「西の魔女が死んだ」おばあちゃんの家と間取り

majononiwa.JPG

職業柄でしょうか、、
映画を見ていると、家やインテリアについ目が行ってしまいます。。。

「西の魔女が死んだ」
、、、久しぶりに、ストライクゾーンに入った映画でした!

実際に撮影に使われた家があると知って、
先週土曜日、、松本での勉強会に参加する道中に寄り道。


清里の清泉寮近くの、、
とっても清々しい空気感の森の中に佇んでいました。
可愛い家!!こんな家が大好きです。。




majosink.JPG

↑ 西の魔女こと、英国人らしいおばあちゃんのキッチン。。

陶器のシンク、、
木製の調理台、、
白いホーローのガスコンロ、、、
木製サッシのアンティークなガラス。。。

このキッチンでサンドイッチをつくっていたシーンが印象的でしたね。

nishimajonoie.JPG

↑ アプローチからサンルーム方向をのぞむ。。

実際に全篇をココで撮影したそうですが、
築40年経ったかのようなこの家、、、
実は新築だそうです。

古びた風合いを醸し出す映画美術さんの技術ってスゴイ~!!
実物前にしても気付かずに、、
建築屋ふたりうっかりだまされてしまいました。。(笑)

↑ サンルームは残念ながら屋根が葺かれています。
(国定公園内に建てる建築物への規制らしい)

映画は英国人のおばあちゃんと不登校の女の子が
森の中でのおばあちゃんとの暮らしを通して心通わせる物語。

「日常をしっかり生きることは、生きる強さを持つこと」

魂がよろこぶ生き方をすることが大切なんですね~。。

人間が生きる意味、、
死んでしまうこと、、

色んなことが胸にくる映画でした。。

映画のなかでの森の暮らしの描写も素敵でした~。

、、野苺のジャムを煮ること
、、シーツをラベンダーの植込みの上で乾かすこと
、、庭の畑でハーブや野菜を育ててそれが食卓にのぼること

そういえば前に「どんな家に住みたい?」と、
いいひブログに書いたことがありました。

このおばあちゃんの家は私の理想にかなり近い家!

庭に続くサンルームとキッチンが繋がっている間取り、、、かなり好き。

デッキテラスと庭のつながりとか、、憧れます。

独立したキッチンで、朝食用の小さなテーブルがあるのって、
よく海外のインテリア写真集で見かけますね~。。

現地で見えるだけ、
ざっと間取りをスケッチしたのでPDFをUPしてみました ↓ ↓

majomadori.jpg

いつかこんな家に住んで庭の木の実でジャムを煮たいです。
かつてのオリーブ少女が夢を馳せています(笑)。。 (出美)

「西の魔女が死んだ」 おばあちゃんの家の情報はコチラ

にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 インテリアブログへ ← にほんブログ村に参加をはじめました

※ 追記 ※

≪ 西の魔女の家好きな方へ ≫

前回と今回の記事でUP出来なかった写真を
少しですが、WEBアルバムにUPしました!

アルバムを観る際に、、
合言葉 「 いいひ西の魔女 」 と入力すれば、
ご覧ただけますので、よろしかったら下のリンクからどうぞ~♪

30daysアルバム 「 西の魔女の家_2008JULY 」



Comments [7]

清里にあるんですね。
今度行ってみたいと思います。

清里といえばまつださん、、、、と思い出していましたよ。
写真で見るおばあちゃんの家、素敵ですね。こじんまりしていて、なつかしいような安心感があって。私も今度行ってみようと思います。
でも、この外観、どこかで見たような、、、、あ、これから着工する家と似ている!! とさっき気づきました。
でも、もうひとまわり大きいし、伝統工法だし、新築そのものだし、出来上がった雰囲気はかなり違うでしょうねー。
着工前の不安感の中にあって、これから映画を見たり、清里のお家も見たりして、少しでも参考にしようと思いました。素敵な情報、ありがとうございます。

まつださん!そうなんですよ。。清里です。
keikoさんからもコメントいただき、やっぱりまつださんのことを思い出されていたようです。

お子さんと映画のほうも是非見てみてください。
その方が現地で楽しみが増えるし、、、ブログにはのせていないのですが、、サンルームのガラスにあるおばあちゃんから孫のまいちゃんへの「メッセージ」を見つけるとジーンときてしまいます。

keikoさんのこれから建てる家、、楽しみですね~!!出来たらまた見せてくださいね!きっとkeikoさんもこのおばあちゃんの家は好きなのでは?と思っていました(笑)。まつださんにも書きましたが、、、映画も是非!おススメです。コメントありがとうございました~!!

Keikoさん。
お久しぶりです。
僕にはすっかり清里のイメージが定着しているようですね。
これから建てる家、完成したら僕もぜひ呼んでください。

映画も見てみたいと思います。
ジーンときてしまうのには弱いんだけどね。

はじめまして  
私は本だけを読んでおばあさんの家を長いこと想像しておりましたら、ずいぶん以前の記事のようですが、幸いに偶然にして いいひさんのこの間取り図や写真を拝見することができました。
いつまでも心に残るおうちですよね。
ありがとうございました。

コメントする

※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。

公開されません

プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
03-3648-5712

事務所プロフィール

カテゴリ

サイト内検索

最近の写真

  • Blank 3 Grids Collage (1).jpg
  • 20170621-R6211155.jpg
  • 20170620-R6200625.jpg
  • IMG_2462ss.jpg
  • 20240206iihiblog.jpg
  • IMG_2306s.jpg
  • 20240201Collage.jpg
  • 20240116 Collage.jpg

このページの上部へ

このページの上部へ