2017年初夏 旅の記録Vol.19!
サヴォア邸を訪ねた前回からの続きです。
ずっとご無沙汰してしまった旅の記録...
複数の読者の方から、
「 ぜひ完結させて下さい...」と、
リクエストいただきました。。
ありがとうございますm(__)m
フェードアウトせず、完結を目指します(^_^;)
ではでは、コルビジェ巡りの午後のことを♪
パリ最終日の目的として、
残すは、ラ・ロシュ・ジャンヌレ邸のみ。
1920年代...コルビジェ初期の頃の作品。
位置するのは、パリ市内16区。
セーヌ右岸にある閑静な高級住宅街。
メトロ9号線Jasmin駅から徒歩10分程...
こんな感じのアパルトマンが建ち並ぶ通りを抜けて...
↓ パリの日常って感じ(^m^)
お喋り中の飼い主さんを待つワンコをパチリ☆
奥まった住宅街にはジャスミンが咲いていて...
爽やかな6月の午後という感じ♪
前にスピカさんと行った時は、
少々迷ってしまったのですが、
今回は、見覚えある風景でもあり、
GoogleMAPの案内もスムーズでしたので、
スンナリ到着。
↓ 路地の突き当りになります。
↓ 正面が、ラ・ロシュ邸。
↓ この右手前がジャンヌレ邸。
(コルビジェ財団の事務所で見学不可)
ジャンヌレ邸は、コルビジェの実兄のお家だとか...
↓ 事務所入口。
こちらではなく、直接、ラ・ロシュ邸へ行ってOK。
さてさて、当時訪ねた時の印象として残っているのは、
別荘として建てられたサヴォア邸に比べて、
こちらの方が、暮らしのスケール感を感じられる家だったということ。
なので、どうしても、サヴォア邸と比較して、
夫とも観たかったのです(*^-^*)
早速中へ♪
↓ 吹抜けを持つエントランスホール。
広角が足りずに、全体像がつかめない写真ですが...(^_^;)
居住空間があるゾーンと、
ギャラリーのあるパブリックゾーンを繋ぐ空間。
↓ 居住ゾーン2階からのアングル。
↓ 階段を上ります。
↓ 2階渡り廊下から、ギャラリー方向を臨む。
↓ ギャラリー入口に立って。
施主が美術収集家だったということで、
このギャラリー空間が生まれたのでしょうね。
緩やかなR状の壁吹抜け上部に、
コルビジェ建築の特徴...水平連続窓が並びます。
↓ ギャラリー当時の写真。
↓ アングルを変えて。。
↓ スロープで上階と繋がります。
↓ スロープから見下ろす。
↓ 吹抜け上には、焦げ茶色と水色の組合せが素敵な寝椅子コーナー。
↓ 天窓が設けられたホール。
↓ 渡り廊下を渡って、居住スペース側へ。
↓ ギャラリー方向のエントランスホールを見下ろす。
↓ 素敵な屋上庭園もありました。
↓ 表通りからは見られない...パリの裏庭側がのぞけます(^m^)
屋上庭園の奥の方には入れないのですが、
首を伸ばして、目一杯、観てきました(笑)
↓ 屋上からギャラリー方向のR壁を臨む。
屋上庭園...
都会にもし家を持つなら欲しいなぁ(≧▽≦)
↓ 階段室を下へ。
↓ 寝室。
↓ 当時の写真。
↓ プライベートスペースの水周り。
この照明の感じ...と、
脚付き洗面...ペデスタルタイプの洗面台、好きです♡
↓ 更に下へ行くと、食堂。
この照明も好き♪
テーブルはコルビジェがデザイン。
椅子は、トーネット。
曲木の軽くて素敵な椅子ですよね♪
当時、コルビジェがこの色に塗ってしまったのだとか。。
コルビジェがこの椅子を好んで使ったため、
コルビジェ・チェアと呼ばれるようになったそうです!
↓ 当時の写真。
食堂は当時のままの調度品が残されていますね。
この部屋の隣には、配膳室。
↓ その階下にキッチン。
確かダムウエーターみたいな設備があったような...
( 段々と記憶があいまいになる...(^_^;) )
( やはり記事を急がないとですねー(笑) )
天窓があり、明るい空間。
↓ 一階の個室。
ミントグリーンとサーモンピンクの色合わせ。
↓ 入口ドア脇の簡素な棚も、いい感じ。
このお部屋は、コンシェルジュ...執事室だったようです。
↓ エントランスには、書籍販売コーナーがありました。
↓ ラ・ロシュ邸の写真。
以前、此処で買った、
コルビジェのカラーチャート...
建築関係の友人へのお土産にしようと思ったのですが、
今回は売っていませんでした。
↓ 本ではありましたョ。
スゴク迷ったのですが重そうなので断念。
記念に、一冊だけ小さな写真集を購入。
パリでコルビジェ作品を見学するという目的が叶いました!
コルビジェ先生、ありがとうございましたm(__)m
夫にどうだった?と聞くと...
やはり彼も同じことを感じたようで...
こちらの家の方が、暮らしを感じられて、
面白かったそうです。
16区には、建築街歩きを愉しめるエリアなので、
ペレ兄弟が建てた世界最初のRC造フランクリン通りの集合住宅や、
アールヌーヴォー初期のギマール設計のアパートメント等々...
建築ウォッチングをしたかったのですが、
こちらも16区にあるコルビジェが住んでいたという...
アパートメントが工事中だったため、
きっと、いつかまた訪ねるだろうと...
その時の楽しみにとっておくことにしました(*^-^*)
↓ 大通りのカフェに入って一休み。。
ひと休みしながら、写真集でも眺めようかと...
と、思ったら、
注文した品を待てども待てども持って来てくれず...(-"-)
後から頼んだフランス女性にはすぐに運ぶのに...(-"-)
この旅で初めて、たぶん...少々差別的なプチ嫌な思いをしました。。
まぁ、こんなくらいで旅のテンション下げる私ではなく、
アパートメントへ帰っての最後のディナーが愉しみで...♪
くったくたに疲れていましたが、UBERは使わず、
( 渋滞がひどそうで...止めました )
頑張ってメトロでパリ観光をしながら帰りました!
↓ アールヌーヴォーなメトロ入口。
次回、パリ最終日の夜時間のことをUPして、
次々回は、いよいよイギリスへ!
ラ・ロシュ・ジャンヌレ邸...
以前行った際に撮った写真も、
共有しておきますね(*^-^*)
→ 30daysアルバム
合言葉 いいひ と入れてください♪
↓ Villa La Roche (ラ・ロシュ・ジャンヌレ邸位置情報)
→ コルビジェ財団HPは こちら から♪
素敵な 'いいひ' が訪れますよう...
家での日々の暮らしが心地よいことが
住む人の幸せに繋がります!!
心を込めて ♪ (出美)
≪ 今回の旅記事一覧はこちらから♪ ≫
→ フランス&イギリス旅_2017初夏 一覧