今月も行ってまいりました!
NCNさん主催SEASすまい塾。
今回は、、、自立循環型住宅って何ぞや?という講義でした。
我がパートナー牛尾は護国寺での新規物件の打合せがあり欠席。。。
うーん残念!面白かったのに、、、
でも仕方がないですね。大切な打合せでしたので。。。
講師は南雄三先生。
今回も饒舌な語りで、実に解り易くご説明くださいました。
普段の私ならアレルギー反応を起こす数値を示すグラフも、、
こんな読み解き方をすれば良いのねー!!面白い~!って感じで
ワクワクしながら聞いていると、2時間半弱があっという間に終わり。
「自立循環型住宅」
字面から想像すると、ナンダカ、「エコな住宅」って感じがしませんか?
でも、実は「省エネ」に特化した住宅なのだそうです。
住まいのエコ度をはかるツールはCASBEE。
住まいの省エネ度をはかるツールがコレ、、自立循環型住宅。
とっても簡単に説明させていただくと、、、
この自立循環型住宅を建てるお施主さんのメリット
→ 家全体のエネルギー消費量
ふつうの家:80GJ(ギガジュールと読む熱の単位)を使う。
それによるCO2排出が3~4t。
それを、ある工夫によって 約1/2(半分)に出来る。
太陽光発電をのせたら、ゼロに限りなく近くなる。。
→ ある工夫とは? = 自立循環住宅のつくり方
建てる敷地(立地条件)や、
家の形、しつらえや、つくり方(屋根の勾配・庇・軒、断熱)
家での住まい方 (空調・給湯・自然光や風の採り入れ)で、工夫します。
アクティブ(資源エネルギー)を使ってもいいのですが
自然エネルギーも極力活かすようにします。
それにはいくらかかるのか?心配ですね。
この自立循環型住宅のツールを使えば
イニシャルコストとランニングコストが出てきます。
自然エネルギーを利用したパッシブな住宅を
数値であらわすことって今まで出来なかったのですが、
建てる前に、私達設計者とお客さんが一緒にツールを利用しながら
建てる家をシミュレーションしていけるのです。
うーん大雑把すぎな説明かもしれません。。。
でもニュアンスだけでも感じ取っていただけると幸い。
国がかりで推し進めている200年住宅の取組も大切なのでしょうが。。。
「自然の理に適ったことをする」
コレって、人間が心地よく生きるための必須要素。。
暮らしから家づくりまで、、、出来ることから始めていきたいものですよね!
そのひとつとして、この「自立循環型住宅」をもっと理解して使いこなして
いい家をつくっていこうと思いました~!(出美)