吹抜けリビングでも夏涼しく

susuki.JPG




今日も残暑が

厳しい。。。



でもやっぱり

吹く風は秋と

いった感じ

でしょうか。 



←そろそろ

こんな景色も。。



昨年のちょうど

今日、札幌の

植物園で撮った

写真です。

 



そういえば、Pさん宅に伺ったときのことでもうひとつご報告。

猛暑のこの夏、今週の月曜日含め2回お邪魔しているのですが

ビックリするほど涼しくて居心地いいのです。



Pさん宅の家づくりの要望は、以下のようでした。



敷地間口いっぱいに建物を建てたい。

ガレージをつけたい。でも壁が多く閉鎖的な家にはしたくない。

商業地で周りを家に囲まれ北側以外にひらけたところがない

採光的にも非常に不利だけど、光は採り入れたい。



そこで、、、リビングに吹抜けをとり、天窓を2箇所をとった計画。



誰もが、空調の面を心配しました。

夏暑いんじゃない?冬寒いんじゃない?



それを解消する仕掛けはいたってシンプル。

しっかり断熱をとって空気と風の流れを配慮した空間をつくっただけ。



吹抜けを介した2階のオフィス(soho)についている

小さなエアコンをごくごく弱くかけているだけなのです。

だから、寒くないし、エアコンがかかっているようにも感じません。



リビングの吹抜けは2階のホールにも繋がっているので

冷たい空気が下に降りて、家中の空気がうまく回るのです。

扇風機を補助的に回して風を動かしていますが、、冷房効率抜群です。



あと、功を奏しているのは、東や西が塞がれているせいで、

直射日光が家の中に入らないから。(天窓から入る光で室内は明るいですが、、)



いかにして、直射日光を防ぐかは、冷房効率をあげる大切な要素です。



え~でも、、それだけで、こんなに涼しいの?、と

訪れた誰もがビックリするそうです。(Pさん嬉しそうにお話していました)



家を設計する上で、空気の流れを常に配慮しながら間取りを考えます。

2次元の広さだけでなく、3次元の空間の広がりまで、、、

でもここまでビンゴに!こちらの意図通りに暮らしと家の機能が

マッチングしていると、ホントに嬉しくなってしまいます。 (出美)

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プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
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