Vol.2 「第二の人生を愉しむ家」 K邸リノベーション
居間からキッチンをのぞむ光景
初めてKさん宅に伺ったとき、住み手の愛情でしか、かもしだすことができない清々しい空気感を感じ、とても印象的に記憶に残りました。
これからもKさんに愛される幸せな家にするために、築23年木造住宅1階部分の大きな改修工事を今回 「いいひスタイルリノベーション」でお手伝いさせていただきました。
これからの住まいの選択
Kさん宅では、ご主人が定年を迎えるにあたって、これからの人生をどう過ごそうか、、、
ご夫婦で色々と考えられたそうです。
街中のマンションへ住み替えること、ご夫婦の故郷に戻ることなど様々な選択肢がありましたが
おふたりの息子さんが巣立った家をリノベーションさせることを選ばれました。
これまでの住まいの不満
Before:二室を隔てる押入部分(和室側)
Kさんは、これまでの住まいも
ご夫婦で手を入れ大切に
使っていらっしゃいました。
しかし、間取りには
大きな不満があったのです。
1階は水廻りと
ダイニングキッチンと和室。
隣接しているのに、押入によって
完全にふたつの部屋が
分けられています。
お友達が来ても、キッチンに立つたびに中座しなければならない。。。
食事をする場所とくつろぐ場所がひとつだったらどんなにいいだろう。。。
今回の大きな目的は、2室を隔てる押入部分を取り払って一部屋にすること
それが、Kさんの最大の要望でした。
これまで押入があった部分には、耐力壁がばっちり入っていました。
全体の構造のバランスをチェックすると、どうしてもこの壁は抜けません。
でも、この壁が抜けないのなら、リフォームする意味も半減してしまう。
きっとKさんはそう思われていたはずです。
この問題を解決するためにはどうしたらいいのか知恵を絞ります。
心に描く住まいのスタイルを共有
これまでも飾られていた和テイストの小物たち
和の趣の雑貨がセンスよく飾られています。
民芸箪笥。素焼きのアロマポット。
BLUE&WHITEの染付けの大皿など。。
新しくなった家にも飾りたいとのこと!
それらが、今回のリフォームプランのコンセプトに
方向性を与えてくれました。
また、「モノを少なくスッキリと暮らしたい!」
と仰るKさんの笑顔から、リフォーム後の
暮らしのスタイルをはっきりとイメージする
ことが出来たのです。
コンセプトの決定
そして今回のリフォームのコンセプトが決定しました。
「マイナス条件をプラスに転換!古民家テイストの空間づくり」
空間を隔てていた柱と筋交いを
古民家テイストインテリアの風合いをかもし出す重要なアイテムとする。
本来だったら取ってしまいたい壁を逆に活かせる空間をつくること。
加齢したとき「もしも」のためバリアフリー設計をすること。
デザイン重視だけではなく、本当に使いやすく、暮らしを愉しめる家をつくること。
風合いある自然素材を選ぶ

ぽってりとした珪藻土の白い壁

あたたかい無垢の床板
お手入れ用のぬか袋
座卓でくつろぐリビングスタイルに無垢の床板。
お手入れ方法や自然素材の特質について、十分お話合いをした上で採用していただきました。
新しい心地良い暮らし
居間全景
緑が映えるデッキテラス
庭 BEFORE
居間と同じ床を貼ったホール
玄関ホール BEFORE
そして、あたたかくゲストを迎え入れてくれる素敵な空間に生まれ変わりました。
水まわりを広くレイアウトする

段差なし引戸で広がったトイレ
トイレ BEFORE
お手入れしやすいタンクレス便器を採用することにより更にトイレ室内は広くなりました。
三枚引戸 床の段差無し
浴室 BEFORE
カウンタータイプの洗面

洗面脱衣室 BEFORE
収納力重視の洗面台より、スッキリとした洗面台を望まれていたKさん。鏡裏の収納や洗濯機上の棚を取付け暮らしやすい工夫を施しました。
キッチン
キッチン BEFORE
コンパクトながら細やかな配慮が嬉しいキッチン
キッチンは対面式。手許は壁を立ち上げ、ダイニング側から見えないようになっています。
クリナップ製を選んだKさんですが、ご自身が必要なものをよ~くご存知だからこそコンパクトでも使いやすいレイアウトが出来たのです。
みんながくつろぐ居間まで見渡すことが出来る念願のキッチンが完成しました!
リフォームの完成
リフォーム後のキッチンでのおふたり
今回のリノベーションは、念願が叶ったKさんご夫婦の笑顔があって、ホンモノの完成となります。
→ いいひスタイルで暮らすOBインタビュー Vol.2 K邸 を見る