夏ですね~!!
運河を渡る風に
涼を求めて、、
散歩したある日の
暮れかけ直前の
空をパチリ。。。
アッという間に8月に入ってしまいました。
最近猛烈な忙しさで、、いいひブログもおサボリ気味でしたが、、
いいひOBのお客様に、お元気ですか?と電話をいただく始末。。。
夏休み前の追い込みで、、バタバタとしていますが、、
ハイ!元気です~!!!(笑)
中央区のマンションリフォームも無事終わり、、
進行中のお客様方との設計も順調に進んでいます☆
中央区のO邸マンションリフォームは、、
身障者のお子さんの水廻りの介護動線を良くするために行いました☆
今回ご縁を繋いでくださったのは、、
お子さんが通う養護学校で配られた冊子、、
( 子どもといっしょに育てる住まい という
障がいのある子どものための住環境整備研究グループ監修 )に、
サラリーマン時代手掛けたリフォームが、実例として載っていたらしく、、
それがご縁で、いいひに ご相談くださいました☆
← これが
配られた冊子。
← 当時手掛けた
リフォーム実例。
良い例として
掲載されていて、、
ホッとしました(笑)
懐かしいです!!
肢体不自由のお子さんがいらっしゃるお宅では、、
お子さんの成長と共に、住まいを見直す時期がきます。
今回のように、既に広いお住まいであっても、、
介護動線には使いづらかったりする場面も見受けられます。
今回のお客様のお住まいは、超高層タワーマンション。
割と複雑な間取りなうえ、、PS(パイプシャフト)の場所が干渉して、
水廻りの間取りを変更することが、、何をどーしても!!難しかったため、
今あるスペースで住みよくするための工夫を施してみる方向性に決まりました!
← リフォーム前
浴室入口。
段差があり、、
やはり狭いです。
← リフォーム前。
一番の問題は、入口がドアのため、介護動線に支障があること。。
出来れば段差も解消したいこと。。
これらを解消するために、以下を採用しました!
☑ TOTO 超低床JP1418プラス
→ 同じスペースでも、内寸が50㎜広い!
→ 2枚連動引戸を採用 (入口幅を広くできます)
→ 超低床なので、、入口段差を解消できる!( スラブ~床147㎜でOK )
( ※ 排水口が、洗い場水栓下にくるため、その部分は段差有 )
→ シャワー水栓は、クリックシャワータイプ
( 手許ボタンで操作でき介護に便利です )
← リフォーム後。
浴室入口の
引戸を開けると、、
こんなに広々感が!
介護のためのリフォームでしたが、、
結果、ご家族も使いやすく住みよくなったと
とても喜んでいただけました~♪
大きく間取りを変えなくても住みよくする工夫ができる。。。
→ 水栓や入口形状、、仕様の選び方次第で使い勝手がグンと増す
→ 結果、費用も抑えられるし、、リフォーム工期も短くて済む
設計者なので、、間取りを変更すれば、、
簡単に住みよくできると分かっているために、
つい、色々と工夫を考えてしまいがちですが、
まず、シンプルに考えてみて、、、
今あるもの、、スペースを活かして、、
どう暮らしやすくなるかを検討してみることも大切!
そんなことを改めて学べた現場でした!
O様、ありがとうございました!!!!
また、後日、住んでみた感想などもお伝えできたらと思います。
新築の時の設備機器の仕様選びにも、
こんな目線を入れるといいと思います!
お客様との住まいづくりに日々学ばされること多々。
実践しながらの学びは、次に必ず役立つので、ホント、幸せ!!
暑い毎日ですけど、、夏休みに向けて頑張りましょうね♪
家での日々の暮らしが心地よく、、
住む人の幸せに繋がりますように、、
心を込めて ♪ (出美)
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