究極...不確かなものだけれど。愛せる家をつくりましょう!

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鈍い窓辺の光に
終わりかけのヒアシンス。

春の雨がそぼふる日曜日。
雨のせいか静かな朝です。

昨夜の地震...
皆さま大丈夫でしたでしょうか?

さてさて。

今朝、ある方のnote記事に
なるほど~と思った文章があったのと、
過去記事に綴ったことに繋がったので、
シェアさせてください。

今朝メールチェックしていたら、
こんなメルマガのタイトルが目に留まり、

- 何でもちゃんとしないと気がすまないあなたに 
- 2種類の「情熱」のトリセツ|
- 情熱に突き動かされた時に読んでください

と。

珍しくnote記事のリンクをひらいて読みました。


↓ note記事のはじまり。

-「情熱」という言葉があります。
- 多くの人に好かれる言葉です。

- 一方で「執着」という言葉があります。
- こちらはあまり良いイメージはありません。

- とはいえ、どちらも1つの事に
- こだわっている点では
- 変わりはありません。

- 一体、何が違うのでしょうか?

著者さんのセミナーに繋がる記事なので、
あまりその辺りは気にしないでくださいね(^-^;

→ その方のnote記事全文は「こちら」 ←

読んで...なるほど...と思いました。

 情熱ではなく
 執着が原動力

かつての自分自身に
当てはまっていたことだったから
ドキリ(^-^;

それって苦しいんですよねぇぇ( ;∀;)

ワタシ自身、人生も後半戦。

仕事でもプライベートでも、
心身ともに痛い思いを味わって...
気付き を得て 今に至ります。

生まれ持った気性なので、
完全には、治りませんが。。(^-^;

執着を手放せたら
大分生きることが
楽になりました(^^)v

なんでこんな前置きをする?かというと...

家づくり においても、
似たような状況になってしまう方も
少なくないから。。

情熱を燃やす '対象' として、
' 家づくり ' という行為も
入ることも ありますよね。

一生に幾度もないから、
誰もが失敗したくないと思います。
ハイ!それは絶対に思います。。。

ただそれ故に
苦しみも生まれてしまうもので。。(^-^;

でもでも、、執着 からは
あまり良いものは生まれない。

自分自身の経験を以て
自信を持って言えることです!!

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前にもチラリとふれたことがありましたが、
実は今のホームページをリニューアルする時に、
迷いに迷って。。文字通り、、
迷走した経験がありました。。

つくり手さんを惑わしている
自分がすごくイヤなのに、
でも譲れない想いが強すぎて、
すごく苦しかった。。(>_<)

つくり手さんとのメールのやりとりで、
- そんなに古いHPにこだわるなら
- リニューアルしない方がいいです!
みたいなことを、ズバリ言われた。。(^-^;

その率直な苦言にハッとさせられ、
この自分のなかの悶々...
この正体は「執着」だと気づけた。

そしてデザイナーさんの意図を理解する機会も得て、
その上で こちらの希望を伝えなおしたら、
しっくりとくる提案をいただき、
満足いくHPを完成させることが出来ました。

その経験は私にとって凄く大きなことでした。。

この私の経験は、
家づくりでは無いけれど...
プロのチカラを借りて
何かを為す経緯は一緒だと感じます。

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家づくりに話を戻して。。

家づくり渦中はすっごくこだわったことでも
暮らしが始まってしまうと、
そんなにこだわらなくてもよかったな...ということ、、
結構、家づくりあるあるなコトですよね。。(^-^;

私自身も、今の住まいをフルリノベした時、
自分自身の考えがまとまり切らないことが多々有り。。

 設計事務所としての体を整えなきゃ!とか
 素敵に思われないと!とか
 家族にバカにされないようにしないと!とか
 
人の眼基準でかなり迷走。

夫はそんなこと全然ホント全く無い人なので、
余計に、私の想いを汲んでくれない!!(怒)
と、逆切れし責めたりして、
かなり険悪になりました。。

でも夫はプロとしてそんな私をいなしつつ、
上手く今の住まいをまとめてくれました。。

。。。

それ、アナタ設計者としてどうよ?

と思われてしまうような、
実に恥ずかしい経験を晒してますが...
独立したての頃のオハナシでございます。。

ですが。。。!!

自らの住み替えやリノベの経験が、
設計者として施主さんのキモチを理解できるという
チカラに繋がったと思うのです。。(^-^;

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そんな私が伝えたいのは...

 家族で安心して寄り添える家が在ること

それが一番シアワセなコトだということ (*^-^*)

どんなに拘った器でも、
その過程で家族間がギクシャクしたら、
本末転倒。

 図面上で動線が完璧だと感じない家であっても、人は慣れます。
 どんなにこだわったインテリアにも飽きがくることもあります。
 どんなに今最新な設備でも、時代が進めば、古びます。

家づくりにおける取捨選択は、
そんな不確かさを併せ持つモノでもあります。


そして

時代の変化や自分自身の考えの変化が、
どんなに頑張って作った家でも、
しっくりこなくなる時が来るものです。。

なので

究極いえば、
完璧な家は無いのかも?!

でもね...

執着ではなく
情熱を以てつくったなら、
自分の家は愛せる筈です。

いえ、愛せます!!!

だって、そこが安心できる巣だから。。

どんな家でも旅から帰ったりすると、
あゝ我が家がイチバンって思う方多いでしょう^m^

そしてそして...

住みながら育てていくこと...
「暮らす」という行為の方が、
ずっとずっと楽しいし幸せなコトだから。

愛せる家をつくりましょう(*^-^*)

前にも似たようなことをUPしていましたので、
文末のリンクから、
よかったら読んでみてくださいm(__)m

春は心浮き立ったりも心乱れたりもする季節
今日おやすみの方は、しばし心身やすめて充電を♪

↓ 今日の猫一枚。

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朝の光遊びに夢中なびびさん。
お蔭でカーテンがボロボロに。

でも、猫たちが幸せだったら
まぁいいかぁと思うのです。。(^-^;


 今日も明日も明後日も
 穏やかな
 いいひ に
 なりますように♡



  読んでくださった皆さまにとって
  素敵な 'いいひ' が訪れますよう...

  家での日々の暮らしが心地よいことが
  住む人の幸せに繋がります!!

  心を込めて ♪ (出美) 



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≪ 過去記事もよろしかったらどうぞ♪ ≫
「 家づくりの取捨選択と「人の眼」 」
「 沢山の"好き"から、たったひとつのカタチを。」
「 仕合せのシンプルな法則 」
「 10年分の過去記事からピックアップ!_いいひブログを通して伝えたい想いを改めて。」

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プロフィール

写真:牛尾 出美

一級建築士
牛尾 出美
(ウシオ イズミ)

1973年2月生まれ。暮らしと家が大好きな女性建築士。東京都江東区のリノベーションしたSOHOマンションで住宅設計事務所を運営。
シアワセを感じるコト&モノは、猫・カメラ・旅・花・珈琲・映画・読書♪

いいひ住まいの設計舎 一級建築士事務所

代表:
牛尾圭一、牛尾出美
資格:
一級建築士2名
構造設計一級建築士1名
一級施工管理技士1名
住所:
東京都江東区東陽2-3-1-106
電話:
03-3648-5711
FAX:
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