なだらかな緑の丘と色づいた木々を臨め、
暖かい日射しが射し込む心地よい窓辺。。
深く出た軒下のバルコニーには、
心地よく佇める白い籐椅子。
窓を縁取るような観葉植物の柔らかい緑。
白木のテーブルには...
白い陶器の花瓶に活けられた、
2輪のサーモンピンクの薔薇。。
全てが心地よさそうに配された室内。。
住むひとが心を尽くしている...この愛された家。。
この空間を観た時、
家での暮らしを心地よく過ごすことが、
本当に豊かなことで...
人間に与えられた最大の贅沢なのだと実感しました。
↑ ↓ 写真は、スイスにて、見学させていただいたエコ住宅。
ピーター・ズントー氏、設計の家のリビングの窓辺です。
また、旅行記が途中なのですが、、
今朝読んだ本の一節が心に残り、、
この家に足を踏み入れた時の感動にピタリとはまったので、、
今日、UPさせていただきました♪
↑ こちらは違うショット。うっとりとしませんか~♪
ナント、全てご家族でセルフビルドした家!!!
奥さまが、家を案内してくださったのですが、、
この土地を愛し、、地域の素材をつかった家。。
この家を心から愛し、暮らしを愉しんでいらっしゃるのが、
ヒシヒシと伝わってくるのです♪
家での暮らしを豊かに紡ぐこと。。
ホントに贅沢で豊かなことだな~と、、心から感動を覚え、
「 今、ワタシ、生きていてシアワセ~!!!!!
此処に出合えたこと、、ありがとうございます~♪ 」
と、家のディティールやつくり方を見るよりも、、
この家の暮らしの豊かさを、心に焼き付けていたのです。(笑)
今朝、、久しぶりに読み返し始めた本から、、心に残る伝えたい文章を。。
「 アットホーム 」
最も身近で、最も贅沢なこと。
それは自分の家や部屋を愛することだ。
愛されている部屋は、住人のからだの延長のように不自由なく、
心の延長のように満たされている。
( 中略 )
個人の生活においては、
贅沢とは決して経済的な豊かさではなく、
その人の時間の過ごし方をいうのだと思う。
( 中略 )
富は得るものかもしれないけれど、
豊かさは自分で育むものだから......
上記、「 毎日が旅じたく 」 津田晴美著 より抜粋
家をつくること、、リフォームをすること、、暮らしを整えること。。
大掃除シーズン、、
ある意味、家を見つめなおせるこの時期だから、、
何かを感じてくだされば、幸いです♪
家での日々の暮らしが心地よく、、
住む人の幸せに繋がりますように、、
心を込めて ♪ (出美)
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Comments [10]
keiko さん
いいひさま
行ってないのに、この空間に心が飛びました。
素敵な写真と本、そしていいひさんの感性。ありがとうございました。
たかさんさん
いいひさん、こんにちは。
こんな素敵なところへ、スピカさんと行って来たんですか。
うらやまし~。
やっぱり、私が住んでいる田舎とは、違いますね~
何て言葉で表現したら良いのか・・・。
山があって、緑があって、テーブルがあり、椅子があり
そして、太陽の光がある・・・。
確かに、私が住んでいる田舎にもあるのですが・・・。
いいひさん、この胸のうち、分かってもらえますか。
>個人の生活においては、
贅沢とは決して経済的な豊かさではなく、
その人の時間の過ごし方をいうのだと思う。
贅沢?って、最近何なんだろ~と感じています。
確かに生活して行くのには、経済的な事を考えます。
でも、経済的な豊かさがいいとも、感じないんですよね。
>豊かさは自分で育むものだから……
私は、豊になりたくて、がんばって働きました。
ただ、贅沢がしたかった訳ではなく
人並みの生活がしたかったんですね。
自分で育むものだから・・・ですかね。
ちょっと、私の考えがまとまらなくてすみません。
とってもいい言葉でした。
いいひ
keiko様
お久しぶりです!
実は、このスイスの家を見たとき、keikoさんを想ったんですよ。
この家の豊かさ、、ロケーションが、伊那谷とkeikoさんの家と暮らしを彷彿させました。
なので、コメントいただき、とても嬉しかったです。
ありがとうございました♪
いいひ
たかさん様
コメント、ありがとうございます♪
どんな環境にいても、自分の居るところ…住まいに満足できたら、
それはとても幸せなことなのだと思います。
上を望めばキリが無く、逆に視点を変えて世界を見れば、、
今飢えずにいることだけでも、、仕合せだと感謝できる。。
フォーカスするところが何処かによって、
自分自身の豊かさの基準は、変わってくるのでしょうね。
>山があって、緑があって、テーブルがあり、椅子があり
>そして、太陽の光がある・・・。
スイスのこの素晴らしい家に共通すること…
たかさんも既に持っていらっしゃいますね。
それをまず愛でていくことで、「何か」が変わってくるのだと思います♪
たかさんさん
いいひさん、こんばんは。
そうなんですよ~。
>どんな環境にいても、自分の居るところ…住まいに満足できたら、
それはとても幸せなことなのだと思います。
実は、自分が生まれ、育ったこの土地に、なじめなかったんです。
でも、自分が他の土地に行ける。そう思うと気持ちが楽です。
良かったです。
>逆に視点を変えて世界を見れば、、
今飢えずにいることだけでも、、仕合せだと感謝できる。。
私がもっと心の広い人間だったら、
感謝できるのかも知れませんね。
でも・・・今の私には、喪ってきたものを・・・
しがみ付いて堪えているよりも
少し、離れて視点を変えて世界を見てみようかな。
そんな感じです。
これからも、ヨロシクお願いします。
lime+さん
ズントーの家とは、うらやましいです。
でも、ズントーだからというよりは、住まう人の心の豊かさの産物なんでしょうね。
いいひさんの言いたいこと、ほんとうによく分かります。
心が豊かでいるということ、自分の居心地のいい空間を育めることが本当に贅沢なことなんでしょうね。
家があって、経済的に裕福であっても、それがシアワセではなくて、その上にその環境を豊かで愛しめるかどうか、これは、設計の範疇を超えた、住まい手のエリアなのかもしれません。でも、その器であるからこそ、なおいっそう、豊かな空間になる・・・。
建築やディティールはそれを支える脇役なんだろうなとよく思います。苦労して考えた部位が、主張せずにただひっそりと、役目をしている、空間的にも、機能的にもストレスを持っていない。そう思えてなりません。
そういう、人への優しさが伝わるような仕事ができれば嬉しいですね。
心が澄み渡るような記事に、とても癒され、励まされたような気がします。ありがとうございました。
jin0055さん
本当にため息が出るくらい素晴らしい景色&建物ですね!
使われている木製サッシがかっこ良すぎます。
こんな所に住めたらどんなに素晴らしいか容易に想像できますね!あ~日本てなんて住みにくい環境なんでしょう。。。いつか海外に移住したいなぁ
いいひ
たかさん様 メリークリスマス♪
しがみつくより手放した方が良いときもありますよね。
もしも…あの時…という後悔は、
どちらを選択しても生まれるような気もしますが、
誰かのせいにしない生き方は楽になれます。
無責任なことはいえませんが、、
どうぞ自分のココロが、よろこぶことを選んでくださいね。。
良いクリスマスを♪
いいひ
lime+さま メリークリスマス♪
コメントありがとうございます♪
スイスにて、このズントー設計の家を暮らしごと拝見させてもらえたことは、
本当に仕合せなことでした☆
そして私が言葉足らずだったところを代弁してくださるかのような、
lime+さんのコメントに、共感しあえる歓びを感じました♪
>人への優しさが伝わるような仕事ができれば嬉しいですね。
私も、本当にそう思います。
お互いにそんな仕事を目指して頑張りたいですね。
同じ志…同じ想いで頑張る方が同じ空の下に居てくれる。。
頑張れるし、勇気をもらえます。
今年、紫色のヒヤシンスがきっかけで、このブログ村で知り合えたことに感謝です♪
いいひ
jinさま、メリークリスマス!!
コメントありがとうございました☆
そうなんです!!素晴らしいロケーションと建物でした。
スイスの家というファクターを通して日本をみると、、
確かに色々といびつでオカシナトコロも多々感じてしまいますが、、
日本のように、こんなに自由に個人が家づくりを出来る国は、なかなか無いようです。
その仕合せには、感謝してきちんと家づくりをしたいなぁと思いました。
ご家族で素敵なクリスマスの夜をお過ごしくださいね♪