貝殻がぽつんと残された真っ新な白い砂浜。
波打ち際のレースのようなふちどり。
透明感ある水色から深い青色へのグラデーション。
波の音...潮の匂い...
潮風に身をあずけてぼんやり過ごすとき。
誰もいない何もない冬の海辺。
なのに、この上なく至福のじかん。
いつかの旅の一枚から...(*^_^*)
本格的に日常がスタートしましたね。
年初め。
自分自身にも留めておきたい言葉として、
年末年始に読んだ本のなかに、
心にジンと響いた一節がありましたので、
いいひブログでもご紹介させてください。
「 ひとりしかいない 」
( 前略 )
- やっぱりこの世に楽はないのだ。
- でも、だからこそ人生はすばらしいのだと思う。- どんな人もそれぞれがトップである場所
- ( 相手は仕事か家族か友人か恋人か夫か子どもか...ほんとうにそれぞれ )
- では同じようにたいへんで、
- 同じようにすばらしいのだから。- 同じようにぐっとこらえ、ぐちをのみこみ、
- 一瞬にかけて、自分が自分をみているから大丈夫、
- と毎日をつみかさねる。( 中略 )
- 自分が自分にとってぴったりくる役割の中にすんなりいること。
- その中でたったひとり、遅い歩みでも進んでいること。
- 自分が自分でいるだけ、それ以上の幸せがあるだろうか。
- 小説の現場とフラの現場で役割が違っても、自分でいるだけでいい。- なんといっても、この世にそれができるのは自分だけなのだ。
- 有名でも無名でもどんな状況でも自分を全うするしかできることはない。
- だれかを自分と比べてうらやましいと思ったり、
- だれかがちゃんとわかってくれさえすれば、
- 自分はこんな状況にはいないのに、と思うことの何倍も、
- そこには小さなあたたかさがある。つきない動力がある。
( 後略 )
※ 上記 「 ゆめみるハワイ 」 よしもとばなな著 より抜粋
趣味でフラダンスを長年続けているばななさん。
なかなか思うように上達しなくて、
先生やお仲間の素晴らしいダンスを見て憧れたり...
小説の世界ではそれこそ第一線のばななさんが、
フラの世界での自分の役割を見つめている章のなかの一節。
ばななさんの本は、若い頃に一冊読んだきりだったのだけれど、
あるキーワードで検索した本を買った時、amazonにお薦めされ、
表紙の写真に惹かれ、読んでみた一冊でした。
ばななさんが恋したハワイが凝縮された優しいエッセイ。
旅好きな私には共感できることも多く、
柔らかい文体でさらりと読めてしまうのですが、
言葉と美しい写真のチカラは、心の琴線を鳴らしてくれて、
上述の素敵なことばたちにも出合えました。
12月に読んで、
年明けてまた読み返してみて、
やっぱり惹かれたので。。
日常を自分としてしっかりと生きたい私にも...
同じようにこの言葉たちを必要としているかもしれない誰かへも...
伝わるといいなぁと思ってUPしました(*^_^*)
今年は暦の関係で、
一週間丸々お仕事を終えたという方も多いですよね。。
年末年始は何かと疲れるものなので、
この三連休で、疲れをゆっくり解消できるといいですね。
どうぞ、良い休日をお過ごしください(*^_^*)
読んで下さった皆さまにとって
素敵な 'いいひ' が訪れますよう...
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