- 犬はひとりでは生きていけない
- 飼い主から捨てられたら
- それは死を意味するんだ
「 むっちゃんの幸せ 」 という番組の最後で、
福島で被災した犬さん...むっちゃんが、
私たちに語りかけるメッセージ。
純粋に多くの人に伝わればいいなぁと思いました。
それは、お彼岸の昨日、、
NHKで放送されたドキュメンタリー。
とてもとても心に残りました。。
東日本大震災で飼い主と離ればなれになった犬さんを、
広島のボランティア団体さんが保護。
そのうちのひとり(一匹)、、
心臓に病気を持つ犬...むっちゃんが、
横須賀の老人ホームに引き取られ、
その後、人生(犬生)を、幸せに全うするまでを、
カメラが寄り添い、むっちゃん目線で、
エピソードが紹介されていきます。
ホームのお年寄りにとっても、犬さん達とのふれあいは、
生きる気力を与えてくれ、日々を豊かにしてくれる。。
脳梗塞で倒れて寝たきりだったおじいちゃんも、
ベッドに来てくれる犬さんを撫でたいがために、
麻痺した手を動かせるようになった場面。。
枕元に犬さんが来てくれて頬を舐めたりしてくれると、
本当に嬉しそうに笑うお顔が、、ジンときて。。
ホームに来たばかりで、、
家に帰りたいと、、ふさぎ込んでいたおばあちゃんが、
飼い犬に似ていたむっちゃんのお蔭で、、
みんなの集まる居間に出れる位、元気を取り戻したというエピソード。
毎朝、むっちゃんが、おばあちゃんを起こしに病室に出向く場面。。
心臓の持病があるむっちゃんが、
ゆっくりとした足取りでホームのお散歩についていく場面。。
ホームのみんなに愛されて、新しい仲間を得たむっちゃん。
ホームに居るお仲間の犬さん達と、、
じゃれあい芝生を駆け回る場面。。
... 涙がとまりませんでした。
ボランティアさんに助けられなかったら、、
横須賀の老人ホームに里子に来なかったら、、
そんな幸せな人生(...もとい)犬生は無かった。。
関わってきた皆さんの善意が在ったから、
むっちゃんはあんなにも幸せな最期を迎えることが出来た。
ホームでみんなに見守られながら、
虹の橋へと旅立ったむっちゃん。。。
どんなに幸せだったことでしょう。。。
同じく福島で被災して、、
愛犬と離れざるを得なくなったおじいちゃんのところに、
ボランティアの方が、会わせに連れてきてあげて、
ホントに喜んでじゃれていた犬さんの場面も印象的だった。。
その仔を愛するおじいちゃんの想いがヒシヒシと伝わってきて、号泣。。
この世に生を享けた犬さん猫さんは、
みんな 純真無垢な存在 だと感じます。
私たち人間を愛し、、
人間に愛されて、、 共に生きるため、
この世に来てくれたのだと思います。
でも、むっちゃんのように恵まれた仔たちだけはないのが現実。
多くの犬猫さんたちが、保健所で命を落としていること。
その現実も、目をそらせません。
野良猫が増えるのは、人間が捨てるから。
飼いきれないからと、保健所に置いていくのも人間のエゴ。
ボランティアさん達がどんなに頑張っても、
イタチごっこのように、
捨てられる仔たちが後を絶たないとも聞きます。。
先日事務所にいらした...某断熱材屋さんも、
この度、里子をもらうことにして、
ボランティアさんからそんなお話を聞いたそう。
我が家の話を少しだけ。。
これまで、三匹の猫たちと縁が繋がり一緒に暮らしてきましたが、
どの仔も、ボランティアさんから譲りうけた仔達です。
たまたま猫を飼いたいなぁと思った時、
ブリーダーによる飼育放棄で捨てられたであろう、
27匹のチンチラシルバー里親募集のページに出合い、
そこで実家ずっと一緒だった猫に面影が似ている仔を見つけ、
問い合わせたのが、きっかけでした。
それが、あま。
'のる' は、飼い主の飼育放棄によって、
兄弟猫たちと共にボランティアさんに保護された仔。
( ↑ 2004年当時、ボランティアさんに連れられて我が家に来た あまのる )
'オリーブ' は、海岸に住むのらにゃんこさんが生んで、
兄妹猫と共に子猫のうちにボランティアに保護された仔。
( ↑ 2013年来たばかりの頃のオリ まだ小っちゃい^^ )
ボランティアさんの善意が無かったら、
今、此処には居なかった仔達です。。
あまに出合うまでの私は、
動物愛護のボランティアさん達の活動を、
恥ずかしながらよく知らなかったのですが、
彼女たちの熱意には、本当に頭が下がりました。
これ以上野良猫を増やさないために、
自費で保護し去勢避妊させて、里親を探してくれます。
里親としてふさわしいのかどうか...
家を訪ね面談をしたうえでないと譲渡してもらえません。
保護した仔達の幸せを心から願ってくれているのです。
里子に出され、ペットとして、
私たちと一緒に住んでくれる猫たちは、、
純粋に、、無条件に、、、飼い主を愛してくれます。
ペットと住むことによって、、
どれだけの癒しや豊かさが、
人生にもたらされるか計り知れません。
でも、家で飼うペットは生き物で、
人間によるお世話が必要な存在です。
ご飯やトイレのお世話は必須。
定期的なワクチン接種。病気もします。
病院に連れて行くと、お金もかかりますが、必要なことです。
病気になったら介護も必要です。
物言えず辛そうにしている姿を見て寄り添うのは、
正直、本当に本当に辛いです。。
最期まで看取る覚悟が要ります。
そして、犬さんにも猫さんにも、心が有ります。
ひとりでずっと放っておかれると淋しいです。
いじめられると、悲しいです。
可愛がられ、愛されると、嬉しいです。
人間と一緒で、感じる心を持っています。
だからこそ、ペットを飼うということの覚悟が、
人間側には必要だと思うのです。。
その仔の '生' に責任を負わなければいけない。。
家族として迎える覚悟が出来たら、、
ペットショップだけじゃない選択肢も考えてほしい。
いつも行くホームセンターのペットショップにも、
愛くるしく遊ぶ子猫や子犬が居て、
つい私も引き寄せられてしまいますが、
むっちゃんや、'あまのるオリ' のように、保護されていたり、
または保健所での殺処分までの猶予期間に、
愛されるのを待っている命が、
今、この瞬間も、たーーーーーくさん居るのです。
むっちゃんの番組のナレーションをしていた滝川クリステルさん、
杉本彩さんもそうですが、、
動物愛護団体を立ち上げた著名人の方々のお蔭で、
そんな仔達の存在がもっともっと広がってくれたらなぁ。。
そう思います。
いいひの施主さんも、猫好きな方が多く、
新居を猫仕様に設計し、里親募集で里子に迎えた猫さんと住む方、、
迷い猫や捨て猫を保護して家族として一緒に住んでいる方もいらっしゃいます。
↓ Kさんの家の、姉妹猫Aちゃん&Kちゃん♪
↓ Iさんの家のFくん♪
↓ Mさんの家のKくん♪
どの仔も本当に幸せに暮らしています^^
勿論、ペットショップで一目惚れすることもあります。
ペットショップやブリーダーさんから猫さんを迎えることもあります。
買う人が居るから悪質なブリーダーが増えたりするのだという声も、
番組内でも語られていました。
人間側のモラルとして、ペットの売買や飼育に対して、
法整備をしていく必要はあると感じます。
ただ良質なブリーダーさんも居ますし、
ペットショップに居る仔たちも、
みんなどんな状況でも、、
愛し愛されるため生まれてきた仔達には違いない。
どんなご縁で繋がるかは分からないけれど、
家族に迎えたからには、最期まで愛してあげることを、
ひとりひとりがやっていけたら...
小さきものを慈しむ社会になっていくのかな。
私も何か出来るといいのだけれど...と悶々しますが、
自分が出来ることをまずは!!...と思っています。。
最後に、、、人間側のハナシで恐縮ですが、
むっちゃんが行った老人ホームのようなトコロに、
私も入りたいものです。。
子供のいない私は、いつかはひとりを覚悟していますが、、
やはり、年老いて自分でお世話出来なくなっても、、
動物と共に暮らせたら、、どんなに幸せだろうか...と感じるので(*^_^*)
まとまりない話になってしまいましたが、
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!
とにかく、一匹でも多くの猫さん犬さんたちが 幸せであることを...
心を込めて...♪
▽ 我が家がお世話になっている皆さんをご紹介。。
≪ 我が家の猫がお世話になったボランティアさん ≫
今でも里親募集をされています。
リンクフリーとのことでしたので、リンクを貼らせていただきました。
「 まねき猫 」
≪ お世話になっている動物病院さん ≫
のるの命の恩人、、女性獣医師の先生がいらっしゃいます。
「 しのざき動物病院 」
素敵な 'いいひ' が訪れますよう...
↓ ↓ にほんブログ村に参加しております
皆さまのあたたかい応援クリックに日々感謝です♪
≪ 別冊いいひブログ では猫たちとの日常をゆるゆるとUP♪ ≫
「 365日カメラが好き♪猫ときどき旅・花 ごあいさつ」
≪ 過去ブログもよろしかったらどうぞ♪ ≫
「 Angel's Eye レトリーバーの瞳に想うこと 」
「 猫になりたい 」
「 小さきいのちへの愛。 」