カテゴリー:住まいの環境

2010年03月29日


古きを愛でるイギリスの「家と健康」最新事情

enjoy-the-living-in-the-hou.jpg  
古いモノを愛で、
大切にする。。

自然体系や
環境を守る。。

庭づくり、、
インテリアDIY、、
暮らしそのものを
愉しみ慈しむ。。

捨て犬、
飼育放棄された馬、
行き場のない動物達、
弱い立場に居る生を
尊重する社会性がある。


聞きかじり、、読みかじり、、そして少しだけの体験だけど、、
↑ は、私がもつ、イギリスのイメージ。。

写真は、いつか旅したB&Bのベッドルームの朝の窓辺。

そして↓の文章は、イギリス人の住まい感について書かれていた本からの抜粋。
この一節が印象的でメモに残してました。

どんな荒涼とした土地に住んでいても
住まいに満足できれば 人は幸せなんだ


( メモだけ残して本のタイトル、忘れました。。たぶん井形慶子さん著 )
人が住まいを満たそうとする根源的な動機を現しているなぁ、、と感じます。

先週の金曜日、南先生に誘われて、BB研究会の勉強会に参加してきました!

建築側から健康・快適性を考えてみるという興味深いテーマ。
早稲田大学の田辺新一教授が講師で南雄三先生がナビゲーター。

イギリスという国の健康と家への取組み、、
最先端の省エネ・エコハウスへの取組み、、
その最新レポートが主な内容で、
イギリス好きな私はかなり興味深く聞けました。

勉強会の内容を少しだけ。。

イギリスでは、無料医療。だからなのか 、、
「 どんな家に住むと健康に影響があるのか? 」ということを
国が医療機関と連携して統計をとっているそうです。

その統計結果に基づき、、、良質な住宅を提供することを目的とし
住環境の改善を目指す 法制度の取組みが 【 BRE:HHSRS 】 。
「 Housing Health and Safety Rating System 」の略。

これは、、住宅の健康面・安全面を評価するシステム。
環境保健師とよばれる検査員が依頼のあった住戸を一件づつ訪問し、、
29のHazard(ハザード)項目で、家の危険度を判定するというもの。

面白いのが、賃貸住宅の借り手でも、自分の住む部屋の調査依頼をできること。

判定してもらって基準以下だと、大家さんは改修の義務を課せられるそうです。
大家さんに立入りを拒否する権利はなく、
改修しないと罰金措置もあるキビシイもの。。
でも、その評価が家賃相場にも反映されているそうです。

家での事故による死亡が、交通事故による死亡より多いという事実。
( これは日本も一緒 。改めて知るとオドロキです )
また、どんな家に住むと事故が起きやすいかを、
明確に統計が取れている国だからこそ実施できる法制度ですよね!

「健康」から バックキャスティングして 施策を決め 制度をつくること。

段差、寒さ、湿気、カビ、防犯、設備、火災、、、
もろもろ家を取り巻く危険性を排除することは、
結果、国民の健康にも繋がり、
医療費の増大も防げるという目論みがあることでしょうが、
施策≒国民利益の構図が、スマートだと感じます。(日本じゃ無理なの?)

家が快適ならばイコール健康なのか?
個人的背景や心持ちひとつで、健康は大きく作用されるし、、
人種・地域によっても快適さの度合いは異なります。
なので、「住の快適性」 と 「健康」 の関係は、
研究者にも解明がムズカシイ!とされているとか。。

でも、その因果関係はありそうなので、、
少なくとも事故に繋がる原因や健康に悪影響を及ぼす要素が、
「家」に存在することを認識して、対策することは、大切ですよね。

だって交通事故は防ぎようなくても、家の事故は防ぎようがある。。
例えば、住宅エコポイントの項目にある「家の断熱性を高めること」も、
省エネ目的やポイントで得をするということ だけ ではなく、、
温度差によるヒートショックを防いだり、、結露によるカビを無くすことができたり、、
結果、自分の健康や安全に繋がるという視点もあるんだよ~ということを
ぜひぜひ、リフォームや家づくりをする方には、知っていただきたいです。

あと、イギリスって古い家や景観をことのほか大切にする国なので、、
具体的な工事がどう行われているか…その国民の反応に、興味津々。

ロンドンのオーガニックブーム。。
エコ住宅の需要や取組み。。家と庭。。
最先端のイギリスの家事情を見たい!知りたい!
そんなキモチがむくむく湧いています。
( 理由をつけ旅に行きたいだけ?笑 )

また、勉強会でのBB研究会(ベストバランス研究会)の熱気も素晴らしかった!!

私にとって新しいことを学ぶことは、
時に自分の立ち位置などに迷いも生じさせるので、
自分のなかに落とし込むまでがツライ時も正直あります。

~ 問答しながら設計をしていく。それが人間の限界。
  でも、それがわかっていればいい設計ができるはずです~

上記は、南先生からのメールの抜粋ですが、大いに励みになりました。
偏らず学ぶこと、、そして実務にフィードバックさせることを大切に頑張ろう!!
と、キモチを新たにしたのです。
南先生、BB研究会の皆さま、参加させていただき、有難うございました!!!!

少し咲いた桜も縮こまりそうに寒い東京の月曜日。
水曜日以降は暖かくなりそう。
寒さに縮こまった心身を伸ばし暖かな春を満喫したいですね~。(出美)

にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 インテリアブログへ  ←にほんブログ村参加しております
  最後まで読んでいただき
  ありがとうございました! 

≪ 今回の記事 に関連する情報 ≫
イギリス BRE のサイト。
英文ですが、こちらから どうぞ。
住宅ストックについての取組みについての考え方などが記載されてありました。

≪ 過去ブログもよろしかったらどうぞ♪ ≫
「 裏庭に続くキッチンのある家 in London 」
「 GOOD LOOKING LIFE 」

2010年02月27日


住宅版エコポイント座談会 in恵比寿カフェヘブンズ_クラシカ隊がゆく!最新記事UP♪


女性建築士サイト「暮らしと家」最新記事をUPしましたので、お知らせいたします♪

kurashikatai20100226.jpg   

≪ クラシカ隊がゆく、第4回目 ≫
「住宅版エコポイント座談会」in 恵比寿カフェヘブンズ。
新築時の住宅版エコポイントを私たちなりに読み解き、
噛み砕いてみました。
そして申請する設計事務所の本音や、実務での対応などをお喋り。
カフェ情報もUPしました♪


今月はじめ、正式スタートした、手づくりの女性建築士サイト「暮らしと家」。
そのなかのコンテンツで、、
アトリエオンドさんと、スピカ建築工房さんと、いいひ住まいの設計舎の三人で
家づくりに関する色々なコトを取材したり、、座談会したり、、するコーナーがあります。
それが、「クラシカ隊がゆく!」。
「暮らしと家」をもじって、クラシカ、、なのです。。。ベタですね(笑)

大変なこともある家づくりですが、、
ある意味、とても贅沢な愉しみでもあります。
大変さにフォーカスせず、、楽しいことにフォーカスして取り組めたら、、
素敵な想い出がたくさん作れます♪ 

これから家づくりをする方にとって、
楽しく家づくりのアレコレをお伝えするため綴っていきたい♪
三人ともそんな願いを込めています。

宜しかったら覗いてみてください!!
また取り上げてもらいたい話題などがありましたら、
どうぞお気軽にお知らせくださいね。

東京は、お天気が優れない週末ですが、、
冬の終わりの雨は、、春を迎えるための準備。。
花咲く春ももう間近。。。素敵な週末をお過ごしください♪ (出美)

にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 インテリアブログへ  ←にほんブログ村参加しております
  最後まで読んでいただき
  ありがとうございました!  

≪ 「暮らしと家」 クラシカ隊がゆく! はこちらからどうぞ~♪ ≫
下のバナーをクリックしてみてください!
banner_kurasika.jpg





≪ 過去ブログもよろしかったらどうぞ♪ ≫
▽ 「 暮らしと家 」女性建築士サイトOPEN♪
▽ 自立循環型住宅ってナアニ?
▽ SEASすまい塾

2010年02月04日


エコポイントが使える家って?


もう既にあちこちで、住宅版エコポイントについての情報がUPされていますね~。

とにかく、緊急経済対策の一環として、昨年の12/8に閣議決定され、、
もうバタバタの様相を呈して、スタートしましたが、、、
これ、、、「 次世代省エネ 基準を満たす家 」 で既に計画していて、、
この仕様で、予算も納まって建てる方なら、貰うに超したことがありません。

我が事務所でも、計画中のお客様とのお話では、、
当然、、エコポイントを貰おう!ということになりますので、、
色々学んだこと、、、その情報をまとめてみました~♪


≪ 新築 注文住宅で貰えるエコポイントのこと ≫

☑ いくらポイントが貰えるの?

「 30万ポイント 」 貰えます。
家電と同じように、地域振興券などにも交換できますが、、
住宅版エコポイントでは、
即時交換( 工事代金に充当 ) も出来ます。

☑ 貰える家ってどんな家?

「 次世代省エネ基準を満たす家 」

↑ コレ、、平たく云うと、、
断熱材を厚くしたり、、省エネ性の高い窓をつかったりすること。
( 現行制度の 性能表示 や 長期優良住宅 の基準がベース )

そして、、「 この家は、次世代省エネ基準の家ですよ~!」と、、
第三者機関に、証明してもらう必要があります。
以下のいずれかを取っていればOK。

・ 性能評価 省エネ等級4 の家
・ フラット35S (省エネルギー性) 適合証明書
・ エコポイント対象住宅証明書
・ 長期優良住宅の認定通知書または適合証
 ( 長期の補助金と重複できないので関係ない場合が多い )
 ※ フラット35S(20年金利引下タイプ)耐久性・可変性を受けるには
   長期優良住宅の認定が必要です 
・ 住宅事業建築主基準による適合証
 ( トップランナー制なので注文の家には関係ない場合が多い )
 ※ フラット35S(20年金利引下タイプ)省エネ性を受けるには、
   トップランナー制の適合証が必要です

こう書かれていても 何が何だか???だと思います。
自分の家がどれに当てはまるのか?
設計者に確認してみてくださいね!

また、次世代省エネの家だよというお墨付きを
貰うための第三者機関への申請は、
確認申請時に設計事務所が行えます。
( 別途、書類作成費用がかかると思います )

☑ いつ建てた家に貰えるの?

「 去年の12月8日~今年12月31日までに着工 」
「 来年6月30日までにエコポイント申請を済ませた家 」
が対象。 ( 2010年2月現在 )

年内に着工していればOKなので、これからの方、ぜひ貰いましょうね!
あと、、去年の12月8日以降に着工の方で、
次世代省エネ基準を満たしていれば貰えるので、、
自分の家が当てはまるかは、チェックしてみてくださいね!!

☑ ポイント申請方法

工事完了時、以下の書類を以って、建築主が申請します。

≪ 設計事務所で用意出来るモノ ≫

・ エコポイント登録・交換申請書
・ エコポイント対象住宅証明書
・ 建築確認申請の 確認済証の写し
・ 同上         検査済証の写し

≪ 工務店さんに用意してもらうモノ ≫

・ 工事証明書
・ 契約書または領収書の写し
・ 工事の完了写真

ホント当たり前ですが、、エコポイント対象の家だってことを
必ず工務店さんにお知らせする必要があります。
即時交換するとき、色々と申請をお願いすることになりますので!!

≪ 他用意するもの ≫
・ 申請者(建築主) の本人確認が出来るモノ
  免許証または健康保険証の写し

☑ ポイントの即時交換( 工事代金に充当 )するときの注意点

・ エコポイント申請と同時(完了時)に、即時交換の手続きもします

≪ 工務店さんに用意してもらうモノ 教えてもらう情報 ≫
・ 工務店の名称、住所、建設業登録番号
・ 工務店の口座番号 ( ポイントが工事代金に充当されるので )
・ 即時交換対象工事の写真 (、、、工事内容ごとに1枚づつ必要 )



と、こんな感じです。
もう、、情報は他にも目イッパイ溢れているので、、
お客様からの質問に口語調で答えるカタチでまとめてみました!!
なので、言葉足らずの面があるかもしれませんが、、
概略、こんなことなんですよ~ってことを知っていただければ幸いです!

今年1月に着工した目黒の家も、モチロン検討中。
既に次世代省エネ相当の仕様なので、、、
ちょっとの変更と、エコポイント対象住宅認定書を取ればOK。

断熱方法の変更もあるので安易に考えずに、慎重に検討しようと思っていますが。。
でも既に金額がFIXしているお施主さまにとって、この30万ポイントは魅力的です。

昨日の夜は、東京でも雪がチラついていましたね。。
我がマンションの中庭では、冬桜が花をほころばせています。
今日は、午後、NCN主催の住宅政策セミナーに参加してきます。
また、分かったことお役にたつ情報をお伝えしていこうと思っております!(出美)

にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 インテリアブログへ  ←にほんブログ村参加しております
  最後まで読んでいただき
  ありがとうございました!  

≪ エコポイントを分かりやすくまとめてあるサイト ≫
「 住宅エコポイント情報サイト 」
( ↑ プロ向けですが、簡潔に分かりやすくまとめられてます )

≪ エコポイント公式?HP ←言い回しが違うかもしれませんが… ≫ 
「 経済産業省 住宅版エコポイント制度の概要について 」
「 国土交通省 住宅版エコポンイト制度の概要について 」

2010年01月26日


土地のレベル決め_土地探しからの家づくり

1steijibantakasa.jpg
目黒の家S邸、
先週やっと
確認申請が
下りて、、、
着工しました!













↑ 写真は、土地のレベル(高低差)を確認しているところ。
だいたい建て替えると、それに伴い、土地は高くなるのが普通。
近隣の状況、、土地を読み解き、、設計をしますが、
着工前に改めて現地で再確認します。
家を建てるための高さの基準となる目印(BMベンチマーク)から、
設計GL(地面の高さ)を決めます。
周りの家々とのバランスを見越さないと、、
気付いたら、自分の家が周りで一番低い、、、
な~んてことになるとキビシイです。。

1stei20100123_1.jpg
S邸は、旗竿状の土地に建つ三階建て。
建物が建ってしまう前に、、設備配管を基礎に先駆けて先行配管します。
現場着工前挨拶を兼ねて、その打合せもしてきました!
( 写真左から、、牛尾・桜井社長・設備屋さん )

さて、最近土地探しからの家づくりを検討されている方からのお問合せが多いです。
質問をいただく内容が重なることも多いので、、
もしかしたら一般に知られていないのかしら??とも思ったので、、
Q&AをUPしようと思いました!!
設計事務所のブログなので、、、
少しはお役に立つこともUPしないといけませんよね。。
最近のブログを振り返り少々反省です。。苦笑。 。


≪ いいひにお問合せいただく質問のQ&A ≫

Q: 設計事務所は土地探しから相談にのってくれますか?

A: 大抵の設計事務所さんは、相談に応じると思います。 
もし、設計事務所を入れて家づくりを考えていらっしゃるなら、
土地探しの段階から、設計事務所を活用していただくといいと思います。
モチロン、その設計事務所さんがどんな対応をされるか確認が必要ですが…

設計事務所を土地探しの段階から入れるメリットは、、、
不動産屋さん的目線とは少し違う目線で、建築士は土地を見るからです。

例えば、南入りの土地を多くの方が望みますが、、
北入りの敷地、、旗竿状の敷地、、
本来少々敬遠されがちな土地でも設計の工夫次第で、、
風の通りよく、、お陽さまの光を享受できる家を建てることが可能かどうか
見極める助けになってくれます。

あとは、土地の条件で建築費が割高になりそうだとか、、
そんな建て主さん的に気付かないコトもチェックしてもらえます。

( 建築士の役割を建築士自身が書くと、、
どーしても自画自賛的な感を持たれるかもしれません。。
でも大切なことですので、、お許しくださいね。。)

土地は家の環境に大きく作用しますので、
土地を読み解く役割は非常に大切です。。
方位や周辺環境等は自分では変えられません。
住まい手目線、建築的目線、不動産的目線を合体させて
出来るだけ多い目線で、その土地を吟味出来たら最高です!

また、土地を検討するときに、どんな家が建つのか、
設計事務所を入れてシミュレーションすることで
施主さんが自分自身で、どんな家を望んでいるのか??
を知っていく、良き過程にもなります。

でも、土地ってホントご縁なので、、どんどん見て歩くことが重要!!
言葉ヅラの条件、、、例えば、、
駅からの徒歩時間、、広さ、、日あたり、、予算、、がビンゴでも、、
ピンっ!コレっ!と思えない物件って結構あるものなのです。。。
なので、土地探しの窓口は広く持っておいて損は無いと思います。


はじめての家づくりは分からないことが沢山あるのが当たり前。
不明なコトを後回しにしてもいいことがありません。
なので、、、色んなコトを納得しながら、進めていける家づくりが理想ですね♪


今週は、、、、
今日、千葉の結婚式場C様のフラワーショップと、
ウェディングケーキを作る工房の増築の建て方が終了。
明日は、葛飾の家N邸の完了検査。
金曜日は、伊那へ日本住宅新聞さんの取材。
土曜日は、リフォームの現場調査と打合せ。
そして、日曜日に葛飾の家、Nさんと一緒に本棚DIYをします。
その合間に、、ずっとお待たせしてしまっている収納プランまとめと
あるお宅のリフォームプラン。
そして、11月にお引渡しした練馬の家K邸の写真集の編集。

現場は日々動いていて、日々学びがあります。
学べることに感謝ですが、学びっ放しではなく、
その学びを活かしていけるよう頑張ろうと思いま~す!(出美)

にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 インテリアブログへ  ←にほんブログ村参加しております
  最後まで読んでいただき
  ありがとうございました!

2010年01月23日


ほのかな暖かさの家_断熱の大切さ

warmhouse2_1.jpg
窓越しの
暖かい家。。

オレンジ色の灯、、
海を超え、、
旅の空から
この窓辺に来た
シアワセな雑貨達。。

冬の火灯し頃、、、
家々の窓辺って
な~んだか、
シアワセな感じがして
いいですよね!!





昨日は、アトリエオンドさんとSPICA建築工房さんといいひ住まいの設計舎で、、
南雄三先生の事務所へお邪魔してきました!
女性建築士三人で始める取り組みの取材を兼ねての訪問。

minamijimusho_1.jpg
南雄三邸は、築70年の家を、日本型パッシブ住宅に再生させた家。
外張断熱を施し、、珪藻土を厚くぽってりと塗り込めた外壁が温かみをかもしだす家。
同じ敷地内にある離れの事務所は、、
深い赤と白い窓枠が、北欧の家を思い起こさせる建物。
可愛い!!( と、云ったら怒られてしまうかしら。。)でもスケール感含め、、ハイ。

南雄三先生は、住宅評論家で断熱のオーソリティー。
最近にわかに動き出し、何かと気になる、、
国の省エネ施策や住宅版エコポイント等のお話も絡めて
色んなお話を聞かせていただいたのですが、、
その内容は、いずれまた別の場所で、改めてご紹介しますね!!

外張断熱に包まれた事務所の主暖房は、蓄熱暖房機ひとつ。
その場にいた我々の体温も、2℃くらい暖かくさせていたのでしょうが、、
強制的に得る「暖」とは違う、ほのかな程良いぬくもりで、
とても心地よく時間を過ごさせていただき、断熱の大切さを実感した時間でした。。

お邪魔させていただくのは2回目ですが、、
改めて感じたのは、住と職のほどよい距離感。。コレがウラヤマシイ!
事務所内も、、外断熱によって生まれる壁の厚みを活かした本棚がグルリと巡らされ
本に囲まれ、、旅のお土産の雑貨やポストカードで埋められた空間。。
いいなぁ~と、、いつかそんな事務所兼家を私も建てたい!!
と新たな夢を描けた日でもあり。。。(笑)。。。

取材の後は、、
オンドさんが北海道からお取り寄せしてくれた蟹をメインディッシュに新年会!
口福、、、そして建築だけじゃなく多岐にわたる話題の楽しい会話、、そして美酒。。
うーん、シアワセな時間♪♪
たまにはこんな時間もいいなぁと思ったのでありました。 (出美)

にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 インテリアブログへ  ←にほんブログ村参加しております
  最後まで読んでいただき
  ありがとうございました!

≪ この記事に関する関連情報です ≫
▽ 南先生のホームページは こちらから どうぞ~♪ 
▽ SPICA建築工房さんのブログ 「たこ焼きと断熱」

≪ 過去ブログも宜しかったどうぞ~♪ ≫
「 SEASすまい塾 」
「 NCN SEASすまい塾 卒業式 」

2009年01月14日


リノベーションマンションを選ぶ理由とチェックポイント


今朝のNHKニュース内の特集で、、、
新築マンションから中古マンションに住み替える人が
増えていることを伝えていました。

その理由は、、、、
新築を売却し、その売った分の価格内で、
より都心に近く、、、住環境もよく、、、住空間も広い、、、
しかも、古いままではない、リノベーション済マンションが手に入るから。。
と、、実際に若いご夫婦が住み替えしたマンションでの感想も、、
VTRにまとめられていました。

リノベーションマンションって最近よく耳にする言葉ですよね。
でも、お客様によく、リフォームと何が違うのかを聞かれるので、、、
すこし説明させてくださいね。

リノベーションとは、、
厳密に言うと、、リフォームとほぼ同じ意味。

リフォームとの違いを挙げるなら、、、
リフォームは、、、
単に設備(キッチンやお風呂)の入替、美装(クロス張替など)。
古くなって困ったコトを解消すること。

対して、リノベーションは、、、
住まう家族のライフスタイルに合わせて、、、(ここ重要です!)
間取りから、、、内装の素材、、、キッチン、、、お風呂などを
ほとんど新築と同様に変えていくこと。。。



なので、質のいい中古マンションならば、、、
自分達で、好みの内装や間取りに変えられる愉しみ♪も付加されるんですね。

実は、我が家もリノベーションマンションに住んでいます。
以前は、、、某大手分譲会社の、JR駅徒歩3分の新築マンションに住んでいました。
サラリーマン時代に購入したので、立地条件第一。
生活も仕事最優先でしたので、とにかく便利なことがメリットでした。

まあ、色んなことがあって、、、、(話すと長くなる、、笑)
今の築25年の中古マンションをリノベーションして住んでいるのです。
地下鉄駅ですが、、駅からも近く、、図書館もすぐ近く、、緑も多い。
専用庭がないのが唯一の残念な点でしたが、、、
それ以外は住環境は、確実に良くなりました!!

都内一戸建ては、なかなか難しいですが、、
中古マンションリノベなら、、、何より、自分達らしい暮らしができること。。。
これが、住人としての実感で、リノベーションマンションがオススメな理由です。

選ぶ際のチェックポイントを挙げるなら、、

古いマンションならではの、音の問題、、耐震性の問題、、
サッシ(共用部分)も古い、、という問題を認識すること。

新築の最新設備とは違う点も多々あります。
ただ、これらは、そのことを認識して、それでもいいと思えるほど
惚れこむ住環境が得られるかどうかを、、買う前に、きちんとチェックし、
それに対する対策をリノベーション設計で行えばいいことだと思います。

中古マンションでも、、、、
今時期、結露もなく快適に過ごすことも可能。(ホントです)

ただし耐震面だけは、元々の建物に頼らざるえません。
竣工図面のチェックを、きちんとプロにお願するようにしましょう。

リノベーションの設計をお願いする予定であれば、、
設計事務所の建築士さんにお願いしてみるのもOK。
その建築士さんがNGを出せば、その物件は諦めるほうが無難です。

後は、、、ご自身で、、管理組合の規約や管理体制、、を確認。
先住者がいらしても、お願いして、昼夜の音がどの程度か
確認することも重要なこと。



before.JPG after.JPG
これは、同じ玄関方向を見た我が家のビフォー(左)とアフター(右)です。
珪藻土の壁、無垢の床、桐の建具をつかっています。
私達が無理なく心地よく暮らせる、、
シンプルナチュラルインテリアが実践できたかな~と思っています。(笑)。

もしご興味のある方は、いいひHP内ケーススタディをご覧ください。
U邸=牛尾、、我が家なのです。(笑)。
物件探し~間取りを考えるところまでUPしてあります。。。
コンテンツが自分のところなので、なかなか進まないのですが。。。(苦笑)。
何かの参考にしていただけると幸い!
寒~い朝でしたが、、、いいお天気になりそうな東京。
今日も一日頑張りましょ~!!(出美)

にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 インテリアブログへ  ←にほんブログ村参加しております
  最後まで読んでいただき
  ありがとうございました!

2008年12月09日


子育て世代Mさんが選んだ家づくりの仕様  断熱編


埼玉県越谷市在住 子育て世代 Mさんが選んだ家づくりの仕様。
今日は、、断熱編。

ちなみに、Mさんは、無事決済も終え、新しい家で暮らしをスタートさせています。
床の蜜ろうワックス塗、、造作材のオイル塗、、棚板の設置など
まだまだやることが沢山。
でも、ゆっくりと暮らしを整え始めていらっしゃいます。

断熱とサッシ。
日々の住み心地の良さを実感するためには、おろそかに出来ない大切な仕様。
デザイン性や便利な最新設備品などよりも、、
しっかりと考えなければいけないところなのでしょう。
ただし、断熱については、プロの間でも意見の分かれるほど
様々な方法があります。

優先順位をどう考えるか、、、が結局大切。
大切なのは家のトータルな性能に見合った断熱材と断熱方法の選択。。。
モチロン、、コストも大切ですし、施主様が何に重きを置くかを
きちんと話しあって決めるようにしています。
特に、どれが良いかは、考え方が様々ですので、都度仕様は変わります。

断熱を考えるうえで、知っておいたほうがいいこと

◎ 木造住宅工事仕様書(住宅金融普及協会)の断熱工事
  を参考にしています
 
☑ 自分の住む地域がどこに当てはまるのか?
(全国Ⅰ:北海道~Ⅴ:宮崎・鹿児島まで5つの地域に区分)
Mさん→ Ⅳ地域

☑ 断熱性能を決める (大きく分けて3種類あります)
・ 旧省エネ基準 (昭和55年告示)     ≒  性能表示基準 等級2
・ 新省エネ基準 (平成4年告示)      ≒  性能表示基準 等級3
・ 次世代省エネ基準 (平成11年告示)  ≒  性能表示基準 等級4
     ※ 性能表示の数字が大きくなる順に、断熱性能も高くなる
今、家を建てるなら 「次世代省エネ基準」を選びましょう!
Mさん→ 次世代相当にしました ( 性能表示 等級4 )

☑ 断熱方法の選択
・ 充填断熱 ( 構造体の中に、断熱材を入れます ) 
・ 外張断熱 ( 構造体の外に、断熱材を入れます )
外壁材によっても、、、選択肢が変わってきます
湿式(モルタル塗)仕上には、外張は適さないです
乾式(サイディングやガルバリウム鋼板貼等)なら外張でもOK
また一般的に、施工コストは 「 充填 < 外張 」
Mさん → 外壁材が湿式 → 充填断熱を選択

☑ 断熱材の種類と厚み
断熱材種類の選択は、対コストや個人的な感覚によって様々。
欲しい性能値 (ex.次世代相当にしたい) から逆算して
種類と厚さを決めていきます。
外張なら硬質ウレタンボード等。
充填ならグラスウール、セルロースファイバー、パーフェクトバリア、羊毛等。

☑ その他注意点
断熱材の考え方で大切なのは、偏った考え方をしないこと。
「選択した断熱材をきちんと施工する」 これが重要です!!
あとは、、設計者や施工者から選んだ断熱材について説明を受け
ご自身の感覚でOKかNGか、、、対価格面が折り合うか、、
を、選ぶ時に気をつけてみてはいかがでしょうか?
今回のざっくりとした説明で、、言葉足りないところは、、、
↓ ↓ ↓ チリウヒーター株式会社さんHPを参照してみてください。
どっちがいいの??
木造住宅における外張断熱(外断熱)と充填断熱(内断熱)

偏りのない情報が書かれていて参考になると思います。


 寒い朝ですね。。。
忙しい師走。風邪ひかないよう気をつけて頑張りましょうーー!!
Mさんの家ケーススタディも明日UP予定。また覘いてみてくださいね!(出美)
にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 インテリアブログへ  ←にほんブログ村参加しております
  最後まで読んでいただき
  ありがとうございました!

2008年07月10日


リフォームを頼まなくてもDIYで出来る暑さ対策


この間の 日曜日7/6の夜 テレビ朝日「素敵な宇宙船地球号」に
近山スクールで教えてくださった宿谷先生が出演されていました!!
建築の温熱環境を研究されている武蔵工業大学の教授です。

番組タイトルは、、、「CO2スリム大作戦2008」
誰でも出来そうな取組みでしたので、、内容を抜粋いたしました。
これからの暑くなる夏対策に参考にしてみてください!

今の家には当たり前のように小屋裏に断熱材を入れますが
20年くらい前のお宅だと、、入っていないお宅も多いです。

今回のテレビでは、、断熱材は入れなくても
アルミホイル1万5千円分で格段に温度差が出ていたのでビックリ!

---以下テレビ朝日 番組紹介サイトより抜粋---

町田市の高台に住む三橋さんは毎年夏には苦労してきました。
特に暑いのがベランダ。アルミ加工した床が熱を持ち、
真夏は焼けた鉄板のようになるそうです。
さらに二階も熱がこもり、居られない状態になるそうです。

そこで建築専門家・武蔵工業大学の宿谷教授にアドバイスを依頼。

先生によると、暑さの原因は屋根や床、壁などが熱を蓄え、
その熱が室内に放射されるからだそうです。

この家はまるで焼けた鉄板に囲まれているようなものだと言うのです。

天井裏に断熱材がないのも暑さの原因とのこと。
まずは代わりにアルミ箔を敷き詰めました。
そしてベランダにはウッドパネルを敷き詰め、
日除けスクリーンを設置。

一階の黒い屋根には白い遮熱塗料を塗りました。
太陽熱を90%反射するといいます。
気温30度の日。
以前は表面温度が64度もあったのが32.4度になっていました。
天井裏のアルミ箔も8度の断熱効果が得られました。
エアコンに頼らなくても手軽にできる工夫で涼しくなるのです。

→ (番組紹介サイト


ちなみに日射対策には、、
日除けスクリーン、、オーニング、、よしず、、緑のカーテン(植栽、、ヘチマなど)
が効果的だそうです。
今は通販やホームセンターにも色々売られているので、DIYで試してみたいもの。。

あと、、、遮熱塗料を使う場合
広い屋根面積でご近所が近い場合、、
遮熱塗料は白じゃないほうがいいかもしれません。
反射して眩しいなど、、ご近所からの苦情にも配慮が必要だったりするそうです。

余談ですが、、我が家も引越して初めての夏。
中古マンションをフルリノベーションして事務所兼住居にして住んでいます。

去年でしたらエアコンに手が伸びていたような陽気でも今年はまだ不要。
(夫婦間の争いごとの種がひとつ減ったような気がします、、笑)

だって、、、とっても良く風が通るのです~!!
出かけて帰ってきても部屋の中は何となく涼しい。。。
空気が動く、、淀みない空気感って大切ですね。

マンションで角部屋でもなく、住み心地悪さ予測指数がかなり高い
不安材料だらけの物件でした。(みんなにも反対されました)

◎マンション1階だと湿気っぽいのでは?
◎ベランダ側と外廊下側しか窓がないと風が抜けない?
◎シングルガラスのアルミサッシ、、結露が心配。。。

でも、、ちょっとした建築の工夫で、、
(建築ってスゴイですよ~。イチからの家づくりだったら絶対工夫しましょう)

風が抜けるように間取りを工夫、、(これはDIYでは無理ですね)
調湿素材を使う、、(これはDIYでも十分可能)
たったそれだけなのに!
今のところ、梅雨時期の湿気にも悩まされず、、
風も良く通り、、冬場も全く結露せず、、(ホントです)
とっても快適に過ごさせてもらっています。

梅雨明けも間近で、これからいよいよ夏本番、、、
快適な毎日を過ごしたいものですね ♪ (出美)

にほんブログ村 住まいブログ 住まい方へ  ←にほんブログ村 参加をはじめてみました

2008年06月27日


自立循環型住宅ってナアニ?


今月も行ってまいりました!
NCNさん主催SEASすまい塾。
今回は、、、自立循環型住宅って何ぞや?という講義でした。

我がパートナー牛尾は護国寺での新規物件の打合せがあり欠席。。。
うーん残念!面白かったのに、、、
でも仕方がないですね。大切な打合せでしたので。。。
講師は南雄三先生。
今回も饒舌な語りで、実に解り易くご説明くださいました。

普段の私ならアレルギー反応を起こす数値を示すグラフも、、
こんな読み解き方をすれば良いのねー!!面白い~!って感じで
ワクワクしながら聞いていると、2時間半弱があっという間に終わり。

「自立循環型住宅」
字面から想像すると、ナンダカ、「エコな住宅」って感じがしませんか?
でも、実は「省エネ」に特化した住宅なのだそうです。
住まいのエコ度をはかるツールはCASBEE。
住まいの省エネ度をはかるツールがコレ、、自立循環型住宅。

とっても簡単に説明させていただくと、、、

この自立循環型住宅を建てるお施主さんのメリット

→ 家全体のエネルギー消費量
ふつうの家:80GJ(ギガジュールと読む熱の単位)を使う。
        それによるCO2排出が3~4t。
それを、ある工夫によって 約1/2(半分)に出来る。
太陽光発電をのせたら、ゼロに限りなく近くなる。。

→ ある工夫とは? = 自立循環住宅のつくり方

 建てる敷地(立地条件)や、
 家の形、しつらえや、つくり方(屋根の勾配・庇・軒、断熱)
 家での住まい方 (空調・給湯・自然光や風の採り入れ)で、工夫します。
 アクティブ(資源エネルギー)を使ってもいいのですが
 自然エネルギーも極力活かすようにします。

それにはいくらかかるのか?心配ですね。

この自立循環型住宅のツールを使えば
イニシャルコストとランニングコストが出てきます。

自然エネルギーを利用したパッシブな住宅を
数値であらわすことって今まで出来なかったのですが、
建てる前に、私達設計者とお客さんが一緒にツールを利用しながら
建てる家をシミュレーションしていけるのです。



うーん大雑把すぎな説明かもしれません。。。
でもニュアンスだけでも感じ取っていただけると幸い。
国がかりで推し進めている200年住宅の取組も大切なのでしょうが。。。

「自然の理に適ったことをする」
コレって、人間が心地よく生きるための必須要素。。

暮らしから家づくりまで、、、出来ることから始めていきたいものですよね!
そのひとつとして、この「自立循環型住宅」をもっと理解して使いこなして
いい家をつくっていこうと思いました~!(出美)

2008年02月07日


CASBEEってナアニ?


おととい、NCN主催の「CASBEE戸建評価員養成認定講習」に参加してきました!

casbee-2.JPG 講師は、南雄三 先生
講義の最初に仰った!

「ボクの講義は
堅苦しくないです。
理解して楽しんで
帰ってもらいます」

と。。。(確か)

CASBEEという存在は知っていましたが
そのホントの意味は、私め、恥ずかしながら理解しておらず
「??何の意味があるのだろう??」と、正直斜めのキモチでしたが、、、

南先生のこの講義。。。。参加してホント!!良かった~~!!
このCASBEE(キャスビー)というツールの真の意味が、腑におちました!
先生のお言葉通り、理解できて楽しめた講義でした。

このCASBEE(キャスビー)というのは、
家の環境性能を測るモノサシとしてつくられたもの。

→ 住まいのエコ度 を図るモノサシ といったほうが分かりやすいのかな?

でも、環境・エコの目線からだけじゃなく
家を建てる上で必要な設計上の意図を
建主さんも設計者も両方が確認しあえるツールになるんです!

casbee.JPG ・夏の暑さを防ぐ
・冬の寒さを防ぐ
・犯罪に備える
・静かさ
・自然災害に耐える
・広さと間取り
・維持管理のしやすさ
・使用材料の情報提供
・地球温暖化への配慮
・既存の自然環境の保全
・地域の資源の活用と住文化の継承
などなど。。。

といった、計41項目!全てについて、
こと細かに評価する基準を教えてもらってきました。
(多分、教科書だけ読んでも、ココまで腑に落ちなかったなぁ、、南先生に感謝!)

モチロン設計は、ソコ(41項目)まで配慮して、しかるべきものなのでしょうが
決めることが多いなか、ひとつひとつの問題を掘り下げて
お客様と共有していくことは、結構タイヘンなこと。。。
よしんば語ったとしても、何を基準に考えたものなのか分からないこともある。。。

家を建てた方に、
「あなたの家のスペックは?
          何年持つの?この材料どこの?30年後どうなっている?」
なんて問うても、多分こたえられない。。。

コレを用いることによって(CASBEツールじゃなくてもいいけど)
住まい手にもつくり手にも「建てる家」に対して共通意識が持てる。
要はお客様と一緒に「家」を測る、コミュニケーションツールになるようなのです。

建築基準法にのっとった家が「普通の家」。
それにプラス何を配慮したのか、、、点数をつけられるので
「普通の家」に比べて、「我が家」の点数は?と、、
お客様が知りたいことを、示してくれる良きツールになるのです。
オマケに、難しいことを平らに伝えるというプレゼン術のヒントも
見せていただいたので、早速実践したいな~!!

私も改めて、いいひスタイルの家 を見直してみるために
CASBEEくんを活用しようと思いました~!(出美)

→ → もっと詳しく知りたい方  CASBEE とは? 

2007年09月21日


吹抜けリビングでも夏涼しく

susuki.JPG

今日も残暑が
厳しい。。。

でもやっぱり
吹く風は秋と
いった感じ
でしょうか。 

←そろそろ
こんな景色も。。

昨年のちょうど
今日、札幌の
植物園で撮った
写真です。

 


そういえば、Pさん宅に伺ったときのことでもうひとつご報告。
猛暑のこの夏、今週の月曜日含め2回お邪魔しているのですが
ビックリするほど涼しくて居心地いいのです。

Pさん宅の家づくりの要望は、以下のようでした。

敷地間口いっぱいに建物を建てたい。
ガレージをつけたい。でも壁が多く閉鎖的な家にはしたくない。
商業地で周りを家に囲まれ北側以外にひらけたところがない
採光的にも非常に不利だけど、光は採り入れたい。

そこで、、、リビングに吹抜けをとり、天窓を2箇所をとった計画。

誰もが、空調の面を心配しました。
夏暑いんじゃない?冬寒いんじゃない?

それを解消する仕掛けはいたってシンプル。
しっかり断熱をとって空気と風の流れを配慮した空間をつくっただけ。

吹抜けを介した2階のオフィス(soho)についている
小さなエアコンをごくごく弱くかけているだけなのです。
だから、寒くないし、エアコンがかかっているようにも感じません。

リビングの吹抜けは2階のホールにも繋がっているので
冷たい空気が下に降りて、家中の空気がうまく回るのです。
扇風機を補助的に回して風を動かしていますが、、冷房効率抜群です。

あと、功を奏しているのは、東や西が塞がれているせいで、
直射日光が家の中に入らないから。(天窓から入る光で室内は明るいですが、、)

いかにして、直射日光を防ぐかは、冷房効率をあげる大切な要素です。

え~でも、、それだけで、こんなに涼しいの?、と
訪れた誰もがビックリするそうです。(Pさん嬉しそうにお話していました)

家を設計する上で、空気の流れを常に配慮しながら間取りを考えます。
2次元の広さだけでなく、3次元の空間の広がりまで、、、
でもここまでビンゴに!こちらの意図通りに暮らしと家の機能が
マッチングしていると、ホントに嬉しくなってしまいます。 (出美)

プロフィール

一級建築士
坪木出美
(ツボキイズミ)

8年間、住宅会社の設計士として多くのお客様の家づくりに関わる。 その後「いいひ住まいの設計舎」として独立。 東京・神奈川・埼玉・千葉など首都圏を中心に設計・リフォームなど奔走中!