東日本大震災から10年。
一日一日を積み重ねての時間ですが、
時の過ぎる早さに正直たじろきます。
ニュースや特集番組の映像で、
あの日あの時のことが
ありありとフラッシュバック。。
家を失うこと。
故郷が失くなること。
愛する誰かを失うこと。
当たり前の日常を失うこと。
自然の脅威の前に
如何に脆いものなのかを
思い知らされた日でした。
特集番組や記事を追うと、
10年経っても癒えない痛みが、
たくさんたくさんあるのですね。。
どうかその痛み...
いつか癒えることを
心から祈ります。
粛々と受け容れて
日々を生きぬくという強さを持つこと。
物凄くむずかしいことだけれども、
如何に大切なのか...とも感じ入ります。
そして当たり前に動いていたことが
間違いだったのでは?ということ。。
あの時は誰もが疑問だった筈。
あの時は誰もが自分の痛みとして捉えていた筈。
でも時はあの時の痛みを伴った記憶を
風化させて蔑ろにしてしまうのでしょうか?
謙虚さを失くしたような昨今の時勢に
イロイロとモノ思ってしまいますね(^-^;
自分への戒めも込めて...ですが。。
そして、この日が来ると思い出すのは、、
前職でお世話になった相馬の大先輩Wさん。
前職を退職してからも
折に触れ手紙をやりとり。
設計事務所として独立した私達を
いつも応援してくださっていました。
↓ Wさんの思い出を。
相馬の海沿いに住まれていて、
海をこよなく愛した方。
人を優しさを以て包みこむ
広やかで大きな心を持つ方。
癌を患らわれ入院中に、
家を3.11の津波で失われ、
その年の5月に天国へ召されました。
Wさんを思い出す時、
海の広やかなイメージと共に、
あたたかいお人柄を思い出します。
自分も人生後半を生きる歳。
この人生を終えて、
誰かの記憶に残った時、
Wさんのような笑顔がのこればいいな。
なぁんて思いますが、
残らなくてもいいな。。
せめて誰からも恨まれず
そっと居なくなれたらいいな。
実は先週、
腰と下腹部の痛みにのたうちまわって...
ちょっと人生を考えてしまったのです(^-^;
( あ、今は復活していますし大事ではなかったです!)
( しかしこの時期は何故か不調になりますねぇ。。。 )
改めて
己の心に淀みを残さず、
生きたいものだ...と
と、本当に改めて思う。。(^-^;
自分には嘘はつけないからね(^-^;
東日本大震災10年目に、
心を込めて。
黙祷。
そして
今在る日常に
感謝。
読んでくださった皆さまにとって
素敵な 'いいひ' が訪れますよう...
家での日々の暮らしが心地よいことが
住む人の幸せに繋がります!!
心を込めて ♪ (出美)
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