新潟にまた地震が起こってしまいました。
私も新潟県上越市の出身。高校卒業まで過ごしました。友人も親戚も多く残っている地の災害は他人事ではありませんでした。
知人は幸い皆無事で、家屋にも被害はうけなかったようです。けれど話を聞くと震度6弱の揺れは、相当凄かったようです。棚の上のものが全て落ちたり家具が倒れたり、、、古い家屋に住む親戚も居るのですが、今後が心配になります。連続してこんなに大きな地震が起きるとは思っていなかったようなので、、、
テレビのインタビューでも流れていましたが「一度大きな地震があったから、ハア後30年は大丈夫だと思っていたのにねゃ、、、」被害を受けた家を片付けながら切ない表情で語っていたおばあちゃんの言葉に胸が詰まりました。
古い家の耐震性。
今回の地震でも300棟以上が崩壊してしまったと報じられていました。普段リフォームなどで古い家に関わることも多い私です。実際、古い家屋の耐震性を上げるにはかなりの費用がかかります。そしていつも予算との兼ね合いで悩みます。いつ来るか予測できない地震についての対策工事はリフォームの時、お客様の意識によって大きく変わります。
でも完璧といえないまでも何かしらの策を講じることは絶対に必要なことだと改めて思いました。
同じく設計事務所を主宰する友人も云っていました。「建築の町医者的存在として身近なお客様と向き合って悩みを解決していきたい」と、、、私も同感です。
お医者さまに例えるなら、お客様の身近にいる町医者として大手術は出来なくても、応急措置を、専門家の立場で行うということですね。
しかし原発の問題などテレビで見ていると今の自分の暮らしが何を持って支えられているのかを改めて考えさせられますね。
久しぶりの更新になってしまいました。
新潟にこれ以上被害が広がらないことを心から願っています。(出美)
新潟の地震
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