間取りのヒント「シューズインクローゼット」
2008-06-25 (Wed)
間取りのヒント
家のことをほぼ毎日考え、
色んな家に住まう方々に会ってお話することも多い私達。
「間取りのヒント」今回は「シューズインクローゼット編」です。
最近ケアマネージャーさんのお宅をプランニングしている時に
「玄関の奥にもうひとつの玄関をつくってほしい」 と云われました。
最初は 「・・・?」 だったのですが、よくお話を聞いてみると
シューズインクローゼットを設けて欲しいということだったのです。
その奥さまは、仕事がら色んなお宅にお邪魔するそうですが
あるお宅の使い勝手を見て 「いいなぁ」 と思われたそうです。
玄関ホールのスペースは広くて立派でも、お年寄りの住むお宅には、
外出用車椅子や買い物カートや杖などが出しっ放しになっていることが多く
雑然とした印象になりがち。。。でも収納スペースがないので仕方ない。。。
けれどそのお宅は、玄関の一角に設けられたシューズインクローゼットが
実に機能的に働いていたそうなのです。
このシューズインクローゼット、、最近はよく取り入れられていて
建売や分譲マンションの広告でよく見かけますね。
一戸建ての住宅でよくあるのが、広くて入口がひとつしかないタイプ。
収納量は増えますが、、、まさに物置になってしまいます。
きっと捨てられないモノたちの居場所になって
あんまり「気」の巡りもよくなさそう。。。
玄関先には、あんまりおススメしたくありません。
で、どんなふうに考えたらいいのかまとめてみました。。。↓
暮らしやすい間取りのヒント → シューズインクローゼット
間取り名:シューズインクローゼット(略称:S.I.C)
ウォークインクローゼット(略称:W.I.C)から来る造語だと思われる。
玄関土間収納と云われることもある。
一般に玄関脇に設けられる土間続きの収納スペースを指す。
≪形状のおススメ≫
2WAY(玄関土間とホールに面して入口がそれぞれ)がおススメ。
お子さんが 脱ぎ散らかした靴も平気です。(しつけとはまた別)
家族の裏動線として使えるため、玄関がスッキリ片付くメリットがある。
ひとつのドアで広いと収能力はUP。
しかし何でも放りこめると、片付けにくい納戸になりがち。。。
何が入っているか一目で分かる奥行きの浅い棚+通路スペースで
どの位のスペースが必要かを逆算するといい。
狭い玄関なら、靴箱以外に 半畳位の土間収納があると便利。
0.5帖~1帖のスペースがおススメ。
土間として使えベビーカーや車椅子、買い物カートが置けます。
≪玄関周り 収納リスト≫
靴、傘立て、コート・雨具、外回り掃除用具、古新聞ストック
キーケース、宅急便置場、荷物受取用ハンコ入、ペット用リード
生協のボックス、スキー、ゴルフバッグ、子供の遊具
ベビーカー、車椅子、買い物カート、車用品(外に物置あれば別)
≪取り付けるのを忘れないもの≫
コンセント、照明、換気窓又は換気扇
ハンガーパイプや大まかな棚は建築工事で取付たほうがいいが
イケアやホームセンターなどで
収納ラックを購入して取り付けても使い易い。
後から取り付けられるように、壁下地を忘れないよう
工務店さんにお願いするといい。
↓ は、私がおススメする2WAY間取りの一例。(画像クリックするとPDFに飛びま~す)
暮らしやすい家にするため「間取りのヒント」を生かしていただけると幸い。
「シューズインクローゼット編」 でした。(出美)

