2014イギリス庭めぐり旅レポvol.3　です。

初日2ヵ所目のお庭は、、
スペシャル・プランツ・ナーサリー！

記事をまとめていて改めて感じました...
お庭めぐりの旅でしたが、
私は、つくづく...　'暮らしと家'　が好きだなぁって...＾＾

そう、タイトルにも書きましたが、、
ここでは、プランツハンターの奥さまと建築家のご主人、、
夫婦でつくりあげた素敵な家と庭に触れることが出来たのです♪

思い返してみても、一番自分にしっくりくるお庭と家でありました＾＾

さ...前置きはこれくらいにして。。

1ヶ所目のお庭アイフォードマナーとも程近い...
バース近郊、、羊が草食む丘陵地帯に位置します。

位置情報は、こちらの記事、、
または　このリンク　を参照くださーい！

↓　スペシャルプランツナーサリーのWebsite。



こちらのサイト内のギャラリー写真が美しかったので、
これで、ハイ終わり！！でも良いような気がする...(^_^;)

あと、一緒に旅した方々のブログも素晴らしくって、
そちらにリンクを貼らせていただき、終了でもいいような...(^_^;)

けれど、、自分自身の備忘録として、、
気を取り直して、、まとめていきたいと思います♪

訪ねる前の予習として、、教えていただいたことを少しだけ。。

－　今イギリスで、最も注目されているナーサリーで、
－　デイリーメールの記事でも取り上げられているそう。

－　オーナーはデリー・ワトキンス夫人。
－　ご主人は建築家のペーター・ワトキンス氏。

－　彼女はプランツハンターでもあり、
－　自らが、南アフリカなどへ出向いて持ち帰った植物...
－　レアプランツが売られて植えられて育てられ、彼女自身の庭もある。

とのこと...！　また、、

普段興味を持ったことの無い未知なる植物と、
イングリッシュガーデンで出合うことで、
自分自身の世界観が広がることに繋がるかも...

とのことでした＾＾

ワクワク♪



行き止まりの細い道の奥にある、、
小型観光バスも入っていけない立地。

なんと、ご近所の方々が車を出していただき、数台に便乗して到着。
皆さんフレンドリーな笑顔で送迎くださったので、
最初は、従業員の方なのかしらと思っていましたが...　感謝です＾＾

↓　手前にNurseryがあり、その奥がお家、、庭へと続きます。



そう、、庭へは、お家のなかを通って行けるようで、
インテリアや暮らしも垣間見れるのだ～！！と、更にワクワク♪

写真のことお聞きすると撮影OKとのこと。。
撮らせていただきました。嬉しい＾＾

↓　一歩入ると、、この開放感！階段スペースを兼ねての吹抜け♪



廃墟同然の古い納屋をリノベーションしたという...

大きな窓を新たに設けて、光を室内へ採り込み、、
その光溢れる明るい窓辺には、棚を渡し、、
プランツを育てています。

↓　見てくださーーい♪　素敵じゃないですかぁ！！！



Blueがインテリアの挿し色なのですね～♪
階段手すりのワイヤーかな...ロープもBlue。

スキップフロア的な空間利用。
石積みの壁に漆喰のようなものを塗り込んでいるのでしょうか...
それとも、ペイント？ボッテリと温かみのある素材感が好き～♪



柱時計も、、椅子もフロアランプも、素敵！
いい感じ。



↓　振り返って窓辺方向を臨む。



コッツウォルズの石積みの納屋に、、
モダンテイストなインテリア具合が、、個人的に、しっくりきます♪

イギリス的なカントリーやトラディショナルなインテリア、、
モチロン大好きで憧れですが、
自分が住むんだったら、、きっと私たちも、こんな匙加減だろうねぇ。。
いやいや...どうかなぁ...もう少し可愛くってラフな感じかも。。

等々、、写真を整理しながら、牛尾（夫）とも話していたり...
お得意の妄想を膨らませました～（^m^）

↓　お庭とコッツウォルズの景が臨める窓辺。



↓　こちらがキッチン♪



もうひとつのインテリアの挿し色は...Redですね＾＾
オーブンや、置いてあるティーポットなどキッチン雑貨なども興味津々で。。

ちなみに、このダイニングでお茶もいただけます。
1￡程度だったかと...

種も売っていました！！
ツアーの方で買っていらっしゃる方もいらした。。

お庭がメインの訪問目的なのですが、
私は、此処でも、、ゆっくりとお茶飲んで、、空間を愉しんでいたかったです。

↓　お庭へと続く。



↑　こちらの2階の床梁は、新しいですね。。
どんな風になっているのかなぁと想像。。
このリノベーション空間を見れたのは、ホント嬉しかった～♡

さてさて、、お庭です！！
こちらも素晴らしく......。。

オーナーのデリーさんの案内でお庭へと。。

↓　こちらが、ガーデンの見取り図。



まず母屋を抜けて降り立ったのは、1番。

1は、グラベルガーデン（砂利のお庭）。
納屋をリノベした母屋に、、平屋を増築したのでしょうね。。
その前に広がるお庭です。。

この素敵なお庭に面して、ベッドルームを配されていて。。
うっとり。。



やはり、BlueとRedがインテリアのテーマカラーですね～＾＾
素敵な空間を公開くださっていること、感謝。。



ここの立地は、谷間の丘の上。

周辺のロケーションは素晴らしかったけれど、
今、庭になっているトコロは、
当初は泥だらけの湿地帯が広がっていたそうです。

庭づくりにあたり、まず重機を入れ、、
3日間かけて、この庭の土台をつくったそう。。

庭のアウトラインを作り上げたのは、、
建築家であるご主人ピーターさん。。

曲線や段差を活かしたデザイン...

植物を植えていったのは、奥さまデリーさん。

アウトライン、、構造がしっかりしているからこそ、
そこに植える植物たちも映えるのでしょうね。。。

夫婦ふたりでつくりあげたお庭、、ホント素敵だぁ＾＾

↓　寝室脇のパーゴラテラス。



ここもいい感じでした。

簡素な素材でもデザインされたパーゴラ。素敵！
しっかり、頭のなかに、メモメモ。
そして、炉がありますね～♪
BBQとか愉しまれるのでしょうか＾＾

グラベルガーデンについて、説明があったので、memoとして。

－　ここはもともと粘土質の土で、
－　植物を植えるのにあまり好ましくない土地
－　地中海性の植物を植えたいけれど、
－　イギリスの気候では、冬場土の中で根が腐ってしまう
－　水はけの良い土壌を作らなければだめ...

とのことで、
深さ8インチ（約20cm）の砂利を敷き、、
水はけを良くさせたそう。

5cmの厚さの砂利も試したけれどダメで、
8インチの深さが良いことが判ったそうです。。



－　グラベルガーデンの良いところは、
－　水はけがよいので、根が腐らない
－　水も砂利層の下から上がってくるので、水やり不要
－　雑草も生えない

－　GRAVEL 　is　wonderful！！
と、デリーさん、満面の笑顔で＾＾

モチロン、グラベルガーデンで育たない植物もある。
向き不向きを考えて植えたらいいと仰っていました。



ここでY先生が、、補足を。

ここにある品種は関東でも全て育つ植物です...
とのことでした(^_-)

↓　こんな遊びゴコロも＾＾



あと、ガーデンファニチャーもいちいちカッコイイ！
多分、、ご主人がデザインしたのだろうと推測。。

↓　燃えるようなオレンジ、、カッコイイ！！



私の好み...興味の幅が、ここでググッと広がりました＾＾
もっとロマンティックなモノが好きだと思っていたけれど、
心に響いてくるモノは、また違っていてビックリ。

ひとつひとつの草花を写し撮りたかったけど、時間が無くて無理。。
あゝ...何度も云って恐縮ですが、、
カメラについては残念無念でなりません～(>_<)

また、このグラベルガーデンは、もともとの傾斜地を活かし、
↓　↓　レイズドベッドになっているので、（　石積みで、段差を設けているので　）





砂利面への風通しが良いことも、、
植物にとって嬉しい環境になっているようです。

↓　デリーさん、本当にカッコイイ素敵な女性。



そして、この写真のヘッジの先に、池があります。。

ガーデンマップ、、14番ですね。
ココがまた、素敵で！！！！！！！！！



様々な植物が混然一体となって、、
でも、、調和している。。。
この水辺、とても好きーーーーー！



リレーティブカラーが素晴らしいですねと、Y先生。

デリーさんの説明によると、、
もともと、この土地には、湧水があり、
そこから水を引いて、自然に池を作ったそうです。









↓　15、3、4番方向。

↓　こんなアーチ大好き♡



↓　7番。新しいご主人デザインの庭。



↓　ベジタブルガーデン脇に作業小屋。



こちらのデザインも、建築家さんらしいですよね＾＾



↓　猫さんにも遭遇！話しかけると答えてくれるお利口さん。



この猫さんのコトは、別冊いいひブログでまた登場予定です♪　＾＾

↓　スペシャルプランツのアイアンのモチーフ。



躍動感、生きるヨロコビみたいなのが溢れています＾＾

↓　こんなふうに、お庭の所々に居ましたよ♪

↓　ナーサリー。



↓　一角のベンチでは、訪ねたご夫婦が連れて帰る苗を相談中らしい（^m^）



↓　ナーサリーの温室。こちらもきっとご主人デザインですね＾＾



↓　ナーサリーからの眺め。。



素晴らしい庭の向こうに、こんな景が広がっているのですよ。。
はぁ。。ただただ、うっとり。。

↓　プランツタグも、素敵でした♪　文字体がいいですね～



↓　日本では雑草扱いのヒメジオン？ハルジオン？も売られていましたよ＾＾



可憐で私は好きですが...＾＾

↓　こんなお花写真をもっと撮りたかったなぁ...



記事はまたまた長くなってしまいましたが、、
滞在時間は本当にあっという間で、、
名残惜しくこのナーサリーを後にしました。。

与えられた環境を知り、それを活かしてベストな庭をつくる。。
当たり前なコトかもしれませんが、、調和させ方が見事。
このお庭...そして家...そして、垣間見えるご夫婦の暮らし。。



プランツハンターでナーサリー経営者の奥さま、、そして建築家のご主人、、
おふたりの庭と家と暮らし...本当に心に残りました。。好きだなぁ。。

そしてやはり、お庭は、お人柄が現れますね＾＾

ここまで読んで下さった方、、
またまた長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました！！

途中で切ろうと思ったのですが、、全部伝え切りたーーいと、
ついつい長くなってしまいました...
つくづく　いいひブログの欠点ですなぁ(-_-;)

旅レポ、、次回　は、リドレイズ・チアー。
こちらは、個人宅のお庭で、
素敵な英国人ご夫婦がつくる　Theイングリッシュガーデン。

またお付き合いいただけると嬉しいです(^_-)


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