日本橋高島屋で開催中の
『 北欧のあかり展 』に行ってきました!
冬が長く極夜
(ほぼ太陽が昇らない期間)まである北欧では、
その暗さを受け容れて
インテリアを心地よく設える術に長けているそう。
とりわけシンプルで美しい
北欧デザインの照明器具は
日本の家との親和性も高いので
お好きな方も多いですよね(*^-^*)
カタログや写真で良いなぁと憧れていても、
実物を観てイメージが変わることもある。。
北欧のあかり展では
北欧家具と照明器具が一堂に会していて
その良さを実感できます♡
やっぱり「百聞は一見に如かず」♪
期待を裏切る充実した展示内容に大満足!!
うまく伝えられるか不安ですがまとめてみまーす!
最初に迎えてくれるのは
ろうそくのあかりで読書をする女性の絵画と...
( デンマークの画家、ピーダ・イルステズ )
リサ・ラーソン作の燭台
グスタフスベリに配された
LEDの蠟燭ランプの灯り。
ろうそくの灯りで暮らしていた頃を
演出したのかなと思います。
個人的にとても好きな空間♡
多分...この展示は、
今でもその頃の灯りとの付き合い方..を大切にしている
北欧の暮らしを教えてくれたのかな(*^-^*)
↓ 北欧の住まいでの灯りの特徴を紹介するコーナー。
1 ~ 8 までありました!
実例の写真も美しく...
スッと意図が伝わってきます♡
テラテラと明るい空間よりも、
適度な暗さに包まれる心地よさを提言。
後から図録を読むと...
「 夜は昼にならない 」
ポール・へニングセンが残した言葉から、
- 北欧の人々は、自然のサイクルに抗わず、暗さを母体として、その中で豊かに暮らせるように工夫してきたのです。
- 適度な暗い空間に身を置くと、心穏やかになり、落ち着きや安心感をもたらしてくれます。
と記されていて、
なるほど...と納得できる構成。
北欧の家での暮らしの様子を写した動画もあって
説得力がありました!
ちなみに、パネルを照らしているのは、
アルネ・ヤコブセンのAJウォールライト。
デザイナー毎の作品展示に進みます。
↓ ポール・へニングセン
作品の特徴やつくられた背景についても
詳しく展示パネルで説明されていました。
↓ インテリア展示。
消灯~点灯する様子を体験できるコーナー。
( 展示の脇には使用照明器具と家具のリスト )
テーブルライトやスタンドライトが
どんな効果を与えてくれるのかが展示から伝わります!
実物展示でときめいたものたち♡
首をかしげて咲く花のような美しさ♡
春の到来を告げるスノードロップ♡
自然にある造形から
デザインの発想を得たのでしょうね。
↓ アーティチョークという名の照明もありました!
↓ コーア・クリント
一緒に行った友人スピカさんが
かねてより欲しい照明のデザイナーさん。
作業工程の動画もありました!
写真でみるのとは違います~。
ひとつひとつ職人さんが
手仕事で折り上げている様子が美しくって...
その仕事ぶりに感嘆♡
手掛けた職人さんのサインが入るのも
素敵なことだなぁと感じました(*^-^*)
↓ インテリア展示2。
こちらも消灯~点灯までを体感出来ます♪
白木と紙。
日本の家に親和性ばっちり。
北欧の照明デザインは
日本の提灯にも影響を受けていたようです。
↓ アルヴァ・アアルト
↓ ゴールデンベルが使われているサヴォイレストラン。
↓ アルテック社の家具や照明をつかったインテリア展示
↓ アルネ・ヤコブセン
ヤコブセンの照明は使ったことあって、
施主さんの暮らしでの使い心地も知っているのですが、
改めて色々な作品に触れることが出来て良かった!
↓ AJオックスフォードとAJテーブルライト
↓ 実物展示に座って体感できるコーナーもありました。
名作照明と北欧家具のコーディネート。
↓ ヤコブセンのアリンコチェア。
↓ 同じくヤコブセン、スワンチェア。
ワタシ、初めて座ってみました!
とっても座り心地よく...まったり。(笑)
↓ アアルト。
↓ エニグマ。
日光の家のリビング照明だ!♡
↓ リサ・ヨハンソン=バッペ
ベル、バルボ、シブリ。
初めて実物観ましたが
個人的に好きなので記録。(*^-^*)
↓ ルイーズ・キャンベル
前にリノベした府中の家に使いました♪
北欧照明が大好きな施主さんでした(*^-^*)
昭和な家がベースのリノベでしたが...
その空間と照明が施主さんに
とっても似合っていたことを思い出しました。
お元気かなぁ...(*^-^*)
↓ セッポ・コホ
これも素敵でした♡
↓ 名作な照明たちが一堂に会して...
見覚えのある照明達もいくつか有り。
↓ インテリア展示。日本の家vr。
紙と木とつくられた日本の家でも
違和感全く感じないことを証明する展示ですね♪
あと...
照明や家具の実物展示と共に、
実際に北欧で使われている写真展示も有り。
それもとっても良かったです!!!
↓ いつか訪ねてみたいアアルト自邸♡
↓ グッド・シェパード教会のペンダントランプ。
ヘルシンキ郊外の森に佇む教会らしく...
この上なく美しいと。。。(≧▽≦)
北欧建築をめぐる旅はいつかしてみたかった。
その夢が再燃してしまいそう。。
今回の展示会、
最初にも書きましたが...
期待以上に良かったです!!!
3月24日まで開催しているようですので、
興味のある方はぜひぜひ(^_-)
行けなくても興味のある方には...
↓ この図録がお薦め♡
『 ヒュッゲな暮らしをデザインする 北欧のあかり 』
小泉隆 著
amazonでも販売されていました!
展示内容を網羅...
且つ北欧インテリアの勉強にもなる♪
私も見直して鑑賞してきたことを復習中。
それにしても本当に行って良かった(≧▽≦)
スピカさん、誘ってくれてありがとう~♡
動画はInstagramにUPしています。
興味があればご覧くださいm(__)m
読んでくださった皆さまにとって
笑顔が生まれる
いいひになりますように♡
家での日々の暮らしが心地よいことが
住む人の幸せに繋がります!!
心を込めて ♪ (出美)
↓ ↓ にほんブログ村に参加しております
↓ ↓ 皆さまのあたたかいクリックに日々感謝♡
にほんブログ村
≪ 過去ブログもよかったらどうぞ♪ ≫
私自身は裸電球の素朴な温かみも好き♡なんていうとポールへニングセンに怒られてしまいそうですが...(^-^;照明づかいも施主さんそれぞれに好みがありますね。その家々に寄り添って設計するように心がけています!
↓ 日光の家の施主さんはかつてルイスポールセンのカタログデザインを手掛けた方。
「 エニグマ・ルイスポールセンのある暮らし_タイムレスな美しさ、佳きものを長くつかうこと。」
↓ 飯能の家施主さんは日光の家を見学され '色づかい' にインスパイアされたそうです♪
「 ふたりと二匹、猫のいる暮らし_飯能の家を訪ねて♪ 」
↓ シンプルな照明でも施主さんが選び抜いて♪足りないものは足せばよい考え素敵でした(*^-^*)
「 家づくりのおわり暮らしのはじまりに添えて_竣工PHOTO_小平の家 」
↓ シンプルなソケット照明でも...電球の選び方で素敵に♪この家も大好きな家です(*^-^*)
「 祝竣工!ふたりの小さな家_とびっきりの笑顔に出合えた日♪ 」
↓ フタガミのペンダントライト♡施主さん選ぶものが全部ツボでした(*^-^*)
「 キッチン横並びダイニングのあるLDK♪暮らしPHOTO@大宮の家 」
↓ 懐かしい府中の家。ルイーズ・キャンベルはじめルイスポールセンの灯りをたくさんつかいました(*^-^*)
「 完成PHOTO&とびきりの笑顔♪@府中の家 」