改めて家の不具合「瑕疵」のことを学ぶ


わたしが家づくりの仕事に携わってから、丸13年。
初めて手掛けさせていただいた家は、、12年生。
その間、色んな現場を経験してきました。

年月を経た家を実際に見て、、常々思うのは、、
流行りの建材、、つくり方、、素材、、
メーカーさんが、素晴らしいモノとして売るモノに対しても
「ぶれない眼力」を持つことの大切さを忘れちゃいけないな~ということ。

なぜなら、、皆がつかっているから、、「いいよ~」とされていたモノの中にも
後年にきて、、問題になっているモノがたくさ~んあるから。

えらそーに云う訳では決してありませんが、、、自戒も込めて(^^;)、、
私たち、つくり手側は、、情報に踊らされずに、平らな目線で
家づくりに取り巻く諸々を見ていかなければいけないと思います。。

お施主さん的には、、、
「 丈夫 ・ 安全 ・ 強さ 」 というコトは、
家を建てる上で、ある意味、、当たり前なこと。
満たされていて然るべきな要素として捉えていらっしゃるので。

その上で、住みやすさやデザイン性を求められるわけで、、、

デザイン優先の雨仕舞の悪さや、、
間取り優先の構造的な弱点や、、
はかなく朽ちやすい素材の選定、、

↑ ↑ これらは、ある訳ないことだと思っていらっしゃる。
( でも以外とそうではない実情もあるようですね )

お客さまの希望を叶えるため、そのようなことを選択せざるを得なくなったら
きちんとそのデメリットを説明した上で、選択してもらうのが
つくり手としての立ち位置だと思っています。
ここにきて、法改正が続き、新しい法を学ぶと同時に、、、
改めて、「家」を取巻く色んなコトを考えなおすきっかけにもなっています。

さて、前置きがいつものように長くなってしまいましたが(苦笑)

前置きで書いたことに関することを学べる講座を
今日はご紹介したいと思いま~す!

近山スクール東京、、
私が独立するきっかけのひとつを与えてくれた家づくりを学ぶ場です。

毎年、10月から翌年3月までの全6回で講座がありましたが、、
今年から、、更に踏み込んだ内容の実務者向けの講座として、、
6月~9月で、計三回、、芝浦工大蟹澤研究室との合同勉強会が開かれています。

その第2回目が、今週土曜日に開催されます。
今回は、、、、

近山スクール東京 
~木造住宅の不具合を未然に防ぐための実務者向け講座~
「 瑕疵の実態とそれに対応する新法の考え方 」

◆ 場所 ◆ 芝浦工業大学豊洲キャンパス
◆ 日時 ◆ 2009年8月1日(土) 午後1時~5時
◆ 講師 ◆ 中野 忠 氏 
        ( 保証審査部保証審査課長補佐、相談室課長補佐兼任)
         篠塚 重夫氏  ( 保証審査部長、相談室長を兼任 )
↓ ↓ こんなことが学べそうです ↓ ↓
☑ 気密、断熱工事に伴う漏水被害の実態
☑ 地盤の不同沈下による事故事例
☑ 伝統構法の雨漏れが保険の対象外になる理由
☑ 施主への瑕疵保険内容の重要事項説明の義務



法で課せられる瑕疵保険は、セイフティーネット的レベルのように思います。
コレは、、工務店さんだけではなく、より施主さんに近い私たち設計者も、
理解しておくべき内容なのだと感じました。

10月に法が施行され瑕疵保険が義務化されるにあたり
既に瑕疵担保履行法について、様々な講習会が開かれていて、、
建築系雑誌でもかなり特集が組まれていて、、
いいひ住まいの設計舎自体、設計事務所ですがJIOに加入していましたし、、
( JIOへの加入の訳はいいひHP内のコチラをご覧ください )
今さら、瑕疵について学ばなくても…と正直思いましたが、、(^^;)

今回の講座では、実際に保証機構内部で、実際に起こった
瑕疵や不具合の事故事例の調査にあたる講師の方々を招いての勉強会。
人数も小規模なので、、普段、、文字にすることのないお話をしてくださるよう!
それが、、ためになりそうで期待していま~す♪♪

今回の勉強会でのわたし的目標、、(^^)

① この法律の本質を改めて知る、、、
② 事故事例から瑕疵が起こる家はどんなかを改めて学ぶ、、
③ 保険と保証の違いを改めて理解し間違いなく
   施主さんへの説明を出来るようになる、、

この3つをマスターしてきたいと思いました!
また、行ってきたら、ご報告したいと思っています! (出美)


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  最後まで読んでいただき
  ありがとうございました!

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Comments [4]

いいひ様、こんにちは。
今回は社会派の記事ですねー。
さすがは、私が見込んだ建築士さんだと思いました。

これは私の偏見ですが・・、(笑)
工務店さんでも設計事務所さんでも、素材の耐久性やメンテナンス性に
無頓着な方も多いように観じておりましたので・・。
(もちろん、いいひ様のように素晴らしい建築士さんもいることも承知しております。。)

「気密、断熱工事に伴う漏水被害の実態」については
職人時代(10年前)、外断熱の施工をしていたときに
「これじゃ、雨が内部に入ってしまう!」ことに気づきました。

「地盤の不同沈下による事故事例」については
解体工事の不備、盛り土部分の沈下、擁壁周辺の沈下、
表層地盤改良など加重のかけ過ぎによるもの、
また、周囲の地形を無視したなどのケースもありましたねー。
現場からはいろんなケースがちゃんと出てきます。

最近思うのは、「過ぎたるは及ばざるがごとし」も
よくありそうだな・・なんてことでしょうか?

一つの要素や基準を最大化しようとして、他の要素をおろそかにした結果、
バランスを崩し、家の耐久性に大きな影響を及ぼすのではないか?なんて思ってしまいます。

すみません・・。
ついついアツくなって抽象的なことを書いてしまいました。

それはともかく、いいひ様の報告が楽しみですー!
いいひ様の視点なら、きっといろんな人の参考になると思いまーす。
ありがとうございました。(^o^)

テリー様

こんにちは!
解っていただける方がいらっしゃらなかったらどうしよう。。
と思ってドキドキしながらUPしましたが、、
早速入れていただいた、テリーさんのコメントに
ホッといたしました(^^;)

>一つの要素や基準を最大化しようとして、他の要素をおろそかにした結果、
>バランスを崩し、家の耐久性に大きな影響を及ぼすのではないか?なんて思ってしまいます。

↑ ↑ すっごく分かります!!!!
新法続きの建築業界、、ついて行くのだけでも
ホント大変ですが、、、学ぶたび、その辺りのコトを
わたしも感じていま~す。

テリーさんの分かりやすい表現で、、
施主さん向けに、そのあたりのコトを書いた記事を
UPしていただければきっと良いでしょうね~!

では、また報告したいと思いま~す。
ありがとうございました~~!!!!

いいひさん、おはようございます。

私といいひさんは、同じ頃の建築を経験しているんですね。
丁度、バブルの頃でもあり、色んな問題や疑問が出てきた頃でもあり・・・・
私は、だんだん「自分はこんな建築がしたい」と思うようになり、
今があるわけです。自分では間違っているとは思っていません。
やっと、木造、自然に触れる時代が来たのかな~と思っています。
建築って、ただ家を建てるだけではないような気がします。

私の思い過ごしかも知れませんが・・・
いいひさんと建築に対する考え方、思いは似ているのかも知れませんね。

たかさん様

おはようございます!
すみません、、お返事遅れまして。。。。
早くもチョット夏バテ気味です。(苦笑)。

昨日、この勉強会があったのですが、すっごいためになりました。
>建築って、ただ家を建てるだけではないような気がします。
確かにそうですね~。。

また、勉強会でのこと、ご報告しますね~。
コメントありがとうございました~!!!!

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プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
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