春が急ぎ足で通り過ぎて往くように感じる2014年。
私だけでしょうか(^_^;)
今年は、タイミングが悪く、、
満足する桜PHOTOが撮れなかったのが、ホントに無念。。
( ↑ の桜PHOTOは、一昨年の桜です^^ )
さてさて、、前置きはこのくらいで終了☆
春になると、読み返したくなる本が何冊かありますが、
今日は、その中の一冊をご紹介します^^
宮脇檀さん&根津りえさん共著の 「最後の昼餐」。
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帯には、、
娘の結婚、還暦、癌の宣告。それでも、
人生をよりよく楽しむ人でありたい。
と、あります。
宮脇氏は建築家。
ガールフレンドである根津さんが住まうマンションをリフォーム。
2DKと狭く仕切られた都会のマンションを、
ほぼワンルームな間取りにして、、
休日にふたりで並んで料理をつくって愉しむキッチンに。。
パントリー付、L型キッチン対面レイアウト。
宮脇檀さんお得意のシンクより一段下がったコンロ側が食卓寄り。
( ホント、魅力的な間取りなのですよ!住みたーい!
読む機会があれば、ぜひぜひチェックしてみてください ^^ )
2m×10mのルーフバルコニーにはテラスを設え、
木を植え花や野菜を育て、、
外の風とおひさまの光を感じて過ごすおうち時間♪
イラストとエッセイで、
著者おふたりの春夏秋冬の日々が綴られていますが、
食べる愉しみ、、暮らす愉しみ、、旅する愉しみが、
存分に伝わってくる本。
イラストのテイストが、、特に好き♡♡
こんな風にスケッチ出来たら...と、憧れる。。
とにかく、、大好きな一冊です!!
私は、ワーカホリックだったサラリーマンの頃に読んで、
こんな素敵な生き方もあるんだ~っ!!
って、かなり、影響を受けた一冊であります^^
本終盤で、、、宮脇さんに癌が発覚して、、入院手術。。
そして、癌が消え、退院し、、
元通りの日常を過ごせるようになった、、
桜満開の4月の日曜日の昼、、
テラスでの昼餐風景で〆られているのですが、、
そこに添えられている文章がいつも胸に響きます。
( 当然、、イラストもこの頁が一番好きです^^ )
- うららかな陽、青い空、白い雲。 まっしろな雪柳。
- パスタと白ワイン(ヨーロッパの子どものようにワインを水で割って!)、サラダ。
- こういう時間と食事がまた持てるようになったという状態が美味しい。
- これが最後の昼餐であっても良いと本気で思った。
上記 「最後の昼餐」 宮脇檀 著 絵・根津りえ より引用させていただきました
残念ながら、宮脇さんの癌は消えず、
その後再発してしまうのですが、
読み進めて、この頁に来ると、、
必ず、生きているってコトの素晴らしさを、、改めて胸に刻めます。。
( ↓ コレは、、今年の桜です。。 )
そう、、何だかんだ泣き言云いたくなることが在っても、、
愉しめる身体をもって生きているって、
本当にありがたく素晴らしいことなんですよね。。。
健康で忙しいと、ついそのコトを忘れ、、心身共に酷使して、
くたびれることが勲章のように錯覚することさえありますが。。
( ↑ ホント懲りないコトに我ながらアキレマス ><)
人生は一生懸命生きて、、
愉しんで悔いなく生きて、、ナンボ。
家での日常を愉しめること = 人生の幾分かは豊かであること
春が往くなかで、、
私も、自分の人生に、改めてきちんと向き合って、、
進む路の磁針を、考えてみようと思います(*^_^*)
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