近山スクール東京に通っています。
10月~3月の間、月1回開催されているのですが、
早いもので、残すところ後2回となりました。
先月は、山辺豊彦先生の木構造講座。
ブログに載せるのが遅くなりましたが、、、(笑)
とても大切なことでしたのでお伝えしたいと思いました。
山辺先生は、木構造を専門にされている稀有な先生で
↓ の本も出版されています。
絵解き 住まいを守る耐震性入門―地震に強い木の家をつくる (チルチンびと建築叢書) | |
山辺 豊彦 鈴木 聡 風土社 2006-05 売り上げランキング : 272004 Amazonで詳しく見るbyG-Tools |
近山スクール東京の講義内容は毎回、事務局の北島翠さんが
ダイジェストにまとめてくださってホームページにアップされています。
(北島さーん!お疲れ様です~!!いつもありがとうございます)
今回の山辺先生のは、消費者であるお客様も
是非ご覧になっていただきたいな~と思いました。
「確認申請が通れば家は壊れない?」 近山スクール東京HP
詳細は、上のリンク先に譲りますが、山辺先生の講義では
住宅設計に携わるものとして忘れちゃいけない構造の安全に対するモラルと
建築士としてお客様に伝えるべきことが何なのかを思い出させてくれました。
意匠設計者でも、一番要となる構造の基本的な考え方を押さえて設計するのと
そうでないのでは、建物の安全性が大きく変わってくるんです。
どーしてもプランを考えているとき、お客様は間取り重視になりがちですが
構造面+コスト面も配慮したプランニングの重要性をご説明して
理解していただき、いい家をつくりたいと改めて思います!
伝統的な日本の木造を知ったうえで、新しい法律にも対応させようと
日々尽力されている先生方に、直接お話を聞けるので本当に毎回勉強になります。
今月も、防火の規制のかかるところで、無垢の木を現しにした家が建てられること。。。
なども、学んできました~!
今じゃあまり経験することのできない土壁の実体験もしてきましたし、、、
またまた ご報告させていただきま~す。(出美)