のる、ありがとう。心から愛をこめて。

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のるへ。

心からの愛をこめて...

あなたを送ります。

( 愛猫のるに送る私的な手紙のような記事です...<(_ _)> )


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ピンとたった耳。
長いおひげ。
ピンク色のおはなと肉球。

ふわふわで柔らかい茶白の毛。

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すらりとした大きな手足なのに、
まんまるカギしっぽ。

箱が大好き。
袋が大好き。

空き箱を見つけては、入り込んでご満悦。

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呼びかけると、 
「わん」と「にゃん」を掛け合わせたような、
「 あん 」 という甘い声で、
お返事をいつも返してくれたよね。

のる、のんちゃん、、
のんのん、、のっき。。

もう一度だけ会いたいョと、呼びかけても、
愛らしいその声は返ってこない。。。

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ずっと報告できずにいましたが、
実は、のる、昨年の12月16日に、
逝ってしまいました。。

何度も、ご報告しようとしたけれど、
書いては、手が止まり...ずっと出来ずにいました。
365別冊いいひブログも、止まったきりで。。

節分の朝に、この記事を書きあげようとしましたが、
最後まで書くことが出来ませんでした。。(苦笑)

申し訳ございません。。

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のる、きっと今は虹の橋で...
あまちゃんと一緒に天使猫さんになって、
きっと私たちを見守っていてくれるはず。。


けれど、私はまだ、この部屋に、のるを探してしまいます。

朝の窓辺にのるを探し、
夜の布団の温もりにも、
やっぱり、のるを探してしまう。

たまに、ふとした気配を感じることがありますが、、
もちろん、勘違い。。

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その場所に、、今、居ないことを知って、喪失感に涙。。

のるを失ってしまった過程、
選んだ選択肢への後悔に苛まれているうちは、
本当の意味で旅立たせてあげられていないかも。。

のるは、涙を流していると、
必ず隣にピタリと寄り添い、
濡れた頬を舐めとってくれた。

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煮詰まっていると、なだめるように優しく舐めてくれた。

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そんな風に、本当に優しい子だったから、
人の心に寄り添ってくれる子だったから、
私たちが悔やんで泣いているので、
まだ、そばを離れないでいてくれるのかもしれない。。

ごめんね。のる。。

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最期まで、生きようと必死で頑張ってくれた、、

誇り高く生き抜いてくれたのるは、本当に偉かった。

それだけは、可愛がってくださった皆さんに伝えなくては...と思う。

のるとの出合いから最期までを綴っていきます。

きっと、長い記事になりますが、
宜しければ、お付き合いください。。

↓ 我が家に来た頃の、のる。3歳位。

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飼育放棄された家庭から兄弟猫で保護された子だと聞きました。

ノルウェージャンに似ているからと...
'ノル' と名付けられた男の子。

↓ 三浦のボランティアさんに、ご縁を繋いでもらった日。

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気性が激しいアマちゃんと暮らしていけるのは、
気立てのよいノルちゃんしか居ません...
そう、こんないい仔は滅多にいませんョ...と、
ボランティアさんが太鼓判を押して連れてきてくれて以来、
2004年からずっと一緒。

↓ 若かりし日の、のる。

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ボランティアさんが仰っていたことは本当で、
のるが来るまで、殆ど意思疎通出来なかったあまが、
一緒に暮らす、のる の行動を真似て、
感情を現わしてくれるようになり、
私たちとも触れ合えるようになる。。

↓ 仲良くケンカしたり ^^

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私たちとの暮らしを愉しんでくれるように...。
↓ あまちゃん強かった(笑)

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↓ 二匹はいつも一緒に私たちのことを見守ってくれました

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夫婦ふたりの生活に、2匹が加わり、ふたりと二匹の暮らし。

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当時は会社員で...仕事でクタクタになっても、
家に帰ってくるのが本当に楽しみになったのは、
この子達のお蔭だったっけ。

↓ ベランダから隅田川の花火もみたね。

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↓ 会社員を辞め、独立当時。

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ダイニングテーブルで仕事していると、
この頃から、こうして傍にいてくれた。

新築で買ったマンションから、中古マンションに買い替え。
リノベした今の住まいに移った時、

何の違和感もなく、この部屋に入り、すぐに寛いで。。

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自分たちの好きな素材で仕上た部屋。

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ふたりと二匹の暮らしが、本当に幸せで、
毎朝毎夕、生きていて良かったなぁって思えた。

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↓ 妊婦ゴッコといって、のるを入れて遊んだりも。。アホだわ(笑)

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でも、のる、すごく気に入ってくれて、
しばらくブームだったこの体勢。。(笑)

人生で、はじめてだったなぁ。

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こんなに幸せだった時は。。。

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↓ 夫の実家の庭で。

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↓ ごきげんでお散歩。

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↓ おとくいのコロリン

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庭のある家にいつか住まわせてあげたい。。

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そんなことを思ったっけ。。

↓ 外廊下側の窓辺に、いつも寄り添っていた、あまのるコンビ。

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ふたりと二匹 の 小さな世界。

それが突然終わってしまうことなんて、

まったく気づかずにいて。。

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2013年2月、あまちゃんの死。。

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それは、前触れなく、
あまりにも突然で、
彼女は、本当に呆気なく旅立ってしまいました。。。


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あまが居なくなってしまった悲しみ、
具合が悪いことに気付いてあげられなかったことへの悔しさ。。

悲しくて悲しくてせつなくて、
自分の中の何かが、もぎとられたみたいだった。

それはのるも一緒だったのに...
それに気付いてあげられない鈍感な私が居て。。

のるは活動量が落ちて、眠るばかり。
そんなのるが心配で、また相棒を迎えることになり、
生後半年のオリーブが来てくれた。

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けれど、まだ小さいオリーブに、のるは困惑気味。

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でもオリーブの存在が彼を困惑させたのではなくて、
原因はワタシだったかも。。。

私が心を入替えて、
悲しみ は 悲しみ として 受け入れて、
またふたりと二匹で、
この部屋での暮らしを愉しめばよかったのに、
私が あま を失ったことを悲しみ過ぎて、
家に 灯り が消えてしまったようになって、、
のる は、そのことを、悲しんでいたのかもしれない。

ごめんね。のる。。

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そして、、

夏頃から、だんだんと調子が悪くなってきて、
病院に連れて行くも、はっきりした原因が分からず、
そして、動物病院に対しても少し臆病になっていたから、
代替療法と併用していたけれど治らず...
日に日にグッタリしていくばかり。。

徘徊しても、よろめいたり。。
目も見えないようで。。

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あまを看取ってくれた動物病院での診断と治療方法...

それに納得できず悩んでいた際に、
猫好きな施主のMさんからアドバイスをいただき、
再度、動物病院を探した。

「 女性・獣医師・江東区 」 と検索し出合えたのが、
江戸川区のS動物病院の先生。

その出合いから、のるの治療がはじまる。

先生の勧めで眼科専門病院などにも行き、
色々と調べた結果、脳腫瘍が発覚。
先生の母校の大学病院を受診。

その時はまだ腫瘍が小さく、
その腫瘍が原因で小脳ヘルニアと水頭症を併発。

水頭症の症状を緩和するため、
頭からお腹に水を抜くチューブ(VPシャント)を入れる手術に臨むことに。

2013年9月に手術。

↓ 大学病院入院初日の、のる。

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この前日の深夜に突然発作がおきる。
もうダメかと思う位、激しい発作。

すぐに近所の救急病院へ駆けつけ、
そこでの手当で何とか持ち直して、
その足で、大学病院に入院になった。。

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意識も虚ろで、ふらふらな、のる。

やはり手術をさせることが不安で、迷いに迷った。
けれど、そのまま何も処置せずにいたら死を待つだけ。。

それは、出来なかった。

でもでも、往生際悪く、手術直前にも関わらずためらい、
執刀する先生に、この手術の意味を改めて聞いた。

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「 これは命を守る手術です」 と云われ、
やっと私も腹が据わり、手術に踏み切り、成功。

その時も、生きようと必死で頑張ってくれた。

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術後、驚くほど早く回復を見せて退院。

手術前の状態なら、
安楽死...という選択肢も告げられていたのに、
手術のお蔭で、命を助けてもらった。

踏み切ってヨカッタと心から思えた。。

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家に戻っての、
オリーブの甲斐甲斐しいサポートのお蔭か...
オリーブの若さに影響されたのか...

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食欲も戻り、みるみるうちに元気になっていき、、

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途中調子が悪くなる時もあったけれど、
子供に戻ったかのように、元気になり、
オリーブとはしゃぎまわるコトもたびたび。

↓ 高いトコロにも上ってごきげん。

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↓ 大好きな鰹節の袋を開けると、


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我先に!と、、飛びついてきたり。。

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↓ 流水LOVEで。

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↓ 食欲旺盛。ごはん催促中。

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↓ オリーブといつも一緒。

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この世に生きることを、
多分、心底から楽しんでくれていて。。

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私も、この日常を本当に大切にしよう...って、
365日の別冊いいひブログ を綴ることにした。

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何気ない暮らしこそが、かけがえのないものだから。。

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本当に楽しい日々。

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毎日、かわり映えしないけれど、
きらきらした日常がそこに在った。

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365のブログでは、
日々くだらないことばかり書いていて、
読者の方にも、さぞ呆れられていたかもしれないけれど、
記録しておいて本当に良かったなぁって...
のる を失った今、ココロからそう思う。。

2014年の10月に、
迷い猫だった子猫しまちゃんが我が家にやってくる。

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我が家に迎えることになって。。
あまりの元気さに、どうなることかと思ったけれど。。

↓ 初めてケージから出した日。
↓ はしゃぎ回るしまに追いかけられていた、のる。

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でも、のるは、持ち前の優しさで、しま を包み込み、
留守にすると、しまちゃん、ちゃっかりと、のる の傍らで眠ったり。。

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私が笑いながら、起こすと、このお顔。

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しまちゃんも、のる兄さんLOVEになり、
しまちゃんを、子分のように従えて...。。

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それをみたオリーブも、しまを受け容れて、

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とっても仲良しな三匹に。。

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のるも、オリしまコンビ の若さをもらって、
本当に生きいきと、日々を愉しんでいた。

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そして、2015年。

年初めから、人間たちが色々イロイロあって、
のるにも随分心配を掛けてしまった。。。

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私の行くところ行くところ、ついてきて...( ↑ これはトイレ )
思慮深い瞳で、なぐさめてくれた のんのん。。

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日常が戻ったきっかけを作ってくれたのは、のるだった。

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朝の時間をみんなで愉しめる...
本当に穏やかな日々がしばらく続き。。

↓ 朝ごはん待ち、のるオリ。

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↓ 中庭の様子に、オオヨロコビな猫たち。

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↓ イキイキと日々を過ごしていた。

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お仕事もたくさん、お邪魔 いやいや 手伝ってくれたね^^

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ふたりと3匹。
本当にホントに幸せな時間。

一回目の手術をした後に、
神さまは、本当に素晴らしい時間をくださったのだと、今、思う。

↓ 凛々しい後ろ姿。

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けれど、暑かった夏の盛りに、
また少し具合を悪くして、S
動物病院へ。


栄養点滴をしてもらったけれど、あまり効果がなく、
血液検査やレントゲン検査をする。

少し貧血気味なことが分り、
造血ホルモンを投与すると、少し元気になった。

でも、時が経つとまた、具合が悪くなって...

その繰り返し。。

↓ にゃんこ先生に、猫バスに乗せてもらった、のる。

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私も買ったのに、結局組み立てるのが面倒で、
お家では乗せてあげられなかった。。ごめん。。

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暑さが堪えているようだったので、
本格的な秋のはじまりにホッ。

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↓ 新しいオモチャに興味津々。

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最年長なのに、子猫のように、はしゃいで遊んでいた。。

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でも、それも一時だった。

だんだんと、眠ることが多くなり、、
食欲も落ち、体重が激減...3キロ台に。。

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のるがひとりで寝ていると、
オリーブが寄り添い、ペロペロ。

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11月に入る頃から、
眠る以外は、家のなかをグルグル回遊。

水頭症の手術をする前と似た行動をとり始めた。

病院に連れて行き、
レントゲン・血液検査・尿検査、諸々するけれど、
コレといった原因が掴めないままだった。

脱水を緩和するための点滴をうったり、
症状を緩和するための眩暈止めの薬を貰ったりしていた。

薬嫌いな、のる。

↓ 人用のカプセル一粒にまとめて、何とか呑んでくれるようになる。

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いくつか薬を試す中で、
脳圧を下げる薬を処方して飲むようになると、症状が改善。

食欲も戻ってきて...
しっかりごはんを食べてくれるように。。

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脳に問題が再発したのでは??と、
いつも撮っていない方向からレントゲンを撮ると、
少し気になる変化に、先生が気付いてくださった。

原因を特定してそれに合う治療をしてもらいたかったので、
2年前に手術した大学病院で再診察を受けることになる。

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12月2日だった。

MRI検査をすると、
腫瘍が大きくなっていたことが判る。

2年前の手術で入れたVPシャントも、
その腫瘍で詰まって機能していない。。

脳圧がかなり高く、いつ容体が急変して、
命を落とすか分からないという診断結果。。

より詳しく調べるために必須なMRI検査は、
全身麻酔をかけるため、猫にも負担が大きく、
気軽に受けられる検査ではなかったから、
この日まで受けなかったのだが。。

ズシっと、鉛のようなモノが、
喉の奥からお腹に落ちていく。

前の手術の時、
腫瘍に関しては、その位置が悪く摘出が難しい...

そう云われていたので、もうこれで終わりなのかと思っていた。

でも違った。

腫瘍が2年と3ヵ月かけて、ここまで大きくなったこと。
詳しく調べても、他に転移もみられない。

それは、どういうことかというと...

今、脳にある腫瘍は、悪性でないかもしれない。

前は、水頭症の症状で 脳圧 が高くなっていて、
それを手術して緩和する処置をしたら元気になった。

ならば、腫瘍を 小さくしてあげることで、
脳圧 は 低くなる から、
また回復できるのではないか?という診断。

14歳という高齢にも関わらず、他の身体に問題は殆どない。
腫瘍の転移もみられない。

脳圧を下げるため、
手術で脳腫瘍を小さくする...外科的治療 を勧められる。

じゃあ命はどれ位延びるのですか?という質問をすると、

 腫瘍が大きくなっていくまでの時間...
 前の手術から今までをみると、
 成功すれば1年は延命できるだろう。。

と。

 手術するとしたら、容態が安定している今。
 急ぐ必要がある。
 暮れなので予定も詰まっているけれど、何とかするから、
 よく考えて、明後日までに返事をください。

と、病院から云われた。

牛尾(夫)と、あらゆる可能性について、話し合う。

のるは、彼のことが、本当に大好き。

↓ 甘えっ子、のる。

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迷っていたその時間。

そこには、
脳圧を下げる薬と一緒に処方されたステロイドが効いて、
病気なんて感じさせない、のるが居た。


ステロイドは、本当にびっくりするくらいの効き目を見せる。
それは、魔法のような一時の効き目なのだけれど...
その効き目に、のるに残されたチカラを勘違いしてしまったのかな。。

↓ オリーブのお尻LOVEな、のんのん。

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↓ しまちゃんの食欲にもめげず懸命に食べる、のっき。

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晩秋の彩りが進み、
冬のはじまりを感じさせる中庭。

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鳥たちのはばたき、
落ち葉が風に吹かれ、散るさまを、
目をキラキラさせて見つめていた。

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この日は、ひいきして、
のるとふたりのベランダ時間。

一緒に朝の時間を愉しんでくれて...

のると、まだ一緒に居たい。。
一分でも一秒でもいい。
この時を共に過ごしたい。

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そう想ってしまった朝。

のるには、まだ生きたいって想いが強くあるって感じてしまった。
そして、手術を受けることを決めてしまった。。。

のるに、今回の手術のことを話をして聞かせた時のお顔。

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何もかもわかっているような顔をするんだ。
この子は。。(>_<)

今、改めて観ると、もしかしたら、帰ってこれないことを、
彼は知っていたのではないかとさえ思えるお顔で。。

ごめん、のる。。

手術日程が決まるまでの時間が、
のるが家で過ごせる最後の時間だったんだね。

↓ 大好きな海苔。

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↓ 床暖房でまったりな、ブラウンにゃんず。

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のる、きっとだるかったのだろうけれど、
オリしまコンビと一緒に居たがった。

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そして、私たちの居るところにきて、
しきりに、抱っこをせがんでいた。。

抱っこして背中を撫でながら、
「 可愛いねぇお利口だねぇ大好きョ 」 と、
親バカならぬ、飼い主バカな いつもの台詞をいうと、
嬉しそうに満足げに背中に爪を立て、ゴロゴロ喉をならしてくれた。

手術の日程が決まったと病院から電話。

モノスゴク動揺した。
来る時が来た... みたいなイヤな感じ。

縁起でもないから、
必死にその感じをかき消して...
でも迷って。。

Mさんにずっとメールで相談していて、
手術を受けることを決めたと報告すると、
のるにエールを送るため、
わざわざ東陽町まで遊びにいらしてくださった。。

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↓ お土産にいただいたキャットニップ。

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これに、猫たち大喜び。
キャットニップをめぐるファイトまで勃発。

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みんなで笑顔で過ごしたこの時間。
こんな時間を過ごせたこと、本当に幸せだったね。。
この時が本当にキラキラ輝いていた。

Mさん、本当にありがとうございました。。

12月7日。
入院の日。。

入院当日の朝も、このキャットニップを、
お気に入りの籐椅子に持っていき...

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無心でじゃれて遊んでいた。

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横取りしようと虎視眈々なオリーブ。。

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ホントにいつもの朝。

こんな風に、'あん' と、云いながら、
足下で爪をたて、抱っこをせがんでくる、のるが愛おしくって。。

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このまま時が止まってしまえばいいのに。。

涙が溢れそうになりながら、何度もそう思った。

でも、手術を決めた以上、
不安は出来るだけ抱きたくなかったから、泣かずに信じた。
絶対に帰ってこようねって。

午後イチに、出発。
うしちゃんに抱かれて。。

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また戻ってくるのだからと、
さり気なく出発してしまったことが、
今では悔やまれてならないけれど、
この時は、一ミリだって、不穏な嫌な想いを抱きたくなかったから。

↓ 病院到着。

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思い返せば、のる、全然嫌がっていなかった。
病院なのに、覚悟を決めているかのように、堂々としていて。。

大学病院は、どこかクールなところがある。

今回は、助手には、女性の先生もいてくれ、
色々面倒みてくれるみたいだったので、
のるは声を掛けられたりするとよろこぶので、
出来るだけ声を掛けてあげてくださいとお願いした。

手術が受けられるかどうかを再検査。

結果は、問題がないとのこと。

でも、急にねじ込んでもらった手術だったから、
明日の夜に行います...としか、詳しいことは分からない。
時間が決まったら、電話連絡をしてくださるとのこと。
傍に居たいから、必ず連絡くださいとお願いして、帰宅。。


12月8日。
朝から待てど暮らせど、連絡が無い。

業を煮やして、早めに家を出て、病院で待とうということになり出発。
夕方の渋滞にもハマらず、午後6時過ぎに病院到着。

↓ 点滴に繋がれて、ケージの端っこで、グッタリしたのるが居た。

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匂いだけでも傍に居たくて、
セーターを枕に置いてもらっていたんだ。。

エリザベスカラーを外してあげる。
私たちに気付くと、声を出し、グルグルと喉を鳴らしはじめ...

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抱っこをせがむので、抱っこ。

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そうしているうちに、
だんだん意識もはっきりしてきて、
さらにグルグルが大きくなった。

牛尾(夫)とかわりばんこで抱っこして撫でていると、
家に居るかのようにリラックスしたのるになって、
私たちの頬をしきりに舐めてくれる。

「 もう大丈夫だよ...ありがと。^^」 

って云っても、全然やめない。

ずっとずっと舐めてくれていた。

↓ そして、ケージに戻すと、今度は自分を丹念にグルーミング。

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しっかりとした目ヂカラある瞳になり、
本当に丁寧に丁寧に舐めて、
終わると、堂々と座っていた。

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何だか無性に家に連れて帰りたくなった時、
助手の先生が、迎えに来た。

のるの目を見ると、
'大丈夫だよ' って目で、私たちを見つめる。
どっちが飼い主だ?という位、しっかりした態度。

ただ、もう、頑張ってね...と、
最後は、抱きしめてあげるしかできなかった。。

22時半。手術がスタート。
待合室で徹夜。


明けて、
12月9日。

手術には10時間かかると聞いていたけれど、
朝7時過ぎ、先生が来て、手術が終わった旨を知らせてくれた。

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腫瘍は取りきれなかったけれど、それは予定通り。
手術自体は、成功したが、出血も多かったので、
予断は許さない状況だと云われる。

でも、朝の眩しい光のなか、
無事に終わったことに心から感謝した。


8:30 面会 手術室にて。

痛々しい傷...
麻酔を午後から覚ましていくそう。

私は、午後、打ち合わせがあったので、
一度家に戻るため、ひとり帰る。

途中、夫から電話。

麻酔を醒ましたら、脳圧が急上昇。
出血がみられ、容体が急変して、再手術になったことを聞く。

このまま別れるなんて絶対に嫌だった。
私が行くまで待っていてほしい。。とにかくそう願った。

打ち合わせを終えて、急いで病院へ向かう。

湾岸を運転している時、
何度か頭に激痛が走った。
ヘンな云い方だけれど、のるが迷っているのを感じて、
その度、迷わないで...私たちは此処だよと、のるに話しかけた。

涙を打ち消しながら、
薬臭いのるを再び抱くイメージや、
家に帰ってきたところのイメージや、
オリーブとしまと遊ぶイメージを、どんどん送りながら、
「 頑張って!のる!!ガンバレ!!こっちだよ!!」
って、声を出して。。

ひとりでバカみたいだったけれど、
そうせずにはいられなかった。

のるの病院まであと10キロくらいの場所で渋滞に遭い、
じれるキモチで、車窓をみていると、
とっても美しい空が現れてきた。。

夕暮れ色をまとった空。

その空に切れ切れに浮かぶ雲は、紅く染まっている。

ちょうど病院方面だった。

その紅色の雲に、水色の空が、サンドイッチされた。
そこに、三本、ひこうき雲のような白い筋がひかれ、キラキラ輝いていて。。

あまりに美し過ぎて、怖いくらいだった。
畏怖の念を感じずにはいられないの空。

その時、堪えていた後悔と悲しみの涙が、
ドッと溢れたけど、グッと呑みこみ、車を走らせた。。

病院に着く手前で、夫から電話がきて、
一命は取り留めたといわれる。



良かった。。。。
のるは懸命に頑張ってくれた。。



命を繋ぐ...守るためとはいえ、
のるが苦しんで闘ってくれている。。


今は、回復だけを信じようと決めた。


ICUみたいな24時間体制。
容体が何時変わるか分からないそう。

自宅から病院までは、どんなに早くても1時間20分。
何かあった時にせめて一緒に居てあげたい...
そんな想いで、夫と交代で病院に泊まり込むことにさせてもらった。

のるの傍にずっと居たいけれど、待合室で我慢。

まんじりとした時間に、Mさんとメールでやりとり。
同じように脳外科手術をした猫ちゃんの情報をいただく。
( ↑ 「高度動物医療と終末期動物医療」~ 動物看護師の視点から ~というレポートにリンクします )
とても励まされるレポートで、退院後の回復期のことを調べて過ごす。

見つけてくださったMさんに感謝。。。

でもその記事を読むと、今回の手術は、前回とは全く質の違う、
リスクの高い手術だったのだと...今さらながらに気付いた。

12月10日。

お昼頃、面会。

午前中、鎮静剤を解いたら、また脳圧が上昇。。
気管チューブを入れて鎮静剤で眠っている状況。
意識はない。

でも、呼吸を刻む温かいお腹がそこに在って、
愛と感謝とお家の暖かさのイメージを送った。

その日の夜、びっくりするくらいの大雨が降る。

12月11日。

大荒れの季節外れの嵐。
台風のような風と雨にあおられながら横浜の現場へ。

到着したころ、全てが洗い流されたような清々しい朝が来た。

そして、夫の待つ病院へ。

お昼過ぎに面会が叶う。

朝、気管チューブが完全に外れたそうで、
正真正銘、自分のチカラで呼吸している。。

意識は戻っていないけれど、それだけで嬉しい。

撫でると、身体は反応する。

自分で頭を持ち上げることもあるようだけど、
痙攣らしき軽い発作も時折あり、
一時的に脳圧は上昇するらしいが、
時間が経つと元に戻るよう。。


状態は安定したらしい。

今晩からは病院で待機しなくても良いと言われ、
ふたりで家に帰ること。。

それから数日。
今日こそは...!今日こそは...!!と面会に行くも、
意識は戻ってこない。。。

この状態が続くことも、良くない。。

原因はわからないけれど、
血糖値が高くなり、インシュリンが点滴で入る。

意識はないと云われていたけれど、
呼びかけて撫でると、身体は反応してくれ、
私たちが帰ろうとすると、、
解っているのか頭を持ち上げてくれることもあった。

実は、病状が回復しないこの頃...
少し疲れてしまって、喧嘩をしてしまう。。

でも、すぐに、のるは一生懸命頑張っているんだ。。と、猛省。。
私たちが仲良くしないと、のるが悲しむから、
頑張ってくれているのるに、仲良く寄り添おうとふたりで決めた。


Mさんに教えてもらった 病院でのレポートで、
意識が1ヵ月戻らなかった子でも復活したことも読むと、
私たちも諦めたくはなかった。

それを担当の先生に伝えた。

これから先問題になってくるのは、
この状態が続いたときの栄養補給。
点滴だけじゃ限界があるので、胃にチューブを入れて、
そこから食事を入れてあげられるようにした。

そして、年末年始の休みのこと。

大学病院は、全て閉鎖してしまうそうで、
その間は、かかりつけ医の病院での入院になるとのこと。。

かなり不安だった。。

でも、S動物病院のにゃんこ先生に相談すると、
大学病院の近くに先生の友人が開業している動物病院もあるから、
心配しないで...と、私たちの心情を察して励ましてくださる。感謝。。

そう、眠っているのるを車で連れて行くことも出来そうだし、
もしかしたら、家でも看病できれば、
年末年始を家で過ごすことも出来るかもしれない。

そのことを面会の時に、担当の先生に聞きたかったけれど、
その日は先生とは会えず。。
それだけ状態が安定していることだし...と、
ポジティブに回復だけを信じていた。

面会を終える頃、
「 じゃあね、のる、また明日夕方6時半位に来るからね 」
その言葉をかけ、帰ろうとした途端、頭を持ち上げたのる。

やっぱりぜったいに聞こえてる。
何かきっかけがあれば、完全に意識は戻るんじゃないか。。

のるの様子に、もう少し一緒に居たいと思ったけれど、
あまり長居するのも悪くて、後ろ髪を引かれながら、病院から帰った。

こっそり大好物のかつおぶしを持って行こうか?
イヤホンでのるが喜ぶ大好きな唄を聞かせようか?
夫と大マジメに話し合った。。


12月16日。


久しぶりに一日中事務所作業の日。
仕事のこと...自分自身のこと...
久しぶりに振り返り、余計な想いを整理。
ブログも久しぶりに更新し、日常な感じが帰ってきた。

のるが家に帰ってくる時に向けて、
気持ちを切り替えた日だった。

夕方に面会を入れていたので、出発。

 いつ退院になるのかねーー?
 のる、帰ってきて私たちが留守の時、ケージとかあった方がいいかなぁ?
 それとも、出掛ける時も一緒に連れて行こうか?


のるが帰ってきてからの生活をどうしようか...
どこかウキウキしながら、色々と話しながら、車を走らせる。

これから起こるコトなんて、も予測出来ていない私たちだった。

この日は、湾岸から渋滞で、病院到着時間が少し遅れる。

面会を申し込んでも、なかなか助手の先生が下りてこない。。
30分位待合室にいると、浮かない顔の助手の先生が来て、
「 実は、急に状態が悪くなって... 」と、云われる。。

えっっ??

急いでのるが居る部屋へ駆けつけると、
ICUに連れて行かれるところで、
心臓マッサージをするとのこと。。



どうして急に??????????



ここから先のことは、
何度も書こうとしたけれど、
まだ書けません。。。。。。。(>_<)



とにかく、この日、この夜、
私たちが来る面会時間を待っていたかのように、
いや、きっと、待っていたんだ。。。。


そんなタイミングで、のるは旅立ってしまったのです。。



そう、限界ギリギリの身体で、
私たちを待ってくれていたんだ。

のる、本当にごめん。
ごめんね。ごめんなさい。。。


信じたくなかったけど、
もうここに、のるは居ないんですか?って聞いたら、
「...... ... はい 」 という先生のひとことで、現実に...我にかえった。

のるが居なくなってしまった今、
こうなってしまった理由なんか聞いたって仕方なかった。
まだ温もりの残るのるを、一刻も早く家に連れて帰りたかった。

さぁ帰ろうねと、綺麗にしてもらったのるを抱きしめる。
まだ温かい。。

担当してくださった先生と助手の先生が、
私たちが出発するまで、寒い中、外に出て見送ってくださった。。

後悔と悲しみが怒涛のように溢れる。
運転でもしてなかったら、
気がおかしくなったかもしれないくらい、悲しかった。

帰って、ずっと相談にのってくれていたMさんに報告。

あとは、延々と、泣き続けた。眠っても泣いていた。
どうしてこんなに泣けるのか分かんない位に泣けて。。

次の朝、のるがお世話になったS動物病院の先生にも報告。。

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家族も、のるに会いに来てくれた。

のるのために、花を買いに外に出ると、
街はクリスマスの空気感があって、どこか厳かで澄んでいた。

もし、あの時手術しなかったら、
まだ生きていたかもしれないという後悔を、
仕事を終えて駆けつけてくれた妹に話すと、

 「 のるちゃんは、このクリスマスの時期に旅立とうって決めていたんだよ。」
 「 こんな素敵な時に旅立てて、幸せだったと思うよ。」

って話してくれた。

↓ Mさんからのメッセージと花が家のなかを明るくしてくれて。。

20151218-DSC_4386s.jpg

のるは、可愛がられるのが大好き。

生前可愛がってくれたみんなの優しさと愛で、
のるを満たして、旅立たせてあげられたと思う。。


家で過ごせる最後の時間。

のるを手放すのが嫌だったけれど、
精一杯頑張ってくれたこの身体を、
ちゃんと供養して送ってあげなければ...と、
あまちゃんと同じお寺で火葬することにする。

出発直前、S動物病院からのお花もいただき、
最期、のるをたくさんの花で囲んであげた。

20151218-DSC_4423s.jpg

そして、Mさんからいただいたお花のなかで、

いちばん良い香りのピンク色の薔薇を、
手許に手向けて旅立たせてあげた。

のる、本当にありがとう。。

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のるは、私たち夫婦に 本当の '日常' が取り戻せたことを見届けて、
旅立っていったように感じるから。。

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手術前に一緒に居られた、
あの3時間弱の時間。。
グルーミングをしてくれた時間。

今思うと、のるは、あの時、
既に覚悟を決めていたんだ。

きっと。。

だから、あんなに堂々としていて...
私たちをずっとずっと舐めてくれて。

もうお別れだョって...最期だョって...
知っていたかのような振る舞いだった。

ごめんのる。。
本当にごめんね...のる。。
気付いてドタキャンすればよかった。。

家で最期を看取ることが出来なかったこと、本当にごめんなさい。

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何故この選択をしてしまったのか...
何度も何度も思い返してみる。。

あらゆることを考え尽くしたと思っていたけれど、
回復しか信じなかったのは良くなかったと、今は思います。

最悪のことを、自分たちがどう受け容れられるのか...
そこをよくよく想像してみるべきだった。。

でも最期に立ち会えたことが救い。。
のる、頑張ってくれて、本当にありがとう。。
それが無かったら、今でも立ち直れていないかも。。(>_<)

のるを失ってしまって、改めて感じるのは、
生きているから こそ 全て だってこと。

生きているから 一緒に この時を過ごせること。

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当たり前なのだけれど、
失ってみると、
二度と取り戻せないことに気付くね。

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笑うことも、泣くことも、

IMG_0842s (2).jpg

生きているからこそ。

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日常の些事こそ、きらめいていたことを感じる。

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だって命がなくなると、
どんなに望んだって、
この世で...この時空...この空間で、
もう一緒に居ることは二度と出来ないのだから。

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命はそれだけ大切なかけがえのないものだからね。

ねぇ...のる。。

だから、のるは争いを好まなかったのかな。
一緒に居られる時間を大切にしようョって。。

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喧嘩していると、悲しい声で鳴いて、仲裁に入ってくれた。
ペロペロ舐めてなだめてくれた。

早く仲直りしようョ って。。

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のると一緒に過ごした時間、
最期、のるを失う過程で、感じたことを、
私たちは、忘れないからね。

本当に本当にありがとうね。のる。。

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あまの時もでしたが、
のるを可愛がってくださった方々から、
お花とメッセージをたくさんいただきました。

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どんなに、空虚感を埋めてくれたかしれません。。

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本当に本当に、ありがとうございました。。。。

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のる、よかったねぇ...(>_<)

あまちゃん、のるちゃん、
今、きっと虹の橋で一緒に、穏やかに健やかに居るね。
今は、居るトコロが違うだけで、きっとまた会えるよね。。

そこに行った時に、あなたたちと笑顔で出合うため、
私たちも人生を精一杯生きるからね!!(>_<)

オリちゃん、しまちゃんと、これからも楽しく過ごすよ。


IMG_5597.JPG

オリしまコンビは、のるにいさんが教えてくれた、、
優しいエッセンスを受け継いでいるから...
本当に良かったなぁって、今、思うよ。

ありがとう。

のる、最後、頑張らせてしまって、本当にごめんなさい。

でも、私たちのところにきてくれて、
一緒に生きてくれて、本当にありがとう。。


のるへ。心からの愛と感謝をこめて。

------

20151218-DSC_4416s.jpg

と、、実は、書きながら何度も涙で手が止まりました。
膨大な写真を整理しながら思い出して涙。

でも特に、暮れの入院から最期までの時は本当に苦しく...
でも、その過程で色々な想いが現われ、
それに向き合い、泣ききりました。

手術に踏み切ったことを、とても後悔したけれど、忘れるのではなく、
そのことで起こったこと全てを受け容れ昇華させられるように、
日々を生きたいと思います。

↓ のるにいさんのような爪とぎくんとしまちゃん。

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だから、もう大丈夫。

多分悲しみはすっかり消えることはないかもしれないけれど、
後悔の念で苦しめず、のるを送ってあげられる。

私自身もしっかり日常を生きているから(*^_^*)

↓ しまちゃんに爪とぎを先を越されて少し不機嫌なオリーブ。

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オリしまコンビも、元気に楽しく過ごしています!

そう、この記事を書ききったなぁと思えたのが、昨夜。

初めて、のるが夢に出てきてくれました!!!
それまで何度も、夢でいいからもう一度だけ会いたいって思っても、
出て来てくれなかったのに。。

私の腕枕の中で眠っているのるの、温もりまで感じられる夢でした。

Lovelymycat20110402.jpg

のるからのご褒美だったのかな(笑)
本当に本当にありがとうね(*^_^*)

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また春が来ますね。
この時間を一生懸命生きましょうね(*^_^*)


まとまりなく...えらく重く...長い長い記事でしたが、(^_^;)
最後まで読んでくださって、
本当にありがとうございました!!!!!!!



  読んで下さった皆さまにとって
  素敵な 'いいひ' が訪れますよう...   

  家での暮らしが心地よいことが
  住む人の幸せに繋がります!!
  心を込めて♪ (出美)


Comments [14]

牛尾さん
やっと書いてくださり、ほっとしました。
そんなお辛い時にも私のコメントに返事をいただき、本当に感謝しています。
ありがとうございます。

いいひさんこんにちは。昨晩のるちゃんの記事を読んだのですが、涙が溢れて書き込みできませんでした。ブログ訪問をしていても読む専門だったのですが、のるちゃんの手術の時は無事を願い書き込みさせていただきました。それからのるちゃんやおりーぶちゃん達との日々の暮らしを楽しみに読ませていただいておりましたのでいいひさんの思いが伝わり胸がいっぱいになりました。いいひさんと牛尾さんと家族として過ごしてのるちゃんは幸せな空の天使猫さんになったと思います。のるちゃんがいなくなっておりーぶちゃんとしまくんも寂しいでしょうね。お身体に気を付けてお過ごしくださいませ。

どうやってお慰めしようか、迷っている間に次の美しい記事がアップされて、ホッとしています。我が家も猫を飼いたいと思いながら、その責任の重さにまだ踏み出せずにいます。
さて、一番元気になっていただけるのは、お家の話かと思いました。引っ越してまだ一月ならず、まだまだ
片付いていませんが、我が家の様子を一部垣間見て下さい。Airbnbに登録しました。URLは敢えて載せません。探してみて下さい。

読んで泣いてしまいました。
今ちょうど実家のニャンコが同じく脳腫瘍で本日入院をしました。
不安な夜を過ごしてますが1回目の手術が成功した事が救いになりました。
のるちゃんもありがとう!!
本当に幸せな人生だったんだろうなと心から思いました!

時々ブログを拝見しておりました。
のるちゃんのこと、とてもとても愛していらっしゃるのがわかり、
ただただ涙が止まりません。
二年ほど前に、最愛の黒猫が旅立ち、
その後、エイズキャリアの保護猫が我が家にやってきました。
いつか、この子もいなくなってしまうと思うと、
今からオロオロしてしまっていたのですが、
やっぱり、今を、いい日を、思いっきり楽しまないといけないのだと、
つくずく感じました。
のるちゃんのご冥福を心からお祈りいたします。

blue kittyさま

はじめまして。
こんな長い私信のような記事を読んでくださり、コメントを残してくださり、本当にありがとうございました(*^-^*)

blue kittyさんも愛猫の旅立を見送られた経験がおありなのですね。。時間ぐすりが効いて「悲しみ」は薄れるけれども決して消えないものだなぁと感じますね。。私もまたあまのるコンビを思い出して泣いてしまいました(^-^;

今、我が家には4匹の猫たちがいます。どの子も愛おしくて同じようにお別れの時を想像するだけで、怯んでしまう自分が居ます。その上日常の些事に、その輝きは埋もれがちですが、一緒に居られる時間は期限付き。だから今を大切に生きよう!楽しもう!!って、毎朝キモチをリセットするようにしています♪

そう思えるのも、のるが教えてくれたから…なのですが、blue Kittyさんにもそのエッセンスが伝わったのなら、のるもきっと心から喜んでくれていると感じました(*^-^*)

愛猫との時間をお互いに楽しみましょうね♪
また遊びにいらしてくださるとシアワセです。

心から感謝を込めて…(*^-^*)

初めまして。
2日前に、娘のように可愛がっていた猫のミュウを脳腫瘍で亡くしました。まだまだ気持ちに整理が付かず、ふとした瞬間に涙してます。
同じ様に、脳腫瘍で愛猫を亡くされた方のブログを探してこちらに辿り着きました。
ノルちゃん、本当に頑張りましたね… うちは、具合が変だな、から、1ヶ月で虹の橋に行ってしまいました。ただ、最後は私の腕の中で。最後、自分の腕の中で看取れたのは本当に良かったなと思います。亡くなる数日前にも、お世話になった人に、偶然会えたり、亡くなったのも金曜日夜中で私に、土日という時間をくれたり… 猫ってほんとすごいですよね。
うちには、他に雑種とノルウェージャンがいます。
雑種が特に仲良くしていたので、すごく寂しそうで、新しい子をいづれ迎えたいなと思っています。
ただ、その前に私がしっかり切り替えないとなと、ブログを読んですごく思いました。どん底から本当に救っていただきました。ありがとうございます。
まだまだどん底から這い上がってきている最中ですが、何度も何度も読み返させて頂いて、自分がどうすべきかを指南して頂いてます。感謝しかありません。
ありがとうございます。

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プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
03-3648-5712

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