Vol.1 「変わっていく毎日が本当に楽しい」 Y様へのインタビュー

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いいひ リフォームのきっかけを教えてください。

Y様 家を新築してから20数年経っていて、 水回り関係(台所やお風呂、洗面所)が少しずつ傷み始めていました。 またガス台も同じように変えていなくて自動では点火しなくなっていたり、 色んなところの傷みが少しずつ目立ってきたので あまりひどくならないうちにリフォームをしようと考えました。 ちょうどリフォームや耐震のことで世間が騒がれていた時だったので、 素人ではどこに頼めばいいのか分からないということで、 たまたまご近所からの紹介の工務店の方に坪木さんを紹介して頂きました。

リフォームで一番大変だったことは風邪をひいたこと!?

いいひ いいひ住まいの設計舎を選んだ決め手とはなんだったのですか?

Y様 はじめは工務店の方にお願いさせて頂くことになっていたのですが、その方は男性の方で、微妙なニュアンスを伝える時にすれ違いを少し感じていました。

その点坪木さんは、同じ女性ということや同じ主婦であるということで、言わんとしていることをすぐに汲んでくれて、とても助かりました。坪木さんと出会えてよかったです。 一緒にショールームについてきて下さって、キッチンの高さ、素材感、使い勝手、スケール感など、現物を前に確認できたこともとても安心できる点でしたね。

いいひ リフォーム期間中に一番大変だったことは何ですか?

Y様 今思い返して特に大変だったということはありませんが、強いてあげるならリフォームの期間が少しかかったことでしょうか。 一般的には3週間以上かかる場合は、仮住まいを借りると精神的に楽ということを聞いていたので、そのことは少しは感じました。どうしてもほこりが多かったり、人の出入りがあったりなどありますからね。。 でも実際にはそこまで苦であったというほどのことではありませんでした。 一番大変だったことはなるべく楽しもうという気持ちでいたのに、風邪を一週間以上ひいてしまったことでしょうか(苦笑)

アイランド型キッチンには100%満足しています!

いいひ 実際に住んでみていかがですか?

Y様 14畳しかないのにアイランド型キッチンにしてしまうと中も見えてしまうので、 最初はどのような感じになるんだろう?と不安を感じていたのですが、今はキッチンに関しては100%満足しています。 もともとマメに片付けるほうではあったのですが、(アイランド型キッチンにすると)ちらかしてはいけないので、 余計すぐに片付けるということが意識としてあり、またそれを習慣としてしまえば特に大変ということもありません。
本当に毎日の生活がとても楽しいです。外に出かけなくても毎日ウチの中にいても楽しく過ごせるくらいです(笑)。以前は0.75坪だったお風呂も1坪にして足を伸ばせるようになってお風呂に入るのもすごい気持ちいいです。

いいひ 次リフォームをする時はここを変えたいというところは、ありますか?

Y様 今回は1階の和室を全部クローゼットにして、と考えていたのですが、 結局手をつけなかったので次は和室をリフォームしたいですね。 トイレは床材(クッションフロアー)が傷んでいて、便器自体はどうこうというのは考えていなくて、消臭効果を考えて珪藻土壁にしたのと暖房便座にしたのですが、今流行りのタンクレス便器にはしてみたいですね。

いいひ これは絶対こだわりたかったという部分を教えてください。

Y様 やっぱりキッチンですね。実際キッチンって毎日過ごす時間としてとても多いですよね。 よくお友達や息子家族などが遊びにきてくれた時なども孤立せずに一緒に時間を過ごすことができるようになる、ということが実現したのが嬉しいです。 遊びにいらしてくれる方も自然に中に入って、料理を手伝ってくれたり、洗いものを手伝ってくれたり。 背面に調理台ができたので娘も料理をするのがやりやすくなって喜んでいます。

リフォームは、リフォームが終わった段階がスタート地点。

いいひ DIYも得意で、生活そのものを楽しんでおられるYさんから これからリフォームを考えている方に何かアドバイスがあったら教えてください。

Y様 一番最初に感じたことは自分がこうしたいというイメージを他人に伝えるということはとても難しいと思ったことです。 なので、まず打ち合わせの前に、色んな本を買ったりして「あ、これだ」というイメージは全て切り抜きました。 で、自分で図面を書いて、ここはこういう風にしたい、という自分のイメージを満たす写真を貼り付けたりしました。

坪木さんはもちろん専門家なので色んなケースをご存知ですし、色んなアドバイスをもらいました。 人は色んなタイプの方がいます。すべて人にお任せというのもそれはそれで正しいと思います。 けれど自分のポリシーを持っている方は、もちろん専門家の方の意見を伺いながらも、 それでも「最終的には自分の考えで決めていく」、ということが大切だと今は感じています。

リフォームは、リフォームが終わった段階がゴールではないと思います。 逆にそこからがスタートです。毎日の時間を人と共有したり、美味しいごはんを食べたり、人と話したり笑ったり。。。 私はモノを作ったりするのが好きなので実際リフォームをした時から比べても変わりましたし、これからも変わっていくでしょう。 そんな変わっていく毎日も本当に楽しいですね。

いいひ ありがとうございました!

インタビューを終えて~お礼のあとがき

暮らしのディティールを自分の手で紡ぎだして、心地よく毎日を過ごす。 そしてご自身の周りの方を幸せにする。 Y様はそんな生き方を自然体でしていらっしゃる女性です。

「毎日の暮らしが楽しいと感じられることこそ幸せなこと」

そんな住まいづくりのお手伝いをしたいと思って独立した私にとって Y様との出会いはメモリアルなものでした。とても感謝しています!!(出美)