薔薇の癒し_時を経たある家を訪ねて...


Rose-of-fine-weather.jpg

ギリシャの女流詩人サフォーは、
薔薇を「花の女王」と呼んだとか。。

薔薇の香りは、慈愛のチカラを持っていると云われ、、
心の傷をいやす作用となって現れるそうです。。

今、、この日、、この時、、
一瞬を謳歌するかのように、
たわわに咲き誇っている初夏の薔薇たち。。

Rose-of-the-early-summer.jpg


↑ 人生初の住宅を設計させていただいた、、
Hさんの家のウォールガーデンにてパチリ♪ 


もう終わりかけの薔薇の季節ですが、、
ここ2週間ほど、、東京の街で見かける薔薇たちは、
ホントに美しく街角を彩っていました。

車で走っていると、、
オッと目を惹かれる庭先に、ちょくちょく出合い、、
つい見惚れてしまうほど。。


↓ こちらは、、雨上がりの薔薇。。

去年行ったイギリスでの一枚。
秋咲きの終わりかけの薔薇でしたが、、
雨粒をまとい、、うつむく姿が可憐。。

Rose-after-rain.jpg


ここ数日、我が家のベランダにも、
どのお部屋から来たのか??
淡いピンク色とミルク色の薔薇の花びらが数枚づつ、、
舞い降りてきてくれていました♪


さて、停滞しがちないいひブログ。

最近、何だかとっても忙しく過ごしていることが、、
表向きの言い訳ですが、、
実は、素晴らしきことやヨロコビも多いのに、、
でも、、あることで 自信喪失気味になり、、
心のどこかで、ず~っと引きずってしまいました。

あーー!!もぉ、、ウットオシイ人ですよね~。
牛尾(夫)のみならず、我ながら呆れてます。。。(苦笑)

そんなこの頃でしたが、
やっと復活する出来事がありましたので、
今日はそのことを少し書かせていただきます☆

先週、、サラリーマン時代に設計した某家から、
ものすご~く久しぶりにお電話をいただき、訪ねてきました。

その家は、27歳の頃に設計した家。

設計事務所と家づくりを進めていた施主さんでしたが、
当時私の居た会社の折込広告に、、
トーヨーキッチンが載っているのをみて、
見学会に尋ねて来てくださったのが、ご縁のきっかけ。

ご要望を聞いて、プランを出したら、、
施主さんにとってビンゴな家で、ほぼそのままの形が実現。

お話を進めていた設計事務所さんをお断りし、
お任せくださった施主さんでした。。

どんなお家だったかというと、、
2階に吹抜けLDKとサンルームがあり、、
JUKENという建材メーカーの無垢建材、、
ジュピーノシリーズを使った家。。
吹抜けの天井は、シナ合板の目透し貼。。

設備は、、輸入モノのベデスタイル洗面や輸入タイルをつかったトイレ。
そして、出会いのきっかけになった、
あの頃、最先端だったトーヨーキッチン。。

11年の時を経ても、贔屓目なく、まるで古臭くなく素敵で、
経年変化で、飴色になったパイン無垢材のジュピーノは、、
新築の頃より、素敵な空間づくりを演出していました☆

設計者&監督として担当した私には、
勝手知ったる何とかですが、、(笑)
施主さんは、11年目を迎えた家の隅々まで案内してくださいました。

大切に家を手入れしながら暮らしていらして、、
そのひとつひとつが、設計当時の意図通り、、
それ以上に活用されているのを目の当たりにし、、
何だか、ウルッとくるほど。。

設計当時や現場のことを思い出され、、
あまりの懐かしさに息がつまりました。

‘ 愛される家 ’ は、やはり時を経ても、、良い気が流れ、素敵♪

インテリアのことも、色々と相談に乗らせていただき、
結果、、決められた家具蔵の大きなダイニングテーブル。

そのテーブルで、コーヒーを淹れてもらい、
お話していると、、施主さんから、、

「 あの時の家づくりで選んだことは、
  何ひとつ後悔はないのよ。。
  坪木さん(旧姓)に設計してもらったひとつひとつが、
  本当にしっくりと来ていて、風も通るし、明るいし、
  家族の変化にも、対応できている。。
  この家を建てて本当に良かった。
  この家での生活が大好きなの。。 」

と、仰っていただけたとき、、
実は、最近の自信喪失気味だった心に光が。。☆

3.11の時も、ビクともしなかったそうですが、、
ただ、、時を経て、、不具合も生じているトコロも有。。
 

不具合があっても、もう関われない家で、
施主さんから、そんな言葉をいただけて、
本当に恐縮しながらも、心から嬉しかったのです。

この家は、今の いいひの家 に繋がる設計意図が満載で、、
この空間に身を置くと、確かに心地よい。。。

27歳当時、、既製品を使ったりしながら、、
よくこんな素敵な家を我ながらつくったなぁと、
プチ自画自賛までしたりしながら、自信を取り戻し、、
心の中に巣くっていたワダカマリが消えて、、復活!!(笑)

帰ってきて、27歳当時の日記代わりの雑記帳を読むと、
当時も、悩みに悩んでいた自分が居て苦笑。。

今も、やはり、呆れるくらいに、悩み多き自分です。。

でも、家づくりは、やっぱり、迷いと悩みの連続なのは当たり前。。
そう、、その時々に反省すること、学ぶこと多々。。

家づくりを通して、施主さんに、よろこんでいただくことが、
仕事の原動力であり、私自身のヨロコビ♪

それは、あの頃も今も全く変わらない。

家は建てて終わりではない。
そんなコトも、ヒシヒシと実感。

サラリーマン時代に、、
瑕疵やクレームを通して学ばせてもらった、、
メンテ、、朽ちやすさ、、そんな目線から選ぶ、、
いいひなりの設計の選択肢が間違いじゃない。。

そう実感出来たのも、収穫☆

また自分を整えて、ガンバリマス!!!


薔薇の季節に、薔薇を愛でていたら、、
心の傷が癒される出来事が来てくれた。。
薔薇さん、、ありがとう♪

そんなこんなの今日この頃でした☆

 


読んでくださった皆さまにとって
素敵な ‘いいひ’ が訪れますよう…
感謝をこめて ♪


家での日々の暮らしが心地よく、、
住む人の幸せに繋がります。。
心を込めて ♪ (出美)


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プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
03-3648-5712

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