塗り壁の家、心地よく住むための暮らし方_押入に漆喰・珪藻土を使う理由

R8158455-1s.jpg

心地よい空気感を得たくって、
ぽってりとした温かみを叶えたくって、

8年前にフルリノベした部屋には、
すべて珪藻土を塗りこめました。

いいひの施主さんでも、塗り壁は、ほぼほぼ皆さん採用。。

塗り壁の良さを、暮らしを通して実感していただけています。

塗り壁・床暖房...採用して良かったといわれるコト上位です(*^-^*)

空気感が良くなる理由...
でも決して万能ではなく、
住まい方次第で効果のほどが変わってくること。

仕事を通して、、自分自身住んでみて、、
実感なども交えながら、
今日は、改めて、心地よく住むための工夫など、
お伝えしたいと思います♪


自宅SOHOのリノベを考えた時、
無垢の床と、塗り壁は採用MUST。

当時リフォーム現場で出合った、
上手な左官職人さんに、
( 前回の記事に登場したNさん )

「 自分の家塗るんだったら、何がお勧め?? 」

と尋ねて、教えてもらった素材が、
今、いいひの家、殆どの内装壁に使われる珪藻土、、
日本ケイソウド建材のエコクイーンでした。

R8158432s.jpg

施主さんが、このSOHOをご覧くださり、
また、完成した家や施主さんの暮らしをご覧くださり、
自分の家にも...と採用。

以来、、殆どのお家が、、
この珪藻土か漆喰塗りが、定番に。。

自分で住んでみての実感としても、
素晴らしさを感じていたので、、
なんの迷いもなく使っています。。


我が家は、古い無断熱マンションの一階をフルリノベした住まい。
リノベ前、外廊下側の個室は、湿気ぽくてカビ臭かった(^_^;)

リノベ後、その場所に設けた地袋収納内にも、エコクイーンを施工。

すると、ずっと仕舞ったままのお布団でも、
出した時に、ジメッとしないし、、
嫌な押入臭がしないのが感動的だったこと。
あの時、Nさんに教えてもらってホント良かったですよ~!!

と、、そんな話を先日、
文京の家で、久しぶりに会った左官職人Nさんとも、
作業しながら、話したりしていました。。

20160415_08.jpg

昔の家の作りの話も。。

昔の家、押入が漆喰塗りだった理由は、
漆喰は強いアルカリ性で殺菌効果があったから。

カビの発生を抑える効果を期待してのことだったそうです。

なので、押入とかトイレなどに漆喰を使うって、、
理に適っていることだよね。と。。

ただし、その住まいの環境条件によって、
万能では無いことも、、実感した出来事もありました。


そう!

珪藻土や漆喰は、吸放質性がある素材。

湿気を吸ってくれますが、、
' 限界も有る ' ことを 覚えておかなければいけません。

吸った湿気を 吐かせること が必要。。

なぜならば、
ある条件が揃うと、珪藻土でも漆喰でも、
カビが発生することがあるからです。

例えば古いマンション。

大規模改修をして、窓を2重窓にしたら、
ガラス面の結露はおさまったけれど、、、
角部屋の 無断熱鉄筋コンクリート造 の壁...

↑ 寒風吹きさらしの外壁面はかなり冷え、、
↑ 室内は、ガスファンヒーターを焚いて暖をとる。。

などの生活条件。。

室内の湿度が変わらなければ、
ガラス面に集中していた結露が、
弱点となる外に面したコンクリート躯体に起きることもある。。

湿気を吸う塗り壁ですが、
その蓄えられる量も限界が有。

湿気はカビと お友達関係 なので、、
なるべく、湿気はためないのが家のため。。

湿気を無くすのに一番効果があるのは、

「 換気 」


でも冬は寒いからと...窓を閉め切り。
室内に風を通さない日もある...なんて方もいらっしゃいます。
あと、新しい家だと、24時間換気を止めてしまう方もいらっしゃいます。

でもそれは、家のためには良くないことだと、
色々な住まい方をされる家を見て、感じることでした。。

ただ、お手本のようにきちんとした暮らし方をされていても、
その住まいがおかれている過酷な環境で、
( 角部屋・風当り強い・無断熱 など )
同じ素材で仕上げても、起きる現象が違うこと...
カビや結露を、それだけで完璧に抑えることはできないということ共に、
当たり前ですが、あらためて認識しておく必要がありますね。.


うーーーむ。。この拙い文章で、伝わったでしょうか。。
伝えるってムズカシイデスネ。。。(^_^;)


さてさて、、記事が長くなりますが、、(^_^;)

もうひとつ、、


漆喰や珪藻土といった塗り壁づかいの室内には、、
ビニルクロスでは得られない空気感の良さが生まれることを
実感した体験を少しだけ書きたいと思います(*^-^*)

P5130406s.jpg

実感したのは、ある現場を見に行った時のこと。。

先日、ある工務店さんに依頼され、
基本設計と確認申請だけお請けした家の完了検査に行ったのですが、
1階だけ、珪藻土を少し混ぜた漆喰塗りを採用されていらっしゃいました!

いいひでご紹介した左官職人さんに塗ってもらったそうです^m^

↓ お断りして、室内の写真を撮らせていただきました。

20160413-DSC01670s.jpg

室内建具や床は、新建材ですが、、
特有の臭いがしない!!!!!!


空気感が良いのです!!

2階はご予算の都合で、ビニルクロスでしたが、
やはり、少し臭いが気になりました。。

私が敏感だということもありますが、、
こんなにも、明確に比較できて、体感できたことは初めて。
( 大体、いいひの施主さんは室内ALL塗り壁にされるので...^^; )

きちんと効果を得られる内容の、
珪藻土や漆喰 づかいの 塗り壁は、
やっぱり、家のなかの空気感を良くしてくれるのだと、
実感できた体験でした!!

ただし、
テクスチャー(表情)だけが塗り壁であれば良しという、
' なんちゃって ' 漆喰や珪藻土 もあるので...

何が良いかは、きちんと調べて、ご自身で見極めてくださいね。。


そしてそして、、
コストを割いて採用した塗り壁の良さを
最大限に発揮させるためには...

 住まい手側 の 暮らしの工夫 も必要

いうことを、心に留めおいていただけると、嬉しいです(*^-^*)

繰り返しますが、塗り壁じゃなくっても、
室内カビ対策に効果があるのは、、

- 湿気を室内にためないこと -

湿気を逃がすには、

' 空気を動かすこと...換気 ' が有効。

定期的に室内に風を通したり、、
換気設備をきちんと動かしたり。。

たとえ、予算が捻出できなくて、
ビニルクロス貼の家でも、
住まい手側の暮らしの配慮が、
より心地よい暮らしを作ってくれると思います(^_-)-☆


賃貸でも持ち家でも、心地よい自分の住まいが在ること。
本当にかけがえのない幸せなのだと思います。。

地震・災害で避難されていらっしゃる方々のご心労に心が痛みます。。

ニュースで観る度、、
いろんな想いや迷いや疑問で頭はいっぱいになります。
少しづつ整理して、、牛尾とも話し合い、、
日々の設計実務に反映して行かねば...と、思っております。

一日も早く、日常が戻ってきますように。。
いつも、祈っております。。


  読んで下さった皆さまにとって
  素敵な 'いいひ' が訪れますよう...   

  家での暮らしが心地よいことが
  住む人の幸せに繋がります!!
  心を込めて♪ (出美)



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プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
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