南さんの「青い空と白い雲」

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南雄三通信で、南さんの青空が送られてきました。



いいですね!!!



今朝の東京のどんよりとして雨空に、この青空で心が晴れました♪

ありがとうございます!!!



※ 被災地の人たちにスケッチを描きました。題名は「青い空と白い雲」。こんなもので

被災地の人たちの心が癒されるのなら、みなさまのブログやフェイスブックで広げて

下さい。



と、ありましたので、いいひブログでも掲載♪



そして、、とっても心に響いた通信だったので、、

通信本文もUPさせていただきます。



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南雄三通信から、、、以下抜粋。

 東北・関東大震災から一週間が経過して思うこと

 2011(平23)年3月18日 



 セミナーではいつも後ろに座ろうとする「引っ込み思案」な東北の人たち。でもそ

 の「私より前に」「私より先に」の意味が人を思いやることだったとは・・。そして

 こんなに恐ろしく絶望的な瞬間にも同じようにできるとは。。心から感服し、感動し

 ます。



 きっと東北の名は世界のメジャーになって、世界のどこかで災害が起こるたびに

 「TOHOKUの人たちは・・」と語り継がれることでしょう。

 大地震も津波も史上最大の力をみせて日本を襲いました。日本を呑み込んだと勝ち

 誇っています。でも、まさか日本がこれほどまでに自分を見失わずに気丈でいるとは

 ・ ・臆病で、主張もできない日本人がこんな時に「負けないぞ」と叫ぶとは・・大地震

 も大津波もまさかと青ざめているに違いありません。



 帰宅難民に「トイレの利用どうぞ!」と書いたスケッチブックをもって、自宅のお手

 洗いを開放していた女性がいる・・学校が講堂を仮眠所に提供する・・被災地に救援

 に行くという人にラーメン屋のオヤジがタダで出す・・とっくに閉店したパン屋のお

 ばちゃんが無料でパンを配給していた・・ホームで待ちくたびれていたら、ホームレ

 スの人たちが寒いから敷けって段ボールをくれた・・駅員さんに「昨日一生懸命電車

 を走らせてくれてありがとう」と小さい子達が・・駅員さん泣いてた。俺は号泣してた・・

 誰もが自分に何ができるかを考えている。なにもできなくてもなにかしなくて

 はともがいている。みんな東北の人たちの動じない素朴さに感動して、日本人の在り

 方を振り返ったから。



 停電が続いても「被災地の人たちのことを考えれば・・」と泣き言をいわず、他人

 のことを思いやることなんて知らない都会人たちも被災地のためにと節電をし、行列

 をつくって電車に乗る・・ただ整然と文句いわずに・・。

 二歳の息子が一人で靴を履き「地震を逮捕しに行く」といって外に出た・・子供が

 お菓子をもってレジに並んでいたけれど順番が近くなり、レジをみて考え込み、レジ

 横にあった募金箱にお金を入れて、お菓子を棚に戻して出て行った。店員さんがそ

  の子供の背中に向けて「ありがとうございます」という声が震えていた。

 いま、日本はなにかが沸々と燃えはじめている。復興は日本の十八番だ。

 そのDNAがもくもくと動きだそうとしている。



 メキシコにいる日本人の友達からメールがきた。その返事にこう書いた。。

 日本はいますごいよ。盛りあがってる。

 こんな時メキシコにいたら損するかも。

 原発が怖くても、余震が怖くても、毎日涙する感動があって、だからって何もしてな

 いけど、沸々と煮えてきた。

 外にいると余計に危険にみえるとおもう。中にいると「怖いけど・嬉しい」が同居・・

 やっと日本も一つになるかな。ふしぎなくらいすごい力が働いています。



 買いだめする人もいる、自分だけ生きようと逃げる人もいる、東京電力の対応を批

 判する人もいる、政府の対応が遅いとイライラする人もいる、・・自分だってその中

 の一人だ・・でも今は「みんな頑張っている」と思って批判するより感謝することを

 勝たせようとしている。



 避難所でお年寄りの方々が、外にいる子どもや孫の名を書いたフリップを胸に抱き

 ながら「大丈夫、私は元気だから。家も何もかも流されたけど、いまここで皆さんに

 お世話なっていてありがたい。大丈夫だから心配するな・・」といっている。こんな

 時でも「お世話になり、ありがとう」といえる気持のしぶとさ・・それは身体の底か

 ら沸き上がるTOHOKUの強さ。

 娘がTVをみながらこういった「枝野さんまた汗かいてる。大丈夫かな。いつ寝てる

 んだろう」。菅さん、今はあなたに託します。前原さん暇なんだから海外にいって新

 幹線売り込んできてください。東国原さん都知事なんてどうでもいいから、お涙頂戴

 で世界中に日本の製品売ってきて下さい。歌手の人たちは世界に出ていってチャリ

 ティーコンサートを開いてください。デザイナーは「東北」の文字が入ったチャリティグ

 ッズを創って、世界中に売ってください。あなたたちのように力も才能もある人たちは

 眩しいくらいの動きをしてください。そしてなんの才能もないわれわれは小さな募金、

 小さな我慢や小さな力仕事しかできませんが、それでもその数は膨大で、

 大きなパワーで爆発します。

 被災していない地域に住むみなさん、今は頑張って稼ぎましょう。東北はこの1年な

 にも稼げません。その分稼ぎまくってください。 

 韓流スターが数千万円単位の義援金を送ってくれました。日本のおばさんたちが沢

 山稼がせてやったお返しをいただいています。おばさんたち韓国ドラマ・・これから

 もみましょう。もしかして被災地に入隊したばかりのヒョウンビンが軍服姿で救援に

 くるかもしれませんよ・・



 こうして日本はいま、恥ずかしいほどに青く盛りあがっています。素直になれる自

 分にうれしくなり、語り合えることができた他人に安堵し、大都会の複雑すぎるメカ

 ニズムが狂ってもアナログな行動でなんとかなることに自信をもち、電力が壊れても

 道が壊れても、日本中からお金も物も気持も集まることを確認して、日本は大丈夫だ

 と自信までもとうとしています。

 こうなったら東北をめざましく復興させて、もう一度世界をあっといわせてやろう。

 そしてその時がきたら、素朴な笑顔で「心配おかけしました。おかげさまで、ありが

 とう」と恥ずかしそうにお礼をいおう。色んなことをこの災害で学び、そして東北の

 人に学びました。この学びがこれからの日本をつくります。



 とはいえ、あと数日で被災地以外は平常を取り戻すことでしょう。そして3年もすれ

 ば誰もが災害のことなんて忘れて、またバラバラにノーテンキな気持で生活している

 に違いありません。

 でもそれでいいじゃないですか。また困難が来た時までに鋭気を養っておけばいい。

 家族はいざという時に護り合えることで意味がある。国だっていざという時に一つに

 なればそれでいい。とにかく1日も早く、?時間でも早く原発が静まり、被災地に援助

 物資が届くことを祈ります。日本中から拍手の湧くその時を待ちたいと思います。

 そして被災地が復興するまでは何年でも被災地優先の毎日を歓びたいと思います。

 南雄三



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掲載のことをお知らせしたら、こんなお返事が。



私のような動かない人間はこんなことしかできません。

でも、みなさんの思いを文でまとめてみたり、

絵で表現することはできるとおもいます。

あの文章は私の気持ちではなく、

一週間経った時の日本人みんなの気持だと思って書きました。

語ることが下手な人、絵を描くことができないひと・・

表現できないことのもどかしさは大きなものだと思います。

そして、何を考えていけばよいのか分析してまとめることが苦手な人。。

今のような状況になるととても苦しい思いでしょう。



そんな気持をまとめてやること。。それが評論家の仕事です。



( 南さんからのメールを抜粋 )

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もどかしさが、ホント、青空と白い雲と共に晴れるようです!!



今日は祭日ですが、、新しい一週間のスタート!

心を整えて、目の前のことに、精いっぱい頑張りましょうね!





  心から、愛と感謝を!!

  私たちを取り巻く全ての存在に。。 (出美)





最後まで読んでいただき ありがとうございました!!

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プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
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