先週木曜日ルイスポールセンジャパンへ行ってきました!
↑写真は、そのときのお土産でいただいた、
写真集のように美しいルイスポールセン社カタログです。
ルイスポールセンとは、デンマークの照明器具を手掛ける会社なのですが、、、
ルイスポールセン社は1874年にデンマークで設立。
1920年代半ばより、気鋭のデザイナーで建築家でもあった
ポール・ヘニングセンとの協力関係を築き、照明器具の開発を開始したことが
社の発展の基礎となりました。 デザインのためのデザインではなく、あくまでも良質な光を生むための
《機能的で美しいデザイン》。
グレアを抑え、光の反射や拡散をコントロールすることで、 建築やランドスケープを理想的に見せ、 空間の美しさをひきたてるようなデザインこそが、ルイスポールセンのデザイン・コンセプト。
参考HP:yamagiwa
私が会社員時代に手掛けさせていただいた住宅のオーナーさんのおひとりがPさん。
そのPさんに、ルイスポールセンジャパンのショールームリニューアルの
オープニングパーティーに誘っていただいたのです。
Pさんは今回のルイスポールセン日本語版カタログ(上記写真)の
製作監修を手掛けられました。
ルイスポールセンの照明、、、数々の実物を目にして感じたこと。。。
北欧の冬は、太陽不足で気分も沈みがちになるほど、暗く長いものだそうです。
暗い季節を家の中で、いかに快適に心地よく過ごすか、、、
そう捉えて、この会社の照明を見ると、なるほどなあ~と思います。
ただの明るくするための手段としての照明ではないことがよく理解できます。
優れた北欧インテリアの数々は、厳しい自然条件の中で、
人々が家での暮らしを大切にした結果としての、機能的な美しさなのでしょうね。
照明器具も、居心地いい空間を構成するひとつの要素。
いいモノは、なかなか値段が高いですが
手が出ない~と云って諦めないほうがいいですね。
ひとつ良いものが入ることによって、何でもない空間が生まれ変わります。
そしてそれに釣り合うもの(雑貨や家具や色々、、)が、集まってきてくれます。。。
インテリアを充実させる第一歩になるかもしれません。
ルイスポールセンのショールームもとても素敵でした~。
生地の木の色の床、白い壁、黒のアクセントの壁、そして照明の光。
デジカメを忘れたので、写真をアップできないのが残念ですが、、、
北欧インテリアがお好きなら参考になるでしょう。
もし時間があったら足を運ばれてきっと損はないと思います♪
Pさんは ご自宅にも エニグマ、 PHハット
AJディスカス といった名作を 入れられています。
Pさんのお宅は、完成してからも常に家づくりが進化中。
新築当初真っ白だった壁は部屋ごとのイメージでペイントされ、
さらに照明の光で空間を美しく魅せてくれています。。。
Pさん宅を訪れるたびに、住みよくするために
家を愉しんでいらっしゃる様子を見ることができて、とても嬉しく思うのです。
家は、住まい手の愛情をうけてこそ、その佇まいに味わいが出ていくもの。
完成したときだけがピカピカの、出来てお終いの家づくりより
経年変化を愉しんで、住みにくいところは、工夫しながら変えていく
そんな家づくりが豊かだな~と思いました。(出美)