ひとりでも多くの方に知っていただきたい...
そんな映画を観てきましたので、、
今日は、その映画のことをご紹介させてください(*^_^*)
一緒に暮らす 犬や猫 が、
私たち人間にもたらしてくれるもの...
それは、大きな大きな純粋な愛。
同時に、その犬猫の幸せは、どう決まるのか...
- その犬猫の幸せは、
- どんな人 と 出合うか で決まる
「 犬に名前をつける日 」
というドキュメンタリー映画のコピー。
正確には...
- 犬の幸せはどんな人と出合うかで決まる
なのですが、
改めて、強く深く心に刻まれました。
実は、この映画を知ったのは
いいひブログ読者のFさまのメールで。
山の家 完成のご報告と共に、
この映画を紹介してくださいました。。
以前、「 むっちゃんの幸せ 」 という、
NHKのドキュメンタリー番組を観て、
心を強く強く揺さぶられていいひブログに記事をUP。
( その記事は→ こちら です )
その番組を制作されたのも、今回の映画監督の、、
山田あかね さん という方。
実は、F様のご友人なのだそうです。
どんな意図で作られた映画なのか...
↓↓ 以下、Fさまのメールより、抜粋させていただきます。
- 確か、牛尾さんは、ゴールデンレトリバーがお好きでしたよね。
- 彼女は、ゴールデンの女の子を飼っていて、
- その出産をある番組で、放映したり、
- 産まれた中の1匹を手元に残し、母娘2匹をそれぞれ看取り、
- その辛さ悲しみを乗り越えるのに、今回の作品があったようです。
- お忙しく、映画館までのお運びは、難しいとは思いましたが、
- ブログで、あの番組を「心に残った」と言ってらしたので、
- メールさせていただきました。
- もし、ご都合つかれましたら、観ていただけたら、うれしいです。
教えてくださったこと...とっても嬉しく、
ぜひとも初日に観に行きたかったのですが、
少々立て込んでいて動けず、、
予定のぽっかり空いたこの間の土曜の夜に、
牛尾(夫)とふたりで、シネスイッチ銀座で観てきました。
映画は、山田あかね監督自身が撮影したドキュメンタリーですが、
むっちゃんのナレーターをした小林聡美さんが、
山田監督役である、かなみ役を演じられています。
パンフによると...この映画は、
山田監督が訪ねて撮りためてきた保護現場に、
小林聡美さんが台本も無いまま、出向いて撮るという、
珍しい撮り方をしたそうです。
リアルなドキュメンタリーと、
'かなみ' の心模様のドラマが、
より深く観る者にグッと迫り、訴えかける強さを感じました。。
目を背けたくなる殺処分の現場。
そこに在るペット業界の闇、
無責任な飼い主のモラルの無さという、
完全に身勝手な人間都合で、命が処分されていく実情。
その命を救おうと活動されるボランティア団体 ちばわん さん。
大震災後に取り残された犬猫たちを救うために、
現地に出向いた、NPO法人 犬猫みなしご救援隊 さん。
丁寧にカメラが追います。
処分目前の犬が入る部屋に入り、
興奮して怖がる犬に寄り添うように、
少しづつ距離を縮めてゆく、(心の距離も...)
ちばわん代表の方。。
分るんだよね...犬さんにも。
信用できる人間は。。
その方に大人しく従い添い歩く犬さんの姿に、
... 泣いちゃだめなのに、嗚咽。
全頭は救えない現実。
どの仔も等しい大切な命でも。。
えぐられるようなこの現実の重さ。
でもそれに立ち向かう方々の熱意に胸が打たれました。
そして、深く、反省したことがあります。
むっちゃんを観た後の記事に、私は、こう書きました。
- 買う人が居るから悪質なブリーダーが増えたりするのだという声も、
- 番組内でも語られていました。
- 人間側のモラルとして、ペットの売買や飼育に対して、
- 法整備をしていく必要はあると感じます。
- ただ良質なブリーダーさんも居ますし、
- ペットショップに居る仔たちも、
- みんなどんな状況でも、、
- 愛し愛されるため生まれてきた仔達には違いない。
- どんなご縁で繋がるかは分からないけれど、
- 家族に迎えたからには、最期まで愛してあげることを、
- ひとりひとりがやっていけたら...
- 小さきものを慈しむ社会になっていくのかな。
と。
でも、繁殖や売り物にするという行為がある限り、
悪質な出来事は消えないという事実が、
今回の映画で、よりリアルに伝わってきました。
反省しました。書いたこと、間違ってはいないと思いますが、
私が前に書いたような、きれいごとでは済まない現実がある。
一日も早く、国が法整備を強めて悪徳業者を規制し、
同時に保健所に持ち込む飼い主への規制を整備すること。
と、同時に、年老いた家庭で飼われていた仔達が、
飼い主がどうしても飼えなくなってしまった時に、
安心して託すことの出来るネットワークも必要だとも感じます。
出来れば死ぬまでペットとは一緒に過ごしたい。。
ペットも、飼い主と最後まで一緒に居たいでしょう。。
映画の中に出てくる被災したことで離ればなれになってしまった、
おじいちゃんと犬さんのように。。
私達にも子供が居ないので、他人事ではない問題として、
今後、動いていきたいなぁと思っています。
映画パンフレットの巻末コラム...
少しでも多くの方にお伝えしたいので、
以下、抜粋させていただきますね。。
- 欧州諸国では、飼い主を失った動物は
- 民間の動物保護団体が運営する施設に保護され、
- 新しい飼い主との出合いを待つのが一般的です。
- 人を噛むなど危害を加えた犬でさえ
- 「それは犬の責任ではない」と専門家によるリハビリとトレーニングが行われ、
- 殺処分の対照とはなりません。
- (中略)
- 日本のようなペットショップが無いので
- 保護施設で譲渡を受けるのが当たり前になっているからです。
- 日本型のペットショップがあるアメリカでも、2006年アルバカーキ州で、
- 「 生体販売を禁止すると殺処分数が35%減少した 」
- という実績が報告され、ロサンゼルス市など30以上の市が追随しました。
- (中略)
- ヘレンケラーは言っています。
- 「 無関心というのが最も怖い病気 」だと。
- 殺処分のない日本は実現不可能な夢ではありません。
と、あります。
ちばわんのHPにも載っていますが、
「 繁殖に反対しています 」
ちばわんの活動のお蔭で、
その保健所での殺処分数が減ってきているとも映画では伝えていました。
我が家がお世話になったボランティアさん(まねき猫さん)など、
この映画で紹介されていない方々も本当にたくさんいらして...
犬猫たちの命を繋いでくれている。。
ボランティアまで出来なくても、 '無関心にならないこと' で、
きっと何か役立つ...世の中を変えていくことにも繋がる筈ですよね。
ペットを家に迎えようと考えた時、
ペットショップに足を運ぶのが普通な世の中ですが、
違う選択肢があることも知るだけでも、変わる出来事があるから。。
でも、、私も、実は、愛猫あまを亡くした後、
悲しみのあまり、ペットショップであまの面影を持つ仔に出合い、
その仔を家に迎えようとしたことがありました。
その時、牛尾(夫)が激しく反対。
「 ペットショップでなくても待っている仔は沢山いるでしょう?
あまとのるがそうだったみたいにさ... 」
と、諭され、そうだ...そうだった!と、我に返り、納得。
幸せになるんだョと、ペットショップにお別れに行くと、ケージが空に。
私がその仔を迎えなくても、縁ある飼い主と繋がったそう。
これで良かったんだと、思えました。
そして、あまのる とのご縁を繋いでくださったボランティアさんから、
オリーブを譲り受け、里子に迎えました。
どんな仔でも、縁があるから一緒になる。
そして一緒に暮らせば、
どんな仔でも、本当に可愛いウチの仔になってくれる(*^_^*)
売れ残ってしまったり、捨てられてしまった犬や猫。
野良になった仔達が生んだ子猫、子犬たち。
殺処分されずに、良い方とご縁が繋がることを祈ります。
そして、名前がつけられて、
再び飼い犬や飼い猫になって愛し愛される仔が、
一匹でも多くなりますように...と、心から祈ります。
最後、ちょっとだけ親バカならぬ飼い主バカっぷりを。。(^_^;)
映画を観ている間も、
我が家の猫たちがずっと心に在り...
帰ってから、思いっきり抱きしめました。
↓ のる♪
↓ オリーブ♪
↓ しま♪
一緒に居てくれてありがと...
ウチに来てくれてありがと...
って。
みんな、きょとんとして、でも、ゴロゴロすりすり。
しまちゃんは、困惑して、、
迷惑そうに...腕からすり抜けてしまいましたけどね...(^_^;)
私たち飼い主のココロ模様がどんなでも、、
常に純粋無垢な瞳で寄り添ってくれる、
彼らの存在に感謝なのです!(*^_^*)
Fさま、素晴らしい映画を教えてくださり、
本当にありがとうございました!!!!!!
心から感謝しております<(_ _)>
ここまで読んで下さった方で、
もしご興味をもたれたら、ぜひ劇場へ足を運んでみてください。
余談ですが...
主人公'かなみ'が住む家のインテリア、とっても素敵でした!
ぜひ、観られる方は、そこもチェックしてみてください♪
きっといいひブログ読者の方はお好きかと...(*^_^*)
( 私もいつかあんなお家で夫と猫と犬と暮らしたい...^^)
→ 映画公式HPは こちら からどうぞ。
↓ ↓ 予告編。(Youtubeより)
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