して、
ぶらり日帰りドライブ旅を〆てきたのですが…
機会があればそのこともまたいずれご紹介しますね♪


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2010年10月12日


木に関する都市伝説_土曜日の学び

inaryousen.jpg 山里に広がる紅葉、、朝もやの稜線。。
木のことを学んできた土曜日。。
何だか2年前の伊那での森林塾を思い出して、、
その時の朝の一枚を・・・♪

今年も、近山スクール東京が始まりました。
先週の土曜日、第一回目がスタート。

タイトルは、、現代木造住宅の問題と 「目利き」 の方法  、、
講師は、芝浦工大の蟹沢教授と、、
協同組合フォレスト西川理事長の大河原さん。。

一昨年の、蟹沢先生の近山スクールの講座の後、、、
有志が集まって、開いてくださった勉強会で広げられたテーマが、
今年の講座に繋がっていて、、とっても興味深い内容でした☆

蟹沢先生の講座のなかでの話で、面白いなあと思ったのが、、
木に関わる都市伝説 の話。

都市伝説とは、、Wikipediaによると、、
- 近代あるいは現代に広がったとみられる口承の一種である -

口承、、とは
- 歌いついだり、語りついだりして、口から口へと伝えること、あるいは伝えられたもの -
とされています。

国交省林野庁の委員会が中心となって、
この、木に関する都市伝説を集めているとか。。

少し抜粋しますね~


 木に関する都市伝説 ≪抜粋≫

 ・ ( 材木になっても )木は生きている
 ・ 家は、建てる地域の木を使うと長持ちする
 ・ ( 国産材は外材より長持ちする )
 ・ 天然乾燥材は人工乾燥材より優れている
 ・ 節だらけの木の方が自然でよい・強い
 ・ 割り箸は木材資源の無駄遣いの典型である 
 ・ 芯持材は、芯去材より強い。芯去材は構造材には使えない
 ・ 集成材・合板の接着剤は剥がれる
 ・ 集成材・合板は水に弱い
 ・ 集成材には調湿作用が無い
 ・ 広葉樹は虫害に弱い
 ・ 法隆寺には釘が一本も使われていない
 ・ 昔の家は丈夫で長持ちである
 ・ 大工の設計した家は耐震性が高い
 ・ プレカットの継手は弱い
 ・ 技能は数値化が不可能である
 ・ 技能を教えることは不可能なので、見て覚え、盗むしかない
 ・ 一人前の職人になるには10年かかる
 ・ 工務店を仲介すると搾取される
 ・ 直営は安くできる
 ・ 宮大工は家大工より優れている

 ※ 上記は都市伝説なので、、違う考え方だったりデータもあるということ
 ※ 例えば、、工務店を仲介すると搾取される…なんてことないです。。
   当然の経費を支払って、現場管理をしていただくわけですから、、
   搾取とは違いますよね(^^;) ( 2010/10/13追記 )




まだまだあるのですが、、一部だけ抜粋してみました。
都市伝説と言われていることなので、、
上記に書かれていることは、口承でしかないこと。。

と、いうことは、上記をクイズ形式で、
YES or NO の二択として答えなさいとなると、、答は、NO。。
え??そうなのぉ?!と思われる項目、、有ったのでは?実は私も。。(笑)

ただし、すべてが一文章だけで、
白黒ハッキリつくことばかりではないのですが、、
思い込みだけで、違う考え方や見方もあるってことに気付いていなかったこと、、
有るんですよね~。

木を使う側が、きちんと紹介していないために、、
様々な木にまつわる誤解などもあるそうで…
ひとつひとつの都市伝説を、データや実験結果などで裏付けして
木のホントを伝えようとする取り組みらしいです。

そういえば、、蟹沢先生の研究って、、、
曖昧模糊とした都市伝説に裏付けを与えるよう、、と感じました。

今、こんな研究をしているんですよー。。
と、さわりだけお話を近山スクール東京で毎年聞くのですが、、
一年後とか、、二年後とかの、後日の講座で、、、
データも集まり、裏付けもとれた結果を基に、
研究結果の意味を教えていただくと、、、
なるほど、コレを先生は伝えたかったのか…という感じで分かります。

もうひとつ興味深く感じたのが、、
プレカット工場にくる実物件のデータで、
構造的な検証を行っているという研究。。

四号建物でも、コレはホント大丈夫なの??というような
アクロバットな家が実際に建っていたりする事例を見せていただいたりすると、、
家の設計をするうえで、、
少なくとも押さえておかなければいけない知識って絶対に在るなぁ。。
ってコトを再認識させられます。。

家づくりをするときって、色んなことが初めてで、、
とにかく自分が乗った家づくりの流れのなかで、
疑問に感じることが無ければそのまま到着してしまうモノ。。
アクロバットな家をオモシロイ!素敵!と思って建てても、、
法的にクリアしている建物であれば、、
家が傾いてきたりしたときに、、結局一番泣いてしまうのは施主さん。。
に、なってしまう怖さがある。。

うーん。。。。ザワザワとしますね。。

久しぶりに勉強会のような場に顔を出したのですが、、
日々学ばなければいけないことだらけだなぁと、、、
頭がザクザク耕された一日でした☆

次回の近山スクールも、、
瑕疵の怖さを知り…長持ちする家ってどんなこと??
平たく言うとそんなテーマなので、、、
そこでもまた色々学べそうな気がします。

実務のなかで、学んで得たことを活かせるよう、、
改めて心掛けたいと思います。


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≪ 近山スクール東京 次回は… ≫
次回の近山スクールは、、11月13日(土)。

- トラブルから学ぶ「長持ち」する家の基本 -

 講師: 篠塚重夫氏( 住宅保証機構 保証審査部長・相談室長)
 講師: 近江戸征介氏( 建築事務所 徒 代表 )

詳しくは 近山スクール東京HP へ。
こちらから どうぞ。

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「 近未来の住宅_2025年の家を考える講座 」

2010年08月26日


密集地で風を呼び込む窓


毎日暑いですね~。。。猫ともにバテ気味。。。
朝夕風が部屋を通り抜ければ、しのげるのですが、、
日中は、ベランダからの熱風が吹き込み、、
ついエアコンに手が伸びて、、常時、癖になってしまいます。
エアコンは有り難いけど、、副作用的に、身体ダルオモになるのが困りモノ。

自然の風って有り難いよなぁ~と思いながら
日経ホームビルダーを読んでいたら、、
こんな商品を紹介されていたのでご紹介しますね♪

tatesuberisaifuumodel.jpg

↑ トステムさんの縦すべり出し窓(採風モデル)。

自然風を採り込める工夫は色々ありますが、、
密集地の窓からの通風の効果を得たいとき、、
ウィンドキャッチャー( 出窓・袖壁などを利用すること )により
室内に風を呼び込む工夫を施すこともあります。
窓単体でもその効果を得られるとして紹介されていました。

記事の内容をザックリまとめたモノが以下。
ご参考にしてみてくださーい!(PDFがひらきます)

tatesuberimado tt 20100826.jpg 密集地を抜ける風を効果的に室内に採り入れる簡単な方法。
勿論風向きによるので、、完全な効果を得られるわけではないです。
でも、こう暑さが続いてエアコン疲れした身体には、
心地よい夜風が入り込む寝室は、嬉しいもの♪

トステムさんのサイトには、、、
もっと詳しく色んなパターンを想定した説明がありましたので、
興味のある方は、そちらを参考にしてみてくださいね。
引違い窓よりはお値段高いですが、、
窓がひとつしか取れないようなお部屋など、、
これなら採り入れる価値がありそうですね!

まだまだ残暑厳しそうな東京。
実感伴う家づくりの工夫ということで、、こんな記事を書いてみました☆
家づくりに役立てていただければ嬉しいです♪

窓といえば、、イギリスのBREで見たエコ住宅の窓。
こんな使いにくくていいのぉ?と、日本人的には首を傾げるほどのもの。
窓は光だけじゃなく風も採り入れるところという概念があんまりないような窓でした。

そう、、、皆さんにどうでしたかぁ?と聞かれるイギリス旅行のこと。。
旅行記の記事も、、徐々にUPしていきますね~♪
休み明けのバタバタが終息したら楽しみながら書こうと思ってます☆


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≪ 今回の記事 参考サイト ≫
トステム 縦すべり出し窓 採風モデル 

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2010年08月05日


キッチンで図面描き♪_家事動線上の主婦机

kitchen-of-the-morning.jpg
猫は、、、
高い所が
大好き!!

居心地よい
場所を
見つけることも
上手な彼ら。。






我が家のキッチン、、背面収納上はオープン棚になっています。
↑ 愛猫のるが、キッチン天板からジャンプ。
得意げに私たちを見下ろしているところをパチリ♪

我が家は朝が一番心地よい。
窓越しに朝の光が溢れる中庭の緑を眺めたり、、
木々に集う鳥たちの声を聞いたり、、今は蝉が懸命。
掃除して洗い物をして洗濯が終わっても立ち去り難く、
コーヒーを飲みながら、ついキッチンに佇む時間が多かった。。。

私たちの前に、この部屋に住んでいらした女性も、
現キッチンの場所を、書斎コーナーとして使われていて、、
文章を書きながら、緑を眺めたりするのが、
とてもいいのよ~なんて仰ってたっけ。。

こんな暗く狭いところで篭っていることもないじゃない!
( 仕事場は窓もなく狭い・・・泣 )
じゃあ、、と重い腰を上げ、パソコン環境を整え、、
仕事部屋じゃなくても、どこでも仕事をできるようにしたワタシ。。。
( 簡単なことなのに・・・自分のことは先送り・・・ ダメですね~ 苦笑 )

煮詰まる頭を覚ますべく、、
仕事部屋を離れて、夕食準備しながらキッチンカウンターで仕事したり、、
家だけではなく、、ノートPCを持って図書館で資料探しながら仕事したり、、
そんなことも叶えられるようになりました~♪

女性は、ながら仕事が得意ですよね。。
お客様との家づくりでも、、そんな女性の家事動線に合わせて、
キッチンの傍や洗濯動線に続くスペースに、
ちょっとした書き物やパソコンを出来る主婦机を設けたり、、
納戸兼主婦室を設けたり、、という間取りのアイデアに結びついています。

最初の職場で、初めて自分で一軒の家の設計を任され、、
色々とプランを練って考えていたとき、、
主婦は家の中すべてが自分の居場所だから・・・
主婦机なんて要らないなんて、上司に言われ、
そのまま鵜呑みにしたこともあったっけ。。。(苦笑)

そんなことも思い出しますが、、
自分が主婦になっての実感と、、お客様の暮らしぶりから察したり、
実際新しい家での暮らしで感じたことをお聞きすると、
そうでもないことに気づきます。

最近はよく家族みんなで使えるパソコンコーナーを設ける家も多いですが、
その他にも、、家族の動きに合わせて片付けなくていい、、
主婦の小さなスペースがあるとすご~く便利♪

来年の春以降には、、そんなアイデアが詰まった家々が、完成する予定。
今はまだ基本設計段階なのでご紹介できませんが、
カタチになったら、またご紹介したいと思います☆

ちなみに牛尾(夫)は、変なところがきっちりしているので、
仕事場でしか仕事しませんが、、
私は居心地よいところを求め、放牧民の如く、転々としています(笑)

SOHO自営業なので、、なにも一場所にチンと落ち着いていなくてもいい。。
家だけじゃなくてね・・・・・・( 含み笑 )・・・・・・
選べる選択肢が増えただけなのですが、、
選べるという自由さ、、に気持ちが解放され、、少し楽チンになりました。


- どういう自分になるかを決意する -
・・・ この意味がやっと腑に落ち、判った今日この頃。


   決意とは、従来の思いや行いの流れを
   別の方向に流すための
   新しい経路を築く作業です。

   「原因」と「結果」の法則③ ジェームズ・アレン著より抜粋

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「 モモと時間の節約 」

2010年08月03日


住みよくする工夫_浴室介護リフォームでの学び

toyosu201007.gif  
夏ですね~!!

運河を渡る風に
涼を求めて、、
散歩したある日の
暮れかけ直前の
空をパチリ。。。












アッという間に8月に入ってしまいました。
最近猛烈な忙しさで、、いいひブログもおサボリ気味でしたが、、
いいひOBのお客様に、お元気ですか?と電話をいただく始末。。。
夏休み前の追い込みで、、バタバタとしていますが、、
ハイ!元気です~!!!(笑)

中央区のマンションリフォームも無事終わり、、
進行中のお客様方との設計も順調に進んでいます☆

中央区のO邸マンションリフォームは、、
身障者のお子さんの水廻りの介護動線を良くするために行いました☆

今回ご縁を繋いでくださったのは、、
お子さんが通う養護学校で配られた冊子、、
( 子どもといっしょに育てる住まい という
  障がいのある子どものための住環境整備研究グループ監修 )に、
サラリーマン時代手掛けたリフォームが、実例として載っていたらしく、、
それがご縁で、いいひに ご相談くださいました☆

kodosumai_1.jpg ← これが
配られた冊子。



















yteisiryou_1.JPG ← 当時手掛けた
リフォーム実例。

良い例として
掲載されていて、、
ホッとしました(笑)

懐かしいです!!












肢体不自由のお子さんがいらっしゃるお宅では、、
お子さんの成長と共に、住まいを見直す時期がきます。
今回のように、既に広いお住まいであっても、、
介護動線には使いづらかったりする場面も見受けられます。

今回のお客様のお住まいは、超高層タワーマンション。
割と複雑な間取りなうえ、、PS(パイプシャフト)の場所が干渉して、
水廻りの間取りを変更することが、、何をどーしても!!難しかったため、
今あるスペースで住みよくするための工夫を施してみる方向性に決まりました!

  bathdansa_3.JPG
← リフォーム前
浴室入口。

段差があり、、
やはり狭いです。















bathbeforeotei_3.JPG  
← リフォーム前。


















一番の問題は、入口がドアのため、介護動線に支障があること。。
出来れば段差も解消したいこと。。
これらを解消するために、以下を採用しました!

  ☑ TOTO 超低床JP1418プラス
   → 同じスペースでも、内寸が50㎜広い!
   → 2枚連動引戸を採用 (入口幅を広くできます)
   → 超低床なので、、入口段差を解消できる!( スラブ~床147㎜でOK )
   ( ※ 排水口が、洗い場水栓下にくるため、その部分は段差有 )
   → シャワー水栓は、クリックシャワータイプ
   ( 手許ボタンで操作でき介護に便利です )


oteiUB.jpg  

← リフォーム後。

浴室入口の
引戸を開けると、、
こんなに広々感が!












介護のためのリフォームでしたが、、
結果、ご家族も使いやすく住みよくなったと
とても喜んでいただけました~♪

大きく間取りを変えなくても住みよくする工夫ができる。。。
 → 水栓や入口形状、、仕様の選び方次第で使い勝手がグンと増す
 → 結果、費用も抑えられるし、、リフォーム工期も短くて済む

設計者なので、、間取りを変更すれば、、
簡単に住みよくできると分かっているために、
つい、色々と工夫を考えてしまいがちですが、
まず、シンプルに考えてみて、、、
今あるもの、、スペースを活かして、、
どう暮らしやすくなるかを検討してみることも大切!

そんなことを改めて学べた現場でした!
O様、ありがとうございました!!!!
また、後日、住んでみた感想などもお伝えできたらと思います。

新築の時の設備機器の仕様選びにも、
こんな目線を入れるといいと思います!

お客様との住まいづくりに日々学ばされること多々。
実践しながらの学びは、次に必ず役立つので、ホント、幸せ!!

暑い毎日ですけど、、夏休みに向けて頑張りましょうね♪

家での日々の暮らしが心地よく、、
住む人の幸せに繋がりますように、、
心を込めて ♪ (出美)

≪ 夏期休暇のお知らせ ≫
いいひ住まいの設計舎は、8/12~17まで夏休みをとらせていただきます。

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2010年07月21日


梅雨~夏の住み心地_目黒の家_寝室の仕上

  21JUNE-2010-3_1.jpg  
↑ 窓辺の花瓶。。ガラスを通した朝の光の様にも夏を感じます☆

先日、目黒の家のS様からメールをいただきました。
6月に引っ越されて1ヶ月が経ち、、
その住み心地をお知らせくださいました。

目黒の家は旗竿状の土地に建てた三階建ての家。
明るさを得るために、、コの字型のレイアウトの家です。
中庭部分、、1階はウッドデッキ状のバスコート。
2階はFRPグレーチングのリビングテラスになっています。

ブログへの掲載にご了解をいただきましたので、、
ぜひシェアしたいと思います♪

以下、S様のメールより抜粋です。

引っ越して1ヵ月が過ぎ、だいぶ落ち着いてきました。
梅雨時も蒸し蒸しすることなく、珪藻土効果を実感しています。

天気の良い日は、テラスが大活躍しています。
先週末はテラスでホットプレートを出して焼きそばを食べたり
子供のお友達を呼んだ時は、
テラスで思う存分ボール遊びをしたり、
思っていた以上に楽しんでいます♪

また、寝室は暑い日でも涼しいので助かっています。
(前の家では、2F南側の部屋が寝室だったのでムワッとしていました。)

それから、ダッチオーブンも使ってみましたよ!
+doコンロのホームページにレシピが載っていて、
「キッシュ」と「ラタテュイユ」をつくりましたが
どちらもカンタン!美味しくできました。
いろいろ試してみたくなります。
ぜひぜひ、お勧めです!

それではまた、気付いたことなどお知らせします。



メールを読ませていただいて、まずホッとしたのは、、
1階北側寝室の居住性の良さ。

↓ ↓ 1階寝室の写真です。

shousebedroom2010_3.jpg 全体に明るいS邸ですが、北側のこの部屋のお籠り感も、私は好きでした。
天井高も2.2mと他より低めですが、、、閉塞感はない。。
また、隣家の庭の借景を期待してひらいた窓からの緑の気配がいい感じ。。

何より、、寝苦しくなく過ごせる寝室っていいですよねーー。
コストカットのため、寝室の仕上をクロスに…という話もありましたが、、
珪藻土仕上にして正解だったのでしょう♪
居住性が不利なお部屋こそ、、
素材や仕上選定をしっかりしなければいけないなぁと改めて感じました。

あと、、何よりも良かったなぁと感じたのは、、
S様らしく、日常を愉しんでくださっていること。
先日いただいたメールには、、、
ご主人の趣味の巨大な水槽も設置されたとか☆

家は建てて終わりじゃなく、、
そこから始まる暮らしをいかに愉しめるか。。
手許を離れた後は、もう、こうして見守るしかできませんが、、
こうして、お客さまからいただく折々のメールが何より嬉しい私です(笑)

しかし、、とろけそうなこの暑さ。。
早くもバテ気味な私です。。トホホ。。でも、、ガンバリマス!!!(出美)


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2010年07月15日


満足できる家_家づくりのバランス感覚

purple-dusk-sky.jpg
住みかえて
新しく家を
建てるとしたら

満足できる家
って、、
どんなもの?

と、ふと思う。





↑ 写真は、暮れていく山の稜線と暮れ空。
天の広さ、穏やかさ、包容力を感じ取れるような紫色に、、
ほんのひととき 変わった瞬間をパチリ。。
( 走る車窓から撮ったのでピンぼけていますが )

で、、満足できる家ってじゃあどんなだろうと考えを巡らせてみる。。

 家族が暮らしやすい間取り。。
 しっくりとくる理想の間取り。。

 無垢の木の床の質感、、
 素足で歩くときに感じるサラリとした足触り感。。

 忙しい日々を支えてくれる、、
 使いやすくて便利な設備機器。。

 湿気っぽい季節、、
 他の家と比べると、サラリと空気が軽い…
 塗り壁がもたらす効果。。

 太陽が容赦なく降りそそぐ夏、、
 日射しを遮って、風を呼び込む、、
 緑の葉がこんもり茂る南庭の落葉樹。。

 一枚の絵が映える壁。。
 趣味の道具や本をしっかり仕舞える屋根裏の小部屋。。
 夜になると、オレンジ色の灯がともる我が家に帰る幸せ。。

こんなことが叶えられて、、

 家族それぞれが、、それぞれに、、
 仕事場や学校や近所付合いや、、
 色んなことに外の世界で関わって過ごし、、
 帰ってから、ホッとくつろげる家。。

 たまに家族でケンカしたりしても、、
 自分の居場所が確実に在って、、
 ここなら安心って思える場所。

こんな家だったら、満足できる家っていえるのかな??
いえますよね??!!!!(笑)

前述のことが家を住みよくする要素だとしたら、、
それを予算内でいかにして納めるかで、満足する度合いも変わってくる。
( 前述のコト以外に大切にしたいことは、人それぞれだと思いますが・・ )

何より、家づくりは、バランス感覚がとっても大切。
何をコンセプトに据えるかを決めて、
それだけは絶対外さない、、諦めない、、軸心をぶらさないことも大切。。
だと、つくづく思う今日この頃なのですが、、
そのバランス感覚をとること、、意志を貫くことって、
実は、一番大変なことですよね。。

家づくりは、ちょっとした小宇宙で、、
あらゆるものの取捨選択をほぼ同時に進めていく。。

( うーん 胃がキリキリしてくるかも。。)
( 我が自宅SOHOリノベで経験済で 、、笑 )
( 仕事と自分ではこうも違うのかと唖然とした経験有なのです 苦笑 )

それに家づくりでは、、、
その時によってフォーカスするポイントが変わりますよね。

 間取りを考える時期だったら、、
 もう間取りのことしか考えられない。。
 広さや使い勝手を重視して理想の間取りを完成させる。。
 だけど、全部叶えちゃうと、
 心地よく暮らせるための要素を、、
 採り入れる予算がなくなってしまうこともある。。

 素材にこだわると、小さな家にして、ボリュームを抑えて、
 予算をコントロールしていかなければいけなくなる。。

 仕様だったら、、最新型の設備品を前にウーンと悩む。
 費用対効果がキチンと得られるものだろうか??と。。。

 外観デザインを優先しすぎて、、
 窓の少ない風の通らない家になることもある。

 構造美を追求しすぎて、、
 間取りの自由度が狭められることもある。

予算が無限にあれば全部をこだわりぬいていくことは出来るけど、、
人生は、家づくりのためだけに在るわけじゃないし、、
お子さんの教育だったり、、余暇だったり、、趣味だったり、、色々。。

と、いった 人生設計まで、思考のなかに入ってくる。。
そうなると、、ホント大変。。

あっちを立てればこっちを立たず。。。トレードオフの関係。
だけど、妥協じゃなく、、納得して、、ひとつを選びとる。
その作業の ひとつひとつの工程?を、、
俯瞰的に捉えて、全体をまとめる。。

施主さんだけで、対、つくり手相手に、、
頑張れば出来ないことではないけれど、、大変なこと。

そんな時役立つのが、バランス感覚のあるつくり手の存在。

私は設計事務所なので、設計事務所としての立場しか語れませんが、、
基本、設計事務所は、施主さんの100%の味方。。代理者。。
そして、全体をコーディネートしてまとめていくのが、設計者の役割。
工務店さんと折衝したりすることも仕事のひとつ。

間取りさえ理想のモノが出来ていたら・・・後は工務店さんと、、、
こんな、遠方からのご相談を受けることも、最近は増えてきました。
とっても有難く嬉しいことなのですが、、
その度にやっぱり感じるのは、全体のバランスが大切だということ。。

家づくりには、色んな考え方があるし、どれもが正しい。
施主さんの要望を汲みあげて、基本的な設計をまとめたとしても、
工務店さん主体の家づくりだと、
工務店さんのコンセプトを十分理解した設計じゃないと
意味をなさないのかもと思うのです。。

家づくりでは、ある意味で、誰かが主導をとり、
その家のコンセプト、、絶対外しちゃいけないポイントを、、
周知させながら進めないと、ぶれてしまう。非常に重要な役割。
安易に間取りだけ…と請けられるものではないのかもしれない。
( つくり手さんが決まっていて、、、
  どんな姿勢で、どんな仕様なのか 分かっていれば 話は別ですね )

それを どうしたら伝えられるのか…しばらく悩んでしまって、、
思い切って今日こんなコトを書いてみました。(まとまっていませんが・・)

設計者って、予算の中で良い家を建てるために知恵を絞るのが仕事です。

今回の記事は、、自らの仕事を得たいがための記事ではなく、、
いわゆる住宅業界での家づくり、、つくり手主導の家づくりに疑問を持ち、
ご相談くださるお客さまがとても多いので、、、
ひとりでも多くの方が、家づくりの過程で幸せになってもらえるよう、、
こんな家づくりの視点もあるんだとお伝えしたくて、、書いてみました。。。

もし、家づくりで悩んでいらっしゃったら、
感性が近い、、バランス感覚のありそうな、、
設計事務所さんに是非相談してみてはいかがでしょう?
建築家のセンセイ・・・じゃなく建築士。(笑)
設計事務所は、もっと身近な存在なので!!!

大変なコトも多いですが、折角の家づくり、
一生に何度もない、贅沢で楽しめることでもあります。。。
どうぞ前向きに、愉しんでくださいね。

西日本での大雨・・・被害がこれ以上広がりませんように。。(出美)


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2010年06月15日


IKEAキッチンリポート_新築実例 in目黒の家

steikitchen.jpg IKEAキッチンリポート、、新築の家での採用実例をご紹介したいと思います!
 
↑ 写真は 目黒の家キッチンです♪
いいひの新築の家で、IKEAキッチンを採用したのは初めて。。
私が云うところの大人可愛いキッチンです(笑)。

色んな光によって表情を変えるスベスベの白いモザイクタイル、、
木製のカウンタートップ、、
リビングバルコニーからは朝の光が差し込み、、
北側の窓越しからは暮れてゆく日差しの気配が見え、、
この窓からは隣家のお庭の木々の緑が借景としてのぞめる、、
一日中、居心地よく佇めるキッチン空間になったことが嬉しいです☆

steikitchenmadori_1.jpg
↑ S邸キッチンレイアウト間取りです♪
PDFをリンクさせてあります。
画像が見えにくい方は開いてみていただければと思います。
( 右回転させてみてください。。。)

2階は広々LDK24.5帖なので、、キッチンから家中が見渡せることが設計条件。
加えて、ご夫婦でキッチンに立つこともあるので、、
行き止まりを無くし、回遊性を持たせ、動線ストレスが少ないコトを意図。。

キッチンに必要なモノたちの居場所、、
  家電置場( レンジ・炊飯器・エスプレッソマシン・冷蔵庫など)
  食器類、、 食品ストック( 買置き品・お米・お酒・諸々)、、 ゴミ置場、、
必要なモノを頭に入れながら、、レイアウトしたキッチン。 

でも、かっちり居場所を決めすぎず、イージーなトコロを残しておくことも、、
主婦的経験上必要だと思っているので、、カウンター下にはオープンスペースも有。

木製カウンターのお手入れについてや、、IKEAキッチンの特性もご説明して
ご理解いただいたうえでの採用です。
色んな選択肢と予算制約があるなかで、、ひとつの答。

steikitchen2_1.jpg
≪ IKEAキッチン採用部分の仕様 ≫
 ■ カウンター : NUMERAR/OAK(オーク無垢集成、オイル拭仕上)
 ■ 扉 :ADEL(イエデル)
 ■ 把手 :VINNA(ヴィンナ)
 ■ 金物 : RATIONELL引出ダンパー、耐震ラッチ
 ■ コンロ : ハーマン製+do
( ダッチオーブンが使えデザインが良い優れモノ♪)
 ■ フード : BET-902S 富士工業アリアフィーナ
 ■ 組立工事は大工さん施工・配送サービス利用 
( S様と2回、いいひで1回足を運び発注 )

コレはスカンジナビアテイスト?北欧風というより、、少しイギリス風。。
いつか本でみた、マーガレット・ハウエルの家のキッチン風ともいえるかしら??
このまま我が家で使いたいくらいなキッチンになりました。
S様ご主人が、女子はこんな感じ好きだよね~と笑っていらっしゃいました。。
ハイ好きです。。(笑)

↑ ↓ でも、、北側の暗さが全然無いでしょ。。(午後4時頃に撮影)
この一角にSOHOスペースがあったら、、(家族の書斎スペースがあるんですけど)
もう多分すっごく良いです。( って、私の家ではありません 笑 )

steikitchensinkgawa.jpg
↑ こちらがシンク側。。
気付かれたでしょうか?
こちらは国産システムキッチンを採用しています。
人造大理石天板と一体のシームレスのシンクが美しい☆
(さすが日本!気配り感が違います)
IKEAキッチンと違和感無くハマってくれました♪

こちらを採用した経緯については、、今度、
「 IKEAキッチンリポート_3 設備周りのパーツ選び 」
で、ご紹介いたします!

昨日の強い雨とはうって変わり、東京は晴れの空。
事務所で籠っての設計作業には惜しい空。。
でも、、、このお天気に感謝して、、今日も頑張りましょう♪ (出美)


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IKEAキッチンリポート_2 「IKEAキッチンの質と日本製品との比較」
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2010年06月10日


目黒の家完成♪_旗竿状敷地の家 朝の景

steildk20100610_2.jpg 今日の東京の朝はピカピカの晴れでした~♪(感謝☆)
目黒の家が完成し、今日お引越し。
 ↑ 写真は、2階LDK~3階吹抜を臨む。。
周囲を囲まれている旗竿状敷地とは思えない朝の光。。
steildkbalcony20100610_1.jpg
吹抜けもさることながら、、
中庭バスコートとFRPグレーチングのリビングバルコニーが功を奏してくれています。

バーチカルブラインドを通して、、朝の光が室内にやさしくさしこむ。。
風がキモチよく通り、、光が差し込み、、
淀みのない広々とした空間が実感できる。。。
都内で、、立地条件がキビシイ旗竿状敷地の3階建の木の家で、、
コレが可能なのは、SE構法ならでは。。。と実感できる家です。

steikansei_1.jpg
 ↑ 写真は引渡し検査の時、、
Kちゃんが、愛車の‘めぇめぇちゃん’に乗って、、
回遊性ある間取りを早速楽しんでくれているところをパチリ♪


steibathcourt20100610_1.jpg ↑ 1階バスコートからシューズインクローゼットと玄関を臨む。
写真はイマイチなのですが、、雰囲気が伝われば幸いです☆

家自体は、、ざっくりとシンプルでナチュラル。。
インテリアは暮らしに合わせて都度好みのテイストを採り入れて、、
家での暮らしを愉しみ、、永~く家を愛してもらえたら、、本当に嬉しい。

IKEAキッチン、、珪藻土エコクイーン、、無垢の床、、
私たちがいいなぁと思うモノや素材や暮らし方、、
これらを、いいひのSOHOマンションでご覧下さって、
Sさまもいいなぁと思って採用してくださった今回の家づくり。

もし我が家が、リノベーションではなく、当時一戸建てを建てたら・・・
こんな感じになったのでは?と思えましたし、Sさまにも云われました。
そうかも。。(笑)
限られた予算で、、、色んな選択肢があるなかで、、、選んでくださったSさまに感謝。
「 好き 」が同じってナカナカ無いコトなので、私たちも楽しかったです♪

また、施主施工&施主支給といった、
工務店さんにとって面倒なコトをお付き合いくださった
桜井ハウジングさま、ありがとうございました!!!(あと少し、頑張ってくださいね)

今回採用した、、大人可愛い、、(笑)IKEAキッチンのことも、次回ご紹介いたします。

久々のいいひブログになってしまいましたが、
また皆さんの家づくりに役立つことを綴っていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願いいたします。。。。(出美)


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2010年05月25日


旗竿状敷地の家_採光の工夫

steikaidan20100523_1.JPG
目黒の家S邸、お引渡しに向けラストスパート中です!!
( ↑ 写真、2階南方向、リビング階段をのぞむ。。)

先週の日曜日、外構やカーテンや玄関ドアの色を打合せをしてきました。
いつも打合せの時は、不思議と晴れるS邸。
でもこの日は、冷たい雨が降り続いていましたが、
内装がほぼ仕上がった状態で、、
雨の日の室内の光の入り具合を確認できてよかったです。。

旗竿状の土地に、
いかに光を採り入れるか・・・が、S様の最大のご要望でした。
旗竿状の敷地、、こんな感じです。 ↓ ↓
hatazaojousikiti.jpg ご要望を叶えるための
・・・ Sさんの家 採光の工夫のアレコレ ・・・

 ■ コの字型に建物形状を決め、、中庭バスコートを設置
 ■ 中庭バスコート上部にグレーチングバルコニーを配し
   リビングに続く空中の庭な部分をつくったこと
 ■ 2階リビングは、中庭バルコニーに面し、
   SE構法ならではの、、大きな窓を設置し午前中の光を期待。
 ■ 南側にスケルトン状の階段、、それに面し3階に大きな窓を設置。
   1階まで光を落とす光井戸的な効果を期待。
 ■ 2階から3階に続く吹抜け、上部トップライト。

 、、という、、少しやり過ぎたと反省もしたほどの徹底ぶり(笑)。

stei20100523.JPG その努力が功を奏した・・・?
冷たい雨が降る日曜日の午後でも、2階はこの明るさ。

旗竿状の敷地ならではの良さが活きる家になったと思います。
これから土地を考える方も、選択肢のひとつにしてもいいのでは??と思うくらい
私は、いいなあと思います。
敷地延長部分がアプローチ兼庭になったり、、楽しいと思うのです☆

施主施工で頑張った珪藻土塗り、、
施主支給のIKEAキッチンも無事納まってます☆
IKEAキッチンは狙い通り・・インテリア女子心をくすぐる愛らしさ♪

実は、、S邸のキッチンは、かもめ食堂風レイアウト。
それをイメージしていたからか、、、
玄関ドアの色がキレイな空色に決まったことも嬉しい。。
そのあたりのコトは、また今度UPしたいと思います。

今日は、夕方、神楽坂あゆみギャラリーへ。
南雄三先生のスケッチ展と飲み会。。
スケッチ展は明日まで。
まだの方、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。。。
久しぶりに仕事以外のお出かけ・・・行ってまいります~♪ (出美)


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「かもめ食堂」の空色インテリア

2010年04月23日


無垢の床を選ぶ理由_ひと冬越して・・・

stei2ffloor_1.jpg
目黒のS邸、
順調に工事が
進んでいます!

← 2階床板、、
スペーサーをかませ
一枚づつ貼って
いるところ。

ガス温水床暖房
+ チーク無垢








実は、ここからだいぶ工事も進んでいて、鉄骨階段も入って着々と進行中。

普段の春だと、この時期、床暖房のコトなんてピンとこないほど暖かいハズですが
今年は、まだまだ話題にしてもいい位寒い日が訪れます。。
今日の東京も寒い~!!!春らしいうららかな陽気が恋しいですね。

 無垢の床板は、、早めに現場に入れ梱包を解き、仮置き。
 現場に馴染ませたのち、施工します。

 床暖房に無垢の床板の取合せ、、

自分のところで、床暖房対応じゃない無垢床板を使って実験しているので、
必ずお客様にはその事実、、欠点、、
住んだみてのありのままの姿を見ていただいています。
かなり隙間はあいていて、その良し悪しの感じ方は様々です。

チーク無垢フローリング ユニタイプ。
ミニチュアダックスのパルちゃん同居のSさん宅、
色んな選択肢がありましたが、、この無垢フロアを選定。
今回採用した床板は、練馬の家K邸でも実績があるモノ。
Kさまのお宅がどうだったか?
ひと冬を越して、見せていただいたところ、
隙間は少しありましたが、想定していたものより少なく、ホッとしています。

欠点を目の当たりにしても、これが好きって思える素材がいい・・・
基本そうですが、欠点が味とは言えないですね。。
暮らしながらの傷や凹み、、それも含め、、
出来るなら、美しく経年変化しながら、いい味に朽ちていってほしい。

何回かこのブログでも書いていて重複して恐縮ですが、、
チークは材自体に、油分があるため、無塗装でも良く、、
お手入れも水を硬く絞った雑巾で拭くだけでOKですし
ペットの爪あとも、少々の傷も気にならない風合いがGoodです。

ウチの仔たちも、ガシガシ爪を立て走り回っていますけど
爪あとが目立つことはありません。
程よく爪がたって滑らないし、走りやすいみたい。。

noluyuka.jpg ↑ 我が家の現在の床。
コロコロころり~ん♪
catnapという玩具に夢中な、のるです。

yukakameido.jpg
↑ 以前住んでいたマンションでの一枚。
手前右は、あま。奥でころりんしているのは、のる。

写真で、見えるでしょうか??
キャプション通り、、この床についたこの仔たちの爪あとで
資産価値下がりました(笑)。

無垢はお手入れが大変だと一般的に云われていますが
住み比べてそんなことはないと感じます。
ズボラなくせに、お手入れしていないとストレス感じるような私ですが
以前の住まいより、今の方が家事ストレス減ってます。(暮らしてみての実感)

ピカピカのウレタン塗装してある風合いや
傷つかないコーティングをしてある床もいいですが、
経年変化を愉しめる無垢の床と足触りの良さが、個人的にはやっぱり好き。

どうして肌触りが暖かく感じるのか・・・
科学的データ等を知ると、なるほど~と納得できオモシロイ。
長くなるのでまたいつかそのことはご紹介しますね。

人それぞれ好き嫌いがあるので、何がいいとは言い切れませんが、、
デメリット、メリットを十分検証して、ご提案していけたらな~と思います。

愛される家をつくることが、ホントの意味での住宅の長寿命化で、、
出来た時が一番美しい素材づかいばかりが選択肢ではないこと。。
今回の事例が、色んな選択肢から選びとるなかでの、
ひとつの判断材料になれば嬉しいと思います。
( モチロンコレが全てではないです )

無垢を使えないところに無理してつかうことは、おススメしないし、
その状況によって選択肢は様々なので、
よりbetterなものを選ぶといいと思います☆

目黒の家S邸、GWに壁塗り!!
エコクイーンを施主支給で、Sさまが施主施工にチャレンジします♪

施主施工や施主支給で、工務店さんの工事の段取りを妨げること無いよう
コーディネートするのが私たち設計事務所の役割。
どちらがどうとかではなく、良い家をお互いキモチよくつくりたいです♪ (出美)

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2010年04月13日


工務店さんとつくる木の家に補助金が!


なんだか忙しく、、夜更かし。
気分転換にブログをUPしま~す♪

今日は、お知らせを!!
工務店さんとつくる木の家に、上限120万円の補助金を出してくれる制度。
その受付が、、昨日(4/12~) スタートしました。

大手さん向けの施策ではなく、、
地域工務店さん向けの施策だからでしょうか、、
まだ認知されていないんですね。。
週末に初めてお会いしたお客さまもご存じなかったので
いいひブログでお知らせしようと思いました。

中小住宅生産者さん (地域の工務店) がつくる家限定。
長期優良住宅を促進。。100万円。
地域材の活用を促進。。+20万円。
上限で120万円の補助金がでます。

これから家づくりをスタートされる方、、
ご自身の家づくりにとってメリットがあれば、、
是非採用をご検討されてはいかがでしょうか?
ただ、よくよく検討すると実はそんなにメリットを享受できなかったり、、
というケースもありますので、、、
まずは、設計事務所さんや工務店さんに相談してみてくださいね。

設計事務所とつくる家のつくり手、、施工者は、地域の工務店さんがパートナー。
いいひでもこれからスタートされるお客さまにご案内しようと思っています!!

ama-harunonemuri_2.jpg
← 愛猫あま。
セルフ腕まくらで
春の惰眠を
日々満喫中 ♪
私も、、
添い寝したい。。








先週からTwitterで遊んでいましたが、、
自分のなかに落とし込みきれていないコトをつぶやくのに
少しだけ気後れしている私(笑)。

アンテナは多い方がいい。。情報に敏感は大切。。
それも大切なのはわかっているのですが、、
ひとつひとつに向き合うことをきちんと出来ていないと
不器用な自分の心がざわざわしてきちゃいます☆
マイペースなブログのほうが性にあっているのかもしれませんね。
でも、Twitterの素晴らしさも実感中!!!
色んな方と繋がれて、情報が即時に共有できるのは、、
スゴイな~と思っています♪

完全に徹夜すると、きついので、、そろそろ終了。
起きたら晴れているといいなぁ~。ではではオヤスミナサイ。。(出美)

≪ 木のいえ整備促進事業 について ≫
平成22年度木のいえ整備促進事業ホームページ はこちらからどうぞ!

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2010年04月03日


300回♪_読者様からの間取り相談_2階水廻りと1階LDKの家ってどうなの?

satudayafternoon2.jpg  
昨日までの春の嵐は去り、外はやっと春らしいお天気の東京です。
先週活けた花がくたびれていたので、、
短く切ってお気に入りのWedgwood ミルク色のティーカップに挿してみました。
みるみる間に花びらがイキイキして、お花が喜んでくれました♪

管理画面を開いて気が付いたのですが、
いいひブログ、前回で、300回になりました!!!
200回を目標に始めたブログなので、、
それを過ぎたら回数をあまり気にしなくなっていました(笑)

始めた当時は身内しか読んでくれず、、
ブログを通して、新しい出合いが生まれるなんて信じられないことでしたが、
それが叶えられるようになって、今とてもとても幸せです♪

先日も、群馬のS様から家づくりの相談をメールでいただきました。
S様のご了承のもと、ご相談内容を掲載させていただきます。

読者のSさまからのメール相談 の抜粋

こんばんは。はじめまして
群馬県に住んでいるSと申します。
30代主婦、子ども一人の3人家族です。

先日、はじめてこちらのHPを拝見して、
全体的な雰囲気が好きで、
いろいろ内容を参考に自分達の家の間取りを考えていたころです。

あまり広い土地ではないので、
延べ床面積が37坪、2×4で建てる予定です。
それでちょっとご質問というか、相談・・・なのですが、
一階のLDを広く取りたく、また将来の親との同居などを考え
お風呂洗面所を二階にもっていきたいとお話ししました。

そのような間取りが出来上がってきて、
今時点で何の文句もないのですが、
将来自分達が年をとったときに、
キッチンは一階、和室で寝るようになる?かもしれない、
でもお風呂は二階。

これってどうなんだろうと・・・。不安と言っては不安なんです。

今まで二階にお風呂があった家を拝見したことがなく、
また住み心地などもきけない状況で。

設計士さんとしてはどうなんでしょうか
主婦目線としてどうなんでしょうか

施主が満足していて納得していれば大丈夫なんでしょうか
やっぱり一階に水周りを持ってきた方が後々楽なのでしょうか

以下私からの回答の抜粋
  
  あるお客様も同じようなことで悩まれたことがありました。
  
  リビングは広く取りたい・・・
  でも将来を思うと水廻りが階上だと心配・・・

  限られたスペースですから、
  間取りはオールクリアとはなかなかいかず
  あっちを立てればこっちが立たず・・・です。

  予測不可能な遠い先の将来を心配してまで
  今の暮らしを犠牲にするような間取りは
  私は、基本お勧めしないのですが、
  いくつかの間取りで、今の暮らしと近未来に照らし合わせる
  シミュレーションをしてみました。

 ■ 間取りシミュレーション
 ≪ LDK1階、水廻り2階 案 ≫

 メリット:
 1階に工夫を凝らした間取りが可能
 ( シューズインクロークやパントリー付の広々LDK )
 洗濯を2階で干すので、2階に水廻りでも洗濯動線的に悪くない

 デメリット: 
 2階水廻りだと、    
 子供がお風呂に入ったりしたりするとき母親の目が届かない
 (→これは数年間だけの問題・・・でもお客様は気にされていたこと )
 どちらかの親が同居になった場合や自分たちが年をとったとき
 寝室は和室になるだろう・・・そうなるとお風呂が上だと不便
       
 → デメリットを解消するため・・・
   将来万が一のとき、1階に水廻りを新設できるように
   リフォームプランを現時点で作成し検討しておく
 ( リフォームしやすいよう先行配管、他、間取りを工夫 )

 ≪ LDK・水廻りすべて1階案 ≫

  メリット: 
  家事動線が一階で子供が何をしていても目が届く
  将来の不安が無い ( リフォーム費用も考えなくていい )

  デメリット:
  2階水廻り案に比べると、どうしても間取りがシンプルになる
  LDKが狭いのでは?
       
  デメリットを解消するために・・・
  → 無駄な廊下やホールを減らし、極力LDKを広くとった
    LDKと和室を続き間にして 
    普段の暮らしでは 和室もリビングの延長と考えることにした

  と、いった具合にシミュレーション。

  結局このお客様は、不安を後に残すより、
  狭いとはいえ続き間することで、
  21帖の家族のくつろぎスペースが1階に取れることにご納得して、
  1階に水廻りを下ろしました。
 
  ■ 将来の可能性と対応策を検討 ( 万が一のとき )
  → リフォームで対応できるような間取りの工夫ができてるか
  → 階段昇降機やホームエレベーターの設置が可能で、
    2階の水廻りのままでも暮らせるか( 親ごさん同居時も含め )
  
  同じように、シミュレーションしてみます。

  シミュレーションできなくても以下の点だけは確認してみてくだい。

  ① 今時点でのデメリットを許容できそうか?
  ② 万が一の将来に対応した間取りになっているのか?
    ( リフォーム可能か?)
  ③ 将来、そのリフォーム費用を捻出できるのか?

  最後に以下の質問への回答ですが、、、

 > 施主が満足していて納得していれば大丈夫なんでしょうか
 
  YESですがNOでもあります(笑)。
  正直申しますと、今若いうちなら、どんな間取りも住みこなせます。
  間取りに正解はないので、住まい手が良しとすれば、いいので・・・。

  ただし、資産価値的な意味でも考えて見ます。
  買い替え等をされる場合の一般的なことで、
  売却時に売れにくい間取りをつくるのはあまりお勧めはしません。。
 
  より多数に受け入れられるのは、
  客観的に見て、スタンダードな間取り。
  それに+αの住みやすさの工夫をされている間取りだといえます。
 
  また、2×4でご建築とのことなので、
  リフォームができるか否かも、現時点で間取りをチェックするときに
  重要なポイントだと思います。

  家は、永~い時間を過ごすところです。
  もしかしたら買い換えたりと、引越しもあるかもしれないし
  永遠にそこに住まうとしたら
  年老いた自分たちも想像しなければいけない・・・
  でもあまりにも心配しすぎると、今の暮らしを満たせない・・・

  大変だと思いますが、間取りに対しての結論を出せるのは
  住まい手であるお施主さんしかできません。

  どうぞ、頑張っていい家を建ててくださいね。
  Sさんの家づくりの成功を祈っております!!


以下、回答を読んでくださってのS様からのメール

牛尾さんのメールを拝見して、ぼんやりと気になっていた点が
はっきりしたように思います。
将来の心配で今の生活が・・・という一行にハッとさせられました。

有事の際の配管など、素人考えでは気がつきませんでした。

今週末にまた打ち合わせで出向く予定なので、その点も含め
設計師さんとお話ししてこようと思います。

家事動線、生活動線、経験してない子供たちの歩き回る生活、
などをできる限り想像して楽しく幸せな家を作ろうと思います。

牛尾さんの記事で「愛される家愛されない家」でしたっけ。
すみません、ちょっと記憶があいまいで、
表題がそのような感じだったと・・。

あの記事を読んで、主人と「いい家もいいけど、ずっと愛して
いける家にしたいよね」っと家つくりの一番根幹の気持ちを再
確認できたことが嬉しかったです。
素敵なブログをありがとうございました。

HPに掲載の件ですが、他の方のお役に少しでも立てるなら喜んで。
ブログの中のちょっとした一言に、家つくりのヒントがたくさんですもの。

牛尾さん、この度は本当にありがとうございました。

    こちらこそ、丁寧なお返事、とても嬉しかったです!!!(いいひ)



皆さん、家づくりをするときって不安がいっぱいです。
私自身も、、数多く家づくりをしていても、
我が家をリノベーションするときは、恥ずかしいけど迷いました。(苦笑)
プロとして、カッコよくしなくちゃという見栄もあるし、
でも暮らし手として満足優先が本来なのではないかという葛藤、、
当然費用とのニラメッコ、、牛尾(夫)との意見の相違。。。

そんな時、自分と同じような人ってどうしたんだろう?とか
すっごく気になりました。
そんなときって、事例やケーススタディって、役立ちますよね。。

そんな経験を基に、住み手目線、つくり手目線両方の経験で、
家づくりをする方にとって、何かお役に立つことが出来たら
私にとって、家づくりをすることと同じくらい、仕合せなコトなので、
これからも、読者の皆さんのお役に立つことを、記事としてUP出来るよう、、、
今度は、500回を目標に頑張ります☆

お花見日和の東京。
私も仕事を片付けられたら、、
夕方、門前仲町の桜でも観てこようと思います♪ (出美)

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「 愛されていない家愛されている家 」 ( 一番反響の大きかった記事です )
「 家づくり 夢を叶える一冊のノート 」 ( いいひブログ200回目の記事です )

2010年03月29日


古きを愛でるイギリスの「家と健康」最新事情

enjoy-the-living-in-the-hou.jpg  
古いモノを愛で、
大切にする。。

自然体系や
環境を守る。。

庭づくり、、
インテリアDIY、、
暮らしそのものを
愉しみ慈しむ。。

捨て犬、
飼育放棄された馬、
行き場のない動物達、
弱い立場に居る生を
尊重する社会性がある。


聞きかじり、、読みかじり、、そして少しだけの体験だけど、、
↑ は、私がもつ、イギリスのイメージ。。

写真は、いつか旅したB&Bのベッドルームの朝の窓辺。

そして↓の文章は、イギリス人の住まい感について書かれていた本からの抜粋。
この一節が印象的でメモに残してました。

どんな荒涼とした土地に住んでいても
住まいに満足できれば 人は幸せなんだ


( メモだけ残して本のタイトル、忘れました。。たぶん井形慶子さん著 )
人が住まいを満たそうとする根源的な動機を現しているなぁ、、と感じます。

先週の金曜日、南先生に誘われて、BB研究会の勉強会に参加してきました!

建築側から健康・快適性を考えてみるという興味深いテーマ。
早稲田大学の田辺新一教授が講師で南雄三先生がナビゲーター。

イギリスという国の健康と家への取組み、、
最先端の省エネ・エコハウスへの取組み、、
その最新レポートが主な内容で、
イギリス好きな私はかなり興味深く聞けました。

勉強会の内容を少しだけ。。

イギリスでは、無料医療。だからなのか 、、
「 どんな家に住むと健康に影響があるのか? 」ということを
国が医療機関と連携して統計をとっているそうです。

その統計結果に基づき、、、良質な住宅を提供することを目的とし
住環境の改善を目指す 法制度の取組みが 【 BRE:HHSRS 】 。
「 Housing Health and Safety Rating System 」の略。

これは、、住宅の健康面・安全面を評価するシステム。
環境保健師とよばれる検査員が依頼のあった住戸を一件づつ訪問し、、
29のHazard(ハザード)項目で、家の危険度を判定するというもの。

面白いのが、賃貸住宅の借り手でも、自分の住む部屋の調査依頼をできること。

判定してもらって基準以下だと、大家さんは改修の義務を課せられるそうです。
大家さんに立入りを拒否する権利はなく、
改修しないと罰金措置もあるキビシイもの。。
でも、その評価が家賃相場にも反映されているそうです。

家での事故による死亡が、交通事故による死亡より多いという事実。
( これは日本も一緒 。改めて知るとオドロキです )
また、どんな家に住むと事故が起きやすいかを、
明確に統計が取れている国だからこそ実施できる法制度ですよね!

「健康」から バックキャスティングして 施策を決め 制度をつくること。

段差、寒さ、湿気、カビ、防犯、設備、火災、、、
もろもろ家を取り巻く危険性を排除することは、
結果、国民の健康にも繋がり、
医療費の増大も防げるという目論みがあることでしょうが、
施策≒国民利益の構図が、スマートだと感じます。(日本じゃ無理なの?)

家が快適ならばイコール健康なのか?
個人的背景や心持ちひとつで、健康は大きく作用されるし、、
人種・地域によっても快適さの度合いは異なります。
なので、「住の快適性」 と 「健康」 の関係は、
研究者にも解明がムズカシイ!とされているとか。。

でも、その因果関係はありそうなので、、
少なくとも事故に繋がる原因や健康に悪影響を及ぼす要素が、
「家」に存在することを認識して、対策することは、大切ですよね。

だって交通事故は防ぎようなくても、家の事故は防ぎようがある。。
例えば、住宅エコポイントの項目にある「家の断熱性を高めること」も、
省エネ目的やポイントで得をするということ だけ ではなく、、
温度差によるヒートショックを防いだり、、結露によるカビを無くすことができたり、、
結果、自分の健康や安全に繋がるという視点もあるんだよ~ということを
ぜひぜひ、リフォームや家づくりをする方には、知っていただきたいです。

あと、イギリスって古い家や景観をことのほか大切にする国なので、、
具体的な工事がどう行われているか…その国民の反応に、興味津々。

ロンドンのオーガニックブーム。。
エコ住宅の需要や取組み。。家と庭。。
最先端のイギリスの家事情を見たい!知りたい!
そんなキモチがむくむく湧いています。
( 理由をつけ旅に行きたいだけ?笑 )

また、勉強会でのBB研究会(ベストバランス研究会)の熱気も素晴らしかった!!

私にとって新しいことを学ぶことは、
時に自分の立ち位置などに迷いも生じさせるので、
自分のなかに落とし込むまでがツライ時も正直あります。

~ 問答しながら設計をしていく。それが人間の限界。
  でも、それがわかっていればいい設計ができるはずです~

上記は、南先生からのメールの抜粋ですが、大いに励みになりました。
偏らず学ぶこと、、そして実務にフィードバックさせることを大切に頑張ろう!!
と、キモチを新たにしたのです。
南先生、BB研究会の皆さま、参加させていただき、有難うございました!!!!

少し咲いた桜も縮こまりそうに寒い東京の月曜日。
水曜日以降は暖かくなりそう。
寒さに縮こまった心身を伸ばし暖かな春を満喫したいですね~。(出美)

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≪ 今回の記事 に関連する情報 ≫
イギリス BRE のサイト。
英文ですが、こちらから どうぞ。
住宅ストックについての取組みについての考え方などが記載されてありました。

≪ 過去ブログもよろしかったらどうぞ♪ ≫
「 裏庭に続くキッチンのある家 in London 」
「 GOOD LOOKING LIFE 」

2010年03月23日


バリアフリー目線の設計配慮を検証♪

sprout.jpg
練馬の家K邸。。
道沿いに開いた庭に
新芽を見つけました!

ジューンベリーの新芽
だと思うのですが・・・?
きれいな色、、
愛らしいカタチ。。

秋に完成したので、、
少し寂しかった庭に、
待望の春が
やってきます♪

めぐる季節の確かさ
春を迎えるヨロコビ♪
暮らしの中の幸せ♪

それを実感できる家っていいですね~♪

振替休日の昨日、お住まいになって6ヶ月目の練馬の家K邸へ。
お昼をご馳走になりながら、Kさんのその後の暮らし心地を伺ってきました。
そのことは、HPのインタビューに詳しく載せますが、、
設計時に意図していた住まい方や体感が実感できてホント良かったです~!
Kさま、ありがとうございました!!!!

大きな吹抜けのあるリビングも、、回遊性のある間取りも、、
シューズインクローゼットも、、大きな小屋裏書庫も、、リビングの本棚も、、
Kさんの暮らしに馴染んでその長所を発揮してくれている。。

そんなK邸は、79歳・83歳のご両親も同居。
おふたりとも、とってもお元気なのですが、、
バリアフリーの配慮もさりげなく採り入れるようにしました。

気を使ったのは、、そのさりげなさ。
とってつけたような手摺りや、いかにも感溢れる間取りは嫌だろうなぁと。。
( ただ広いだけの空間とかに 違和感を感じられると思いました )
( 自分だったら・・・という思いも大いにありましたので・・・ )

隣り合っているけどリビングと程よい距離感を保つ寝室。
トイレや水廻りへのアクセス動線。
水廻りの程よい広さ、、万が一の介護動線の確保。
ウッドデッキを介しての外への繋がり。
(万が一のとき、車椅子でも外に出られる動線)

上記は、一般的バリアフリー的目線で見て、、合格な範囲での設計です。
実際は、、不自由な身体に合わせての対応じゃないと、
無意味なバリアフリー設計が大いにあるので。。。

他は、メカニック的な便利さ。

雨戸の代わりに開け閉めの楽な電動通風シャッター、、
夜中のトイレの時に便利なセンサー付の照明、、
手の届かないレンジフードの入/切は、
ガスコンロと連動型のレンジフードで対応しました。(リモコンも有)

kteikonro_2.jpg ↑ 竣工時、ガス開栓時の器具説明。

いろんな便利機能満載のコンロで、、
東京ガスさんが丁寧に説明くださいましたが、、
とにかくガスの点け消しと一緒に換気扇が動き、止まるコトをご理解いただければOK。( 30代の私ですら使いこなせないし、、使わなくても暮らせます 笑 )

何でもボタン一杯のメカ生活は、、、
お年を召した方にとってかなりなストレスだと思うのですが、、
必要な便利メカは使っていただきたいのが本音。
ただ実際に「良かれ」と入れた設備も活用されない場合も過去にはありましたので、、
今回はどうかな~と内心心配でした(苦笑)。
でも心配は要らなかったようです♪
ktei1-20100322_1.jpg ↑ 新しい家でのキッチンを使いこなしているお母さまとKさま。
NEW設備にも徐々に慣れてくださっていたので良かったです。

アイランド的なレイアウトでしたので、料理の匂いの広がりも気になりましたが、、
全く気にならないとのこと。。

「 お利口な換気扇 」とお褒めいただきました!!!

まだまだこれから永い暮らしを過ごす家、、
バリアフリー目線の設計の配慮がどこまで成功したのか、、
設計者として見守りたいと思っています。
やはり私にとって「家づくり」は「作品づくり」ではなく、、
住む人にとってどれだけ愛される家にできるのか。。
それがどれだけ叶えられるかだなぁと実感。

余談ですが、、
北欧の高齢者の施設などを本や資料で見ると、、みんなとてもセンスがいい。
インテリアの快適性が第一でさりげなくバリアフリーであったりする。
それは価値観の違い??国としての豊かさの違い??

さりげないバリアフリー、、
上質でシンプルなインテリア、、
お手入れ(掃除)のしやすさ、、
便利すぎない使い勝手のよさ。。
これからの家づくりに必要な視点だな~と感じます。

新たに2世帯住宅のプランニングを今週から進めます。
またいい家づくりができることを祈りながら、、、
練り上げてみたいと思っています☆ (出美)

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「ノンレールサッシと通風電動シャッター」
「まちかどのみどり_町にひらく家と庭」

2010年03月04日


沈丁花の香り_上棟日和_SEの家上棟しました♪

jinchouge.jpg
目黒の家S邸、
昨日無事上棟!!

お天気にも恵まれ、、
寒くなく上棟日和!

現場に居ると、
何処からともなく、、
沈丁花の甘い香りが。。

今年一番の沈丁花が
咲いたのでしょうか。。
春の始まりを感じた日。

ちなみに花言葉は、、
「 永遠・栄光・不滅 」


工程の事情などで、上棟式は後日改めて行いますが、
見るからに頑丈なSE構法の軸組みが組みあがりました。
上棟後、屋根下地工事、、と進んでいきます。

そうそう、S邸、エコポイント住宅証明も無事に下りました!!
サッシ発注前に間に合って良かったです~(ホッ)。

steijoutou.jpg ↑ 3階部分、小屋梁組上げ中。

steijoutou3.jpg ↑ 上棟作業を、東側旗竿状の真ん中くらいから見上げる。

steijoutou5.jpg S邸は、中庭のある間仕切りの少ないSE構法ならではの開放的な家。
↑写真は、SE構法の大きな特徴…接合部分のSE金物。
この金物をつかうことで、木造での大空間を可能になる
「木質半剛節ラーメンフレーム」が出来ます。

Sさんも、昨夜お仕事帰りに現場をご覧になったようで、、
「 無事に上棟して感動しました。建つと大きく感じます… 」
と、メールをいただきました!!!!

お客様といつもお話することで、面白いなぁと感じるのは、、
何も無い敷地だけの時が一番狭く感じられるということ。

ホントにココにこの間取りが入るのか?と不安に思われる方も多く、
基礎が出来ても、、やはり狭かったのではないか?とも感じられるようです。
でも上棟し、柱や梁が組み上がって、、壁が囲まれた状態になって、、
やっと広さを実感できるようで、ホッとされます。
Sさんもそんな気分なのかなぁ。。。なんて感じています。

さて、確定申告の書類もようやくまとまり、、バタバタ感も落ち着いた今日。
スーパーに買い物に行くと、、ふきのとう…菜の花…春キャベツ…など
春野菜が並んでいたので、、嬉しくなって思わずアレコレ買い込んでしまいました。
今日はそれをつかって早めに夕食にしようと思ってます♪ (出美)

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≪ SEの家ってナアニ? ≫
もっとお知りになりたい方は、こちらをご参照ください!
SE構法の全てがわかる SE構法.com

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「 天赦日に上棟♪葛飾の家N邸_出会い~基礎~土台~上棟まで 」
「 書庫と吹抜けのある練馬の家K邸 上棟!」

2010年02月27日


住宅版エコポイント座談会 in恵比寿カフェヘブンズ_クラシカ隊がゆく!最新記事UP♪


女性建築士サイト「暮らしと家」最新記事をUPしましたので、お知らせいたします♪

kurashikatai20100226.jpg   

≪ クラシカ隊がゆく、第4回目 ≫
「住宅版エコポイント座談会」in 恵比寿カフェヘブンズ。
新築時の住宅版エコポイントを私たちなりに読み解き、
噛み砕いてみました。
そして申請する設計事務所の本音や、実務での対応などをお喋り。
カフェ情報もUPしました♪


今月はじめ、正式スタートした、手づくりの女性建築士サイト「暮らしと家」。
そのなかのコンテンツで、、
アトリエオンドさんと、スピカ建築工房さんと、いいひ住まいの設計舎の三人で
家づくりに関する色々なコトを取材したり、、座談会したり、、するコーナーがあります。
それが、「クラシカ隊がゆく!」。
「暮らしと家」をもじって、クラシカ、、なのです。。。ベタですね(笑)

大変なこともある家づくりですが、、
ある意味、とても贅沢な愉しみでもあります。
大変さにフォーカスせず、、楽しいことにフォーカスして取り組めたら、、
素敵な想い出がたくさん作れます♪ 

これから家づくりをする方にとって、
楽しく家づくりのアレコレをお伝えするため綴っていきたい♪
三人ともそんな願いを込めています。

宜しかったら覗いてみてください!!
また取り上げてもらいたい話題などがありましたら、
どうぞお気軽にお知らせくださいね。

東京は、お天気が優れない週末ですが、、
冬の終わりの雨は、、春を迎えるための準備。。
花咲く春ももう間近。。。素敵な週末をお過ごしください♪ (出美)

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▽ 「 暮らしと家 」女性建築士サイトOPEN♪
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2010年02月26日


SE構法の家が出来上がる過程_基礎工事♪

steitochi.JPG 目黒の家、S邸工事が着々と進んでおります♪
S邸は、4方向を囲まれた旗竿状の敷地に建てるSE構法の家。
光を採り入れるための、中庭バスコートが有り、
そこに面して開放的に開いている間取りが特徴です。
↑ 写真。地鎮祭後、まだ何も無い土地。
基礎工事最初、、土地のレベルを確認、、遣方を実施。
( 遣方:高さや配置の基準を決めます )

steikisosutekon.JPG ↑ 根伐り~地業後、防湿フィルムを敷設。

steikisohaikin.JPG ↑ 鉄筋配筋~SE柱脚金物用アンカーセット。

この時点で配筋検査を実施。
第三者機関と設計者、施工者が3者で行います。
steikisodoma.JPG ↑ 基礎耐圧版コンクリート打設終了。
立ち上りの型枠を組み、、
立ち上りコンクリートを打設します。

その後いよいよ上棟です♪
2月も終わりにさしかかりひと雨ごとに空気が緩みます。
S邸の上棟は、3月最初の週の予定。
ガッチリしたSE構法の軸組みが組み上がります♪

大きな窓、、開放的な家を木造三階建で実現できるSEの魅力。
そんなSEのメリットを最大限に活かした間取り空間!
そしてタイミング良くエコポイントも貰えることになる、
次世代相当の省エネ性を兼ね備えた家!

IKEAキッチンの施主支給、、
施主施工の珪藻土塗り。。
施主さんが参加しての家づくりは、これからが本番。

いいひでは2件目のSEの家。
パートナーは、、頼もしい桜井ハウジングさん。
SEの家が出来上がる過程。。また、徐々にUPしていきたいと思いま~す♪ 

余談になりますが、、女子フィギア感動でしたね!!
真央ちゃんの演技を、出かけるギリギリまで、テレビにかじりついて観てました。。
夜のスポーツニュースで真央ちゃんの記者会見を観たらもう、、、、涙。
とにかく、深く感動しあきらめない強さの素晴らしさをみせて貰いました!!
真央ちゃんありがとう!!!!!!!

オリンピックの舞台は一瞬、でも長いなが~い自分との闘いの日々。。
そこに打ち勝ってのメダルの輝きはホント素晴らしい!!なので、思わず追記を、、
オリンピックも、もう終わり、、少し寂しいですね。
仕事の手を休め、、楽しんでた私でしたので…(笑)。(出美)

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「子育て世代Mさんが選んだ家づくりの仕様  構造編 ~SEか在来か~」
「建物間口4.05m赤い玄関ドアの家_間取り♪ 新宿SE構法の家_H邸 完成です♪」

2010年02月20日


「茶の間主義の家・・もちろんパッシブ」見学会記&スケッチ

tteimado.jpg
久々の
晴れの土曜日。

spicaさんと一緒に
南雄三先生が
基本設計をされた
「茶の間主義・・・
もちろんパッシブ」
の家の見学会に
行ってきました~♪

←1階のリビングに
お陽さまの光を届ける
大切な役目のある
南側吹抜けの窓。



シーランチの外観を思わせる
ウエスタンレッドシダーの木製サイディング。
これ、、、絶対にいつか使ってみたい!!!大好きな風合い。。。
家の周りに植えられた木々の緑が外壁に映え、、
ダントツに街並み景観をグレードアップしていました。

北入りの土地ですが、、、
街に開かれた前庭にはベンチまである素敵な仕掛け!
60坪弱の敷地で、、パッシブを最大限享受できるよう、
真南に建物がふられているのが街並みに対しても効果的。

南先生曰く、、
太陽と風を読み解きながらプランを練っていくと、
自然とカタチが生まれるとのこと。。。確かに。。。

お家に入る前に、、南先生の説明を聞き、既にテンション高い私達。(笑)

家のなかも、予想以上に素敵でした♪
素敵と云っても、暮らしに馴染んだ居心地の良い空間。
カッコイイスタイリッシュな家とはまた違う良さに惹かれました!!
特に一階の回遊性のある間取りと吹抜けを活かした空間が、私的に大好き!!
写真はNGでしたので、、その空間の断面をスケッチしてみました。

tteidanmen2010220.jpg ↑ 画像をクリックするとPDFが開き大きく読めますので宜しかったらご覧くださいね。

特に気に入ったのは、造り付けのデイベッドソファ。
そして、段差を活かした茶の間とダイニングとキッチンの空間的な上手い繋がり。

基本、断熱がシッカリしてある家なので、暖かいし、夏も風が通るので涼しい。
お陽さまと風と仲良しな家。。そして猛暑の頃も、1~2週間位、
一番高いトコロにあるエアコンを一台まわす位で十分だとか。。
(この家の空調は、一台。あと、土間部分の床暖房)
パッシブを享受するなら開放的な家の間取り、、空間設計が必須だと実感。
( 部屋を仕切らない住み方の工夫など住まい手側の理解も含む )

「 気取らない家がイチバン! 」
と、茶の間を積極的に推奨されている南先生の意図が存分に反映され
また、住まい手のご家族も、バッチリその意図を解って住みこなしている。。
でも、茶の間的と云っても、カッコ悪くないんですよ~。
奥様のセンスが、そこかしこに現れていて、素敵なんです!!

ヒヤシンスの飾られた大きなダイニングテーブル、、フォルムが美しい椅子、、
アンティークな雰囲気のシェードの照明、、(白い漆喰壁と黒く塗られた空間に合う)
ステンレスの厚板をつかった広~いワークトップのキッチン、、
オープンなキッチンなのに雑然と見せない舞台裏と表舞台の工夫、、
水屋箪笥を食器棚につかう素敵なアイディア、、

よそよそしくなく家に馴染んで、、ほ~んと居心地よさそうな空間。

築1年のお宅の見学会でしたので、施主さんの暮らしも垣間見れ、、
間取りの意図も、、なるほど~!!こういうことを狙ったのね~!!と頷ける。
今回の見学会のような機会を得て、とても幸運だなぁと、、、
お施主様、杉坂建築事務所さん、南先生に感謝☆
ありがとうございました!!!
今後の設計に、シッカリ活かしていきたいと思います!

また、spicaさんと一緒だったこともあって、余計に楽しい見学会でした♪
イイね!と思う「ツボ」が似ていて…それについて頷き合えるのは楽しい!!

「暮らしと家」の活動も、春に向け色々計画中!
目黒の家の工事も着々と進行中!
エコポイントも受けることになり、、その経緯など、、
またご報告したいと思いま~す!!
明日も晴れの日曜日、、素敵な休日をお過ごしくださいね♪ (出美)

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「 吹抜けLDKの朝昼夜 光の景_K邸完成♪ 」
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≪ チャールズムーア作 シーランチ についての情報 ≫
テレビ東京 美の巨人たち チャールズ・ムーア他シーランチ前篇

≪ 追記 ≫
spicaさんのブログでも、この見学会について記事をUPされています!!
こちらから、、どうぞ~♪ ( 2010/2/22 UP )

2010年02月07日


もうすぐ完成♪葛飾の家_プランの履歴_本棚DIY

nteikodomositu.jpg
もうすぐ完成…
葛飾の家N邸。

←ロフトから
子供室を見下ろして
パチリ。。













特に、オープンハウスをしたわけではないのですが、
この週末に、今お問合せいただいている3組のお客様をご案内しました。
ご案内した皆さまが仰っていらしたのは、、、
「 階段で上れる小屋裏収納がいいな 」
「 坪数より広く感じる!!! 」 とのこと。。。

確かに、、改めて、、当事者とは違う目線で完成形をみると、、
広々しているし、、+αの余剰空間、小屋裏収納であるロフトが使いやすそう♪
Nさんが当初から意図していらした、、、
「 日当りの良くて収納が沢山ある無駄のない広々した家 」でしたので、
それが叶った家になっているということなのですね!(ホッ)(笑)

事務所に戻り、今のプランに至るまでの履歴を見てみました。。。

去年の5月に初めてお会いして、まずファーストプランを提出。
とにかく日当りの良い家で1階LDKをご希望されていたので、
お部屋の日当り優先で、その時は、西入り間取りプラン。。。

その後、いろいろと打合せを煮詰めて、、
Nさんが考えられたプランも合わせると7プラン程の履歴。。

南西の角地なので、玄関をどちらに持ってくるかで、、間取りがガラリと違います。。
見比べるとやっぱり、、南入り玄関のプランでの完成形が無駄が無くスッキリ。

1階を広くとるために、2階に浴室を配置した案もあったり、、
サッカーや野球帰りのお子さんのドロドロ汚れを想定して
水廻りへの動線を工夫したプランがあったり、、
ダイニングキッチンとリビングを分けたプランだったり、、

建てて住み比べるわけにはいかないので、、
プランごとにシミュレーションをじっくり。。。
子供さんが成長した時、、
もしかしたら将来親御さんが同居した時、、
いろ~んな選択肢から、選びとったひとつのカタチです。

また完成したら、、写真を撮ってケーススタディにUPさせたいと思いま~す!!
( 練馬の家ももう少しでUP予定。。。またお知らせいたします!!)

先週末には、子供室のロフトに据付ける間仕切り本棚をDIY♪
diy1.jpg  ホームセンターで材料をカットしてもらい、みんなで組立て!
牛尾工務店??(笑)もお手伝いしました~。
何かひとつでも自分達で手を加えるって、、コストダウンという意図もありますが
想い出にも残りますし、、いいですよ~!

diy2.jpg ↑ お手伝いした証?
次男のR君がしっかりスケッチを残してくれました♪

消されてしまう前にパチリ。。。

これからの永い時間、、、
住みよく暮らしていただきたいなぁと心から思います。(出美)

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2010年02月04日


エコポイントが使える家って?


もう既にあちこちで、住宅版エコポイントについての情報がUPされていますね~。

とにかく、緊急経済対策の一環として、昨年の12/8に閣議決定され、、
もうバタバタの様相を呈して、スタートしましたが、、、
これ、、、「 次世代省エネ 基準を満たす家 」 で既に計画していて、、
この仕様で、予算も納まって建てる方なら、貰うに超したことがありません。

我が事務所でも、計画中のお客様とのお話では、、
当然、、エコポイントを貰おう!ということになりますので、、
色々学んだこと、、、その情報をまとめてみました~♪


≪ 新築 注文住宅で貰えるエコポイントのこと ≫

☑ いくらポイントが貰えるの?

「 30万ポイント 」 貰えます。
家電と同じように、地域振興券などにも交換できますが、、
住宅版エコポイントでは、
即時交換( 工事代金に充当 ) も出来ます。

☑ 貰える家ってどんな家?

「 次世代省エネ基準を満たす家 」

↑ コレ、、平たく云うと、、
断熱材を厚くしたり、、省エネ性の高い窓をつかったりすること。
( 現行制度の 性能表示 や 長期優良住宅 の基準がベース )

そして、、「 この家は、次世代省エネ基準の家ですよ~!」と、、
第三者機関に、証明してもらう必要があります。
以下のいずれかを取っていればOK。

・ 性能評価 省エネ等級4 の家
・ フラット35S (省エネルギー性) 適合証明書
・ エコポイント対象住宅証明書
・ 長期優良住宅の認定通知書または適合証
 ( 長期の補助金と重複できないので関係ない場合が多い )
 ※ フラット35S(20年金利引下タイプ)耐久性・可変性を受けるには
   長期優良住宅の認定が必要です 
・ 住宅事業建築主基準による適合証
 ( トップランナー制なので注文の家には関係ない場合が多い )
 ※ フラット35S(20年金利引下タイプ)省エネ性を受けるには、
   トップランナー制の適合証が必要です

こう書かれていても 何が何だか???だと思います。
自分の家がどれに当てはまるのか?
設計者に確認してみてくださいね!

また、次世代省エネの家だよというお墨付きを
貰うための第三者機関への申請は、
確認申請時に設計事務所が行えます。
( 別途、書類作成費用がかかると思います )

☑ いつ建てた家に貰えるの?

「 去年の12月8日~今年12月31日までに着工 」
「 来年6月30日までにエコポイント申請を済ませた家 」
が対象。 ( 2010年2月現在 )

年内に着工していればOKなので、これからの方、ぜひ貰いましょうね!
あと、、去年の12月8日以降に着工の方で、
次世代省エネ基準を満たしていれば貰えるので、、
自分の家が当てはまるかは、チェックしてみてくださいね!!

☑ ポイント申請方法

工事完了時、以下の書類を以って、建築主が申請します。

≪ 設計事務所で用意出来るモノ ≫

・ エコポイント登録・交換申請書
・ エコポイント対象住宅証明書
・ 建築確認申請の 確認済証の写し
・ 同上         検査済証の写し

≪ 工務店さんに用意してもらうモノ ≫

・ 工事証明書
・ 契約書または領収書の写し
・ 工事の完了写真

ホント当たり前ですが、、エコポイント対象の家だってことを
必ず工務店さんにお知らせする必要があります。
即時交換するとき、色々と申請をお願いすることになりますので!!

≪ 他用意するもの ≫
・ 申請者(建築主) の本人確認が出来るモノ
  免許証または健康保険証の写し

☑ ポイントの即時交換( 工事代金に充当 )するときの注意点

・ エコポイント申請と同時(完了時)に、即時交換の手続きもします

≪ 工務店さんに用意してもらうモノ 教えてもらう情報 ≫
・ 工務店の名称、住所、建設業登録番号
・ 工務店の口座番号 ( ポイントが工事代金に充当されるので )
・ 即時交換対象工事の写真 (、、、工事内容ごとに1枚づつ必要 )



と、こんな感じです。
もう、、情報は他にも目イッパイ溢れているので、、
お客様からの質問に口語調で答えるカタチでまとめてみました!!
なので、言葉足らずの面があるかもしれませんが、、
概略、こんなことなんですよ~ってことを知っていただければ幸いです!

今年1月に着工した目黒の家も、モチロン検討中。
既に次世代省エネ相当の仕様なので、、、
ちょっとの変更と、エコポイント対象住宅認定書を取ればOK。

断熱方法の変更もあるので安易に考えずに、慎重に検討しようと思っていますが。。
でも既に金額がFIXしているお施主さまにとって、この30万ポイントは魅力的です。

昨日の夜は、東京でも雪がチラついていましたね。。
我がマンションの中庭では、冬桜が花をほころばせています。
今日は、午後、NCN主催の住宅政策セミナーに参加してきます。
また、分かったことお役にたつ情報をお伝えしていこうと思っております!(出美)

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≪ エコポイントを分かりやすくまとめてあるサイト ≫
「 住宅エコポイント情報サイト 」
( ↑ プロ向けですが、簡潔に分かりやすくまとめられてます )

≪ エコポイント公式?HP ←言い回しが違うかもしれませんが… ≫ 
「 経済産業省 住宅版エコポイント制度の概要について 」
「 国土交通省 住宅版エコポンイト制度の概要について 」

2010年01月31日


映画「今度は愛妻家」_家の間取り


素敵な映画を観ました♪
豊川悦司さんと薬師丸ひろ子さん演じる結婚10年目の夫婦の物語。
あまり書くとネタばれになってしまうので多くを語れませんが、、
笑えて…エッ???!!という展開に泣けて泣けて、、
今この時を一緒に居れる人たちとの時間を、当たり前だと思わず、、
大切にしたいな~と、、心から思える映画でした。
あまりに良かったので間取りを描いて遊んじゃいました(笑)。。
aisaikakitchen.jpg (↑ 画像は、映画はスキャンしたものを引用させていただきました)

映画の舞台となるのは、東京雑司ヶ谷にある一軒家の設定なのですが、、
この夫婦が住む家が、また可愛い♪ 最近惹かれるのはこんな感じ。。。

イギリスのフラットを思わせるようなドアや窓や階段。
なのに、スチール手摺とか、、ガラスブロックの大きな窓とかがモダン。
モダンさとヨーロピアンテイストが上手く混在していて、、
夫婦の趣味を反映させて建築家が建てた家という感じ。。。

セットだと分かっているんですが、
薬師丸ひろ子演じる妻‘さくら’の趣味が、ヨーロピアンテイストが好きで、、
モダンな家を目指す夫と建築家のデザインが混じり合ったような感じなのかな?
な~んて想像します。(笑)。
と、映画の世界ですが、空想を巡らせてしまう私。。(ビョーキですね・・笑)

昭和を思い起こさせる風情もそこかしこに散りばめられています♪
庭にある2層式の洗濯機があるパーゴラの下のテラスとか、、
可愛かったなぁ~!!

↓ 間取りです。(画像をクリックいただくと、PDFが開き大きくみることができます)

kondohaaisaika_madori_1.jpg   
想像も入っているので、、もし違っていてもご愛嬌ということで・・(笑)。
UPして、、改めて予告編や写真を観たら、、、
アレ??ここ違うかもというトコロもありますが、、だいたいこんな感じ。

でも、間取りを描いたら、、
やっぱり、私的にかなり好きな間取りかも。。。と感じました!

リビングを通って各部屋に行く動線とか、、
2方向への動線がある階段の取り方とか、、
リビングとは別空間で、使いやすそうなダイニングキッチンとか、、
リビングに面したホームオフィスのスペースとか、、
プライベートな暮らしの空間と、、、
オフィシャルなおもてなし空間の絶妙な繋がりが上手い!!!
吹抜けリビングの抜け感とかも好き!
住みやすそう♪ 設計事務所を営む自分ちでもいいなぁ~と思います。 

インテリアも、、雑然としてるけど、、でもキュートで、
きっと好きなモノをテイスト関係なく置いてある雰囲気がすっごく良い!
健康オタクの‘さくら’愛飲の人参茶を淹れるファイヤーキングのマグも好き。。

↓ ↓ こちらは 映画の予告、YouTubeからのリンクになります!



映画の家のことはともかく、、本当に素敵な映画です。。。

私は母と木場の109シネマズでレディースデイに見て、、ふたりして涙、、涙し、、
またまた牛尾(夫)と、この間豊洲でレイトショーで観てきました。(また涙、、笑)
牛尾には、出てくる家が可愛いんだよ~と誘いましたが、、
男性的にも楽しめて、良いと思える映画だったようです。

機会があったら是非、ご覧になってみてください~♪ (出美)

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  ありがとうございました!

≪ この映画の情報は、こちらからどうぞ~♪ ≫
▼ 映画「今度は愛妻家」公式サイト
( サイト内 Specail Movie に、特別映像があるのでそちらもチェック!
  家のなかの様子が、よりよくわかります )

2010年01月28日


間取りのヒント「猫の食事スペース」


久しぶりの間取りのヒント。
とってもニッチなネタで恐縮ですが、、
猫同居住宅に忘れちゃいけない、猫ご飯スペース。
間取りのどこに入れたらいいのか?そんなヒントです~♪

1catmeal.jpg ↑我が家の猫たちの朝のご飯タイム♪
まんまる後ろ姿がキュートでパチリ。(笑)。

余談ですが、、我が家の猫たちは、ご飯前には必ず 「お座り」 をします。
「 いただきます 」の代わりのような習慣。
キラキラした瞳で、ふたり並んで「待て」 状態になっている。。
「 偉いね~ 」 「お利口だね~」 「今日も出来たね~」と褒めちぎり、、
( …エライよ… だから早くおくれにゃん ・・・byのる )
↑ 茶白猫のる のクールな心の声が聞こえることも有。(笑)。
そして、ご飯タイムがスタート。ふたり並んで仲良くいただいてます。

66㎡をSOHOにしているコンパクトなマンションなので、、
食品庫の小部屋を確保できず、吊戸棚を2段重ねして食品庫に。
ちなみに我が家のキッチンはIKEA。
既製品をカスタマイズして使いやすく…というコンセプトでした。
幅80cm、奥行は約37cm程。猫2匹分のお盆が並びます。
その吊戸棚下~床まで、高さ33cmを空けて猫ごはんスペースとしています。

( このキッチンの間取りレイアウトは、記事最後のリンクをご参照くださ~い!)

猫は犬さんと違い、一気に食べてしまわず、
ちょこちょことこまめにご飯タイムをとります。
なので、水とキャットフードは常に置いてある状態。

前に住んでいたマンションでは、キッチンにはそんなスペースが無く、、
LDKドアを出たすぐの廊下が猫の食事スペースでしたが、、
キッチンからも遠く、暗く、しかもトイレの前。
そそっかしい私はつまづいて、水をこぼしたりして、、、
何とかしたいなぁ~と思っていました。

今の食事スペースの上、食品庫戸棚には、キャットフードが常備。
シンクは、振り向いてすぐ。
お皿を洗ってキャットフードを補充して、、お水を替えて、、と、、
飼い主である私の動線もすっごく良いのです♪

買置きキャットフードはかさばるので、、ストック場所が近いと便利。
キッチン動線のぶつからないところを猫食事スペースとするのが理想的でしょうか。

たかが猫の食事スペース…といえども、
彼らにとっても廊下の片隅よりお陽さまが差し込む窓辺がキモチいいハズ。
家猫の彼らの世界はこのなかだけですものね。。
心地よく一緒に暮らせるよう配慮してあげたいなぁと思います。

ちょっとしたことが、飼い主とペットとの暮らしの動線をスムーズにしてくれます。

こんなふうに、住むヒトによって違う、それぞれの暮らしの動線。
その人にしか分からないコトで、それが無くってもモチロン暮らせちゃう。
でも、些細なコトですが、、些細なコトを反映すると、、、
家はグン!っと住まいやすくなります。

ご自身の家の間取りをチェックするときに、、、
是非そんな視点を忘れないで見ていただけるとGOODです!

1catmeal2.jpg いつも、のるが最初に食べ終わります。
「 うーん♪食うた食うた~満足~♪」と舌なめずり。(写真上)
「 あれ、もう終わったの。行っちゃうの??」という感じの'あま'。(写真下) 1catmeal3.jpg  

続いて朝のグルーミングタイムへと移行するのですが。。。
「 私が終わるまで待ってってね 」 という表情 。
'あま'は女の仔ですが、、食欲旺盛のくいしんぼう。やせの大食い。
'のる'の残した分もシッカリ食べる。。だからいつもお腹ぽこりん。。

愛してやまない存在の彼らに感謝 ♪ 
親バカすぎ…いやはや失礼いたしました~!(笑) (出美)

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☑ このキッチンの間取りレイアウトを載せた記事は、こちらからどうぞ♪
▼ 間取りのヒント「家事動線のいいキッチンレイアウト」
☑ 猫同居の家に忘れちゃいけない猫トイレ置場のヒントはこちらからどうぞ♪
▼ 間取りのヒント 「猫トイレの工夫」

2010年01月26日


土地のレベル決め_土地探しからの家づくり

1steijibantakasa.jpg
目黒の家S邸、
先週やっと
確認申請が
下りて、、、
着工しました!













↑ 写真は、土地のレベル(高低差)を確認しているところ。
だいたい建て替えると、それに伴い、土地は高くなるのが普通。
近隣の状況、、土地を読み解き、、設計をしますが、
着工前に改めて現地で再確認します。
家を建てるための高さの基準となる目印(BMベンチマーク)から、
設計GL(地面の高さ)を決めます。
周りの家々とのバランスを見越さないと、、
気付いたら、自分の家が周りで一番低い、、、
な~んてことになるとキビシイです。。

1stei20100123_1.jpg
S邸は、旗竿状の土地に建つ三階建て。
建物が建ってしまう前に、、設備配管を基礎に先駆けて先行配管します。
現場着工前挨拶を兼ねて、その打合せもしてきました!
( 写真左から、、牛尾・桜井社長・設備屋さん )

さて、最近土地探しからの家づくりを検討されている方からのお問合せが多いです。
質問をいただく内容が重なることも多いので、、
もしかしたら一般に知られていないのかしら??とも思ったので、、
Q&AをUPしようと思いました!!
設計事務所のブログなので、、、
少しはお役に立つこともUPしないといけませんよね。。
最近のブログを振り返り少々反省です。。苦笑。 。


≪ いいひにお問合せいただく質問のQ&A ≫

Q: 設計事務所は土地探しから相談にのってくれますか?

A: 大抵の設計事務所さんは、相談に応じると思います。 
もし、設計事務所を入れて家づくりを考えていらっしゃるなら、
土地探しの段階から、設計事務所を活用していただくといいと思います。
モチロン、その設計事務所さんがどんな対応をされるか確認が必要ですが…

設計事務所を土地探しの段階から入れるメリットは、、、
不動産屋さん的目線とは少し違う目線で、建築士は土地を見るからです。

例えば、南入りの土地を多くの方が望みますが、、
北入りの敷地、、旗竿状の敷地、、
本来少々敬遠されがちな土地でも設計の工夫次第で、、
風の通りよく、、お陽さまの光を享受できる家を建てることが可能かどうか
見極める助けになってくれます。

あとは、土地の条件で建築費が割高になりそうだとか、、
そんな建て主さん的に気付かないコトもチェックしてもらえます。

( 建築士の役割を建築士自身が書くと、、
どーしても自画自賛的な感を持たれるかもしれません。。
でも大切なことですので、、お許しくださいね。。)

土地は家の環境に大きく作用しますので、
土地を読み解く役割は非常に大切です。。
方位や周辺環境等は自分では変えられません。
住まい手目線、建築的目線、不動産的目線を合体させて
出来るだけ多い目線で、その土地を吟味出来たら最高です!

また、土地を検討するときに、どんな家が建つのか、
設計事務所を入れてシミュレーションすることで
施主さんが自分自身で、どんな家を望んでいるのか??
を知っていく、良き過程にもなります。

でも、土地ってホントご縁なので、、どんどん見て歩くことが重要!!
言葉ヅラの条件、、、例えば、、
駅からの徒歩時間、、広さ、、日あたり、、予算、、がビンゴでも、、
ピンっ!コレっ!と思えない物件って結構あるものなのです。。。
なので、土地探しの窓口は広く持っておいて損は無いと思います。


はじめての家づくりは分からないことが沢山あるのが当たり前。
不明なコトを後回しにしてもいいことがありません。
なので、、、色んなコトを納得しながら、進めていける家づくりが理想ですね♪


今週は、、、、
今日、千葉の結婚式場C様のフラワーショップと、
ウェディングケーキを作る工房の増築の建て方が終了。
明日は、葛飾の家N邸の完了検査。
金曜日は、伊那へ日本住宅新聞さんの取材。
土曜日は、リフォームの現場調査と打合せ。
そして、日曜日に葛飾の家、Nさんと一緒に本棚DIYをします。
その合間に、、ずっとお待たせしてしまっている収納プランまとめと
あるお宅のリフォームプラン。
そして、11月にお引渡しした練馬の家K邸の写真集の編集。

現場は日々動いていて、日々学びがあります。
学べることに感謝ですが、学びっ放しではなく、
その学びを活かしていけるよう頑張ろうと思いま~す!(出美)

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2010年01月23日


ほのかな暖かさの家_断熱の大切さ

warmhouse2_1.jpg
窓越しの
暖かい家。。

オレンジ色の灯、、
海を超え、、
旅の空から
この窓辺に来た
シアワセな雑貨達。。

冬の火灯し頃、、、
家々の窓辺って
な~んだか、
シアワセな感じがして
いいですよね!!





昨日は、アトリエオンドさんとSPICA建築工房さんといいひ住まいの設計舎で、、
南雄三先生の事務所へお邪魔してきました!
女性建築士三人で始める取り組みの取材を兼ねての訪問。

minamijimusho_1.jpg
南雄三邸は、築70年の家を、日本型パッシブ住宅に再生させた家。
外張断熱を施し、、珪藻土を厚くぽってりと塗り込めた外壁が温かみをかもしだす家。
同じ敷地内にある離れの事務所は、、
深い赤と白い窓枠が、北欧の家を思い起こさせる建物。
可愛い!!( と、云ったら怒られてしまうかしら。。)でもスケール感含め、、ハイ。

南雄三先生は、住宅評論家で断熱のオーソリティー。
最近にわかに動き出し、何かと気になる、、
国の省エネ施策や住宅版エコポイント等のお話も絡めて
色んなお話を聞かせていただいたのですが、、
その内容は、いずれまた別の場所で、改めてご紹介しますね!!

外張断熱に包まれた事務所の主暖房は、蓄熱暖房機ひとつ。
その場にいた我々の体温も、2℃くらい暖かくさせていたのでしょうが、、
強制的に得る「暖」とは違う、ほのかな程良いぬくもりで、
とても心地よく時間を過ごさせていただき、断熱の大切さを実感した時間でした。。

お邪魔させていただくのは2回目ですが、、
改めて感じたのは、住と職のほどよい距離感。。コレがウラヤマシイ!
事務所内も、、外断熱によって生まれる壁の厚みを活かした本棚がグルリと巡らされ
本に囲まれ、、旅のお土産の雑貨やポストカードで埋められた空間。。
いいなぁ~と、、いつかそんな事務所兼家を私も建てたい!!
と新たな夢を描けた日でもあり。。。(笑)。。。

取材の後は、、
オンドさんが北海道からお取り寄せしてくれた蟹をメインディッシュに新年会!
口福、、、そして建築だけじゃなく多岐にわたる話題の楽しい会話、、そして美酒。。
うーん、シアワセな時間♪♪
たまにはこんな時間もいいなぁと思ったのでありました。 (出美)

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≪ この記事に関する関連情報です ≫
▽ 南先生のホームページは こちらから どうぞ~♪ 
▽ SPICA建築工房さんのブログ 「たこ焼きと断熱」

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2010年01月09日


IKEAキッチンリポート番外編_「いいひブログ読者さまのキッチンリフォーム」

1rose.jpg
昨日、、、
嬉しいコメントを
いいひブログに
いただきました!

← 写真は、、
グラバー園に
咲いていた薔薇。

優しい
ピンクの色が、
すぅ~っと
心に入ってきて、、
思わずパチリ ♪




話を戻すと、、IKEAキッチンリポートとして掲載した記事を読んでくださった方が
IKEAのモノを採り入れたキッチンリフォームを終えられたとの
ご報告のコメントだったのです。。


≪ 以下、以前、いただいたコメントを抜粋 ≫

こんにちは、はじめまして。
ヒナ☆モナと申します。

「イケアキッチン」で検索していましたら、
こちらにたどり着きました。
まさしく私が「今、聞きたいこと」がズバリ!書いてあったので
夢中で読ませていただきました。
まずお礼を・・・「ありがとうございます」です!

築丸4年を迎えて、我が家の「キッチン」をなんとかしたい
と思っていた矢先です。
半分注文、半分建売の我が家のキッチンがどうにも
気に入らず・・・。
いろんなメーカーや住宅展示場を周り、
最後に「IKEA」に飛び込んで行きました。
・・・・「目からうろこ」でした。
今の状態はまだデザイン?の途中ですが、多分これでいこう!
とやっと決心したところです。
なぜなら「先生」のブログを読ませていただいたから・・・。
背中を誰かに押してもらった気持ちです。

「安いのか」「高いのか」・・・わからなかったのです。
ただ商品自体はとっても気に入っています。
理念が「DIY」っていうところも気に入っています。
いわゆるセミオーダーってところでしょうか・・・?
でも我が家の主人は「DIY」大好き人間なのですが、
残念なことに10年前に(36歳)不慮の交通事故で右腕を失って
しまいました。なので「作りたい」けど「組み立てられない」
現実が発生。コストを抑えるにはIKEAさんに頼むといかがな
ものか、と心配でした。
でも今日、決心つきました。
お願いしちゃいます、IKEAさんに。

でも最後に「先生」のところでご存じな「職人」さんはいらっしゃるのでしょうか?
もちろん、IKEAキッチンを・・・。
もし、安価でできるのならご紹介いただきたいです。
初めてのコメントなのに失礼なお話しで申し訳ございません。

でも私、決心できたことが一番うれしかったです!
また前向きに「我が家作り」ができそうです!
本当にありがとうございました。
日ごと寒くなってきました、どうぞお風邪などひかぬように・・・。
埼玉県ふじみの市在住の主婦より。

-------------------------------------------------

≪ 以下、私からの回答 ≫

ヒナ☆モナ様

おはようございます!!
IKEA記事、喜んでいただけて幸いです。

IKEAのキッチンの楽しさは、自分でカスタマイズすること。
それが自分の使い勝手や好みがピッタリしっくりだと嬉しいモノです。

IKEAは記事にも書きましたが、選び方で安くも高くもなります。
正直、国産メーカーで多く出されているシンプルなものを選ぶなら
IKEAを入れる必要はないと思います。
国産にはないIKEAならではのコーディネーションができるモノならば、
費用対効果は高いと感じます。

ちなみに、参考までに我が家で使っているキッチンのこと、、

IKEAなのですが扉の面材を2種類使っています。
ホワイトのアップロードとイエデル。
アップロードは2年目にして、使う頻度の高い引出の面材は
一部塗装がはげているところも出てきました。
ただ、IKEAは扉を変えることも割合簡単なので、、
コレもこの商品の特徴かと納得はしています。。。

また組立についてですが、IKEAに専属の工事会社が居ます。
商品を知っていますし部品等の手配段取りも煩わしくないと思います。
ウチは、工務店の大工さんにお願いすることもありますが、
商品の段取りは、コチラがやっています。
国産システムキッチンに慣れてると…
IKEAさんの段取りって慣れないと戸惑います(笑)

なので、、、、
① 自分の描くキッチンを確定
  IKEAのHPでダウンロードしてイメージを作り込むことができます
② IKEA売り場にて有償のアドバイスを受けて商品を決めていく
③ 施工段取りも、専門業者に依頼する

という流れがいいかと思います。
色々と面倒なところもあるかもしれませんが、
ただリフォーム屋さんにお願いして、
知らない間についているキッチンより、、愛着が湧くこと必至。(笑)。。
大変なことを愉しんでくださいねーー♪

でもでも、、
築4年で、キッチンリフォームをさせてくださるご主人、
とっても優しい方なのですね。羨ましいです!!!

ヒナ☆モナさんのリフォームの成功をお祈りいたします!!
また何かあったらメールかコメントいただければ
分かる範囲でお答えいたします。
頑張ってくださいね♪



と、こんなやりとりをさせていただいておりました。

そして、、昨日いただいたコメントからヒナ☆モナさまのブログを訪ねると、、
ヨーロピアンテイストなIKEAをチョイスされたのですね!
と~っても素敵なキッチンの写真がUPされていました ♪
以下、ページをSCANして載せさせていただきました。。

ikeakichenhinamonasama.jpg
愛されているキッチン~♪ という感じが、写真から伝わってきて、、
こちらまで嬉しくなってしまいます♪

実際に、直接家づくりのお手伝いをさせていただくのは、
小さい事務所なので、限られてしまいますが、、
こうして、ブログの記事が、読んでくださる方のお役にたてたのだとしたら
ホント素直に嬉しいです~♪
ブログを更新するモチベーションが復活しました(笑)。。

是非、ヒナ☆モナさんのキッチン革命をご覧くださいね。

はじめての家づくりでは、色んなことが同時進行で進むので、、
夢だったことを叶えられないまま終えてしまうことも有ります。。
でも、、ヒナ☆モナさんのように、、キッチンは新築時そのままで、、
背面収納部分にIKEAのような、お好みのテイストを採り入れて
愛されキッチンをつくる、、ってことも出来る。。
そんな素敵なリフォーム術の実践として参考にさせていただけました♪

また、、新築時でも、水廻り等、、ハードに使う部分は国産キッチンで、、
インテリアに現れてくる部分をIKEAづかいするというのも「有」ですよね!
目黒の家も、、もしかしたらそうなるかも??
そのあたりは、また、IKEAキッチンリポート第三弾で、ご報告いたします。

IKEAキッチンリポート番外編でした♪ (出美)

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IKEAキッチンリポート_1 「改めてIKEAのキッチンってどうなの?」
IKEAキッチンリポート_2 「IKEAキッチンの質と日本製品との比較」

2009年12月23日


IKEAキッチンリポート_2 「IKEAキッチンの質と日本製品との比較」

ikeakanban_1.jpg IKEAキッチンリポート第2段です♪

ほぼ全記事を書き終えたのにも関わらず、、
Internet Explororが無情にもシャットダウン。。
しかも日曜夜、、月曜朝、、2回も。。。さすがに、UPする気力を喪失。
何かもう少し整理してからUPしたほうがいいよということだったのでしょう!

、、と、いうことで、、改めてチャレンジで~す!!
(まめに保存しながら書いてます)

以前は、改めてIKEAのキッチンってどうなの??という話題。
IKEAならではのレイアウト&カスタマイズの楽しみがありますよ~と
お伝えいたしました。

で、、、今回は、、
いいひブログへいただいたmiya様からのコメント。。
ありがとうございました!!

実はIKEAのキッチンで検索していて、
ずいぶん前からこちらに興味を持って見させていただいていました。
その後、IKEAキッチンの話題がなくなってしまったので、
作りはどうかなどなどいろいろな情報があれば教えていただきたいです。
IKEAのショールームへ見に行った際は
キッチンが何となくがたがたしていたように感じたのですが、
実際はしっかりしていますか?
値段はどうでしょう・・・
などなどなにかありましたらよろしくお願いします!!


こちらへのご回答と、、、また前回予告していた、、
☑ 海外製品は日本のモノと違ってつくりが悪いんじゃない?
というところを、私なりにまとめてみようと思います。

まず、大前提。
IKEAはDIYで組み立てられるように、売られています。
パーツを組み合わせるカスタマイズの楽しさは前回記述した通り。
また、インテリアに調和するデザインを選べるのも楽しい。
北欧スタイル、、、ヨーロピアンスタイル、、、モダンスタイル。。。
収納雑貨やパーツも同じテイストで揃えられるのは、日本的なキッチンには少ない。
あっても高かったり、、手の届かないオーダーキッチンだったり。。
日本的ではないキッチンのスタイルをリーズナブルに叶えられるのが、、
IKEAキッチンの最大の魅力!、、、、だと思うのです。。

そのIKEAの魅力をすっ飛ばし、、
ただ値段だけで比較…
ただ機能だけで比較…
より機能的でより安いモノを…
と、求めると、IKEAでは満足できないかもれません。
と、云うのが、私の思うところです。

☑ 日本のモノと比べてみると、つくりがどうか??

やはり、日本製システムキッチンの完成度は高いです。
2550㎜のスタンダードなタイプを入れる。。
そしてデザインに対してさほどコダワリがない方以外は、
日本製を選んだほうが無難で安全だと思います。

ikea kichen saiyasune_1.JPG ↑ IKEA店内には、このように激安な価格のキッチンも展示してあり、、
その金額にオッ!と目が惹かれます。
この他に、事業向けの安いパッケージ製品カタログもあります。

でもわたし的な意見を云えば、、
これだったら敢えてIKEAを入れる必要はないのかな~。。。と思ってしまうのです。

IKEAは基本DIYなので、
いただいたコメントにも指摘されていたように、、
細かなトコロが少々大雑把なところも見受けられます。
箱を組み立てて並べる、、感覚。
工場検査を終え組み立てられた箱を現場で施工のプロが組み立てるのと、、
やはり違うトコロもあります。

IKEA大好きな私なのですが、そんなお客様には、、
下の写真のようなシステムキッチンをおススメしています。
( トステム ヴィートワン トステムHPから抜粋いたしました )
tostemkichen_2.jpg
初めての家づくり、、新築だとなかなかキッチンまで
十分に予算を割いて造り込むことが難しい場合があります。

だけどやはり、次のリフォームを考える時期までは問題なく、、
そう、、20年間は長く使いたい。。
そこに、IKEA激安キッチンを入れるのは????です。

メーカーさんが、工務店さんに卸す、、
シンプルなI型2550㎜という標準的仕様的キッチンには、
あったらいいなぁという使い勝手を満足させる仕様がついていて、
得値で、価格設定がされていることが多いので、
性能的にも良いモノがリーズナブルに入れることが可能です。

写真のような、足下のデットスペースを利用した収納(フロアコンテナ収納)や、、
シンク下のこれまたデットスペースを活かした小物入れ(包丁やキッチン小物収納)、、
といった、日本的な気配り収納は、IKEAには設定がありません。

また、他の工事との日程の調整、、配管図の手配、、IKEAへの発注、、といった
通常の新築工事とは、違う流れ、、段取りを踏む必要があるので、、
IKEA LOVE!
(IKEAが好きで好きでたまらなくってどうしてもIKEAを入れたいとか・・笑)
IKEA ならではのレイアウト!
IKEA だからこその魅力!
を活かせないトコロには、工務店さんにとっても面倒だし、、
施主さんにとっても大変だと云うところが正直なところです。

そして、IKEAは海外製品だから、品質がどーなの??って疑問。

コレは、、海外製品だからダメとかは無いです。
日本の法的基準に合ったモノ ( シックハウス対策 )がされていますし、、
ヘヴィに使う、引出レールなどには、かなり良い品質の金物を使っています。
人工大理石のカウンターも、厚手のタイプはデュポン社のモノですし…
そのあたりは、IKEAの方も自信を持っておススメしていらっしゃいました!
水栓金具は日本製。設備機器も日本製もあり、、何ら問題ありません。
hoshou.jpg  ←の、25年保証が付いています。

箱、扉ヒンジ、引出レールなど金物類、、、
カウンタートップなどが
含まれていたと思います。。
詳しくは、、
左の画像をクリックください。
PDFが開きます。。
( 詳細諸々はIKEA HP内でご確認くださ~い!)

ただし、キッチン扉にはこの保証は付いていませんし、、
レンジフードやコンロなど設備の保証は、設備のメーカーによるので対象外です。

我が家のキッチンもIKEAで、、使って1年と10カ月。
実際どんなか??
、、選ぶ扉によって若干、弱さがあるのかな~と感じます。。
シンク下で、気をつけても水がかかる位置の扉の小口、、
ここの塗装が剥げる現象が見られます。
まぁ、水かかりなので、塗装品を選んだこと自体に
自己責任があるのかと反省したのですが。。。保証外ですし。(笑)

ただ、IKEAはパーツ売り!
なので、、扉だけを交換することも出来るので、、
この辺は各自の価値観に照らし合わせ、、
何に重きを置くか??による選択だと思います。

あと、付け加えるなら、IKEAは、万が一不良品があっても、
日本のメーカーのように、アフターサービスが飛んできてはくれません。
自分自身で、レシートを持って、IKEAに出向き、交換してもらうという手間が必要です。
これが日本人には一番なじめないことではないでしょうか。。
購入時、知らなかったら、、
「え~!!!あり得ない!!」ということになりかねないところかなぁと思います。。

ikeakonrogawa.JPG こんな風に、色々辛口を書いてしまいましたが、、、
そのあたりのことも知った上で、、なお、、IKEA LOVEな方。
↑ こんな感じのレイアウトには、、
やはり、、インテリア好き女子魂が、動かされてしまう私のような方(笑)。
ぜひ、IKEAキッチンにチャレンジしていただくと楽しいと思います!!

次回、IKEAの設備周りのパーツについてのこと。
そして、どう選んでいくのか??
そんなところをお伝えしようと思っています!!
もしご質問などがあれば、コメントいただければと思います~!!(出美)

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IKEAキッチンリポート_1 「改めてIKEAのキッチンってどうなの?」

2009年12月07日


愛されていない家愛されている家

kuresoratoyosu3.jpg インフルエンザに
罹って、、、
丸一週間。
ようやく日常を
取り戻しました♪

← 写真は
豊洲ららぽーと
からの暮れ空。。
車で10分の処に
こんなに
美しい暮れ空♪



久しぶりに更新したら、、
温かいコメントをたくさん頂いて本当に嬉しかったです!!まずはお礼を。
ありがとうございました!!!!!!!

さて、心身ともに要らないモノが熱とともに消えたのか、、
この忙しい師走の空気感に、乗り切れていないせいか、、
久しぶりの外の空気、、晩秋?初冬の凛とした空気を、、
妙にクールに静かな穏やかな心で感じる週末を過ごしました。

ただ、、出合うモノに敏感になっているせいなのでしょうか。。
先週の土曜日、、午後打合せに行く道すがら
あ~コレは…悲しいなぁ。。。と感じる家に遭遇しました。

築5年くらいのその家は、緑道沿いに建っていて、、
云うなら、、プロヴァンス風?サンタフェ風?の外観。
多分すご~くコダワッタであろうと思われる「造り」がそこかしこに見受けられる家で
完成したての頃も、、その前を通っていて、、印象的だったので覚えていました。

その家は、、
黄色と土色を混ぜて、、古びた感じをかもしだす狙いの塗り壁の外壁。。
オレンジ色のスパニッシュ瓦。。木製の窓モール。。
アイアンの壁飾り。。かなり凝ったであろう作庭。。
建て主さんのこだわりがそこかしこに感じられる家。
なのに、、、、モノ哀し~い家だったのです。

ルーフバルコニーの手すり壁は、、、笠木ナシ。。
↑  なんと!モルタルだけで仕上げてある。。
普通は、「笠木」というモノをつけるんですが…デザインを優先したのでしょうね。
狙いは、すごーく分かります。
アルミや板金の金属的なモノを付けたくなかったのよね。。

でも、、納まり的には、、NG。。
笠木が無いバルコニーの手すり壁には、、雨の流れに沿ってできた雨シミが多数。
壁の色もそのシミに沿って変色し、、おそらく内部が腐っていそうな色なんです。。
道に沿った窓辺の花台には、、枯れた植物。
手入れされていない植えこみの秋バラは、、
健気にも、、枯れながらも一輪赤い花を咲かせていた。

すっごく気になりました。
築5年目にして、、すでに朽ち始めている。。
手入れされていないお家が泣いている。。。そう感じました。。。

多分色んな事情があって、そのようになってしまったのでしょうが、、
建て主さんの希望を叶えるために無理したであろうところが、、、
全て納まり上の弱点になってしまっている。。悲しい光景。

どんな良い素材をつかって建てても、、
どんな高価な設備をいれても、、
どんなこだわって間取りやデザインを考えても、、
住む人に愛されていない家はすぐ分かる。

建てるときは、一生に一度と思って色んなことを無理してしまいがちだけど
先々を見据えたら、、家は所詮、、住む人の心次第で、良くも悪くもなる。。
その時頑張って、贅を尽くしてこだわって建てたけど、、
数年後お邪魔すると、、な~んか侘しさをかもしだす家って実際に在ります。。
それって建て主さんに 「飽き」 がきているんですよね。。
家をつくることだけで燃え尽きてしまっている。。

その時の流行りは追いかけないほうが無難。
デザインに凝り過ぎてしまうことも避けた方が無難。
「飽き」がくることも想定しておいたほうが絶対にいい。

流行りが過ぎた後でも、わたし、この素材や設備に、この家に愛着持てる??
そんなクールな目線も絶対必要!

デザインに凝って家が新しくなったからって、、
自分の暮らしが180度変わるなんてことは、、実はまずあり得ない。。
普段着のジーンズやジャージでゴロゴロダラダラすることが、
至福だって人も居ますよね(笑)

家を建てた後もシアワセな空気感のある愛されている家は、
家づくりのとき、ある意味、、頑張りすぎず、、
自らの日常を知っている、、
(身の丈に合ったモノが何かを知っていらっしゃる)
そんな方の家のほうが多い。
夢見がちではない。。現実を、、日常を、、知っていらっしゃる。そんな方。

辛口かしら?だけどそれが事実。。

家づくりのときの様々な取捨選択だと、、
つい 「 一生に一度だから 」 的フレーズに惑わされがち。
一度冷静な眼で、、、我に返ってみると、実は要らないモノだったこともある筈。
「 日常の暮らし 」 を 「 夢の家 」 に照らすこともすっごく大切!!!
日常と夢をどうMIXさせられるか??
、、、それを考えるのが楽しいのですけどね(笑)

強く安全にメンテナンスしやすくシンプルにでも美しく建てること。
無理せず建てること。

お金をかけられなくっても住む人が
つかった素材・設備・考えて決めた間取りや仕様やデザイン、、
それらを選びとった意味を、住まい手、自分自身で分かっている家は、、
愛されている家。。。それに建てた後の家での暮らしこそ大切なはず。。

久しぶりの更新で、こんな話題。
でも、、、愛されていない家の悲しさが一晩寝ても忘れられなかった。。
愛されている家の空気感の良さを知っているだけに。。ね。。
このブログを読んでいただいて、、
もし家づくり最中で頑張ってしまっていて迷ったり悩んだりしている方が、、
ほぉ。。ナルホド。。と 「何か」 気付けてもらえれば仕合せです。

ではでは、一週間のロスを埋めるべく、、今週は頑張りま~す♪ (出美)

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2009年11月23日


まちかどのみどり_町にひらく家と庭

kteisoyogo1.jpg
まちかどに向けて庭をひらいている家が昔から好き♪










季節ごとに表情を変える植生。
小さな花や実の愛らしさや香りの愉しみ。。

住むひとだけでなく町往くひとの目をも愉しませてくれる。。。
出来ればそんな家を一軒でも多く残せたら、、と思っています。

、、、ということもあり、、、
練馬の家K邸も、、北東のすみきり部分に、
小さなシェードガーデンを設けさせていただきました。
( シェードガーデン: 日陰の庭 でも、、適した植生を選んでいます♪ )
門廻りや塀や基礎の足許にも緑を配する。。
もうそれだけで、家の印象がグッと変わります♪

↑ 写真は、ソヨゴの実。
そよごは、常緑中高木で、日陰でも耐えて育つ木。
風にそよぐ葉の音から 「ソヨゴ」と名付けられたと云われています。
コハウチワカエデの紅葉も愛らしい♪

そして、今朝、、嬉しいメールをK様からいただきました。
(勤労感謝の日なので?←笑 休む予定でしたが、嬉しくってブログだけUPです)


徳光さんの作庭、本当に素敵で、こんなエピソードがありました。

犬の散歩で通りがかった小学校3年生くらいの男の子が
「すごい、すごいねぇ。」と話しかけてきました。
見知らぬ子です。

「この赤い実がなっているのは何の木?」
「これは松?」。

「松じゃなくて槙だよ。」と言うと、

「兄妹みたいだねぇ、松が男の子で槙が女の子みたい。」。

『みどり』は小さな子どもの感性にも届くのだと、
ひとしきり感心しました。

     ( 上記 Kさまのメールから抜粋いたしました  )


K邸は古い家に在った槇を活かして、、新しい植栽を植えましたが、、
槇を囲むようにして植えられ賑やかになったその植生達が、、
通りがかりの男の子の心にも、、
「みどりのチカラ」として届いたんだなぁと思うと嬉しい出来事でした。

通りがかりのひとが、家の造作のことがきっかけで
Kさんに声をかける場面が入居してから何度かあったそうです。
これからも緑や花が道往く人の目に触れ、そんな場面も増えるのでしょうか♪
町にひらく家は、、防犯面でも有利ですし、、人を繋いでくれます。
その役割が、、、この小さな愛すべき植生たちや、心を尽くした家だと思うと、、
何故か、、ニンマリとしてしまう私なのです(笑)。

ガーデンデザインをやっていただいたのはトクゾウの徳光充子さん。
越谷の家でもお世話になりました!!!

いいひの家では、庭づくりも一緒に考えさせていただくように心掛けています。
庭と家は切り離せない関係。。
そして家づくりが終わった後、、愉しめるのは「庭づくり」だから♪
ガーデナーさんにベースのプランだけ立てておいてもらえば
当初、予算がなくても、大枠だけやっておいて、自分でコツコツも出来ます。
ガーデナーさんが入るとホントに家が映えます。
徳光さんの作庭は、、野山の一角を切取ったよう。。好き♪

道路工事などで、K邸外部が完全に終わっていないので、、、撮影したら、、
ガーデンプランと共に、ケーススタディに載せたいと思っています。。
( 12月初旬には…UPできるかな??。。苦笑。。 )

寒いけど、、今日はお天気になりました。
三連休最終日の午後をたのしんでくださいね~♪ (出美)

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TOKUZOU HP

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「 ジューンベリーが実る庭 」

2009年11月20日


小屋裏空間を活かす都市型の家♪

nteikoyaura.jpg
小屋裏空間の利用は、、都市型住宅にとっては非常にありがたいもの。。

↑ 今、工事中の葛飾の家N邸にも、、小屋裏空間があります♪
兄弟ふたりの子供室についたそれぞれ3帖と、、
収納のための6帖、、通路も入れて合計13帖の空間。
固定の階段でも上れて、、、
子供部屋それぞれからもハシゴで上れる回遊性ある2wayの小屋裏空間なのです。

駆体の状態では、一番高いところでご主人が立てる高さがありますが、、、
もう少し工事が進むと、残念ながら天井高さが1.4Mになります。
あくまでも、2階建て+αの空間なので、居室としては、原則利用不可。
これ以上の天井高さだと、、3階建の扱いになってしまいます。

でも、小屋裏ってなんだかわくわくするものですよね♪
N邸長男のK君もこの日、初めて小屋裏まで上ってみて、やっぱりニコニコ!
子供部屋の平面的広さは4.5帖×2(本棚で間仕切)で9帖ですが、、
勾配天井(屋根なりの斜めの天井)と、この小屋裏ロフトのおかげで
空間的な広がりはかなり違います。

Nさんも、4.5帖じゃ狭いのではないかと心配していらっしゃいましたが
この日、屋根がかかり、周りが囲まれてきた空間をご覧になって、
「 最初心配していたけど、、思ったより広いですね~ 」とコメント。
そうなんです。。
敷地に地縄を張ったときより、、基礎が出来た時より、、上棟した時より
段々と周りが囲まれると広く感じるモノなのです♪

自治体によっても、
小屋裏空間の利用については扱いが違うので確認が必要ですが、、

■ 下階の面積の1/2
■ 天井高1.4m以下
■ 窓の大きさの制限など有 (あくまで換気程度)
■ 上る手段:固定か可動か指導有。(梯子か階段か…)
※ 上記 自治体によって指導が異なりますので事前に要確認!!



ならば、、、容積率にも、、階にもカウントされず、、小屋裏空間を使えます。

Nさんが別のところで家づくりを考えていらしたときは、、
メーカーならではの制約がかかり、かなりなコストUPになるとのことで
この空間を諦めていら