或るレストランの
テーブルでの一枚。
南国の海の色を
映しとったような
美しいガラスの花器。
品よく活けられた
白い蘭とデイジー。
以前からファンだったビストロの料理長が
念願のオーナーシェフとなった新しいお店のテーブルには、、
自分たちでお店を構えた時に出せるようにと、、、
フロアを取仕切る奥さまが以前からコツコツと集めていたという
美しい琉球ガラスの一輪挿しがありました。
そのご夫婦がオーナーではなかった頃のお店にも、、、
大輪のラナンキュラスが花瓶一杯に活けられていることが多く
フロアの奥さまの心配りとの相乗効果で、、
とっても温かい雰囲気がかもしだされていました。
「 いつも素敵ですねー 」 と
いつだったか、、食事を終えた帰り際に声を掛けると
「 お客様には 食事だけじゃなく ここで過ごす時間を
少しでも心地よくできたらって思って活けているんですけど
気付いてもらえないことの方が多いんですよね (笑) 」
と、、笑顔でお話されていた奥さまが印象的でした。
独立されたお店に行った時、、その頃のお花の話になり、、聞くと、、、
ご自分の給料からお花代を捻出されていたそうで。。
自分の立ち位置(オーナーか雇われか)に関係ない
料理をサーブするプロとしてのお客さまへの心配りが
ホントに素晴らしいな~って改めて感じ、、、
だから、、お料理の味にも、、そのお人柄にも、、惹かれて
そのお店の大ファンだったんだなぁと思い至ったのです。
夢を実現させた場所でも変わることのないホスピタリティーを
その一輪挿しから感じることができました~!
最近行った別のお店のテーブルにも、一輪挿しの花はありましたが、、
そこに 「わぁ~素敵ね!」 と感じさせられるモノがありませんでした。
何だか、、決まりゴト風に活けられた雰囲気。。
味は美味しいのですが、、また再び行きたいと思わせる何かが無かったな。。
写真のデータを整理していて、この写真に目がとまり、、
いつかブログにUPしたいな~なんて思っていたところ。
昨日の晩、寝しなに読む本を取りに行った本棚で、、、
ふと目にとまったのは、独立を夢見ていた頃に読んでいた本。。。
久しぶりに開いたら、いくつかの頁が折ってあり、、、ある一節に記しが、、
仕事は、人間の心を映し出す鏡なんだよ。
仕事が粗雑な人間は内面も粗雑だし、
退屈そうに仕事をしている人間は、
仕事に退屈しているのではなく、自分自身に退屈しているんだ。
つまらない仕事でも、芸術家が手がければ芸術品に仕上げることができる。
仕事というのは自分の心の状態を映し出すものなんだよ
「 はじめの一歩を踏み出そう 」 マイケル・E・ガーバー著
より抜粋
これを読んだら、、今書いた一連のエピソードに繋がったのです。
なるほど、、こんなことを気付かせてくれるんだね~と、、納得。
ふと目にとまった文章や写真でも紐解くと
気付かせてくれる 「 何か 」 ってありますね (^^)
何に気付いたかは、心の中で反芻して腑に落としたいと思います♪
見えないけれども、、その 「 何か 」 に心から感謝した朝でした。
お天気は下り坂な週末のようですが、、今日も頑張りましょうね!!(出美)
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
過去ブログもよかったらどうぞ~♪
「和めるカフェ|久我山 豆鹿(まめろく)」
≪追記≫
今日のブログでご紹介したレストランは、、軽井沢にあります。
新鮮な地の野菜を美味しく食させていただけるフレンチレストラン。
ご興味のある方には、、お店を教えますね。
メールでお問合せください~♪
Comments [2]
テリーさん
いいひ様、おはようございます。
今日も素敵なお話を読ませていただきまして
ありがとうございます。
魂の琴線に触れる・・といった感じでしょうか?
私も日常生活でいろいろと感じることがあります。
「何気ないんだけど、妙に気になる。なんか素敵!」とか、
あるいはその逆に、
「とってもきれいだし、うまいとは思うんだけど、
それ以上は何も感じないな・・。」とか。
”心を現すもの”っていっぱいありますよね。
いろいろと気づかせていただき、ありがとうございます。
あらためて感謝しております!
いいひ
テリー様
いえいえ、、何だか偉そうなことを書いてしまいましたが
自分自身をたまに振り返ると、忙しさにかまけることで
おろそかにしてしまうことを、、、
この写真と前述の本が気付かせてくれたので…
読んでくださる方と共有できればといいな~と思っていました。
テリーさまと共有出来て、とってもシアワセです!!
ありがとうございました~(^^)!!