理想と現実のはざま。

6 Mar.2014
[ 雑記 ]

夕べ、首都高での渋滞中、、
シャッフルして音楽を聞いていたら、
そう、、外苑から新宿手前辺りで、
ずーーーっと昔から知っているハズの歌の歌詞が、、
意味を以て、、胸の内に入ってきて、何だかグッときてしまいました。。(^_^;)

それは、こんな歌詞。

－　　声の限りに叫んでみたけど
－　　誰の胸にも届きはせずに

－　　意地を張るなと肩を叩かれた
－　　返す言葉が見つからないままで

－　　流されていくのか
－　　こんな気持ちのまま

－　　いつの日にも守ってきたこの想い

－　　何に劣り　何に勝るのか
－　　明日はどんな言葉に従うのだろうか

－　　折れてしまえば楽になるのにと
－　　優しい声が心を揺らす

－　　お前のせいで面倒になると
－　　呆れた声が背中に突き刺さる

－　　午前零時の新宿ステイション
－　　冷たい風に何だか泣ける

－　　金も名誉も力もないから
－　　信じるものも守れやしないんだ

－　　流されていくのか
－　　こんな気持ちのまま

－　　足を止めて息を吸って目を閉じる

－　　あきらめたくはない

　　　　篠原美也子　「　冬の夜　」より
　

負けず嫌いだったり、
大きいチカラだけど自分の本意じゃないチカラに巻かれることを拒んだり、、
そう、折れてしまえば楽になるのにね…折れることが出来なかった。。
そんな若い若い自分と、久しぶりに再会したようで、苦笑い。

この間読んだ、、吉谷桂子さんのブログ記事が影響しているのかな。。
（　↑　とても良いことを綴っていらっしゃったので、リンクを。　）

こちらも、とてもココロに響いたから。

記事は、、
ハウスメーカー専属のガーデンデザイナーさんのことにも触れられています。

憧れ続けて頑張って勉強して入ったところでの、業界の実情。。

庭や植物が大好きな人も多いけれど、
庭にはお金も手間もかけたくないって人もいる事実。

どちらが間違いで、どちらが正しいかは、価値観次第。

ただ、どんなセカイに居ても、、
考え方の違う人たちのなかで生きていくのって辛いもの。

大っぴらには話せないコトも、業界の実情では沢山あって、、
でも、、仕事だから、やらなければいけない場面に直面して、、
憤りを覚える。。悔し涙を流す。。

モチベーションが下がることもあると思う。。

でも、その憤りが、自分の道を切り拓くチカラにも変わる。。

そして、自分の芯をぶらさずに頑張ったら、
きっと、同じ想いを抱く人たちのセカイに行ける日もくるから。。

その時に、今流した悔し涙は、、
きっと良いカタチで自分に還ってきてくれるハズ。。

－　理想を追求するのが人生の本懐だから
と、吉谷さんも書いていらっしゃる。

勿論、何処に行っても、、
理想と現実のはざまでの悩みは付き物だと思うけど。。

そのガーデンデザイナーさんには、、
諦めないで、頑張ってほしいなぁと思う。。
（　キットケンチクノセカイモオナジデスヨネ…　）

何だか、若き日の自分に出合ったようで…つい。。(^_^;)

余談だけど、、
プライド・・・誇り。。
やっかいなモノだけど、、
でも理想を追及して生きていくには、必要不可欠なもの。

それを、、捨てられないヒトに、、
篠原美也子さんの曲も、やっぱりお勧め。。

私も、胡坐をかかずに、初心を忘れずに、ガンバロウ☆
春は色んなコトを想う季節ですね…(^_^;)

昇華したはずの想いが、ゾロ現れて、ちょっとビックリ。
忘れたい苦い思いも蘇って、、蓋をしてしまおうと思ったけど、、
蓋をせず、向き合ってみました。