愛された家と庭。
そこを愛し住んでいた家人が居なくなっても、
その空間には、愛された記憶が残り、
訪れる私たちを幸せにさせてくれます。
そんな家と庭に出合えた先の京都旅。
今日は、ヴォーリズ設計の洋館...「駒井家住宅」
前回 からの続き♪
早春の京都旅Vol.2をUPいたします。
この京都旅で、ぜひ行きたかったのは、此処!(*^-^*)
ヴォーリズ設計の建物は軽井沢にもあり、
軽井沢 軽井沢ユニオン教会や、
朝吹山荘「睡鳩荘」などへ、よく訪ねていました。
↓ 秋の朝吹山荘「睡鳩荘」
朝吹山荘は、軽井沢タリアセンに移築されています。
( ↑↓ 秋の軽井沢で撮った写真 )
過去写真データが消えてしまったので、
ブログにUPしたものしか残っていない。
( 漏水事故から一年経ちましたが、
くぅ...返す返すも残念無念だわぁ(涙) )
朝吹山荘は、上流階級の邸宅...という感じ。
情報によると、「駒井家住宅」は、
もう少し小規模な個人邸らしいく、
当時のままで残されているそう。。
ピンとくるものがあって、ぜひ訪ねたい!と。
そして、その勘は、大正解!(*^-^*)
愛されていた記憶が残る家と庭に佇めて、
本当に大興奮な訪問だったのです♪
写真的には上手に撮れていないのですが...
その空気感だけでも伝わるといいなぁと思います。
↓ 駒井家住宅は、北白川疎水沿いの遊歩道に面しています。
桜並木があるのですが、
この時は、まだ固く蕾をとじていました。
さぞ、春は美しいのだろうなぁと想像。
ヴォーリズ設計の建物は軽井沢にもあり、
軽井沢 軽井沢ユニオン教会や、
朝吹山荘「睡鳩荘」などへ、よく訪ねていました。
↓ 秋の朝吹山荘「睡鳩荘」
朝吹山荘は、軽井沢タリアセンに移築されています。
( ↑↓ 秋の軽井沢で撮った写真 )
過去写真データが消えてしまったので、
ブログにUPしたものしか残っていない。
( 漏水事故から一年経ちましたが、
くぅ...返す返すも残念無念だわぁ(涙) )
朝吹山荘は、上流階級の邸宅...という感じ。
情報によると、「駒井家住宅」は、
もう少し小規模な個人邸らしいく、
当時のままで残されているそう。。
ピンとくるものがあって、ぜひ訪ねたい!と。
そして、その勘は、大正解!(*^-^*)
愛されていた記憶が残る家と庭に佇めて、
本当に大興奮な訪問だったのです♪
写真的には上手に撮れていないのですが...
その空気感だけでも伝わるといいなぁと思います。
↓ 駒井家住宅は、北白川疎水沿いの遊歩道に面しています。
桜並木があるのですが、
この時は、まだ固く蕾をとじていました。
さぞ、春は美しいのだろうなぁと想像。
↓ アプローチ。
ワクワクしながら、中へ♪
ワクワクしすぎて、帰りは惚けてしまって、
道路側外観写真を失念しています(^_^;)
↓ ホールから玄関を臨む。
↓ ホールに設計図が飾られていました。
↓ 飾り棚。
当時の写真と共に、
庭のクリスマスローズが活けられていました(*^-^*)
↓ ホールから、階段方向を臨む。
↑ 写真左が、玄関土間なのですが、巾木部分に小引出。
↑ 階段手摺の曲線も美しいですね(*^-^*)
↓ 玄関ホールから和室方向を臨む。
↓ 和室。
洋館の窓を障子で隠して、
こぢんまりとした落ち着いた和の空間♪
↓ 和室はサンルームとも繋がっています。
この繋がり方が、とっても好き。
間取りに回遊性があること。
それぞれの部屋に用途があるけれど、
暮らしの様々な場面が繋がるのは、、
とっても良いなぁと感じます(*^-^*)
駒井家住宅は、デザインが素敵なだけではなく、
暮らし目線の空間の配し方や工夫も多々見られ、
本当に暮らし心地が良さそうなのです!!
↓ サンルームから和室方面を臨む。
私、ずっと此処に居たいくらい、
気に入ってしまった空間!!
セージグリーンのペイントに、ときめきます♡
リビングと和室に繋がっているサンルーム。
訪ねた時は、曇り空でしたので、
日向ぼっこは出来ませんでしたが、
冬の晴れた日は、本当に心地よさそう(*^-^*)
こんな空間に、つくづく憧れます♪
↓ ダイニングからリビング~サンルーム方向。
サンルームのセージグリーンペイントと、
出窓ベンチのシートのグリーンの繋がり。
素敵ですねぇ(*^-^*)
家具・調度品も、当時のままとのこと。
↓ 出窓ベンチソファ正面♪
このCozyな設え♪
なーんと素敵なのでしょう。
少し歪んで写したのが残念。(^_^;)
↓ リビングからダイニング~キッチン方向。
↓ ダイニングから庭へ続く扉。
↓ キッチン♪
キッチン本体や床は、
当時とは変えられていましたが、
食器棚などは、当時のままのよう。
↓ グレイッシュな白いペイントに、愛らしい透明クリスタルのつまみ。
↓ 大理石のパンこね台でしょうか。
↓ 当時のキッチン全景。
明るくモダンなキッチンだったのでしょうね。
シンク下もOPENになっていたり、
L型に配したキッチンの中央に、
アイランド作業テーブルがあったり。。
料理が楽しくなりそうなキッチンです(*^-^*)
↓ シンク前の窓からは庭が臨めます。
↓ キッチンの勝手口に続き、離れがあります。
此処はヴォーリズ設計ではなく、
大工さんが母屋に合わせて建てたとのこと。
書生さんが住んでいたそうですが、
戦後、米軍が母屋を接収していた際には、
夫妻は、こちらに居住されていたそう。
前の朝ドラ、「べっぴんさん」の、
きみちゃんの家のようなエピソードを、
係の方に教えていただきました。
↓ ダイニングから出ると、藤棚付きのテラス♡
↓ 在りし日、テラスでの駒井ご夫妻の写真。
とっても素敵な笑顔。
幸せな空気感に溢れた佳い写真でした(*^-^*)
お庭に、もうひとつ、かなり惹かれるものが!!!
↓ 温室!!!!!
ナショナルトラストの案内の方に、
この温室が出来た経緯を伺いました。
イギリスを旅した駒井博士。
彼の地のガーデニングに感銘をうけ、
庭に、この温室を作られたそうです!!
わぁ...とても分かります!!!!!
↓ 内部が、これまた素敵なのですー(≧◇≦)
簡素なつくりですが、ものすごーーーく素敵!
セージグリーンのペイントがイギリスです♡♡
↓ 工業用照明もグリーン♡
庭を一望できる大きく窓辺に、
作業台や棚がありました。
在りし日は、植物に溢れていたのでしょうね(*^-^*)
庭を眺めながら...
イギリスの庭に想いを馳せながら...
ここで苗などをお世話していたのかしら。。
と、お得意の空想が膨らみ、
しばし佇んでしまいました(^_^;)
お庭は、本当に早春のヨロコビに充ちていて。。
↓ クロッカスが花を咲かせ...
↓ 水仙たちが香しく...
↓ 梅の香りが辺りに充ちていました。
キッチン本体や床は、
当時とは変えられていましたが、
食器棚などは、当時のままのよう。
↓ グレイッシュな白いペイントに、愛らしい透明クリスタルのつまみ。
↓ 大理石のパンこね台でしょうか。
↓ 当時のキッチン全景。
明るくモダンなキッチンだったのでしょうね。
シンク下もOPENになっていたり、
L型に配したキッチンの中央に、
アイランド作業テーブルがあったり。。
料理が楽しくなりそうなキッチンです(*^-^*)
↓ シンク前の窓からは庭が臨めます。
↓ キッチンの勝手口に続き、離れがあります。
此処はヴォーリズ設計ではなく、
大工さんが母屋に合わせて建てたとのこと。
書生さんが住んでいたそうですが、
戦後、米軍が母屋を接収していた際には、
夫妻は、こちらに居住されていたそう。
前の朝ドラ、「べっぴんさん」の、
きみちゃんの家のようなエピソードを、
係の方に教えていただきました。
↓ ダイニングから出ると、藤棚付きのテラス♡
↓ 在りし日、テラスでの駒井ご夫妻の写真。
とっても素敵な笑顔。
幸せな空気感に溢れた佳い写真でした(*^-^*)
お庭に、もうひとつ、かなり惹かれるものが!!!
↓ 温室!!!!!
ナショナルトラストの案内の方に、
この温室が出来た経緯を伺いました。
イギリスを旅した駒井博士。
彼の地のガーデニングに感銘をうけ、
庭に、この温室を作られたそうです!!
わぁ...とても分かります!!!!!
↓ 内部が、これまた素敵なのですー(≧◇≦)
簡素なつくりですが、ものすごーーーく素敵!
セージグリーンのペイントがイギリスです♡♡
↓ 工業用照明もグリーン♡
庭を一望できる大きく窓辺に、
作業台や棚がありました。
在りし日は、植物に溢れていたのでしょうね(*^-^*)
庭を眺めながら...
イギリスの庭に想いを馳せながら...
ここで苗などをお世話していたのかしら。。
と、お得意の空想が膨らみ、
しばし佇んでしまいました(^_^;)
お庭は、本当に早春のヨロコビに充ちていて。。
↓ クロッカスが花を咲かせ...
↓ 水仙たちが香しく...
↓ 梅の香りが辺りに充ちていました。
↓ 庭から母屋建物方向を臨む。
↓ お庭から母屋方向、角度を変えて。
↓ サンルーム沿いに、梅がきれいに咲いていました。
↑ 紫水晶のドアノブが見えますか?
オフィシャルな扉には、紫水晶のノブ。
プライベートな扉には、白水晶のノブ。
と、分けられていたようです(*^-^*)
↓ 当時の外観写真。
二階にもサンルームがあるのですが、
そこは、当時は屋根付きのバルコニーだったようですね。
二階がまだでした!
室内に戻ります。。
↓ ピンボケですが...階段窓を見上げて。
↓ 黄色い装飾ガラス。
↓ 二階廊下より、階段を俯瞰。
やはり美しいですね(*^-^*)
↓ 夫人の個室。
↓ 博士の書斎。
↓ 椅子やランプが素敵♡
↓ 名前入りのトランク!
↓ 主寝室に繋がる二階サンルーム。
↓ 揺り椅子。
↓ 庭や遠くの山を見ていらしたのでしょうか。
↓ アンティークガラス越しの梅。
設計の素晴らしさもさることながら、
住む人に愛され慈しまれたという空気感が、
時を経た今でも、この家には残っています。
多分、幸せな時だけではなく、
悲しく辛い時もあった筈。。。
そんな時、この家と庭で営まれる暮らしのヨロコビに、
きっと支えられたのでしょうね。
残された家に現れる駒井ご夫妻のお人柄。
この愛された家と庭が、
日本ナショナルトラストの保護資産...プロパティとして、
夫妻が愛したままに残されて、本当に良かった。
ナショナルトラストの存在は素晴らしいですね。
その紹介ページは → こちらから ← をどうぞ♪
先日、スピカさんに誘われて、素敵な映画をご一緒しました。
「 家は暮らしの宝石でなければならない 」
という、コルビュジェのことば。
この記事をまとめる間中、心に反芻していました。
この家は、宝石のように輝いて、
おふたりの人生を顕していたように感じます。
此処に佇めて、
その幸せな空気感を感じられて、
私たちは、本当に仕合せでした。
ありがとうございました。
いつか、藤の美しい晴れた日に、此処に佇んでみたいな。
駒井家住宅のことを、とても詳しく紹介されているサイトを発見!
ぜひ、この家のなりたち...駒井夫妻の人生に触れてみてください(*^-^*)
→ アート情報総合サイト 京都で遊ぼう
旅記事、次回の予定は、
もうひとつ素敵な京都の民家に行ったので、
そちらをご紹介したいと思います♪
その後に、食べる篇。
もう少し、お付き合いくださいm(__)m
読んでくださった皆さまにとって
素敵な 'いいひ' が訪れますよう...
素敵な 'いいひ' が訪れますよう...
家での日々の暮らしが心地よいことが
住む人の幸せに繋がります!!
心を込めて ♪ (出美)