仕事初めの今日、、東京は雲ひとつない快晴！！
青い空の下、杉並の家、棟上げが無事終了しました！

↑　小屋裏まで頑張って上られて、、
屋根越しの景色を眺めるKさまご夫妻。。
養生シートに映る仲睦まじいおふたりのシルエットをパチリ♪

ご夫婦で色んなコトを話し合われて決めた家が、、
まずカタチになって現れる時、、棟上げの日って、
この上ないヨロコビが生まれる時だと思います。。

この杉並の家、、サブタイトルは、
「　旗竿状敷地＿らせん階段で繋がる小さくても広々暮らせる家　」

↓　その、らせん階段。



東南の角の隣地の隙間から
お陽さまが射し込みはじめたところ。

旗竿状敷地という立地条件のため、、
東南の角に、採光を得るための吹抜けと、、
兼用させた階段スペースを設置しました。。

旗竿状敷地のため、棟上げ作業は手起こし。

プラスこのらせん階段の設置に、
2日間かけての作業予定でしたが、、
思いのほか順調に進み、二日目の午前中にはこの状態まで完了。

ＳＥ構法ではないのですが、、
スッキリしたシンプルな構造体が現れ、、
構造体の選択で迷われていたＫさまも、ご納得していただけたご様子。
（　ホッとしました　笑　）

三連休初日の今日は、、
Kさまご夫婦、奥さまのご両親が、現場にいらっしゃいました。

昨日から快晴の東京ですが、、かなり冷え込む現場。

作業をしている方へのせめてものキモチと仰って、、
差し入れにスタバの珈琲をポットでご用意くださいました！！



美味しい珈琲を熱々で飲んでもらえるには、、どうしたらいいのかしら、、
と、お心遣いくださったようです。

熱々の珈琲をカップに注ぐと、冷たくかじかんだ手に温もりが伝わります。

沢山のお菓子と甘い蜜柑も一緒に！！
私達も一緒に一服のお茶の時間を愉しませていただきました♪
Kさまのお心遣いに、、身も心も温まり、ほっこり☆

例え上棟式はやらなくても、、、
施主さんと、工務店さん（大工さん）と、設計者の三者が顔を揃える機会って、
現場をやる間には、一度は必要で、、大切なコトだなぁと感じます。

普段仕事が忙しかったり、、現場が遠かったり、、
顔を出せない施主さんも多いですが、それは仕方ないこと。。
それに、無理にお茶出しをしなくては...なんて、考え方は不要です。

でも、一度は、現場で　三者（施主・つくり手・設計者）が　顔を合わせること、、
「　このご家族が此処に住むのか～　」　ということが分かるのは、
現場で手を動かす人にとっても、、やっぱり意味のあることだと思うのです。。

ドライな昨今ですが、人の心があって、モノがつくられること。。
それは、いつの世も変わらないことだと感じるから、、
そんな機会を極力持っていただけるように、、
私達設計者側でも配慮したいなぁと、改めて心に留めました。

午前中そんなことを思っていたら、、
午後、、別の現場の工務店さんとの打合せでもそんな話になって、、
同じ意味合いのことを仰っていたので、、
やはりそうだよね、、と、心強く感じ、、そのことが殊更腑に落ちました。

共感しあえることができるつくり手さんとの出合いは、それだけで仕合せなこと。
仕事初めの今日、そんなことが思えたことが、本当に有り難かったです♪

　　
　　家での日々の暮らしが心地よく、、
　　住む人の幸せに繋がりますように、、
　　心を込めて　♪　（出美）


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