ロクブリュヌ・カップ・マルタンの海辺、
アイリーン・グレイ設計のヴィラ、E1027。
眩しいほどの光と、
対比するように生まれる影。
室内空間の陰影の美しさ。。
それと共に、
実に細やかな配慮をされた設計が、
記憶に残っています。
暮らしと家®で旅した南仏旅行記、
最新記事UPのお知らせと、
旅の記憶として、この美しい家に佇んだ時のことを。。
そして、とりわけ気に入ってしまった、
デイベッドが設えられた空間のことを、
いいひブログでもUPしたいと思います♪
美しい地中海が臨める丘に、
恋人と過ごすために建てたのが、
villa e1027。
このヴィラが出来た経緯や、
この建物が辿った歴史などは、
スピカさんが、暮らしと家®の記事で、
詳しく書いていてくださっています。
その、暮らしと家®南仏旅行記最新記事は、
↓↓ こちらからどうぞ♪
「 家具デザイナーの手がけた心地よい住まい_アイリーングレイE1027を訪ねて_南仏旅行記VOL.6 」
↓ こちらは、ヴィラのリビング。
バルコニーを介して、
青い空と海と室内が繋がります。
↓ 私達がとりわけ気に入ったのは、このスペース。
サイズ感が分かるように、スピカさん入り写真で♪
リビングの一番奥...
シャワールームの脇のデイベッド!
ハンモックが架かったベランダにも続いている空間。
↓ 横たわりながら読書できる仕掛け!
キリリと冷やした白ワインや泡を置き、
明るい光と風を感じつつ、
本の頁を目で追いながら、
まどろんだのでしょうか。。
個人的に、もし自分が次に家をつくるなら、
必ずやデイベッドスペースを設けたい!!
と、常、空想をめぐらせているほど、
憧れているもの。(^-^;
他の部屋も、細やかに配慮し尽くされた設計が至るところに。。
スピカさんと、
これは、コルビジェが嫉妬するのも理解できるねと、笑い合いました。
↓ アイリーンの言葉より。
- 家は住むための機械ではない。
- 人間にとっての殻であり、延長であり、解放であり、精神的な発散である。
- 外見上調和がとれているというだけではなく、
- 全体としての構成、個々の作業がひとつにあわさって、
- もっとも深い意味でその建物を人間的にするのである
( ※ ↑ 新版 アイリーン・グレイ みすず書房 より抜粋 )
この家で過ごしたのは僅かな期間だと云います。
↑ コルビジェが勝手に描いてしまった壁画。。(^-^;
こんなことをしてしまう位、
コルビジェをも魅了させたこの家は、
数奇な運命を辿りながらも、
こうして、後世の私達に、
' 家で過ごす時間の素晴らしさ '
を伝えてくれたように感じるのです(*^-^*)
↓ Youtubeに、アイリーンのドキュメンタリー映画の予告がありました。
↓ 室内の様子が動画で観られたので、こちらも共有させていただきます♪
コルビジェの休暇小屋と共に、
この建物を見学出来たシアワセに感謝。
つくづくと、
最後に残るのは記憶だから...
と、思う今日この頃。
モノにお金をかけるより、
こんな旅を、いつかまた出来るように、
日々を頑張ろう!と思いました(*^-^*)
読んでくださった皆さまにとって
素敵な 'いいひ' が訪れますよう...
家での日々の暮らしが心地よいことが
住む人の幸せに繋がります!!
心を込めて ♪ (出美)
≪ 今回の旅に纏わる記事一覧はこちらからどうぞ♪ ≫
「 暮らしと家®南仏旅行記_2018初夏 」
≪ 過去記事もよろしかったらどうぞ♪ ≫
「 ミラノサローネ報告vol.3「カスティリオーニ事務所を訪ねる」_暮らしと家®より 」