よい家具は部屋を救う_はじめて買った家具のこと

20130108152303.jpg

↑ ロンドンにある ジェフリーミュージアム 1960年代を再現した部屋。

このミュージアム、、
17世紀から現在に至るまでの年代毎のインテリアが再現されているのですが、
とっても興味深くイギリスのインテリア史を見ることが出来ます♪

北欧家具をメインに配された部屋は、
半世紀以上を経た今でも、古びない魅力的な空間。。
良いインテリアって大切だな~って実感☆

さて!今日は、ある本の一節のご紹介と、、
私が初めて買った家具のお話を。。
良かったらお付き合いくださいませ^^

20代の頃夢中で読んだ宮脇檀さんの著書の一冊で、
「よい家具は部屋を救う」 というタイトルの章があります。
 


以下、「父たちよ家へ帰れ」 宮脇檀著 新潮文庫 より抜粋


 骨董屋の小僧の修業は、
 よいものしか見ないことだというのは、有名な話。
 悪いものはいくら見たって肥やしにはならず、
 いつも良いものしか見ない習慣をつけておけば、
 もし悪いものをつかまされそうになった時に
 感覚的にわかるというのだが、それは確かだろう。

 だからよいインテリアにしたかったら、
 まずよい家具を買うのがいちばん……というのが私の結論。
 よい家具は自動的に周囲に君臨し、悪しきものを排除してくれる。
 よい家具はよい家具を呼び、よい小物類を要求し、
 それを使ったよい生活を命令し、結果としてあなたの生活がよくなる……
 とそこまで言うつもりがないが、それに近いことがあるのは確か。
  
 部屋の中心としてきちっとした本物 (中略)を 
 ひとつ置いてみることから始めたらいかがか?
 一年後にはあなたの部屋は見違えるようになっているはず。

父たちよ家へ帰れ (新潮文庫) 父たちよ家へ帰れ (新潮文庫)
宮脇 檀

新潮社 1998-10
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なるほど…!!!と、腑に落ちたワタシは、
当時、、20代にしては思いっきり奮発して、、
無垢チェリー材のテーブルとチェストを購入。

当時は、お値頃でデザインの良いIKEAもなかったし、、
無印良品もバリエーションが少なく、、
今より選択肢は格段に少なかったように記憶。

でも、東京にあるインテリアショップを歩いて、、
その中で選んだのが家具蔵さんの家具でした。
今は支店も増えましたが、当時は2店舗位で、、
通ったのが南青山店。。

そこで無垢の質感、確かな家具のつくりに惚れ込んだ。。

40㎡程度の1LKの部屋だったので、
リビング兼ダイニングとして使う7帖程度の部屋は、
座卓を置いてくつろぐ 坐スタイル で。

でも、テーブルは、長さの違う脚を買い、、
ローテ―ブルにもダイニングテーブルにも使えるように。。

部屋の中にホンモノが入ったことで、
グッとインテリアが引き締まり、嬉しくって嬉しくって、
賃貸でしたが、家で過ごす時間が、、
とっても贅沢で心地よいものになった記憶があります。

その後、マンションを買い、引越してから、
椅子を買い足しました。

↓ マンションに引っ越したての頃の写真。当初は座卓生活。
( その後ろのラルフローレンのカーテンがかかった部屋は賃貸の頃 )

firstfurnituresofmylifes.jpg

新建材でピカピカの新築マンション…
買ってしまったことを、、少々早まってしまったなぁと、
悔やんでいたのも事実。(^_^;)

でも、空っぽの空間に、このチェリー材の無垢の家具が入った時、、
ホッと心が安らいだのです。。

そして、紆余曲折を経て、
今の住まい(中古マンションリノベSOHO)に移るのですが、、
家具蔵の家具たちはまだ一緒です。

ただ、当時、ツルピカなウレタン塗装をしてしまったため、
( オイルがいいという牛尾…夫の言うことを聞くべきだったと、悔やまれます…泣 )
リノベした 無垢材…珪藻土の塗り壁…といった空間に似合わない、、と、
手放すことも考えましたが、、何だか思いきれなくて。。

引っ越す前に、とりあえずサンダーでウレタン塗装を落としたら、
新しい部屋とも馴染んでくれたので、、そのまま今に至ります。。

もっとラフな雰囲気にするため、無塗装で使っています。
( 傷も汚れも味になるよう使い込み中 ^^ )
( 憧れの丸テーブルはいつか家を建てたときまでお預けかな… )

今の様子は、こちら ↓ ↓

first-furniture3-kagura.jpg

椅子のウレタン塗装を落とすのは大変だったので、そのまま…
ジブンノスマイハ イイカゲンナノデス (^_^;)

家づくりの時って、、
なかなか ’インテリア’ には気がまわらないものですが、
実は ’インテリア’ って、家づくりが終り 暮らしが始まると、、
一番、、身近に、、その 良し悪し を実感、、感じるモノで。。

家をシッカリつくることはモチロン大切だけれど、
家を よりよく 映えさせるのは、「庭とインテリア」だと、
常々思っています。。

インテリアの好みは、変わるものでもありますが、
ダイニング家具って割合とずーーーっと使う方が多い。。

なので、今使っているのが仮のモノで、、家を建てるならば、、
ダイニングテーブル&椅子だけでも一緒に考えてあげて、
良いモノを入れると、、家がグッと映えてグレードアップする…

そんな風にも感じます^^

あ、でも、住んでから、、じっくり探していく 
’愉しみ’を 残しておくのもモチロン有ですよね♪

家具は ’間に合わせ’で買ったモノでも、、
以外と十何年も一緒ってこともあるから、、
慎重に選びたい…

サラリーマンの頃に建てた家の施主さんにも、
家具蔵の家具で揃えられた方が何組か居ましたが、
10年以上ぶりに訪ねたお宅では、
ホントイイ感じに使い込んでいらして、でも、、古びない。。

あ~インテリアが心地よいことって、、
豊かなことだなぁと実感したのです。。

ひとつ良いモノがあると、、宮脇檀さんが書かれているように、
それに見合ったモノが自然と集まってくるもの…
( 良いモノって値段じゃなくブランドじゃなく自分が心からシックリくるモノ )

決まりすぎたりカッコよすぎなくていい…(と、個人的には思う)
ほどよい心地よさ具合が叶うようなインテリア。。

住まう人がホッとくつろげる…
素敵な 暮らしと家 をつくっていきたいです♪
  

  読んでくださった皆さまにとって
  素敵な ’いいひ’ が訪れますよう… 

  家での暮らしが心地よいことが
  住む人の幸せに繋がります!!

  心を込めて♪ (出美 )
 

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Comments [2]

はじめてお家に伺ったとき、いいひさんのダイニングテーブルをとても好きだなぁと思いました。椅子も座り心地が良くていつもどっぷり落ち着いてしまいます。また行きたいな。
家具に限らずですが、使うほどに味わいを増すモノっていいですよね。私は今カリモクKチェアが気になってます♪

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プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
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