カテゴリー:外廻のこと(庭・外構・窓)

2009年11月23日


まちかどのみどり_町にひらく家と庭

kteisoyogo1.jpg
まちかどに向けて庭をひらいている家が昔から好き♪










季節ごとに表情を変える植生。
小さな花や実の愛らしさや香りの愉しみ。。

住むひとだけでなく町往くひとの目をも愉しませてくれる。。。
出来ればそんな家を一軒でも多く残せたら、、と思っています。

、、、ということもあり、、、
練馬の家K邸も、、北東のすみきり部分に、
小さなシェードガーデンを設けさせていただきました。
( シェードガーデン: 日陰の庭 でも、、適した植生を選んでいます♪ )
門廻りや塀や基礎の足許にも緑を配する。。
もうそれだけで、家の印象がグッと変わります♪

↑ 写真は、ソヨゴの実。
そよごは、常緑中高木で、日陰でも耐えて育つ木。
風にそよぐ葉の音から 「ソヨゴ」と名付けられたと云われています。
コハウチワカエデの紅葉も愛らしい♪

そして、今朝、、嬉しいメールをK様からいただきました。
(勤労感謝の日なので?←笑 休む予定でしたが、嬉しくってブログだけUPです)


徳光さんの作庭、本当に素敵で、こんなエピソードがありました。

犬の散歩で通りがかった小学校3年生くらいの男の子が
「すごい、すごいねぇ。」と話しかけてきました。
見知らぬ子です。

「この赤い実がなっているのは何の木?」
「これは松?」。

「松じゃなくて槙だよ。」と言うと、

「兄妹みたいだねぇ、松が男の子で槙が女の子みたい。」。

『みどり』は小さな子どもの感性にも届くのだと、
ひとしきり感心しました。

     ( 上記 Kさまのメールから抜粋いたしました  )


K邸は古い家に在った槇を活かして、、新しい植栽を植えましたが、、
槇を囲むようにして植えられ賑やかになったその植生達が、、
通りがかりの男の子の心にも、、
「みどりのチカラ」として届いたんだなぁと思うと嬉しい出来事でした。

通りがかりのひとが、家の造作のことがきっかけで
Kさんに声をかける場面が入居してから何度かあったそうです。
これからも緑や花が道往く人の目に触れ、そんな場面も増えるのでしょうか♪
町にひらく家は、、防犯面でも有利ですし、、人を繋いでくれます。
その役割が、、、この小さな愛すべき植生たちや、心を尽くした家だと思うと、、
何故か、、ニンマリとしてしまう私なのです(笑)。

ガーデンデザインをやっていただいたのはトクゾウの徳光充子さん。
越谷の家でもお世話になりました!!!

いいひの家では、庭づくりも一緒に考えさせていただくように心掛けています。
庭と家は切り離せない関係。。
そして家づくりが終わった後、、愉しめるのは「庭づくり」だから♪
ガーデナーさんにベースのプランだけ立てておいてもらえば
当初、予算がなくても、大枠だけやっておいて、自分でコツコツも出来ます。
ガーデナーさんが入るとホントに家が映えます。
徳光さんの作庭は、、野山の一角を切取ったよう。。好き♪

道路工事などで、K邸外部が完全に終わっていないので、、、撮影したら、、
ガーデンプランと共に、ケーススタディに載せたいと思っています。。
( 12月初旬には…UPできるかな??。。苦笑。。 )

寒いけど、、今日はお天気になりました。
三連休最終日の午後をたのしんでくださいね~♪ (出美)

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「 ジューンベリーが実る庭 」

2009年07月12日


和テイストなウッドデッキテラス_Kさんの庭

k'swooddeckwindow.jpg
ちょうど2年前
リノベーションした
Kさんのお宅。。

古民家テイストな
インテリアに
調和させた
Kさんご自慢の
和テイストな
ウッドテラスです♪








隣地との約1.0~1.3Mのスペースを有効活用!!
お隣は玄関へのアプローチの通路なので
高めの竹垣で視線を完全にシャットアウト。。

リビングに繋がるそのテラスは、、、
プライベート感溢れるもうひとつの寛ぎの空間。
設計意図通り、、そこをアウトドアリビングとして愉しんでいただけているようです。
嬉しいです~♪(^^)

k'swooddeck.jpg
← ご覧の通り
細長いスペース。

奥の方は、
キッチンにも
面しているので
バックヤードとして
も有効利用できます。

機能的空間と
寛ぎの空間とを
背の高い植栽で
上手に目隠し。。
巧いです~♪





k'swooddecktable_1.jpg
ガーデンテーブルと
椅子はIKEAモノ。

和空間なのに、、
IKEAモノが
しっくりと
ハマっていて、、
お見事です~♪

コンパクトな
空間でも
上手に
レイアウトして
お使いなので
とっても
参考になります♪


IKEAでも100円ショップでも骨董市でも、、
「自分の好き」を知っている方のセンスで選ばれたモノ達は
値段に関わらずホントに素敵です♪

k'splants.jpg
←Kさんのテラスを
演出する植栽たち。。

シェードガーデン向き
の緑が生き生きと!
梅雨の雨をうけて
瑞々しさが際立ちます。

ギボウシ。。。
つわぶき。。。
etc。。(いろいろ^^)
蓮が描かれた
雰囲気ある水鉢。。

ホント空間の演出が
素敵でした~♪



k'sgardengoods.jpg
こちらも、、
空間演出をする
グッズ。。

骨董市巡りの
大好きなKさん。。

コレも
骨董市で見つけた
ひとつなのかな?

素敵です♪






実は、Kさん宅、2年前に出来なかった玄関ドアの交換を近々予定。
今は、アルミの玄関ドアですが、、、
ヒバをつかった木製ドアに入替えます!

これで、念願だった和の玄関空間が実現します。
( Kさん、、ホント良かったですね~~♪ )

先月伺ったKさんのリノベーション後の暮らしはホント清々しく、、
2年経ったら経った分、、更に良い感じに経年変化しながら
素敵な空間で居てくれたのが、、とっても嬉しかったです(^^)。

そして、、例え限られたスペースでも、、工夫次第で活かし
愛情をかけて住まいに手を入れてあげることで、、
築25年以上たった家ですが、、
更に素敵な家に変化していっているのが素晴らしい!!

在るモノを大切にすること。。。
Kさんの暮らしからあらためて学ばせていただきました ♪ (出美)

≪  Kさんのウッドテラスの仕様  ≫
◆ デッキ板  : レッドシダー
◆ デッキ塗料 : オスモウッドワックス 二度塗り
◆ 目隠し : 建仁寺垣 (樹脂製)  CB上施工タイプ
        ( ホンモノも検討しましたが、隣家との境のため
          後々のメンテ工事が難しく、樹脂製を選択しました )


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「 新建材と自然素材 」 
「 第二の人生を愉しむ家 」

2009年05月25日


ジューンベリーが実る庭

juneberry.jpg
初夏の匂い。

雨上がりの
木立から
瑞々しい青葉が
放つ緑の匂い。。

初夏の庭を彩る
ジューンベリーの実。

完成した家の庭に
緑が植わると、、
家と庭が調和して
更に生き活きと
生命力を強める
気がします。


越谷の家、子育て仕様シンプルナチュラルな家、、
Mさんの家のガーデン工事が始まりました!

昨夜の雷雨の凄さに、今日からの工事が大丈夫か心配しましたが、、
朝には雨が止み、、予定通り入ることができました~♪

写真のジューンベリーは、今日植えられた樹。
ガーデナーさん一押しの庭木ですが、ここ数年で人気急上昇の庭木だそうです。

【ジューンベリー】
正式名:アメリカザイフリボク
バラ科・落葉低木H-2~3ⅿ

暑さ寒さに強く育てやすい樹種。
春には可憐な白い花、、、
初夏には食べられる赤い実、、、
秋には紅葉、、、
冬の落葉後の枝ぶり、、、

そんな四季折々を愉しめる樹

実は黒く色づいた頃が食べ頃で、ジャムにしてもgood!
原産地では、6月(June)に実(Berry)を収穫できることから
6月のベリー、、、ジューンベリーという愛称で呼ばれるそうです。


越谷のM邸は、ご入居して約半年。
無垢の床も、、、玄関ドアも、、、完成したての白っぽかった木肌が
とってもいい感じに色づいてきていました。

作庭も、、外構も、、限られた予算のなかで、色々とやりたいことがあったMさん。
時間をかけて検討していただいた結果、
今回は、既製品の門扉やカーポートを選ぶより、、
季節毎、新緑や花や紅葉を愉しめるガーデンデザインに
費用をかけることをご選択されました。
四季折々で移り変わる木々の様を親子で愉しめること。。。
何よりの贅沢ですよね~~。。

ガーデンデザインを手掛けていただいたのは、、、
とっても素敵な作庭を手掛ける女性ガーデナーさん!
女性ガーデナーさんならではの細やかな、、、でも大らかな庭が出来そうです。

生垣ひとつとっても、色~んな樹種が混じった雑木林のようなイメージ。
覚えきれないくらいの樹々が植わっています。
今日搬入された落葉樹、、常緑樹、、植える前に仮配置をしたのですが
緑によって、家がグッと映える!!なんて素敵♪♪ウットリ(^^)

今回は、コスト削減のため、Mさん自身が行うセルフ工事の範囲もあり、、
すぐにはガーデナーさんの描いたお庭の完成形に至らないのですが、、、
モチロン!ガーデニングもインテリアも完成形はなく、、、
住まい手に慈しまれて、年々変化して成熟して愉しむモノだと思いますし。。。
Mさんが徐々に手を入れて愛着持っていただける方が何より善きこと!

また後日、素敵な女性ガーデナーさんのご紹介も含めて、
今回工事の全貌をお伝えしたいと思いま~す。(出美)

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「庭と家 ガーデナーさんが入る家づくり」
「春だから庭をデザイン」

2009年03月28日


春だから庭をデザイン

GARDENSTORE_1.jpg 今朝は曇り。
少し寒い朝。
でも、日々どんどん
春めいてきましたね!

散歩をしていたら
街路樹の根っこの
植え込みにも
小さな春を発見。

巡ってくる春。

わすれな草の
小さな青い花が
愛らしい姿で
咲いていました♪


↑ 写真はロンドンハムステッドのガーデンショップ。
まだ2月半ばでしたが、、晴れて冬の空気が緩んだ感じの朝。
苗木やポット植えの花々を店先に並べ開店準備しているところをパチリ。
春を心待ちにする喜びが感じられた店先に心惹かれた瞬間。

昨日は、早10年以上のお付き合いになるHさん母娘と、
新木場にある、素敵なショールームに行ってきました~!

写真撮影NGでしたので、そこの写真はないのですが。。。
パリっぽい大人可愛いテイストの、、
インテリア雑貨やガーデン雑貨が満載のショールーム。
そんなテイストが大好きな私達は、、もう~うっとり♪♪

Hさんの家は、2階LDKに面して9帖のルーフバルコニーがあるのですが
そこを春の装いにするために、新たにガーデン雑貨を入れて模様替えする予定。
そのための雑貨探しが目的。。

アイアンのウォールデコやプランターやウォールラック、、
小鳥のモチーフが脚元にあしらわれている素敵なアイアンのラウンドテーブル、、
などを新たに入れる予定です。
模様替え終わったら、、また写真と共に、ご報告しますねーー!

私もつい、、パリ~なテイストの大人可愛いインテリア雑貨を数点、、
前々から欲しかった憧れのピクニックバスケットを注文してしまいました。

日々の暮らしを心地よくするためのささやかな投資だからと、、
Hさんと共にお互いに言い訳をして(笑)そのショールームを後にしました。

春だからというわけではありませんが、、、
いいひのお客様で、庭を何とかした~いと希望する方が続出。
私自身もそのひとり。。。(笑)。
我が家のベランダも何とかしようと言いつつ早一年が過ぎ、、
私も今回のHさんの情熱に奮起させられて、、、重い腰を上げようと決意。

子育て世代仕様のシンプルナチュラル自然体の家 の Mさんも
この春、お庭の工事にかかります。
素敵な女性のガーデナーさんが入ってくださってプラン中。

いいひの家は、家と庭をトータルでデザインすることを心掛けています。
( お客さまが理解してくださったときに限られてしまいますが、、 )
庭が素敵だと、、家での暮らしは、、はるかに心地よさがUPします。

Mさんの庭づくりの模様も、またお伝えしていこうと思っています。
お花見にはまだ少~し早そうな東京の桜。
色々とお仕事が入っているこの週末。。
我が家のお花見は来週に持ち越しですね。(笑)。(出美)

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お宅訪問「ルーフバルコニーを愉しむ家 11年目のH邸」
庭と家 ガーデナーさんが入る家づくり
ケーススタディVol.5 「子育て世代仕様シンプルナチュラル自然体の家」M邸新築

2009年03月06日


防火地域で使えるブラインド内蔵ガラスの窓


先日、ノンレールサッシのことを、いいひブログで書いたとき
もうひとつ、機能サッシのことをお知らせすると書いて、、、
そのまんまになっておりました。
そうそう、、、と思いだしたので、忘れないウチに。

都内だと、防火地域の規制がかかっている敷地がほとんどだと思います。
窓に関して、、、どんな規制かというと、(条文ではなく口語調に平たく云うと、、)

敷地境界から一定の距離内のサッシを、防火対応にしなければならないということ。

防火対応とは、、窓ガラスに網入りのガラスを入れたり、、、
防火対応の雨戸やシャッターをつけたり、、、することです。

なので、余程広い敷地でない限り、、窓は防火対応ということになります。

そのうえ、都内近郊の住宅地は、お隣が近いですね。
隣地からの距離も確保できず、水廻りの目隠しなどを配慮することも必要。

型ガラス(クモリガラス)を入れたり、、
目隠しの面格子を入れたり、、と、新築時にも配慮はします。
が、!建てて住んだ後に、、、、
目隠しのため、ブラインドを取付られる方も結構多いのです。

特に西日のあたるキッチン窓の目隠しとか、、、浴室の目隠しとか、、、
でも、その場所の、ブラインドってお手入れが大変そうじゃありませんか?
油汚れもつきやすいでしょうし、、水廻りだと水垢も厄介。。
そんなとき、この機能サッシの良さが発揮されるんですねーー!

index_ph04_1[1].jpg
今度、新築する練馬の家K邸で
採用予定なのが、
この、、ブラインド内蔵ガラスの窓。

← 画像 YKK HPより
このように、ガラスの中に
ブラインドが内蔵されているので、
掃除も楽なモノなのです!


住宅用の商品設定としては、トステムにもありますが
防火地域対応のモノがないのです。
対して、YKKの窓には、防火対応のガラスが用意してあるのです。
機能窓をつかうときは、メーカーによって品揃えが違うので、、要注意ですね~。

ブラインド内蔵ガラス入りサッシ、、各メーカーで比較してみると、、、


三協立山アルミ : ビル用のみ住宅用ナシ
トステム      :  住宅用 有 、防火地域対応 ナシ
新日軽YKK   :  住宅用 有 、防火地域対応 有
( 商品の詳しいことは、上記のリンクをご参照ください!)


ただし、、この商品で防火対応だと、ガラスが耐熱強化ガラスになり
防犯用のガラスが使えなくなります。
住まい勝手を優先するのか、、防犯を優先するのか、、
優先順位を決めて採用を決める必要がありますね!
(防犯は、、、防犯ガラスでなくても対処できる場合もありますので・・・)

適材適所といいますが、、窓ひとつ取り上げても、今は色んな選択肢がある時代。
窓選びも、、間取りから暮らしをイメージして、上手に選びたいものですね。

昨日の晴れも束の間、、今朝の東京は、雨が落ちています。
さぞ寒いのかと思えば、、ベランダに出ると、そんなに寒くない。。。
すこしづつ空気が緩み、ひと雨ごとに、春に近付いているのでしょうね。
しっとりと濡れた木々の緑もキレイです。。。
今日は金曜日、一週間の締めくくりの方も多いのかな?頑張りましょーー!(出美)

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2009年02月16日


ノンレールサッシと通風電動シャッター


今、計画を最終的に詰めている練馬区K様の家。
今回の設計では、色々な機能サッシをつかっています。
同じサッシでも、、メーカーによって違いが多々あるんですよねー。

今回、翻弄されてしまったのは、、、
ノンレールサッシと通気タイプの電動シャッターの組合せ。
カタログでは、その組合せが無かったのですが、、、
T社のショールームで取付可能かを確認したところOKだったので
採用したにも関わらず、、見積をとったら、その組合せがNG!

以前にもそんなことがあったので、気をつけていたのですが、、、
改めて調べた結果、ダメでした。。

理由を調べると、、、
電動シャッターに付いている障害物を感知するモーターが原因らしいです。
通風できる電動シャッターのモーターは、通常の電動シャッターのモノとは違い、
ウッドデッキを障害物として反応してしまうから使えないとの答えでした。
なるほどです。シャッターの取付方とか形状が原因ではないらしいので納得。

でも、どうしてもその組合せに設計意図があったので、使いたい。
他メーカーを調べました。。でも、使えるのは、サッシの色の関係で一社のみ。
頼みの綱のYKK。調べたら、、、
ノンレールサッシに組合せる通気タイプの電動シャッター、ありました!

その名も「ウェルシー」。詳しくはPDF参照(YKK WEBカタログより抜粋)。
よかったぁ~と一安心。(笑)。今回のサッシはどうやらYKKになりそうです。

ちなみに、、なぜこの組合せに拘ったのか、理由も少しご説明いたします。。。

cap_img01.jpg ←「ノンレール引き違い窓」。
(写真:YKKWEBカタログより)







写真のように、ウッドデッキに面している掃出し窓でも、
部屋の床とウッドデッキがフラットで段差なく出入り出来る優れもの。
普通は、サッシ下枠に段差があり、↑ このようにフラットには出来ないのです。

庭に続く掃出し窓は、何かあったとき、、屋外とつながる大切な箇所。
何かあった時というのは、、車イスをつかうような状態になったときなど。。。

ご家族が要介護状態になったお宅のリフォームを何度かやったことはありますが
車椅子で外へ出るルートをつくるのに、、、結構苦労するのです。

外部と家の中には、約50㎝程の段差があるのが普通。
玄関とホールには20㎝~30㎝の段差。それにポーチと道路の段差が同じくらい。
でも、、玄関廻りは、大抵スペースが少ないお宅が多く、、、
段差を解消するのも、スロープをつける工事もなかなか大変な場合が多々。

そんなとき、逆に発想を変えて、、、、
庭へ続く掃出し窓に、ウッドデッキ+スロープ又は段差解消機等をつけて
表に出れるようにした方が工事的にもずっと安価に済むことがありました。

そんな事例も踏まえて、、K様の家でも採用することにしたのです。

家の設計って、将来を見越すことも必要ですが、、
最初から車椅子をつかう設計までは出来ない場合が多いです。
そんなときでも、将来のバリアを極力取り除く設計の工夫は可能。

庭にウッドデッキを設けて、ノンレールサッシをつけ、、、
部屋とウッドデッキとの一体感を楽しみながらも、、そこを車椅子動線としてもつかう。
モチロン、ウッドデッキと地面との段差解消方法も設計視野に入れることが大切。
こんなことも、設計時に考えられる間取りのヒントになるかもしれません!

プラス、、加齢すると段々エアコンの風が不快になること。
シャッターを閉めながら風を通せたら、エアコンに頼ることも少なくて済みます。

もうひとつ、、、機能サッシで気付いたことがあったのですが、
それも軍配がYKKにあがってしまいました。
(別にYKKの回しモノではございませんが。。。笑。。。)
そのことは、、、また今度ご紹介いたしま~す!!(出美)
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2008年09月12日


庭と家 ガーデナーさんが入る家づくり

sarusuberi_1.JPG
←見上げると
百日紅の花が
在る9月の空。







百日紅(さるすべり)は、みそはぎ科の樹木。

百日間、紅い花を咲かせること。
それと猿も登れないスベスベの幹。
それが、この樹の名前の由来。。。
病気にも強く、大きくなりすぎないので、公園や庭木に好んで使われるようです。

花を咲かせる樹木って大好きです。
季節ごとの花々は、ふとした時に心を和ませてくれます。

そして家と庭、、、これは切り離せない関係ですね。
先日、自立循環型住宅の講習会に行って改めてそう思いました。

南側に落葉樹を植え夏の陽射しを遮り、、冬はあたたかな陽射しを家に採り込む。
教科書的なことですが、、、これは自然の理に適ったこと。
でも今の新しい家には木々はなく、雑草を嫌いコンクリートを敷き詰められることも多々。。

窓から見える緑や季節の草花は、日々の暮らしを豊かにしてくれます。

私達でも大まかな外構的なデザインはできますが
ガーデナーさんが入ると、、、更に家がびっくりするくらい素敵に!!
庭木や草花の知識は、ガーデナーさんには敵いません。

でもなかなか家と庭を同時に設計することはないのが現状。
家に回す予算が精一杯で、庭づくりは家が完成後ということも多いですね。

前々から構想を練っていたのですが、、、
今後、いいひスタイルの家には、
ガーデンデザインをプラン時からとりいれるようにしていきます!
例えばDIYでやるにしても、こんな風にしたらいいのでは?という
家と結びついたガーデンデザインを提示したいな~と思っています。

とっても素敵な女性ガーデナーさんに入っていただき、
家と庭、、、本来なら切り離せないことを結びつけて
家づくりをしていけたらと思っています!

近日中に、いいひ住まいの設計舎ホームページ内で
そのガーデナーさんとの家づくりのコンセプトをご紹介いたします。
またこのブログでもお知らせいたしますのでご覧ください。 (出美)

追伸 : 昨晩から今朝にかけ、ホームページが開けなくて
ご迷惑かけてしまいましたことをお詫びいたします

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2007年08月01日


台風に強い屋根工事



8月に入ってしまいました。早いですね~。

ここのところ、例の建築基準法改正後の確認申請などで
思わぬ時間と労力がかかり、少々クタビレ気味。。。

プラン中のお客様にも、お待ちいただき
ご迷惑をかけてしまって申し訳なく思います。

この改正にも、慣れるまでの辛抱、、、と思い(多々?は募りますが、、、)
数々の指摘に対応すべく、その度に奔走しております。
ブログ更新もご無沙汰してしまいました。(反省です)

久々の更新で、私の周辺も色々変化があったのですが
皆様に少しでも役立つことを、、、と思い、今回はこのお話にしました。

日経ホームビルダーという雑誌を購読しています。
プロ向けの雑誌ですが、実際に家づくりをするお客様も
役立つ記事が多いので内容を拾いあげてお知らせします!


日経ホームビルダー2007年8月号記事
「竜巻でも飛ばない瓦屋根」より抜粋

home.jpg


 記事では、アメリカで開発され
 20年間の実績を持つ施工方法として
 ハリケーンや竜巻にも耐える屋根の
 接着方法が紹介されています。






瓦を接着する一般的施工方法は、瓦を桟に引っ掛けて釘やビスで留めます。
ここで紹介されている接着方法は、釘やビスに代わり
硬質ポリウレタンフォームの「ポリフォーム」を使っています。

特徴をまとめました。

従来工法のデメリット:
下から吹き上げる強い風では、テコの原理で
瓦を留める接着部分の釘に大きな力がかかり、瓦の飛散や破損がおこる。
それに配慮した「防災瓦」という瓦もあるが
瓦同士を噛み合せて釘やビスで固定するため
補修時、一部瓦だけ外すのに手間がかかる。
代わって、ポリフォームは一部をカッターで切り取るだけで済むので
施工面の面倒な点が大幅に解消。
ポリフォーム工法のメリット:
釘やビスに比べ、接着面が広いので
強風時には接着面全体で耐えること。
また、土、モルタルなどの代替品として使えるため
 屋根の軽量化につながる。
(屋根の軽量化は地震にもメリット大)
瓦以外の屋根材にも対応可能。
実験では、従来工法の約2倍程度の強度。
気になるコスト:
従来工法より、㎡あたり200円のアップ。
一般的な規模の住宅で2~3万円程度。
気になる耐久性:
ポリフォーム硬化後は-30℃~70℃の環境でもほとんど膨張収縮しない。


紙面上で紹介されていた、神戸の住宅会社「日本住販」さんでは、
この施工方法を知って、すぐに標準仕様に採用されたそうです。
大震災の経験もある神戸では、より実感を持って
強い屋根を実現されたかったのでしょうね。

素早い判断力、素晴らしいと思いました。


私も、住宅会社勤務時代は、台風のたび、どきどき。
足場のシートをはずしに現場を回ったりしました。

また台風では、普段と違った影響を受けるので、思わぬお宅から
雨漏りの被害の報告があったりして、とても平常心ではいられませんでした。

これからの台風シーズンに向け、被害も心配されます。

建物をつくるときに、被害を少しでも未然に防ぐ方法がある。
家づくりをする技術者として、いつもアンテナを張っていたいと思います。

台風、地震にもメリットがある屋根工事の方法で、取り入れやすい価格。
これから建てられるお客様には是非お勧めしてみたいと思います。 (出美)

参考HP 株式会社 神清

プロフィール

一級建築士
坪木出美
(ツボキイズミ)

8年間、住宅会社の設計士として多くのお客様の家づくりに関わる。 その後「いいひ住まいの設計舎」として独立。 東京・神奈川・埼玉・千葉など首都圏を中心に設計・リフォームなど奔走中!