カテゴリー:家づくり 学びの記録

2008年11月12日


KOA森林塾 体験記-1 ~動機編~

ina_1.JPG 伊那から帰ってきました!
先週木曜から土曜日まで3日間、KOA森林塾に参加。

とにかく、、、、充実した素晴らしい3日間を過ごしてきました~~!!
戻ってからバタバタしており、ブログのUPが遅れましたが。。。

出会う人、伊那谷の自然、、接した全てに気付きを与えられ
このタイミングで、参加できたことに感謝カンシャで、、東京に戻ってきたのです。
想うこと沢山。。お伝えしたいこと沢山。。
少しづつ、伝えていけたら、、、と思います。
今日は参加した動機編。

森林塾に行った理由のひとつは、私自身のルーツを確認したかった。。。

子供の頃、ウチは、材木の製材をやっていました。
ひいおじいちゃんは「木挽き」。
おじいちゃんの代で製材所を始め、父へと続いたのです。(今は違いますが)
4代目の私も、なぜか「木」にご縁のある仕事をしています。
余談ですが、、、私の旧姓は坪木。土地を表す「坪」に材木の「木」。
よく、お客さまに、ピッタリの名前だねと云われてきました(笑)。

それに、、、(誤解を恐れずに書くならもうひとつの理由も・・・)
どうやら、もっともっと以前からもご縁があるらしい。。。と知ったのは今年の冬。
イギリスで、ある方に前世をみていただいた時に、そう云われたのです。
(ある方とは、日本人作家の方で、、、今はロンドン在住、、
        是非一度お会いしてみたいと思っていたら実現したのです)
全く自分の今の情報を知らせたわけではないのに、、、
何度も繰り返される、、木や森との繋がりの深さにビックリさせられました。

ただ、実際に山仕事の経験はないし、材木のことも仕事として学んでいない。
これまでの仕事では、山まで知ることはなく、、、
製材された木を材木屋さんで見ることしかありませんでした。
「木」は、家づくりにとって、大切な大切な材料です。
その「木」のことを、木を育む森や山のことを知っておきたい!!
ずっ~とその想いをあたためてきたのです。これがふたつ目の動機。

等々、、、という理由で参加したのでした。

11月6日(木)初日、、、

朝5時に東陽町出発。
明ける前に都心を抜け、中央自動車道へ。
バックミラー越しに、だんだんと明けてゆく東の空。
薄紅色の雲間から、太陽が昇るさまを感じながら、、、爽快にドライブ。
残念ながら、双葉SA付近で富士山は臨めませんでしたが、、
長野県に入ると、山々の稜線がくっきりと青い空に映えて、、、
運転しながらも、その美しさに感動してしまいました。

午前8時10分頃、伊那市ますみが丘にある島崎山林研修所到着。
伊那谷の美しさに息をのみ、、、車を降りた途端の空気の清々しさにまた感動。

masuminomori_1.JPG

←ますみの森
鳩吹公園の
時計台の屋根

森林塾とは、、
長野県伊那市の
電子部品製造会社
KOAさんが
運営されている塾。

森林塾OBで
近山スクール東京の
お仲間でもある
森の建築家、、
アトリエARKの
竹内恵子さんから
ご紹介いただきました。


秋の集中コース。
講師2名、、、参加者4名。
意識の高い個性ある方々との出会いも面白かった~!!
そして森林塾で実際どんなことを学んだか、、、それは次回。

さあ今日も一日 いいひ でありますように。頑張りましょう!!(出美)


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  ありがとうございました!
KOA森林塾 もっと知りたい方は、、、こちらからどうぞ。

2008年10月26日


エコラの森 近山スクール東京フィールドツアー

ekoramori.jpg
昨日土曜日
長野県原村
エコラの森へ。

近山スクール東京
のフィールドツアー
に参加しました!

← 切り株の
チェンソーアート
の、森のくまさん!

森の入口に
佇んでいました。




今回のフィールドツアーは、自分で手を動かし、森での作業を通して「木」を知ること。
唐松の間伐、枝うち、玉伐り、搬出作業をやってきました。

エコラ俱楽部は、心ある工務店さんが、発足させた
森の保全活動支援を行う内閣府認定 特定非営利活動法人です。

家づくりに欠かせない「木」。
日々「木」を使っている工務店さんが、それを育ててくれる「森」を守るため、
責任を持って山を育てようと活動されています。

長野県原村にあるエコラの森は、15haの唐松の人工林。
これを5年計画で、整備し、広葉樹が豊かに繁る混合林に戻すそうです。

エコラ倶楽部の方々のお話を作業前に聞かせていただきました。
実際に森に居て、作業をしたからこそ、「腑」に落ちてきたのかな、、
とっても、心に残りました。

一度手の入れた人工林は、手入れをし、守っていかないとダメ。
間伐を行い、計画的に植林することで、
日本の山にある豊かな森林資源を保つことができるそうなのです。

私達東京で暮らしていると、また家づくりの仕事に携わっていても、、
お刺身でいうと、切り身になってスーパーに並んだ
ソレに値する「木」しか目にしない。。。
素材として当たり前に使っているモノの、トレーサビリティーを知ること。
つくり手として、忘れてはいけない姿勢だと改めて感じました。

昨日は、かなり真剣に作業をしてきたので
帰りのバス車中で早くも筋肉痛。。(泣)。(日頃の運動不足が祟る。。)
今日大丈夫か?と心配でしたが、、、
帰宅後、お風呂でゆっくりとアロママッサージをしたので
重症にならずに済みました~!
森の清々しい気も吸い込みリフレッシュしたのも良かったのでしょうね。

準備、指導をしてくださったエコラ倶楽部の方々、
原薫さん、近山スクールの北島さん、平山さん、
本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!!
色々学べた素敵な一日に感謝です。

作業の様子、、、教えていただいた日本の木のこと、、、山のこと。。。
また後日、UPさせていただきま~す!(出美)
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  ありがとうございました!

↓ エコラ倶楽部 ekorakurabu.jpg さんのHPです。興味のある方は、こちらをご参照ください!


















(画像はエコラ倶楽部さんのHPより引用させていただきました)

2008年10月06日


NCN SEASすまい塾 卒業式

sumaijuku.JPG
土曜日に、赤坂で
NCN すまい塾の
卒業式がありました。

←写真は
卒業証書。
木の額に入った
南雄三先生の
コメント入 証書。

NCNのU様が
夜を徹して
つくられたそうです。
事務局のN様、U様
本当にありがとう
ございました~!




卒業式には、南先生はモチロン!なんと播先生までいらっしゃっていてビックリ。

播先生に、先日の講習会での感想をたどたどしくお伝えすると、、、
SE構法をコアとして使い、屋根などの設え(しつらえ)で
地域材をつかって端正な家をデザインしたらどうか、、、という
素晴らしいヒントもいただきました。

NCNの田鎖社長さんの話も大変興味深かったです。
トレーサビリティを重視した材料調達をするための企業努力。
勝手にイメージしていた先入観が崩れました。
(先入観ってダメですね。。。物事をみるレンズを曇らせます。反省。。
              でも、そのことに気付けて良かったです~!!)

↓ 南先生がこんなコメントを書いてくださいました。

よい家とは、常に住み手に愛されて、常に住み手の健康を守り
結果的に街をよくし、住み手に経済的な負担をかけない家のこと。
「理由あって美しい家」を目指して長期的に価値を失わない家を
勉強しました。。。中略。。。
日本の人と家と街を豊かで美しいものに導いてくれることを期待します。
                      
                 卒業証書から、、抜粋  南雄三先生の言葉


ここ数回、「すまい塾」のことを書かせていただきました。
色々なことを学んでホントお腹いっぱい。すぐには消化できませ~ん。(笑)。
ただ「知った」だけで満足せず、南先生が仰るように、、
これからの家づくりに活かし、自分のモノにしていこうと思うのです。

また、先日いいひブログで書かせていただいた、受講者の
プチハッピーの鈴木さまとも、お話できました。
穏やかな優しい方、、想像通りの方でした。
デザインスタジオ バオバブ を主宰されていらっしゃいます。

漁師から建築士になられたという アトリエTIDA の藤井さま
ご自身のブログでも書かれていましたが、ファンキーで明るい方で
お話できて楽しかったです!

近山スクール東京 も同日から始まったようです!
私は12月から参加ですが、、、すまい塾で知り合った方も参加されるとのこと。
いい家をつくるために日々頑張っている方々とこうしていただいたご縁に感謝して、
何かに繋いでいけたらシアワセです。(出美)
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2008年09月30日


すまい塾最終回 構造家 播繁氏 特別講演 

masuminomori.JPG
先日参加した
NCNすまい塾
最終回で、
播繁先生の
特別講演を
聴講しました。

 

 

 










長野オリンピック会場「エムウエーブ」、
「出雲ドーム」を手掛けられている日本を代表する構造家の先生。
どれもその地方を代表する建築物です。

素晴らしいと思ったのは、、
講演のなかで紹介されているそれらの建築物には、
その地方の木をつかっていらっしゃったこと。
流通出来ない間伐材も利用。
それは、地域の山にその時ある木。
木取りのいい寸法を山側に聞いて、材成を決めて使われたそうです。

「捨てるような間伐材も利用して構造材にする技術」
構造デザイン、、、技術力なのですね~~。。。感動しました!

この日の締め。
今回のすまい塾で一緒だった、おふたりの女性建築家の方と
最後でしたので、終わった後居酒屋へ行って色んなお話を。。。
おふたりも、同じように感じられていらっしゃることもあり、、
話は多岐にわたり盛り上がり、、、楽しい時間も過ごせました。
この勉強会に参加した収穫は、もちろん色々ありますが、
女性の同業者である このおふたりと知り合いになれたことが大!

  アトリエオンドの大島さん!(SOUPというインテリアオンラインショップも運営)

スピカ建築工房の滝川さん!

お財布を忘れたドジな私でしたが、、
おふたりに、快く誘っていただいて、感謝カンシャの夜だったのです。
スイカを持っていると、目的地までお財布ナシで辿りつける。。
便利さであり、、オソロシサでもあり、、、気をつけましょう。ハイ。。(苦笑)

急に涼しくというか、、寒くなりましたね。
だらしないことに少し風邪気味の私。。
この気候の激しい変化ってついていくのが大変ですが、、頑張りましょう!(出美)

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2008年08月07日


近山スクール東京 秋からの講座のご案内

ki_1.JPG
近山スクール東京

秋から始まる講座
の案内が来ました!

今日は
そのお知らせを。。

「木を知り、木を使う」
日本の木をつかった
実践的な家づくりを
学べる講座です。

テレビ朝日の
素敵な宇宙船地球号
に出演されていた
宿谷教授の講座も
あります~!!


先日いいひブログでも紹介させていただいた
テレビ番組内でのアルミ箔を使った暑さ対策には大きな反響があったようですね。

ちなみに、、宿谷先生の講義は12月6日(土)。
 「人体が感じる快適さって何だろう?」
    ~湿度放射の変化と快適な温熱環境について~

この講座案内を読むと専門用語が並んでいて 
「湿度放射の変化」とか「温熱環境」というと、、、
何だか少々難しく感じてしまいますが、、(え?私だけ?笑)
難しいことじゃないんですよ~。

とっても平た~く云うと、、、
日々感じる「暑い~!」「蒸し暑い~、、」「涼しい~」「寒~い」「あったかい~」等々は
私達の周りにある空間、、家とか会社とかの建物の環境によっても変わりますよね?

じゃあ不快さは、どんな要素が原因なのか?
テレビだと、、暑さの原因は、断熱材が入っていない小屋裏にありました。
じゃあそれについて対策を施してあげれば (例えばアルミ箔や遮熱塗料)
、、、ホラ!こんなに快適になりますよね~!! みたいな。。

「人の体感」に「何」が影響を与えているのか?
そんなことへの気付きも教えていただけるのです。(平たくしすぎ、、?)

宿谷先生の今回の講座は、実験を通して体感したあとに、講義を聞けるので
更に腑に落ちるモノになるのではないかと期待しているのです!

近山スクール東京の講義全般、
これから家づくりをするかたにとっては、
家づくりの本や雑誌など、、他にはない切り口で
家づくりのことを考える良いきっかけになる講座になると思います。

また実務者にとっても、
実務で知りたいことを相談できる相談相手が出来たり、、
純粋に建築を語れて楽しめる飲み友達が出来たり、、
ナント!素晴らしい師匠に出会えて就職したり、、
そんな場にもなっているようですよ~(笑)。

案内のPDFをこちらにアップしておきます
ご興味のある方はぜひ問い合わせてみてくださいね!(出美)

近山スクール東京のホームページはこちらからどうぞ

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2008年07月08日


信州へ行ってきました!「地元の山の木で家をつくる事をみんなで勉強する会」

narukari.JPG 7月5日、土曜日
七夕イブイブに
信州へ。。。

近山スクールで
共に学んだ
杉野建築店さまが
地元松本市や信州の
有志の方々と開いた
勉強会に参加させて
いただきました。

←写真は、、、
木曾ヒノキの
間伐材を糸ノコで
切り出してつくった
木のオモチャ!

ナルカリクラフトさんのもの。。お土産にいただきました!可愛いですよねー。

当日は、梅雨の合間をかいくぐってとても素敵な晴れの一日。(暑かったですが、、)
会場は、松本市のあがたの森文化会館
大正9年に建築された旧制松本高等学校の建物で、
国の重要文化財に指定された講堂をそのまま保存しつつ活用しているそうです。
レトロ感たっぷり!趣のある木造校舎で、、とっても素敵。
市民の皆さんが教室で色んな活動をされていらっしゃって建物が生きている~!
時代を経ても尚魅力ある木造建築。。。
今回の勉強会にはピッタリの会場だと思いました~!

杉野さんの熱いあつ~い!!想いが込められた勉強会は大盛況。
よそ者の私など座っていていいのか~?と恐縮してしまうほど。。
たくさんの方が、「地元の山の木でつくる家」に
興味を持っていらっしゃることが伝わってきました。

harasan.JPG ←講師のおひとり、、
原薫さん

柳沢林業 勤務の
女性の林業家さんです。

「山のこと木のこと」を
山で実際に働く方の
目線で分かりやすく
語ってくださいました。

彼方此方で講演されて
いらっしゃる原さん。
印象的だったエピソード
があったのでご紹介。

ある時、小学校で講演したときに子供さんに
「木は切っちゃいけないんだよ~」と云われたそうです。
木を伐ること=環境に悪いこと、、、
確かに、守るべき森林はあり、やみくもに乱伐するのはよくないことですね。

でも一度、人間が手を入れてしまった森は、間伐をして手を加えないと
森としても、一本の木としても、機能できなくなる。。。
枝打ちや間伐をしない針葉樹の森は、下草も生えず真っ暗。
表土が流れやすく、土砂災害も起きやすいといいます。
だから木を伐って使ってあげることも大切なこと。。。

適切に木をつかうことを我々がしていければ、、、
木は枯渇することなく使える素晴らしい素材なのだよ~と原さんは語ったそうです。

木の家 → 愛着を持って住まえる家にする → 適切に木をつかうこと

立木として生きるだけではなく、伐ってからも材木としての命を吹き込んで
立木として生きた分使ってあげられるのは、人間の心しだい。。

そんなことを、原さんのお話から得たように思います!!

↓ 近山スクールでご一緒だった方々と会えて、プチ同窓会のよう。

chikayama.JPG 右から
アトリエARKの
竹内恵子さん。

近山スクール東京
事務局の北島翠さん。

前述の原薫さん。



竹内恵子さんは「梨の木の家」の設計者。
伊那市で活躍していらっしゃる「森の建築家」です。
自然と共生した暮らしをして、、感性豊かで、、女性が好きな「木の家」を手掛ける
生き方も素敵な方で、、憧れています。

他にも素敵な方々と出会え、とっても充実した一日を過ごすことができました~!
またこのブログでもご紹介させていただきます。(出美)

2008年06月27日


自立循環型住宅ってナアニ?


今月も行ってまいりました!
NCNさん主催SEASすまい塾。
今回は、、、自立循環型住宅って何ぞや?という講義でした。

我がパートナー牛尾は護国寺での新規物件の打合せがあり欠席。。。
うーん残念!面白かったのに、、、
でも仕方がないですね。大切な打合せでしたので。。。
講師は南雄三先生。
今回も饒舌な語りで、実に解り易くご説明くださいました。

普段の私ならアレルギー反応を起こす数値を示すグラフも、、
こんな読み解き方をすれば良いのねー!!面白い~!って感じで
ワクワクしながら聞いていると、2時間半弱があっという間に終わり。

「自立循環型住宅」
字面から想像すると、ナンダカ、「エコな住宅」って感じがしませんか?
でも、実は「省エネ」に特化した住宅なのだそうです。
住まいのエコ度をはかるツールはCASBEE。
住まいの省エネ度をはかるツールがコレ、、自立循環型住宅。

とっても簡単に説明させていただくと、、、

この自立循環型住宅を建てるお施主さんのメリット

→ 家全体のエネルギー消費量
ふつうの家:80GJ(ギガジュールと読む熱の単位)を使う。
        それによるCO2排出が3~4t。
それを、ある工夫によって 約1/2(半分)に出来る。
太陽光発電をのせたら、ゼロに限りなく近くなる。。

→ ある工夫とは? = 自立循環住宅のつくり方

 建てる敷地(立地条件)や、
 家の形、しつらえや、つくり方(屋根の勾配・庇・軒、断熱)
 家での住まい方 (空調・給湯・自然光や風の採り入れ)で、工夫します。
 アクティブ(資源エネルギー)を使ってもいいのですが
 自然エネルギーも極力活かすようにします。

それにはいくらかかるのか?心配ですね。

この自立循環型住宅のツールを使えば
イニシャルコストとランニングコストが出てきます。

自然エネルギーを利用したパッシブな住宅を
数値であらわすことって今まで出来なかったのですが、
建てる前に、私達設計者とお客さんが一緒にツールを利用しながら
建てる家をシミュレーションしていけるのです。



うーん大雑把すぎな説明かもしれません。。。
でもニュアンスだけでも感じ取っていただけると幸い。
国がかりで推し進めている200年住宅の取組も大切なのでしょうが。。。

「自然の理に適ったことをする」
コレって、人間が心地よく生きるための必須要素。。

暮らしから家づくりまで、、、出来ることから始めていきたいものですよね!
そのひとつとして、この「自立循環型住宅」をもっと理解して使いこなして
いい家をつくっていこうと思いました~!(出美)

2008年05月22日


SEASすまい塾

seas.JPG NCNさん主催の
「SEASすまい塾」に
参加しています。

←講義後の
懇親会にて。。。
南先生を囲んで。



南雄三先生が講師で全6回のうち、、昨日は第2回目でした。

家づくりを取り巻くお国がかりの事業が次々に始まっています。
CASBEE、NEDO、長期優良住宅、省CO2モデル、etc、、、
補助金が出たり、税制が優遇されたり、そのための評価ツールが出たり
結構盛りだくさんなのです。
平たく言うと -国を挙げて日本の住宅を長持ちさせましょう的な動き-
なのかな。。。

踊らされることなく、これらの施策を読み解いて
日々の実務に活かしていこう という主旨の勉強会。

「200年住宅構想の意図とその足りない部分」についてが第一回目。
「省エネ施策ラッシュを整理整頓」するため 断熱・気密についてが第二回目。

省エネというと、、断熱・気密 抜きに語れないことなのですが、、、
ただ断熱をするといっても、色んな手法があり、色んな本が出ています。
プロですら迷ってしまう断熱談議、、、
ウーンどうなのかしら?と正直腰が引けていたのですが、、、
平らな目線での講義内容は、とても良い復習になりました!
前職では、新しい断熱工法が出ると、度々、、、
色々メーカーさんから話を聞いて実際に試していましたので
改めてどういうモノなのか理解できたと思います。

また、ふたりの女性建築士さんともお知合いになれ、
同業者ならではのお話が色々聞けて、新鮮。。充実した夜でした~!(出美)

2008年02月07日


CASBEEってナアニ?


おととい、NCN主催の「CASBEE戸建評価員養成認定講習」に参加してきました!

casbee-2.JPG 講師は、南雄三 先生
講義の最初に仰った!

「ボクの講義は
堅苦しくないです。
理解して楽しんで
帰ってもらいます」

と。。。(確か)

CASBEEという存在は知っていましたが
そのホントの意味は、私め、恥ずかしながら理解しておらず
「??何の意味があるのだろう??」と、正直斜めのキモチでしたが、、、

南先生のこの講義。。。。参加してホント!!良かった~~!!
このCASBEE(キャスビー)というツールの真の意味が、腑におちました!
先生のお言葉通り、理解できて楽しめた講義でした。

このCASBEE(キャスビー)というのは、
家の環境性能を測るモノサシとしてつくられたもの。

→ 住まいのエコ度 を図るモノサシ といったほうが分かりやすいのかな?

でも、環境・エコの目線からだけじゃなく
家を建てる上で必要な設計上の意図を
建主さんも設計者も両方が確認しあえるツールになるんです!

casbee.JPG ・夏の暑さを防ぐ
・冬の寒さを防ぐ
・犯罪に備える
・静かさ
・自然災害に耐える
・広さと間取り
・維持管理のしやすさ
・使用材料の情報提供
・地球温暖化への配慮
・既存の自然環境の保全
・地域の資源の活用と住文化の継承
などなど。。。

といった、計41項目!全てについて、
こと細かに評価する基準を教えてもらってきました。
(多分、教科書だけ読んでも、ココまで腑に落ちなかったなぁ、、南先生に感謝!)

モチロン設計は、ソコ(41項目)まで配慮して、しかるべきものなのでしょうが
決めることが多いなか、ひとつひとつの問題を掘り下げて
お客様と共有していくことは、結構タイヘンなこと。。。
よしんば語ったとしても、何を基準に考えたものなのか分からないこともある。。。

家を建てた方に、
「あなたの家のスペックは?
          何年持つの?この材料どこの?30年後どうなっている?」
なんて問うても、多分こたえられない。。。

コレを用いることによって(CASBEツールじゃなくてもいいけど)
住まい手にもつくり手にも「建てる家」に対して共通意識が持てる。
要はお客様と一緒に「家」を測る、コミュニケーションツールになるようなのです。

建築基準法にのっとった家が「普通の家」。
それにプラス何を配慮したのか、、、点数をつけられるので
「普通の家」に比べて、「我が家」の点数は?と、、
お客様が知りたいことを、示してくれる良きツールになるのです。
オマケに、難しいことを平らに伝えるというプレゼン術のヒントも
見せていただいたので、早速実践したいな~!!

私も改めて、いいひスタイルの家 を見直してみるために
CASBEEくんを活用しようと思いました~!(出美)

→ → もっと詳しく知りたい方  CASBEE とは? 

2008年01月26日


近山で得たもの_木造構造講座編


近山スクール東京に通っています。
10月~3月の間、月1回開催されているのですが、
早いもので、残すところ後2回となりました。

先月は、山辺豊彦先生の木構造講座。

ブログに載せるのが遅くなりましたが、、、(笑)
とても大切なことでしたのでお伝えしたいと思いました。
山辺先生は、木構造を専門にされている稀有な先生で
↓ の本も出版されています。

絵解き 住まいを守る耐震性入門―地震に強い木の家をつくる (チルチンびと建築叢書)
絵解き 住まいを守る耐震性入門―地震に強い木の家をつくる (チルチンびと建築叢書) 山辺 豊彦 鈴木 聡

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近山スクール東京の講義内容は毎回、事務局の北島翠さんが
ダイジェストにまとめてくださってホームページにアップされています。
(北島さーん!お疲れ様です~!!いつもありがとうございます)

今回の山辺先生のは、消費者であるお客様も
是非ご覧になっていただきたいな~と思いました。

「確認申請が通れば家は壊れない?」 近山スクール東京HP

詳細は、上のリンク先に譲りますが、山辺先生の講義では
住宅設計に携わるものとして忘れちゃいけない構造の安全に対するモラルと
建築士としてお客様に伝えるべきことが何なのかを思い出させてくれました。

意匠設計者でも、一番要となる構造の基本的な考え方を押さえて設計するのと
そうでないのでは、建物の安全性が大きく変わってくるんです。
どーしてもプランを考えているとき、お客様は間取り重視になりがちですが
構造面+コスト面も配慮したプランニングの重要性をご説明して
理解していただき、いい家をつくりたいと改めて思います!

伝統的な日本の木造を知ったうえで、新しい法律にも対応させようと
日々尽力されている先生方に、直接お話を聞けるので本当に毎回勉強になります。

今月も、防火の規制のかかるところで、無垢の木を現しにした家が建てられること。。。
なども、学んできました~!
今じゃあまり経験することのできない土壁の実体験もしてきましたし、、、
またまた ご報告させていただきま~す。(出美)

2007年10月20日


近山スクール東京 初日

site_logo.gif 10月13日 土曜日から、
近山スクール東京2007の講座
が始まりました。

今年は豊洲の芝浦工大キャンパスです!

ちなみに、このイラストは
事務局の北島翠さん作画。
とっても可愛らしいですよね~。

このブログをUPするのに、もう、一週間経ってしまいました。。。
でも、今回も興味深い内容だったので、是非ご紹介したいと思います!

「木造住宅を基礎から学ぶ講座」 
毎回 13時~17時まで4時間たっぷりと、二人の講師の先生のお話を聞き
さらにテーマについて、、フリートークで色々な側面から受講者含め語り合います。

今回の講義は、、、

「山の仕事と山の恵み・くらし」  講師 原薫 先生
「地域材をまちにつなげる 国産材の規格化と現し型住宅」  講師 戸塚元雄 先生

面白かったですよ~!!

昨年の第1回目の講義 松村秀一先生(東大で工務店研究されている)
から続く内容のお話だったことがまず感動~!!だったのですが、、、そのことは又。

今の日本の住宅業界って、世界でも例がないくらい珍しいそうです。
なぜならアメリカだったら、2×4が主ですよね。
と~っても広い国。気候だって様々ですが、構法は混在していないのです。

変わって日本は、在来工法から2×4。外断熱・内断熱の違い。
それこそ、多種多様な家づくりが混在する国。
(なぜそれが、成立しうるのか、、というところも説明してくださっていました。
このお話も非常に面白いのですが、、長くなってしまうので、また今度。。)

で、日本は一見すると選択肢が多くて、お施主さまの立場からすると、
有り難いような気もしますが、、、、実際には違う。
そのあまりの選択肢の多さゆえ、「家づくりラビリンス」に
はまってしまう方も、多いのです。。。

家づくりを考えて、初めて出合ったところ(ハウスメーカーさんなど)の
家づくりの仕組みに疑問をもつことがなければ、
家づくりのエスカレーターにスウッ~と乗れます。
完成まで、きっと楽に進めるはずです。
(モチロンそれなりの大変さはありますが)

でも、一度疑問を持ってしまうと、もうその疑問を解消しないと前には進めません。
そして、家づくりに対する純粋な探求心が芽生え、自ら納得したくなるんですよねー。
決められたレール(ハウスメーカーさんや住宅会社さん)からそれてしまうと
家づくりがラビリンスになってしまう。。。

前職から、そんな方々が抱える悩みや不安と併せ持つ家づくりにかける夢を
随分と見てきました。
木の家を建てることが、ある種特殊なことになってしまっています。
本当はそうではないと思うのですが、、、

で、その摩訶不思議さの、要因は何なんだろ?という理由が分かったのです。

それは、、、、

「多種多様な家づくりの構法があるゆえ、材料が規格化されていない」 こと

どうやら、これが諸悪?(、、、ですよね) の根源らしいのです。

規格化されていない  品質が安定しない → コストが下がらない
→ 家が建てにくい (住み手) → 木を使ってもらえない (山側)

設計者の自由意思のもと設計し使われていた材料選択が、
実は、山側や住み手に多大なシワ寄せを与えていた。。。

多分、一般の方からみると、
「え~。。。そんな理由?規格化しているのが当たり前でしょ~」 と
思うかも知れません。
また、もしそのことが原因で、
木の家が手に入りにくいモノ、高いモノになっているんだとすれば
「そんなふうに頼んだ覚えはないよ~。経済的に建ててよ~」
っていうのが、お施主さまの本音でしょう。

でも、現実は、違うんですねー。
「材を規格化して使う」 という
当たり前のことが、当たり前として成り立っていない。
こんな現実があるのです!!

そして、山側の現実をありありと語ってくださったのが、
林業素材生産者として、山に生きる原薫さん。
女性ながら、実際に山で木の伐採をされています。
(とってもナチュラルで素敵な女性です)
去年の講座に参加されていて、今年は講師を勤められました。
彼女の平たい視線でみる山の現状は、本当に理不尽で、、、
何とかしなければ~~!!と声を大きくして、皆さんに伝えたくなる内容でした。

近山スタイル(近くの山の木で家を建てよう!) 的な家を建てたい。
単に、木をふんだんに使った家に住みたい。
出来れば、国産材の木の家がいいな~~。。。と思っても、、
大半の方が、コスト面が合わなくて諦めてしまう。
または、つくり手と出会えないで諦めてしまう。
残念ですが、、、それが、現実です。

戸塚先生のまとめられた「れいほく規格材」は
それを解消するために、木の規格化をルールとして共有して
エンドユーザーの住まい手に、いい家を安価で提供しましょう!という趣旨。

構造材のみならず造作材も、新建材のような分かりやすさで出回れば、
もっともっと国産材が当たり前に使われていくんでしょうね。。。
(だって新建材の家づくりに日本中が慣れてしまっているんですもの)
(私もそうですが、、、)
一般の工務店が、国産材を使わない理由のひとつに、
手に入れるルートが分かりにくいという問題点も大きいと思います。

戸塚元雄先生 国産材プロデューサー・一級建築士
国産材プロデュースのための「木庸社」を立ち上げられた方です。
既にルールは作って、つくり手側・素材生産者側に示されました。
後は、いかに、一般の建築利用者(住まい手)にその情報を伝えていくか?
「伝わる努力より伝わる工夫を」
それがこれからの課題だと、仰っていました。

講義の後の、懇親会の最後で、ちょっぴりお話させていただきました。
素晴らしい取り組みです!!
分かっていても誰もがやらなかったことをまとめられた。。。
この功績って凄いんじゃないでしょうか??!!

とにかく、先生のお話がストーンと腑に落ちたことをお伝えしたくって、、、
私の文章じゃ伝わらない?(笑)

最後に、講義のプリントの中にあった文章から抜粋。
内田祥哉 著 「現代建築の造られ方」 より

建築家が自分の個性を最大限主張するために
束縛を嫌うのは当然ですが、どんなに厳しい約束や規格があっても
建築家の個性が発揮できないことはないのです。

一般の建築利用者は、建築家の個性を多少束縛しても
多様で、フレキシブルなほうがよいと考えています。
この規格材の話をすると、必ず、建築家サイドから批判的な意見が出るそうです。

でも、上の文章が全てを語っていますよね。
どんな視点で、家づくりをするべきなのか、、、

そこまで、見越した戸塚先生のロジカルな講義は本当に面白かったです!!
 
こうして、学んでいることを少しでも実務に活かせる日が来るように
頑張りましょー!! (出美)

追記: 近山スクール東京の北島さんが、この講義内容を
分かりやすくホームページ内でまとめていらっしゃいます。
是非、ご覧になってみてくださ~い!! 
→→ 近山スクール東京 ニュース

2007年07月20日


近山スクール東京

  chikayama.jpg

昨年2006年「近山スクール東京」という近くの山の木で家をつくる運動がベースにある
 「木造住宅を基礎から学ぶ講座」 に参加しました。

(この写真は、その講座で飯能の山で木の伐採現場を見学したときのものです)

その講座で良き出会いがあったことが、今の私の大きな力になっています!


受講者にはこんな方がいらっしゃいました。

工務店の社長さん、
林業の現場に立つ女性、
ハウスメーカーに勤務しながらも「木の家」をもっと勉強したいという方、
本物の木の家を建てたいと思って参加した30代の施主さん、

多方面から色んな方と交流できたのが面白かったですし
実務で分からないことを、気軽に相談しアドバイスいただけるのも
ホント助かっています。。。


木の家が多様化している今、家づくりを生業とする私たちでも
迷ってしまうほど、色々な情報に溢れています。
そんなとき、近山スクール東京の講座を通して
家づくりをする正しい尺度は何だったのか?を改めて思いなおさせてもらえました。

今回その「近山スクール東京」のホームページをつくることになり
私も微力ながらお手伝いさせていただきました。
そのホームページが7月15日にオープンしたのでお知らせします!

木の家づくりに興味のある方だったら きっと興味深い内容だと思います。

~森林を知り、木を知り、木の家をつくる~

シックハウスをつくらないための材料選びは?
日本の木を活かした自然素材の家づくりをしたい方
身体から建築を考えたとき、快適な室内環境をつくり方法とは?

等など、ご興味がある方は是非覘いてみてください!!

近山スクール東京

いいひのホームページにも「同じ志を持つ仲間」というコンテンツがあります。
こちらも良かったらご覧ください。 (出美)

プロフィール

一級建築士
坪木出美
(ツボキイズミ)

8年間、住宅会社の設計士として多くのお客様の家づくりに関わる。 その後「いいひ住まいの設計舎」として独立。 東京・神奈川・埼玉・千葉など首都圏を中心に設計・リフォームなど奔走中!