旅好きであると共に、本好きでもあるのですが、
スピカさんに、素敵な旅本を教えていただきました!
その本のタイトルは、
「 Soliste 〔ソリスト〕 おとな女子ヨーロッパひとり歩き 」
( amazonにリンクします )
ざっくりと、本の内容をご説明するなら。。
大人女性ひとり。
旅程1週間。旅の総予算20万円。
出来るだけ安全に体にも無理をかけず、
最大限、ラグジュアリーが期待できるプランを練る...
- ここでいうラグジュアリーとは...
- スタイルがあって、安全で、ラクで、
- かつリーズナブル(チープにあらず) 本文より
という、ノウハウを惜しみなく伝えてくれ、、
Plus...旅心をそそられる旅エッセイとしても秀逸。
いやぁ~~~~ヨカッタです!!
旅ゴコロも十分にそそられましたが、
何と云っても、年を重ねていくことが愉しみに変わるような...
本当に、素敵な本に出合えたので、ご紹介させていただきます♪
実は私、去年から、ガクッと体力&気力の衰えを感じてしまっていて、
人生をどう穏やかに仕舞うか...なんて、
ぼんやりですが考えてしまうくらいだったのです。。(^_^;)
けれど、この本を読んで、目からウロコが落ちました!
人生には、知らないことや観ていないことが沢山あって、
幾つになっても、まだまだ出合うべきチャンスは、残されているんだ...と。
著者はライターさんであり、素敵な大人女性。
( 表紙の写真からお見受けするに...^^ )
そんな方が30代半ばから20年間、
ヨーロッパ一人旅を30回以上をしている...
そう聞くと、どんなツワモノなのだろうと感じますが、
本を読み進めていくと、
決してパワフル全開な方でないことが分かります。
どちらかと云ったら、良い意味で普通の感覚の持ち主の方。
そして、文章から垣間見えるモノゴトを捉える視点が、
とっても優しくて、そのお人柄に好感が持てるのです。。
同じところを旅していても、
フィルターが違うと、全く違う景となって見えてくるから。。
あゝいいなぁと感じられるココロのフィルターが似ているって、
大切なことですよね(*^-^*)
著書のなかでも、2冊目、、
パリでのエピソードが、とても心に残ります。
ひとりで緊張して乗り込んだパリオペラ座での、
60代前半の日本人女性との出会い。
その方は、元々旅好きな方だったようですが、
ご両親の介護をしている今も、一年に一回だけ、
スケジュールをやりくりしてヨーロッパに旅行にくるのを楽しみにしていると。。
大人になると、仕事、家事、子育て、介護...
人生の場面場面での役割で、思うように動けないこともありますよね。
それでも、旅立ちたい気持ち...旅立たざるをえない熱い思い...と共に、
この本を書くきっかけになったエピソードとして、紹介されています。
分るなぁ~と、共感を覚えました。
そして、この本を書いてくださって、ありがとう(*^-^*)って、
心から思いました!!
個人旅行のノウハウとしても、とても役立ちます。
チケットの取り方。
ホテルの選び方。
旅につきもののトラブルへの対処法・回避法。
心地よく旅するためのちょっとした工夫。
現地の人とのコミュニケーションの取り方。
等々...
旅慣れてこないと、思いつかない工夫を、惜しみなく丁寧に紹介。
何より、頑張りすぎなくても、次回がある...
という大人の余裕みたいなものを持てると、
シャカリキに頑張る必要が無くなり、
旅自体をマイペースに楽しめるものなのだなぁと、理解出来ました。
ちょうど、最近、次の旅計画を立てていたのですが、
今度いつ旅立てるか分からない...と、変な強迫観念があって、(^_^;)
欲張り過ぎ、、頑張りすぎ、、に陥りそうだった私。
この本を読むことで、肩ひじ張らずに楽しみましょう♪と、
気付かせてもらった感じがします。
いいひブログの旅記事から、
メールやお問い合わせをいただくことも多いですが、
思い切った行動を起こせないとためらう方もいらっしゃるようです。
そんな方へ...
大人女性が安全に自由に旅するコツを、
伝授してくれるこの本は、とってもお勧め。
スピカさん、この本を教えてくれて、ありがとう(*^-^*)
読んでくださった皆さまにとって
素敵な 'いいひ' が訪れますよう...
家での日々の暮らしが心地よく、、
住む人の幸せに繋がりますように。。
心を込めて ♪ (出美)