木目、、節、、
一枚とて同じ表情のない無垢の床板を、
大工さんが一枚一枚貼ってゆく。

貼りたても勿論美しいけれど、
暮らしが始まって訪ねると、、さらに床に深みが増していて、
ニンマリしてしまうのが常です(*^-^*)

↓　一年半後の大宮の家。

（　木魂　シベリアンウォールナット　ラフ　）

先々週かな...暮らしの様子を撮らせていただくため、ご訪問。
（　またこの時のことは別記事でUPしますね＾＾　）

シベリアンウォルナットの床がこっくりと色づいていて、
ご家族の暮らしに本当にしっくり馴染んでいる感じ...

施主さんからも、、
「　この床にして本当にヨカッタです！！　」　と笑顔。

やったぁ♪と、嬉しくなりました(^^)v

いいひブログでは過去にも無垢の床についてUPしているからか、
「　無垢だと傷やお手入れが心配です　」
時折、読者さまから、そんなお問合せもいただきます。

でも生活の場なのだから、どんな床でも傷つくし汚れますよね。。

採用にあたり、無垢の特性をご説明して納得いただくからか、
いいひの施主さんは大抵...皆さん大らかに、
無垢の床とお付き合いくださっているのが嬉しい(*^-^*)

↓　川べりの家のメギーちゃん。


（　カスコ　オークVO120 　）

床を舐めることが好きみたい（^m^）

近年は、ペットのシックハウス症候群もあるそうだけど、
未晒し蜜ロウワックスしか塗っていないから舐めても安心です。

新しく設計中の施主さんと共に、お宅見学した際にも、
無垢ならではの味わいや足触りのよさを褒めていただき、
自分のことのように嬉しかったな。(*^-^*)

↓　4匹の猫さんと暮らす丘の家。5年目。


（　アルベロプロ　オールドオークヘリテイジユーロ　　）

強く傷つかないフローリングもあるけれど、
ワックスフリーなフローリングもあるけれど、

汚れたっていいじゃない。
傷ついたっていいじゃない。
隙間が空いたっていいじゃない。

私はそう感じます。

それよりも、、

樹種によって木そのものが持つ、、
木目や色味はそれぞれ違うけれど、
年数が経つごとに、こっくりと色味が濃くなり、
暮らしながらつく傷さえも、どこか味になり、
表面もなめらかになり、さらに深みを増して。。

それが無垢のフローリングを使う良さなんだな...と、思うのです(*^-^*)

暮らしの実感として、もう少しだけ、、

↓　日当たりのよい窓辺は、特に変化が激しいです（我が家の窓辺）

我が家は水拭きだけなので、窓辺は、シミが多数。
でも、全然気になりません（　←ズボラだから？！＾＾；　）

合板フローリングだと、この部分は、ぺリぺリに表面が剥げることが多いですね。
牛尾の実家もそうですし、築17年の前述の施主さんの家も、そうなっていました。。

夏に手掛けたご実家リフォームの築17年の施主さんも、
（　会社員時代、設計&現場監督したお家　）
当時の家づくりでこうしたら良かったなぁというトコロは、床材だそうで、
「　坪木さんが勧めてくれた無垢を貼っておけばよかった　」
と、仰っていました。

会社員時代の経験からも、
床はなかなか容易に張り替えられないトコロだというのを実感しているので、
壁はクロスづかいでも、、建材は新建材でも、床だけは無垢をお勧めします。

↓　我が家の床はチーク無垢　この写真で8年経過。

（　汎アジア貿易　チークソリッド90幅　）

愛猫のる。去年の今頃の写真(*^-^*)
思い出すと、まだ胸がきゅうっとなるねぇ。。。(^_^;)

このチークの床も、時と共にこっくりと深みのある色に変化。
（　※床暖房で使うのはおススメしません。。　）
（　自宅なので実験で使ってみましたが隙間が大きいです(^_^;)　）

天使猫になってしまった、
あまのるコンビのゲロ跡だってあるけれど、
それすらも愛しい思い出(*^-^*)

楽しい思い出も悲しい記憶も、
全部受け止めてくれているんだなぁ 家って。

自分が手掛けさせていただく家は、
出来るなら床だけは無垢を貼りたい。
それか表面には無垢の厚板が貼ってあるフローリングを。。

今、設計中の家々でも、そんなことを思いながら。。

それを　良し　と感じていただける、、
施主さんとの出会いがつくづく嬉しいですね(*^-^*)

マンションの管理規約などで無垢を使うのが難しい場合も多いですが、
今スタートしているマンションリノベ、遮音マットとの併用で無垢を採用しました。

また、そのこともご紹介していきますね！！

私はこれから息抜きに♪
ある映画の三作目が公開されたので、、（^m^）
レイトショーにこれから行ってきま――す♪

どうぞ、良い週末を♪

　　読んでくださった皆さまにとって
　　素敵な　'いいひ'　が訪れますよう...