今日は、、、家づくりにおすすめの本を
ご紹介させていただきます!
今プランニングをさせていただいているお客様の家は築30年の木造住宅。
しっかりとした造りであるから、、、壊してしまうのも勿体ない。。。
また今の住宅にない風情もある。。。
と、いうことで、リノベーション案と共に建替え案を考えています。
でも当時との価値観の違いなのでしょうか?
使いづらいところも出てきてしまう。。。
世代交代していくなかで、、どう住み継ぐか?色んな案が浮かんできます。
経年変化した住宅を見つめ直していると、、
時の洗礼を受けることがどんな意味なのか?
改めてジックリと考え直すいいきっかけになっています。
「飽きない家」=「経年変化に耐えられる家」=「長命住宅」
だったらどうつくる??そんなことをツラツラ思い巡らせていたときに
事務所の本棚に並ぶ本のなかからふと目にとまった本。
前から持っていた本ですが、、、
「建築家が建てた幸福な家」 松井晴子さん著
今日はこの本をご紹介!
建築家が建てた幸福な家
松井 晴子
エクスナレッジ 2004-11
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ページをめくると、、暮らしぶりやインテリアも写しだされた写真と、、
間取りも載っている、、(新築時から、どんな風に手を入れたのかも、分かる)
それに24軒それぞれの家づくりとその後住み継ぐエピソードと、、
住み継がれた家々の表情が生き活きと感じられます。
とても面白く、、、読みごたえ、見ごたえがあります。
きっとこれから「家」を考えるひとにとって
「長年家を維持していくことって、、こんなこと!」って腑におち
役に立つんだろうな~!思える内容の本でした。
ページをめくると、、どれも20年以上経っている住宅だけど、、
今見ても古臭くなく経年変化を経た素敵な家。
奇をてらったデザインとかではなく、、
普遍的なシンプルなデザインが多いように感じます。
経年変化にも、、飽きにも耐えてくれている。
↓ 帯に書かれていた文章がこの本の魅力を伝えてくれていますね!
ここに紹介する
建築家が設計した二十四軒の住宅は
原形をとどめながら
二十年以上生き延びてきたこと、
住人が愛おしんで
住み続けていること、
それだけでも
私の中では
十分に「名作」になっている。
上記 「建築家が建てた幸福な家」本文より抜粋
「長命住宅」を建てるら、、、
家の機能や設備もモチロン大切なのでしょうが、普遍的なデザインも絶対必要。
結局なところ、住まい手が維持していくものですから
魅力的な愛される家をいかにしてつくるか?ということなのでしょうね~。
それに、誰が見ても魅力的な家は、資産価値も高いはず。。
↑ コレってすごく大切なことだと思うのです。
メンテナンスをするからこそ、、長持ちし
そこに住み手の愛情があるからこそ、、、魅力的な住まいになる。。
愛される家をのこしていきたいですね~。(出美)
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ありがとうございました!