寝室をもっと心地よく!_春の模様替えvol.1

COZY-BED-ROOM@LONDON.jpg

眠ること。。

人生のうち、1/4~1/3は、睡眠に費やすとも。。
というと、数十年単位を寝室で過ごすことになりますよね。。

 疲れをとる…
 脳を休める…

睡眠は生きていくうえで、とっても大切なもの。

そんな睡眠を支える寝室のこと、、
以外と、おろそかにしているのではないかなぁと、
感じるコトも以前に比べ多くなってきました。

設計の打ち合わせ、、間取りのご相談などで、
施主さんの考えを聞く機会がありますが、
寝室については、キッチンや収納の配し方等より、
深く考えている方が少ないように、感じます。。

私自身もそうだったので、そのお気持ちが理解できる☆

でもでも、、実は、、
今の住まい (6年前に中古マンションをフルリノベ) で、
一番後悔しているのは、寝室なのです(-_-;)

なので、いいひブログ読者さまには、、同じ轍は踏んでほしくない!!
そんな想いを添えているというコトで、記事をどうぞ!(^-^)

我が家は66㎡のマンションSOHOなので、
何かが限られてくるのは、致し方ない事なのですが、
年を経て、身体や考え方が変わってきて、
寝室への要望が変化することまでは想定外でした。

若い頃は、ダブルベッドで眠ることが嫌では無かった。

眠ってしまえば、夜中に目が覚めることなく、朝まで爆睡。
その時の眠りの質が良いモノだったかは、??だけれど、
自らの ’ 眠ること ’ ’ 眠る環境づくり ’ については、、
正直、関心が薄かった。(^_^;)

でも、最近、年をとったのでしょうか…

朝まで熟睡することが少なくなって、
寝ても疲れがとれないことが多々。。

’ スッキリ爽快な目覚め ’
というモノがどんなだったか忘れてしまう位…
こ、これじゃあ… いけませんよね… (^_^;)

旅したイギリスB&Bの、Cozyに設えられた寝室。。
( ↑ ↓ の写真がそうですね 憧れのベッドルーム^^ )
包み込まれるような、ふかふかのベッドでの快眠が忘れらない。。

COZY-BED-ROOM2@LONDON.jpg

あと、、牛尾(夫)の実家で眠ると、
朝はスッキリ。疲れが残っていない☆

それが何故か??

住環境もあるのでしょうが、それは変えられない…
それ以外の要因として、、
布団やベッドが別々だから…だと思い至り、、
睡眠環境を変えたいと、強く思うようになったのです。

で、改善点を探してみました。

↓ スケッチは、我が家の寝室レイアウト遍歴です^^
( クリックしてくださるとPDFが開きます 
      って… ^_^;  ハイ…宜しければご笑覧ください  )
bedroomplan_iihi2014.jpg

≪1st ≫

 ・ W1400のダブルベッドで就寝

 ▽ わたしが眠る側が壁 → 閉塞感がストレスなコトに気付く
 ▽ ベッド周りに通路が無いので、
   → 夜中のトイレの時は、夫をまたいでベッドを出る
     または、後ろに這い出ていくような無様な動線

他の間取りとの兼ね合いもあったのですが、
一番しわ寄せを食ったのが、寝室なのです。。

リノベ設計当初案はチェスト無2ndレイアウトでしたが、
リビングに似合わないチェストの行き場、
寝室にとりあえず置いてみたら5年以上。。(^_^;)

その後、牛尾(夫)の趣味が変わり、
音楽熱が再燃すると、、
自分のウォークインクローゼット半分のスペースを、
ウッドベース弾き場にしたので、ちょっと荷物も溢れ気味に。。

-------------------------------------------------------

≪2nd≫

 ・ ベッドそのままで、レイアウトを替える

 ▽ それぞれ側に通路が出来るようにした
 ( ↑ たとえ30cm程でも、これが在ると無いとで大違い!)
 ▽ 猫がベッドで遊ぶのが大好きなので、キャットタワーも設置

-------------------------------------------------------

よしよし…
これだけでも大分ちがーーう^^!
なんでもっと早くこうしなかったのかしらん。。♪

と、自己満足していたのですが、
閉塞感が無くなっても、朝起きてだるいのは変わらない…(-"-)

ムムム。。。

次なる改善点の気付きとして、、

 ▽ 隣に気遣いながら、眠ることが疲れる
  ( 気を遣っていないように見えても…^^; )
 ▽ マットレスが体に合わないのでは…

と、思い至る。

ただ、悲しいことに、、我が家には、
シングル2台置くスペースは無い。。
( ↑ コレ、激しい間取り的後悔のもと )

でもでも!!何とかしたーーーーーーーーーーい!

「 ベッドは別々にしたい… 」
もっと突き詰めると、、
「 寝室も別にしたい… 」

そんな、高齢のご夫婦の要望が、
我が身の実感を以て、理解できるようになったのは、
良かったのかもしれません^^

リノベ設計時に、
「 ま、ダブルが置ければいっか… 」 
そんなノリで決めてしまった当時の自分に、タイムマシンに乗って、
「 おいこら!」 って、、教えてあげたーーい(><)

それも出来ないので、(^_^;)
今の寝室をもっと心地よくなる計画を練りました。。。

-------------------------------------------------------

≪ 3rd PLAN ≫
物理的スペースは変わらないので、
問題点と改善点の取捨選択をします。。

・ ただでさえ狭い寝室で、幅を利かせているチェスト
→ チェスト内のモノは、普段使わないけど捨てられないモノ
・ お仕事でつかう、素材サンプルが寝室にまで進出
→ キャリーケースに収納して置いてあるけど、位置が定まらない

 ▽ チェストを無くす
 ( 結婚した時に、背伸びして買ったモノだけど、思いきって処分 )
 ▽ マットレス別々のクイーンサイズの収納ベッドにチェンジ
 ( ダブル1400 → クイーン1600 コレが我が家のスペースでの物理的MAX )
 ( マットレスは別々に… いわゆるスモールサイズを2枚 )
   ( ↑ 冒頭の写真のように、ツインをくっつけてダブルにするような案 )
 ( 収納ベッドに抵抗を感じていましたが、
   もう、仕方なくチェストに入っていた収納物の行き場を此処に。 )

------------------------------------------------------- 

☑ 腰痛持ちなので、マットレス選びも慎重に。

☑ 狭い寝室なので、収納ベッドも、引出タイプじゃダメ。
   跳ね上げタイプの収納ベッドに。

上記条件のもと、色んなベッド&マットレスを検索。

 ▽ 寸法
 ( MAX寸法は、1700×2100 )
 ( これよりも少しでもコンパクトなモノを! )

 ▽ 許せるデザイン であること
 ( ヘンな丸みを帯びていたり、イマイチな宮付は避けたい )

 ▽ 収納量の確保
 ( チェストに入っていた分 + サンプルキャリーが納まる収納が欲しい☆ )

 ▽ 腰が痛くならないマットレス

ベッドも奥が深いコトに気付き、
狭小寝室の家具レイアウトの大切さを改めて実感。

で、一昨日、やっとベッドを決めて発注。
GWに、模様替え&DIY を実施。

心地よいお家をつくるなら、自らも心地よく暮らさないと!
ね!!

長くなるのが欠点ないいひブログ…(^_^;)

「 寝室をもっと心地よく!春の模様替え2 」
… ベッド選びのことなど、、
また次の機会に、ご報告いたします♪
 

 

  読んで下さった皆さまにとって
  素敵な ’いいひ’ が訪れますよう…   

  家での暮らしが心地よいことが
  住む人の幸せに繋がります!!
 
  心を込めて♪ (出美)

 

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Comments [4]

あはは、わかります〜。
我が家は最初からワイドダブル(クィーン)でした。そういえば設計時も「シングル2つが置ければ良いです」って言ってましたね私(エライ!) でもつまり...逆に言うと、若さが足りなかった…ですかね!?
おかげで、3人で寝るようになって、今クィーンとシングルをとりあえず並べて置けたので感謝感謝です^^

ナイスタイミングな記事でした
うちも当初物置として予定していた屋根裏はすっかり
部屋扱いで冬布団の行き場に困り
跳ね上げ式のベットの購入を検討中です
模様替え後の記事も楽しみにしてますね

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プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
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